人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

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【独】 巡査部長 鬼走

何か書いてから寝ます
(-55) 2021/08/10(Tue) 2:16:08
卯波は、モモちゃんはえらいねえと褒めた。
(a40) 2021/08/10(Tue) 2:17:43

百千鳥は、褒められたので得意げな顔でスイカを齧っている。シャクシャク
(a41) 2021/08/10(Tue) 2:20:37

【人】 夕凪

>>103 卯波

「用意周到ね……どれどれ。
 わあ……・! きれい、それに、被写体が素敵。
 これは、さっき撮ったのね。
 あ、この角度で見える木は知ってるわ。
 昔木登りして落ちたところを青嵐に笑われたのよ、女の子に失礼だと思わない?」

 やんちゃをしていたのはどこの女子も変わらないようで。
 特に彼女は双子の弟と一緒にどの年代の子供達とも縁を持っていたのがわかる。

「そうよね。みんな……卯波くんは今日会えたらいいなとか思っていた子はいるの? 仲良かった子とか気になるなあ」
(113) 2021/08/10(Tue) 2:21:28
夕凪は、清和からもらったスイカを嬉しそうに見て笑った。モモチくんもありがとう、一緒に食べようね
(a42) 2021/08/10(Tue) 2:23:05

【人】 巡査部長 鬼走

目覚めた時間から長く経ってもこの空気感と感傷が掻き消えない事に晴朗な感覚が身に染みる。

一つ覚えた引っかかりは朝早い時間に訪れたにもかかわらず慈姑が見当たらなかった事だが、初日ならば周りの家に多少聞いても違和感のない返答によりそれ以上の何かは覚えなかった。

「騒がしいな。俺が高校の時とそう変わらんのも相当だ」

騒がしさが響く集まりに、緊張の様子もなく遅れて顔を出した。
(114) 2021/08/10(Tue) 2:25:36
鬼走は、洒落た土産はどうせあいつらが持って来てるだろうからいいだろうと思った。
(a43) 2021/08/10(Tue) 2:26:26

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>112 夕凪

「うん、みんなでいっぱい遊びに行こ!
 昔みたいに、一緒にいろんなとこ行こうね!」

 姉もあっという間だったと言ってたな、なんて思い返しながら
 これから田舎で過ごす楽しい日々に想いを馳せた。
 皆で遊んだあの場所は、今も懐かしいままだといいな。

「えーっとね、薫兄のところに泊まるんだ!
 夕凪姉は知ってたっけ?慈姑さんちのすぐ近くのとこ!」

 それから宿泊先を訪ねられて、素直にそう答えた。
 つい先程までど忘れしていた気がするけど気のせいだ。
(115) 2021/08/10(Tue) 2:31:03
清和は、百千鳥に小さく謝って。「少し出しゃばりすぎたかな」と、苦笑いした。
(a44) 2021/08/10(Tue) 2:32:58

【人】 清和

>>104 宵闇

「"そうはいくかよ。お前も道連れに決まってる"」

なんてな。と、あの頃の再演をしながら楽しそうに笑う。
こんな風に気安い仲になる前は、ささいな諍いを起こしていたものだ。

「俺は俺だよ。あの頃も、今もな。
 ふふ、全然変わらないように見えるんだな、お前には」

「へえ……なったんだな、本当に。
 流石だな、カケル。おめでとう」

ギターを鳴らす音、その余韻が消えるまでのわずかな時間。
少しだけ宵闇の姿が10年前のものと重なったように思えた。

わかりやすく驚いているようには見えない。
あなたが順調な人生を送れていることがとても嬉しいようだった。
ぱちぱち、と小さく拍手を送りながら祝賀会でも開こうか?
なんて、提案をしてみる。もう、酒が飲めない歳でもない。

「俺か? ……正義の味方」

はぐらかすような答え。
これも清和の変わらないと言えば、変わらないところで。
嘘か本当かはわからないようなことを言うのも相変わらずだが。
"イタい"と言われそうなことをサラっと言えるのも相変わらずだ。
(116) 2021/08/10(Tue) 2:33:50
百千鳥は、清和の謝罪に「今回だけだかんね」と冗談めかして笑った。
(a45) 2021/08/10(Tue) 2:38:32

【人】 夕凪

>>114 鬼走

 新しい足音が訪れ長い影がさす。
 声は何度も聞いた硬くて丁寧な音をしていて、
 胸が高鳴るのを感じた。

「おにいちゃんっ、ようやく会えました。
 何年ぶりでしょうか」

 鬼走の再会に喜び笑うのは。
 何度もあなたの帰りを待った。 
 少女の面影を残したままの双子の片割れだ。

「あ……。
 あはは……もういい歳ですから鬼走さんでしょうか。
 こうして顔を合わせるのは久しぶりで、ずいぶんとはしゃいでしまいました」
(117) 2021/08/10(Tue) 2:55:06

【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

 ──皆が思い思いに談笑を終え、帰路に就いた後。

 傾いた陽射しを背負って、向かう先は雑木林の中の寂れた神社。

「本当に大事なものは、ずっとずっとここにあるのにね」

 とん、とん、とん

 軽やかに石畳を踏んで、

「みんなで遊んでいようよ、いつまでも。そのために」

 くるりとターンをして、両腕を広げて

 縁起掛かった調子で高らかに謳う。

「──今度こそ、ここがアタシ達の国になるの!」

 二人の秘密基地だったこの寂れた社の前で

 一人ぼっちの王様は、それでも堂々と佇んでいた。
(*0) 2021/08/10(Tue) 2:58:31

【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

 
「──そうだ」

「慈姑さんも、お葬式なんて悲しい事を言わないで」

「ずうっとここに居てほしいなあ」

「だって、アタシ達が大切なのはこの村じゃない」

みんなが居る村
が好きなんだ」
 
(*1) 2021/08/10(Tue) 2:59:43

【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

/*
遅ればせながら黙狼殿〜〜〜〜!!!!!!!
妾〜〜〜〜!!!!!皇狼妾〜〜〜〜!!!!!!!!
見ておるかの〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

二日目以降の襲撃先は自由に選んでいいからの〜〜〜〜!!!!!!
襲撃先への襲撃予告だけ是非よろしく頼むのじゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!
(*2) 2021/08/10(Tue) 3:01:48

【人】 四角形の記憶 卯波

>>113 夕凪

「ふふ、俺にはこれしかありませんから。
 来る途中に撮ったものがほとんどですけどね?

 ああ、この木。俺もどうにか登れないか頑張ってた頃があったなあ……時任兄さん姉さんはするする登ってたし。
 瞬兄は悪く言えばデリカシーが無くて……良く言えば裏表がないから、仕方ないですよ」

俺は転ぶどころかある程度の高さすら行けなかったなあ、今ならもしかしたら、などと独りごちて。

「会えたらいいな、って子かあ。
 それこそ瞬兄や晶兄に涼兄……

 一個上のお兄ちゃん達は面倒見てくれたし、
 やっぱりまた会いたいかも、です。
 気づけば年上のひとたちとばっかり関わってたなあ……」
(118) 2021/08/10(Tue) 3:04:56

【秘】 添木 → 巡査部長 鬼走

/*
あー……。
添木、同性愛者なんですよね。
(悩んではいますが)
ので、隠したいとはいいつつも、本当に念押した上で「家族になったら多分普通の家族じゃなくて恋愛対象としてみることになるよ」と伝えることになると思います。

大丈夫でしょうかね……? はい!もちろんです<理由について
(-56) 2021/08/10(Tue) 3:22:31

【人】 夕凪

>>115 百千鳥

「涼風くんのところなんだ!
 お家は知っているよ、私も昔よくお邪魔したの。
 見かけたら声かけたいな……、絵を描くの上手になったぞ〜って見せたくてね」

小さな頃からお絵描きが好きだった夕凪はいろんな人に絵を描いては褒められるのを喜んでいた。
あなたも被写体になったことはあるだろう。
夕凪は風景、夜凪は人物画が得意だったそうだ。

「やりたいこといっぱい、モモチくんも落ち着いたら描かせてくれるかな?」
(119) 2021/08/10(Tue) 3:25:30

【人】 巡査部長 鬼走

>>117 夕凪

「10年振りくらいか。気の利いた土産は今回は持って来てないぞ」

16年前は彼女と双子の弟は8歳だったか。差がそれ程あれば以降年に一度しか返ってこない愛想のない男を律儀に毎年待っていてくれた彼らの事は当然覚えている。リクエストを受けた土産が一年後になるので覚えられていなかった事すら今ではいい思い出だ。

「お前が平気なら気にしない。好きに呼べ。
元気な顔を見せに来ただけで充分だ。夜凪も元気か」
(120) 2021/08/10(Tue) 3:37:00

【秘】 巡査部長 鬼走 → 添木

/*
成程、それを伝えられるタイミングが添木くんが高校の時か、再開時かでまた少し変わるとは思うんですが、珍しく少し考えてから「恋愛対象として見る可能性を考慮していたら、お前はいつまで経っても家族が出来ない事になる訳か」と尋ね返して来ますね。

「俺は同性にそう言う感情を、お前達全員に抱いた事がない」
「 が、」
「お前がそこまで理解してるなら、俺相手にしたいかしたくないかの方が重要だろう。半分お前の中で答えが出ていないか、それは。それとも未来の可能性の仮定の話か?」

と返答するでしょうか。理由については把握しました。ありがとうございます。
(-57) 2021/08/10(Tue) 3:54:26

【人】 夕凪

>>118 卯波

「ふふふ、あのときは一回り私たちの方が背が高かったから。
 もう、身長超されちゃったんだ。
 ……夜凪とも同じじゃなくなっちゃったの、少しさみしい」

 一緒に遊んでいた年代が近かった彼ら。
 少し離れた双子も加わって大人数だったり、たまに誰がかけていても気にせず遊んだり。
 きらきらしていて、懐かしい日々は同じように持っていた。

「私と似てる、弟がいっぱい遊んでもらっていたから。
 女の子はおまけだったかなって不安で、覚えてるか…って。
 でも卯波くんと話して元気もらっちゃった。
 もっと写真増えたら、また見せて欲しいな」
(121) 2021/08/10(Tue) 4:12:40

【人】 夕凪

>>120 鬼走

「同じですよ、私だって。
 ――こうして顔が見れたのが一番のお土産になります。
 あっ、ええっと…、はい…・。 お言葉に甘えますね……。
 お、お兄ちゃんが元気そうでよかった。
 私たちも身長の差はあるんですが、似たもの姉弟のままです。
 それで、夜凪は」

 また、とまる。わずかに近所では目立っていた双子。
 片割れがいないことを気にしすぎては皆に気を遣わせてしまう。
 努めて、笑みを携えたまま返すのは大人扱いをされるようになってから慣れてきた。

「夜凪は、大学の課題が忙しくて私だけきたんです。
 元気、ですよ。これなかったのをさみしく思ってるに違いありません。
 一人でも羽を伸ばして……過ごすつもりですから、お兄ちゃんもゆっくり過ごしてください」 
(122) 2021/08/10(Tue) 4:22:20

【独】 夕凪

「私、本当にみんなに会いたくて、仕方なかったみたい。
 どうしよう、浮かれて舞い上がってちょっとおかしくなっているのね」

夜凪は、課題が忙しいから……。
仕方なかったのよね、確かそうだった。
お母さんとお父さんも一緒じゃないのは……仕事が忙しかったから。

「かおくん、あきくん、しゅんくん……もう、あの時みたいに呼ぶ歳じゃないよね」

「大人になったんだから、ちょっとは気をつけないと」

「お兄ちゃん、は……良いのかな。鬼走さんなんて改めて呼ぶの恥ずかしいな。
 青嵐ってさっき呼び捨てしちゃった、咄嗟だったからかな。青嵐くん、編笠くん、涼風くん……夜凪青嵐くんのことすごく好きだったな。私も…えへへ。
 添木くんは、憧れだったな…ちょっと私に構ってくれないのは意地悪だけど。
 宵闇さん格好良かったな……なんか雰囲気あって。
 清和さんはちょっと話したくなっちゃった、私ったらミーハーなのかも……格好いいんだもの。
 モモチくんあんなに男前になるなんてなぁ、身長ももうすぐおい越されちゃうよ。
 卯波くん、本当に私達の兄弟みたいな色で落ち着くんだよなぁ、…なんか勝手に悪いかな?ふは。
 御山洗さんは体格好良かったな…筋肉触らせてもらえないかな…?
 縁さんは相変わらずで……話す余裕あるかな、茜ちゃんもだいぶ変わってて私のこと覚えてるかのほうが不安になっちゃった。

 それにしても―――髪置くんは相変わらずだったね」
(-58) 2021/08/10(Tue) 4:48:20

【人】 巡査部長 鬼走

>>122 夕凪
「なら同じか。お前が笑顔が見れたのが一番の土産だ。
職場では叫ぶ事が多い。その点此処は楽でいい」

僅かに止まるのを見やる。職業上見逃さないのもあるが、散々見てきた双子だ。彼女が姉として振る舞いを頑張る姿を好ましくも思い、心配にも感じた当時を思い出す。

「夕凪」

掌で拳を作り彼女の頭に撫でるわけでなく、ただ軽く置く。問い詰める様子でもなく一つの助言めいた伝え方をする。何もなければいい。それで終わる。ただ実際の身長より背伸びが見えたので淡々と述べる。

「此処でまで作らなくていい。何かあれば言え」
(123) 2021/08/10(Tue) 5:13:49

【人】 巡査部長 鬼走

>>@0 夜長
「和臣」

独りでいたいとも、関わりたくないと言う訳でもない絶妙な距離感。10年振りの面子と違い別段久しぶりというほど間も空いていないその後ろ姿が誰か。思考せずともわかる。何処か心細げとまでは言わずとも、迷子のように見える男を励ますように軽く背を叩いたつもりだが、思ったよりも力強くなったかもしれない。

「一人か。雪子に置いていかれでもしたか。旦那をそこの年齢をやや越えすぎてる虫捕り少年と同じように昆虫採集に勤しむとは……いや、絶対に無いと言い切れないのが怖いな」

思い出す度に色々と昔、彼の嫁もとい村の妹分が力強い性格だったことを思い出して、冗談が冗談にならないとやめた。
(124) 2021/08/10(Tue) 7:36:23

【人】 おかえり 御山洗

>>114 鬼走

放射状に切られたスイカを皿の上にころころと並べてその横には大祓の店のラムネが鎮座する。
真夏の風流の絵図めいた一角を作っていた男は、懐かしい声にぱっと顔を上げた。

「雅也さん、来てたんですか。
 もう俺たち年長の頃の人は、難しいと思ってたんですけど」

簀垂れがかった前髪の下で、なんだかむずがゆそうな笑みを浮かべた。
自分たちより歳上なのは鬼柱や夜長くらい、後は村に居着いてる人が多かった。
或いは他所に家庭を持って、なかなか盆でも帰るのが難しい人ばかりだ。

「来てくれて、よかったです。雅也さんもスイカどうですか」
(125) 2021/08/10(Tue) 8:08:29
御山洗は、クーラーボックスからラムネを出して並べた。
(a46) 2021/08/10(Tue) 8:08:50

【人】 巡査部長 鬼走

>>125 御山洗
「昔から一番顔を出していたのは誰だと思ってる。
まあ実際は逆でな。上の偉い方が優先で休みを取るから昔の方が今よりも難しかった。最も今年はここまで揃うとは思っていなかったがな。……」

何とは言わない。一瞬、添木と清和を目で追うも、まあいいとばかりにすぐに視線を御山洗に戻した。今にして思えば、毎回お盆に帰省ではなくずれた日程が多く、必ず毎年ではなく数年に一度だった事もあった事を覚えているかもしれない。

「こっちの台詞と言っておこうか。
俺はこの数相手に料理を捌く気力はもう無い年なもんでな。
ああ、貰う。ところでラムネは今の奴らは開けられるのかこれ」

10代勢に視線を移す。職場ですら開けられないと言ってる人間に会った事があるので様子を見つめている。
(126) 2021/08/10(Tue) 8:51:51
鬼走は、塩がないな。とぼやいた。
(a47) 2021/08/10(Tue) 8:52:58

【秘】 天狼の子 夜長 → 巡査部長 鬼走

/*
(*'∇')<雅也さん!
( '-')<雅也さん
( '-')<雅也さん
(既読スタンプの名前呼び)
 
(-59) 2021/08/10(Tue) 10:14:28

【見】 天狼の子 夜長

>>110 夕凪

「いや、少し不思議な気分だなと。…ああ、お願いします」

 片割れがいないことを指してだろうか。それにしては夕凪だけに視線が集中していたが。

「喧嘩なんて。するようなこともないと思う。
 ……知らなかったら、知らないことにはなってしまうが」

 先の拗ねた様子も、この不安げな様子も、普段の彼は滅多にしないものだった。雪子の行方が知れていないことが原因だろうか?
(@4) 2021/08/10(Tue) 10:33:03

【見】 天狼の子 夜長

>>124 鬼走

思いの外びっくりしたらしい。肩が跳ねた。

「雅也さん」

 迷子のよう、という印象はあながち間違いではなかった。普段の彼からすれば、ずっと不安げにあなたの名前が呼ばれる。

 一人か。置いていかれたか。こくり、こくり、ゆっくり続けて頷いて。それからもうひとつ頷いた。何事もなければ、本当に虫捕りをしているかもしれない。

 実際、今この場に雪子が居たら、一通りの挨拶の後に全員を巻き込んで虫取り大会が行われていてもおかしくない。雪子は都会への憧れが強かったが、ここでのこともめいっぱいたのしむような女の子だった。


「もしかしたら、結構そういうところにいるのかもしれない。
 そういう、ここだけの場所。
 ……晴くん達を置いて、一人で帰ってくるくらいだから」
(@5) 2021/08/10(Tue) 11:01:08

【独】 天狼の子 夜長

/*
ところで聞いてください。
ねぇモモチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


赤窓〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜皇狼〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜頂点最年少〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-60) 2021/08/10(Tue) 11:03:35

【人】 おかえり 御山洗

>>1:126 鬼走

「すみません、そうですね。俺がまばらにしか来てなかっただけかな……。
 なんだか妙に久しぶりというか、懐かしい感じがするんです」

心境に変化があったり一念発起というわけでもないけれど、やけに胸の暖かくなるものがある。
同じように随分変わった(と周りから聞いた)添木と、変わらない清和。
記憶の限りよりもずいぶん大きくなった子どもたちと比べると、目の前の彼も変わらない方だ。

「あ、そうか……年少の子どもたちでも、――……むかし……じゃなくて。
 駄菓子屋で自由にお小遣いが使えるより前に離れた子も多いですもんね」

それもそうだと返しかけたところで、何かがちくりと頭の内側を指したような感触があった。
おかしなことは何も言ってはいないはずなのに。
(127) 2021/08/10(Tue) 11:12:35
夜長は、並べられたラムネ瓶たちに視線をやった。お菓子売り場にあるラムネ菓子の容器の大きいやつだ……。
(t7) 2021/08/10(Tue) 11:16:24

【置】 学生 涼風

拝啓

 蝉しぐれの降り注ぐ夏の盛りとなりました。年々夏の暑さに磨きがかかっているように感じますが、そちらではお障りなくお過ごしでしょうか。
 さて、唐突ではありますが、この度私は貴方へとこうして筆を執ることにしました。
 このような堅苦しい雰囲気の文面になってしまう事、どうかご容赦いただきたく。紙を挟んで貴方と向き合い、胸の内に秘めるこの気持ちを綴るとどうしてもこのような形となってしまうのです。

(中略)

 略儀ながら、書中をもちましてお見舞い申し上げます。

敬具 

  20××年 8月××日
涼風薫 
(L0) 2021/08/10(Tue) 11:19:50
公開: 2021/08/10(Tue) 12:00:00

【置】 おかえり 御山洗

後ろめたさに嘘をついた。隠さなければならない理由なんてないのに。
本当は、帰ってくるのは十年ぶりだ。
元より土地に縁あった父が居なくなってからは、ここに帰るのを忌避していた。
母が心を痛めるかも知れないから。要らぬ心配をかけるかもしれないから。
思い出もない母の実家に帰っては、居心地の悪い思いをしていた。
誰が悪いというわけでもないのに。迎え入れようという空気は感じていたのに。
どうしても望遠するような距離感を感じて、いつも愛想笑いをしていた。
本当は、帰って来たかったのはこの場所なのに。
(L1) 2021/08/10(Tue) 11:43:30
公開: 2021/08/10(Tue) 12:00:00

【人】 四角形の記憶 卯波

「せっかく田舎に帰って来たんだし、
 近くの川に涼みに行きたいなあ。

 一応水着は持ってきたけど……川遊びするくらいなら必要ないっか。景色も撮らないといけないしね」

愛用のカメラは防水仕様でばっちり。
記憶を頼りに、川のあるであろう方角へ歩いていく。
(128) 2021/08/10(Tue) 11:44:34

【人】 インスピレーション 竹村茜

>>57 うな
「ちなみに染めてたらどんな色だったのさ、金?
 あたしは卯波の髪色好きだけどな」

地毛でそれって羨まし〜、と明るめの髪色を見て。
真っ黒だった自分と比べるとブリーチも必要なかったりするのかな、と思った。

「2年経ったらほとんど大人みたいなものだろうし、流行りも変わるからまた髪色とかファッションとかも変わると思うよ〜?
 今のこのあたしが貴重になっちゃうかも」

いっぱい撮りな〜、と写真自体には凄く乗り気でいる。ピース。

「しっかし卯波は昔から写真好きだね、もう10年以上やってるでしょ?ベテランじゃん」
(129) 2021/08/10(Tue) 11:45:18