![]() | 【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「……好ましく、ね。わざわざ、知りたく無かった。 …詳細は語らない、語る理由も無い」 瞳は、こちらの全てを暴くように見つめてくるから。 あと嫌いなのは嫌いだから嫌いなんだよ。 深い理由なんて要らない、感情がそう告げている。 「…それならあの目隠れ看守……シトゥラのせい。 それからそれを推したテンガン自身も悪い。 ボクが先に死ぬなんて言っといてこのザマ」 真の意味で死んでいればここには来ていない。 自分で死んだところで投票権利や能力施行権利は残っている。 「……………ボクは、今ここで深く傷つけたい訳じゃない。 君の肌に痕を残すって事自体が嫌だからここでいい」 布が全てを邪魔する訳でもない。 ならそれでいい。今までも肌は狙わなかった。 それだけ告げてスタンガンのトリガーを引く。 もしも君が止める瞬間があればそれは叶わないだろうが。 叶った場合にはその様子を横目にカンテラに手を伸ばす。 表情に変化は無い。八つ当たりなどと言いながらもこの程度だ。 (-175) 2022/02/26(Sat) 7:19:30 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア駄々っ子のような言い分はやはり好ましくて。 何せそれはついぞコレが持ち得ぬ嫌悪だから。 「そう。そこまで嫌ってくれてると、逆に愛情表現みたいだよね?」 ついつい寿ぎついでに君を煽ってしまう。 薄いシャツの肩口を示して。何度も繰り返している筈の君には無用であろう助言を。 「ちゃんと痛がるから、安心して? 動けなくなるまで、離してはいけないよ。」 そして。トリガーが引かれたその瞬間だ。 「――――――――ッ!」 人の神経に作用する痛みを受けた叫びを、何と言い表そうか。 兎に角これは、正しく悲鳴を上げただろう。 しなやかな身体が跳ね、支えを失い背から崩れ落ちる。幸いそこはベッドの上だ。 ただ、無数の刃を突き立てられるような痛苦の中でも、コレは意識を失わず。 血色の瞳だけが焦点の向こうで君を見たままだろう。 ぐったりと横たわった身体は暫く自由になるまい。 今なら何だってきっと仕出かせる。 カンテラは君のすぐ傍で、心地好い灯りを点しているだろう。 (-176) 2022/02/26(Sat) 8:35:25 |
![]() | 【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ表情が変化する。君は何を言っているのかと。 「愛、情………? 意味が、分からない」 あの看守が言っていたか。 好きの反対は嫌いでは無く無関心なのだと。 君に押し当てた時間は5秒程度。それで十分だ。 体が跳ねる様子も崩れ落ちる様子も見ていた。 そこに表情の変化は無い。昨日までは暇潰しとしていたのに。 驚く程楽しくない。八つ当たりだものな。 次は先の通りカンテラに手を伸ばしそれを手にする。 灯りは消さない。消してしまえば唯一の光を失うから。 鈴が揺れ、小さく澄んだ音を鳴らす。 …嫌いな音だ。 「………ボクは、君の名前すら知らない。 君を知ろうとしない。それでも嫌いだ」 少し考えるように間を置く。 「でもテンガンが言ってた、嫌いなやつでも名前は覚えろって。 そんな状態でも言えるなら聞きたいところだね」 (-177) 2022/02/26(Sat) 9:13:38 |
![]() | 【秘】 規律指揮 スピカ → 憐憫聖贖 ナフ「難しい……ナフ様にも難しかったのですね。」 これは難しい問題だったか、とまずは認識した。真剣な表情だ。 「ええと、少しわかります。私と似ている罪の名前がいくつかあります。罪人は悪い人、ではないのですか?」 それは自分が悪い人であるということも意味するが、それでもそう考えを伝えてみる。 「別、なのですか。重くて大きい……。」 そして質問の答えが来たことも理解する。例えには黙ってしまったが、あなたの話の続きを待っている。 (-179) 2022/02/26(Sat) 10:22:09 |
![]() | 【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「前まではよかった。お前も楽しくて俺も楽しいならそれでいいと思っていたから。でも今は嫌だしお前のことそう扱ってた俺のことだって大嫌い。俺のものにならないでいてくれたことには感謝するよ、俺が欲しかったのはモノじゃなかったから! そばにいてくれる人に会いたかった、一緒に色んなことを楽しめる人と過ごしたかった!モノは初めから求めてなんてなかった!」 ボールは友達なんて宣うような人間ではない。どれだけ自分の所有物を増やしたって満たされないのも道理だった。 そもそも欲しかったのはモノじゃないんだから。 「なんでお前、自分はそういう生き物だって諦めるの?自分のことすら置き去りにするの?仕方なくない!仕方ないなんてこと絶対ない!お前自身であっても俺の友人をモノ扱いするな、嫌だ、いやだ!!」 ナフ・ロディア・アルニオンは必要ないかもしれない。 それでも、ナフ・ロディア・アルニオンにいてほしいんだと、自分勝手に叫ぶ。 「おいていかないで」 ぽつり。ぽたり。シーツにじわりと滲んだ。 (-181) 2022/02/26(Sat) 13:42:18 |
![]() | 【置】 憐憫聖贖 ナフ渇いた砂の大地に水を滴らせる。やがて緑は芽吹くであろうか。 ――それは一時黒く砂を濡らし…… (L3) 2022/02/26(Sat) 14:27:13 公開: 2022/02/26(Sat) 15:00:00 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード「え…………?」 滴る水。温く透明なそれに、コレは初めて動揺を見せる。 怒りも憎悪も欲も理不尽も向けられることに慣れていた。 だけど、これは知らない。 困ったように手を彷徨わせる。 それが自分のための涙と理解してしまって、でも涙を向けられたことなんてなかったから。 「あ……えっと……バーナード……?」 どうしたらいいのか途方に暮れ、君の名を呼ぶ声は揺れ、透明感を失う。 ナフ・ロディア・アルニオンは確かにここに居て、君に困らされている。 だけど、やはりその水の受け取り方がわからなくて。 ただ、そう、零してしまうのが勿体ない気がして。 ――そっと唇を寄せ、舐め取った。 (-187) 2022/02/26(Sat) 14:49:41 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア電流を受け脱力する身体は、暫し思い通りにならず。 薄い笑みを浮かべられず、血色の瞳ばかりが君を映す。 そこに苦痛を与えた君への感情は無い。 つまらなさそうな表情、カンテラに手を伸ばす様、 ちりんと鳴れば、君は何か浮かべただろうか。 それを見ている。 そのまま立ち去ると思った君が、名前を訊いてくる。 少し考えて。 「 音は出さず、緩く微笑んだ。 喋れないと思ってくれて構わない。褐色看守で充分だ。 君にコレという虚ろの名は必要無いだろう。 (-190) 2022/02/26(Sat) 15:05:58 |
![]() | 【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「………なんで、笑ってるんだ」 分からない。君のことは。 分からない。何ひとつも。 音にはならないその名は、結局……。 「君の味も、嫌いだ……………」 舌がビリビリと痛む。 第六感が告げるのは、何か。 ぼんやりと、カンテラを手に君を見ている。 自分の方が余程"人間"らしい。 君が動けるようになるまで囚人は、ここに居る。 (-191) 2022/02/26(Sat) 15:26:10 |
![]() | 【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ 俺だってこんなの、全然流したことなかったよ。この間やっと浮かんで、やっと流せて、だから全く制御できないんだよ。 ぐす、ぐすと鼻を鳴らす自分がなんとも情けなくみっともないものだろうという自覚はある。が、自覚があったところでこればかりはどうにもならない。 困らせていると思う。面倒だと思われるだろうとも思う。でも止められないのだから仕方ないだろう。 涙を舐め取られるその感触があやされているような錯覚を覚えて、その"存在する"あなたの温度を追いかけて、おいていかれないようにあなたを抱き込んでしまおうと。 「おいていくなよ、お前のことも、俺のことも、皆置いて行かないで……人間じゃん、お前、だって、」 生なき物じゃない。生ある物でもない。 生ある者だから。 上手くまとめることもできず、ぽつ、ぽつと繰り返される言葉があなたに伝わるだろうか。体温を分け合うあなたに少しでも多く、伝わるだろうか。 (-192) 2022/02/26(Sat) 15:26:20 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリアその出力がどれ程にセットされていたかは分からないけど、少なくとも程なくして声は出るようになる。 とっくに出せてたけど。 「いいのかい、今のうちに逃げなくて? それとも、もう少し何かしたくなった?」 横たわったまま君を見上げる姿は、従順な贄の羊に似て。 そう、それがコレの本質であったから。 「それとも、やっぱり襲われたい?」 口ばかり軽薄にまた、君を苛立たせるけど。 (-193) 2022/02/26(Sat) 15:40:52 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード「あ、うん、バーナード……?」 抱き込まれればまた、その温度に戸惑う、 君にだって、他の多くにだって、肌を晒し抱いたことも抱かれたことも幾度もあって、人間の体温なんて慣れ親しんだものだけど。 服越しにじんわり伝わるそれは、身体ではなく別の何かを抱かれているようで。 面倒だとは思っていない。ただ、困り果てている。 君の腕に捕まっている。 もぞと動いて姿勢を変えたがり……大丈夫、逃げたりしないから。 捕まったまま、向き合うようになおして、ぐしゃとしている君を見たいだけ。 慈愛でもなく、熱でも無く、迷子のような血色が君を見上げる。 「バーナード?……オレは君が望むなら、どこかに行ったりしないよ? 君が望むだけきっとここに居る。 ……だけど君が求めてるのはそういうことじゃないように思える。 どうしたらいい?教えて?」 変わらず自身を差し出そうとして、何か違うようだと思い直し、それで……求めてみた。 だって、君に渡されている何かを、どうしたらいいか本当にわからないんだ。 (-195) 2022/02/26(Sat) 15:55:54 |
![]() | 【人】 憐憫聖贖 ナフ>>+94 テンガン 「別にオレ、普通のお喋りもお茶会も好きだよ? 飲み会はノーサンキューだけど。まぁ、こっちの方が 酔える よね。」言いながら、血色の視線は酩酊とは程遠く。金属を複数箇所で操作していく。 前腕に当たった鎖は軽いもの。金属板をへし折る程の勢いは出ないだろう。ただ、受けたならその尾を起点に再びその腕に巻きつこうとする。 「一長一短?虎穴に入らずんば虎子を得ず? まぁ、今更……“もう君を離さないよ”。」 持ち上がる銃口察知すれば、咄嗟に天秤を動かす。 発砲による隙を防御によって逃すか、自身の身体でダメージを受けとめてしまうか。 「ァぐっ……ふふっ!」 それは簡単に傾く。銃口へ向かって距離を詰めれば、散弾は狭い範囲に食い込み風穴を空けるだろう。 腹なら手数を奪われることも無く、 すぐには死なない 。防御に回さなかった鎖でその銃を絡め取り、そのまま君自身のをも拘束しようとする。 ぶち当たる輪もまた大したダメージにはなるまいが、複数箇所への対応は君の判断力を削ぐだろうか。 (195) 2022/02/26(Sat) 16:26:03 |
![]() | 【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「………何もしたくない。 何もしないやつに、何かをするのは………」 ぐっと眉間に皺がよる。 知っている。自分はその感覚を。 どれだけ叫んでも意味が無かったから。 だから、叫ぶことをやめ天井を見ていた。 そばに居た1人が味方でなければ堕ちていただろう。 「……馬鹿じゃ、無いの」 カンテラを握る手は垂らされもう片方の手でその腕を緩く握る。 別にただ見ているだけだ。心配などでなく。 「君のその、 誰もが好む味 が嫌いだ。歪んでいるのに、歪み切っているのに」 (-206) 2022/02/26(Sat) 16:48:51 |
![]() | 【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「……望まれたからとか、望まれてないからとかじゃなくて……対等な人間として、ちゃんと見てよ。 俺、お前と何度もヤったけど、でも、友人だと思ってて。お前にとっては違うの?俺がお前に何を思っても意味ないの?お前に届けたいもの、何も届かないの……?」 ひとりが嫌だから『心身の相性が良い相手』を探し続けていた中で、やはり何もないのだと全てを諦めて投げ出さずに済んでいた理由はいくつかある。 それは睡眠であったり、看守業であったり、他愛もない語らいであったり。 ほんのいっときでも互いの温もりを分け合う時間であったり。 「受け取ってよ。捨てないでよ。初めからなかったみたいに置き去りにしないで」 感謝している。友人としての好意がある。全部ひとまとめにして渡すから、どうかただ対等な人間であるあなたに受け取ってほしい。 (-209) 2022/02/26(Sat) 17:15:16 |
![]() | 【人】 憐憫聖贖 ナフ>>+95 テンガン 君の前腕に巻き付いた方の短い鎖は絡みつきながら関節を極めようと動き、掴んだ君と引き合うだろう。 何かを企む仕草。薄い刃が伸びるのを見たなら、その鎖を君の 支えになるように 固定する。……狙いが狂わないほうが対処はしやすい。「近づくのは近づかれるってことなんだけどね?」 流石に心臓はマズイ。 それ以外なら構わない 。正確な軌道であるならば、左肩で当たりに行き、刃を深く食い込ませる。 咄嗟のコントロールが効くならば、もう少し違う位置に当たるかもしれないが。 ――肉に食い込んだ薄い刃は 抜けにくい だろう?そのまま足を掴んで引き倒しながら、銃を持つ腕を狙っていた鎖を絡め、締め上げ、取り落とさせるか関節ごと潰そうとする。 余った部分も君の脚や胴体に巻き付きたがるだろう。前腕に絡みついた蛇も改めてそちらの手を拘束しようとする。 刃が刺さった状態で斯く縺れ合えば、創傷は抉れたか薄い刃が折れて突き立ったままになるか。 どちらにせよ、左肩と腹で破裂した銃創から 赤 を垂れ流しながら……君を見下ろし、楽し気に嗤う。血色の底、戦闘に燃える熱の底に冷え冷えと凍てつくような光を君は見るだろうか。 「次はもう少し長くお喋りできるように……頑張って?」 (203) 2022/02/26(Sat) 19:36:02 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 規律指揮 スピカ「罪はわかり易い。その人間が所属する場所の規定が基準となるからね。 『博士』と君は、それに反した。故に、罪人としてここにいる。」 その先の足場を固めるための、確定している事実の確認。 「善悪はもっと曖昧なものだ。それは人の精神によって判断される。 “一般的に”善とされるか、悪とされるか、みたいな集合認識はあるけどね。それで。」 君が求めた問いは、もっと曖昧なもの。 「良い人、かどうかは、更に個人的なものだ。 『博士』が 君にとって 良い人であったかは、君が決めることだ。ただ、判断材料になるかはわからないけどね。 その日『博士』が君を入れようとしたのは、普段君が見ていたものとは別のものだった。 ただ、それによって更なる改造を君に施そうとしていたらしい。」 君がわからないでいた部分の情報を渡す。 それまでの君の記憶と合わせて、君はどう考えるだろうか。 一度言葉を切って待つだろう。 (-241) 2022/02/26(Sat) 21:16:01 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリアそう、君が想定の通りに、コレとよく似た存在だったのだとしたら……これは1番の嫌がらせになるだろうと。 ただ、それを理解はしても、真に共感することは出来ないのだけど。 「それを歪みと感じられるなら、お前はここを立ち去るべきなんだろうね。 味、か……。ねぇ、どんな味なの?」 (-244) 2022/02/26(Sat) 21:54:15 |
![]() | 【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ息がしづらい。君という存在が嫌いだ。 喉に手を当てて、小さく吐息を零す。 「作られた、けど……誰もが美味しいと思う、もの。 これが何だって聞かれれば……ボクには」 理解出来ない。これはなんだったか。 育ちがいいとは言いきれないから、答えるのが難しい。 もっと色々なものを食べればきっと、理解することが叶う。 (-245) 2022/02/26(Sat) 22:03:49 |
ナフは、適当なタイミングでテンガンを解放して、自分は治療室へ向かうだろう。 (a267) 2022/02/26(Sat) 22:25:50 |
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![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード「バーナード・ドギードッグ。」 君の名を呼ぶ。どこか寂しそうに。 今更……わからない。永くそうありすぎた。 別に選んでそう在るわけではない。ただ、すり抜けていくのが当然過ぎた。 「ねぇ……なら、バーナード。それを、何度でも俺に頂戴? 受け取れるようになるまで……繰り返し、繰り返し。」 君に捕まった腕の中で、両手を伸ばして君の頬を両側から包む。 幾度君に見せたかわからない、血色の瞳を、梔子に合わせる。 コレが何者であったとしても、君がどのように欲していたとしても、この色彩を何度も重ねて来たのだ。 「オレが今更、それを受け取れるようになるかわからない。 どれどけ君が注いでくれたとしても……全部やっぱりすり抜けてしまうかもしれないし。 君が飽きてしまう方が早いかもしれないね。」 我儘としかいいようの無い要求を、君にする。 そこに確かに存在して、君に手を伸ばしている。 「でも、欲しいと思ったんだ。……だから、これは賭けだ。 君が私を浸しきって……君の望むような人間にするのが先か。 私が君に、愛想を尽かさせるのが、先か。」 負けを望む賭けを、君に差し出す。 (-260) 2022/02/26(Sat) 23:02:02 |
![]() | 【秘】 規律指揮 スピカ → 憐憫聖贖 ナフ「はい、罪人は、わかりました」 わかった証としてしっかりと頷く。 「曖昧、あいまい……、精神……。私が、ええと、決めていい?博士でもなく、ナフ様でなく?わたし、難しいかもしれません、頑張りますから……。」 「……わたし、博士の改造、助かりました。そのお陰でヒーローになれました。ええと……私、博士の事勘違いしていたのかもしれません。……でも、ううん、難しいです。あのとき、私……怖かったです。 ……でも、私、博士のこと好きです。怒らないでくれました。怒鳴らないでくれました。わたし、昔、いつも上手く行かなくて、それで泣いてたから、そしたら博士が研究所に入れてくれて、優しくしてくれて。 ……いい人、です。」 実のところ、[博士]やったのは誘拐と改造なのだが。 家庭環境が良くなかった。才能を見出した。役に立った。 嫌いになりかたがわからない その結果、少女は考えを出しただろう。不安そうにあなたを眺めながらも。 (-273) 2022/02/27(Sun) 0:09:19 |
![]() | 【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「いいよ、何度でも渡すよ。 何度でも渡してお前の周囲にたくさん積む」 当然ながらあなたの手を拒絶しないので、血色と梔子色が互いの色を僅かに映すのだろう。瞳の内に様々なものを宿してきた者同士で向き合って。 「受け取れないほうが幸せかもしれないし、結局受け取れないのかもしれないけど……それもできるようになってみなきゃわからない。受け取れるようになってから判断すればいいことだと思ってる」 あなたの手に、欲求に答えるように、腕の力を強めて。 「欲しいと思うなら、なんて言わねえぞ。 俺がお前に対してやりたくてやっているんだから。 ……その賭け、乗った。 長い賭けになると思うから先に言っておく、連絡取れない場所に逃げるんじゃねえぞ」 それは死以外でも。あなたという人間に対して何もできなくなるような場所に、あなたが姿を消さないようにと。 (-282) 2022/02/27(Sun) 1:21:17 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア「そう。その感想は、私にとっては悪くないものだ。」 そして、限りなく精確なものなのだろう。 だからこそ、それを嫌悪できる君は。 「ほら、逃げなくていいの? そろそろ動けるようになって、君を襲うかもしれないよ?」 寝転がったまま、ひらりと手を振ってみせる。 真っ当な人間である君は、お逃げなさい。 (-284) 2022/02/27(Sun) 1:33:40 |
ナフは、自分で歩いて治療室へ向かう。血痕がぽたぽた。レヴァティ、掃除よろしくね? (a269) 2022/02/27(Sun) 1:36:11 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 規律指揮 スピカ君がゆっくり咀嚼して、それで理解して、結論を出したなら。 「そうか。」 『博士』を良い人と結論づけた君の意思を、肯定する。 「なら、そう思う心は君のものだ。 他のことを知ったらまた変わるかもしれないけど、無理やり誰かが言う通りに変える必要は無い。変えたくなったら、変えてもいい。」 未成熟な今の君には充分な回答であり、成果だろうと頷いてみせる。 まずは1歩、自分で歩き出せた君を寿ぐ。 「どう、少し、すっきりした?」 善悪はこれよりさらに難しい。だから、ここでまた君の様子を伺う。 (-288) 2022/02/27(Sun) 1:48:01 |
ナフは、治療ユニットは、多分置き去り。床は汚した。その方が面白いからね。 (a271) 2022/02/27(Sun) 1:48:36 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード腕の力に苦しげに眉を寄せながら、君を見上げて、血色を蕩かすように微笑む。 その蠱惑はコレの本来持つ性質で、だけど今はコレに齎す為のもの。 ―― コレに“敗北”を与えよ。 お前で満たせ。 君の与えてくれる情に想いに溺れる日を、夢見るような瞳。 「長く粘ってくれるのかい。愉しみにしているよ。 オレが、君との遊びを途中で投げ出したことがあったかい?」 淡い唇から、相変わらずの煽るような憎まれ口が零れ落ちる。 少なくとも身体が何処かへ居なくなることは無い。 今のコレは、狂花の園以外で咲く術などしらないのだから。 生命を透かす色彩が、挑発的に弧を描いた。 (-290) 2022/02/27(Sun) 2:10:26 |
![]() | 【赤】 憐憫聖贖 ナフシトゥラ吊る為に、オレを噛むって宣言しちゃえば? もう見えるとこで殺しに来ても問題ないだろうし、 エルナトなら、両方死ぬとこ見られるって喜ぶんじゃない? (*16) 2022/02/27(Sun) 2:16:51 |
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![]() | 【秘】 規律指揮 スピカ → 憐憫聖贖 ナフ「すっきり……」 むむむと真剣に、スッキリしたかを考えている。 「私……難しいです。私、あんまり考えません。考えても間違いが多いです。博士もあまり考えなくていいと言われました。だから、自分の思い、難しいですね……。」 難しい。これを考えるのも、自分の考えを伝えるのも難しいし、答えを出すのも少し不安だ。少女にとっては。 「でも、これで、変ではないのですよね?少し、これでいいな、と思いました」 スッキリかはともかく、心境の変化はあるようだ。 (-292) 2022/02/27(Sun) 2:20:17 |
![]() | 【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「じ、ぶんがッ!!」 声を上げて、 「…………そうだった、から」 俯く。 嫌悪するのはきっと、同族だから。 だけど、やっぱり君とボクは違う。 「ボクを襲ったところで、面白みなんて……ないから」 眉を寄せて苦しげに声を発する。 わざわざ煽るように言う人間が果たして行動するのか。 知らない。分からない。自分にそんな価値は無い。 「……かえ、る」 ふらりと身が揺れて、それと同時に引き摺るように体を動かす。 来た時と違ってなんだか重い。つかれた。 そのまま呼び止める声や行動が無ければ、去っていくだけだ。 (-296) 2022/02/27(Sun) 2:41:40 |
![]() | 【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ 微笑みに誘われるような心地、瞳に導かれるような感覚。 そのどちらもを否定はしないが、されど肯定もしない。 俺が、そうすると決めたんだ。 あなたにとって幸となるか不幸となるかは分からない。 それでもその他大勢の通り過ぎていく者になることを拒み、 あなたという人間の友人である自負があるからこそ、 対等な関係として情を受け取ってほしいと願うのだ。 「相性の良い相手を探して何十年も味見してたんだ、粘り強さには自信がある。 投げ出した時点で敗北とみなすからな?思う存分俺と遊んでくれよ、ナフ」 あなたを開放し、雑に目元を拭いながらどこか意地悪そうに――とはいえあなたにとってはもうすっかり慣れたものかもしれないが――笑う。 行く宛てはなく故に何処へでも行けてしまうこの男が今後どのような道を歩もうとも、きっとあなたに届く声は消えないだろう。届くのが声だけのままなのか、それ以上の何かが届くようになるのかは知る由もないが。 少なくとも、男はあなたを通り過ぎはしないのだろう。 (-300) 2022/02/27(Sun) 3:14:55 |
![]() | 【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 憐憫聖贖 ナフ「らしい、と言わなくても理解はできる。美醜でわざわざ後者を選ぶ必要はないし、今の君を見ているだけで何故選ばれたくらいの予想はつくさ。余程目が肥えてない人間なら知らんが。……切り刻みたがる、の方ではないだけ、マシだったと言えるものかな」 もう少し距離が近ければ、その首筋に触れてから鑑賞するように貴方の顎を持ち上げたものだが。生憎、ギリギリ視線を合わせる位置だ。それを知っててこの座る側に腰を下ろしたのか、さて。 「満更でもなさそうに語る割には、故郷か?あんな場所とやらがお気に召さなかったのか。昔と今と、どちらの方が善かったか、聞くまでもないか」 「……そうだな。随分とまあ、よくも一時でも成り立ったものだと今でもそこは感心するが……巫女と王が共生 していた 国でね。こんな噛み合わせだ、そりゃあ激しく争ったらしい。俺は記憶しか知らないがね」 (-307) 2022/02/27(Sun) 4:23:21 |
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![]() | 【神】 憐憫聖贖 ナフ「何、自ら手を下したい人が多いのかな?モテモテ? オレは噛みでも処刑でも構わないんだけどさ。 処刑するならその後起こしてくれると嬉しいな。」 (G26) 2022/02/27(Sun) 17:07:21 |
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![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード/* バーナード……嗚呼バーナード、バーナード……! 泣いちゃったね……変化の様子が可愛いわ……手を伸ばしてくれてありがとう……! 美しいので頂いたレスで〆でよろしいかしら……? ありがとう……ありがとうなのですわ……! ところで今後なのですが、キスしたりえっち方面はあまり嬉しくないなーとかありますかしら? ナフは多分本編中はあまり変われないのですが、バーナードの変化と主従仲睦まじそうなのでどうかなーとの確認をと思いまして……。 加湿器様とバーナードを愛してやまないぴよぴよ(チャレンジ失敗)より。 (-348) 2022/02/27(Sun) 17:22:31 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 規律指揮 スピカ「思うことは君だけのものだ。触れ合わせ変化することはあるだろうけどね。そのものを明け渡す必要は無い。」 “これでいいな”、君のその言葉はいいものだと頷く。 「間違えるのは悪いことではない。間違えたと気がつけば、次は別の選択を出来るだろう? 『博士』の下にいたならば、その言うことだけを聞いていれば良かったかもしれない。だけど君はもう1人で、歩く術を覚えなければならない。」 それに、と付け加え、手元の資料に目を落とす。 「『博士』は彼女にとっての“正しい”を目指していたらしい。 だけど、それは彼女の中で暴走していた。やり方を間違えた。 ……もし君が、『博士』と一緒に考えられる存在だったのなら…… それは本当に正しいのか、やり方はそれでいいのか、 一緒に考えられていたなら……別の道もあったのかもしれないね。」 (-349) 2022/02/27(Sun) 17:36:19 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリアやはりそうなのだと。ただ、きみとコレはやはり、違う。 だから、出来る筈だ。 「ロベリア。」 去る君を引き留めるでもなく、ただ言葉を贈る。 「『好きにするといい。』 我々 からの伝言だ。」それだけ投げたなら、あとはベッドに身を沈めるのみ。 そのまま眠りに落ちるだろう。 (-350) 2022/02/27(Sun) 17:46:13 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 白昼夢 アルレシャ踊る会議の中、君を見付けたなら。 その耳元で囁く。兎にすら聴こえないように。 まぁ、囁くって言いたかっただけだから、耳元に近寄れなかったら普通に小声で話しかけたろうけど。 「此処で適当に宣言した後、全てを裏切って、狩人を殺してしまうというのも楽しそうだけどね? バーナードがどんな顔するか、興味はないかい?」 君にそれだけの残虐性があるかは知らないけど。 (-355) 2022/02/27(Sun) 18:08:03 |
![]() | 【秘】 白昼夢 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ適当に選ぶ、と啖呵を切った後。 近寄る隙はあるだろう。 「……ちょうどよかったな」 生存者を示すリストの中。 指はラサルハグを指していた。 (-356) 2022/02/27(Sun) 18:16:00 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 白昼夢 アルレシャ「あはは、趣味が合うね。 ……そうだね、じゃあ、表向きは ロベリア あたりを口にしておくといいんじゃないかな。待ち構えてスルーされたらがっかりしてくれるだろうし?」 (-357) 2022/02/27(Sun) 18:19:49 |
![]() | 【秘】 白昼夢 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「まぁ、楽しめねぇならもっと考えるしな俺も」 「……表向きは、もう適当に選ぶっつったから、みぃんな自分が選ばれるかもってドキドキしてたらいい。 宣言はしねぇよ、これ以上」 「………本当はお前を食い殺したかったなぁ」 (-358) 2022/02/27(Sun) 18:24:00 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 迅雷風烈 ラサルハグ「どちらが良かったか、か…… どっちでもいい まぁ、ここの方が娯楽は多いから、こっちのがいいかな。 ……興味があったら調べてみるかい?まぁ、君が興味を抱くかは知らないけど、暇つぶしくらいにはなるかもね? 艦船名“楽園”。私のいた場所は、外からはそう呼ばれていたらしい。」 拘りもなくその場所の名をぽいと君に投げやり、そしてそれより興味は君の故郷の方へ。 「王に巫女か……懐古主義者は本当に、どこにでもいるものだ。 その上どちらもとは欲張りでもある。 あぁ、でも少し見てみたかったな。」 記憶しか 、と君が言う ならば、それ以上を求めることは難しいだろう、とあっさりと追うことを諦める。「ラサルハグ。君への評価を改めよう。 やはり君は 面白い 。宴の中で君がどんな風に舞うのか、とても楽しみにしているよ。」 夜は随分と更けた。 今日はこの辺りにしておこうか、と声が指し示す。 (-359) 2022/02/27(Sun) 18:24:45 |
![]() | 【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ/* ア!五七五したためてる!こちらこそ素直になるのを覚えたばかりの駄々っ子の逆ギレ泣きを受け止めてくださりありがとう!加湿器はめちゃくちゃ感謝しています……ナフの色々に半ば強引に踏み込ませていただけて感無量だわ……!! 前のレスで〆、問題ありませんわ! 今後についてPLは(主従は互いの性質上あちこち手を出すだろうし現段階で互いに口を出すことじゃない、という認識があるため)全く問題ありません!ナフかわいいわね……よしよし……。 バーナードは友人であるナフをモノ扱いしたくないのと『俺だけのもの』を見つけたのとで、積極的に抱きにはいかなくなると思います。キスは全く問題ないし、えっちもコミュニケーションとして求められたら応じるんじゃないかしら。 簡潔に言うと「PLは問題ないけどPCからのえっちのお誘いはなくなりそう。キスはバーナードからもします」みたいな感じですわね。 主従は……もっとバチバチになる予定だったから正直びっくりしているわ!気力削がれた時に虚勢張れなくなったのが想定外かつかなり影響を及ぼしているように思うわ……! ぴよぴよ様とナフを愛してやまない加湿器(ぴよぴよチャレンジ成功)でした! (-362) 2022/02/27(Sun) 18:30:32 |
![]() | 【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 白昼夢 アルレシャ「自分かもしれない。 自分以外の誰か がいい。そういうのも好きだよ。」 「“ワタシ”も君に喰い殺されたかったよ。 ただまぁ、エルナトが起こしてくれるなら、最期は共に過ごせるだろう。 ゲームの外にはなるけどね。……一緒に処刑台に上がってあげてもいい。オレを殺してから処刑へ向かうでもいい。 好きな趣向を考えておいてよ。」 (-365) 2022/02/27(Sun) 18:35:54 |
![]() | 【秘】 白昼夢 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「押し付け合い、俺も好きだよ。 全部俺のせいだし 、一喜一憂させてぇな」「……ふ、ふ。お前を2回処刑台には乗せん。 最後は俺のステージだ。 ま、楽しもうぜ。お前も楽しめよ、差し当たり今夜かな」 (-366) 2022/02/27(Sun) 18:42:46 |
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![]() | 【独】 憐憫聖贖 ナフ/* 処刑!!!たのしみにしてた!!! やりたいこと、ある!!! 表現力と語彙が追いつくかわからん!!!! ちからがほしい!!!! (-370) 2022/02/27(Sun) 18:55:47 |
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ナフは、お腹減ったけど今食べると色々よろしくないって知ってる。 (a292) 2022/02/27(Sun) 19:46:05 |
ナフは、ふと気が向いて、何処かへ歩み去った。 (a293) 2022/02/27(Sun) 19:51:08 |
![]() | 【置】 憐憫聖贖 ナフふと気紛れな思い付きで、大浴場へと足を運ぶ。 厚い生地の上着を脱ぎ、緩いタイを解き、シャツの数の多いボタンを外す。 やがて衣擦れの音は止み、全て取り去り籠に放り込んだら、脱衣所の冷たい床を歩いて浴室へ。 露になった全身には、褐色に浮き上がるように白蔓草が絡みつく。 かつて刻まれたそれは、価値ある贄であることを示すもの。 白い髪は湯に濡れても色を変えることなく、艶やかさを増すばかり。 泡立てた石鹸を塗りつけ洗い流そうと、刺青は変わらず肌の上に。 かつての形とは異なるが、身を清める行為であることに変わりはあるまい。 禊ぐ。 広い浴槽に身を沈め、行儀悪く仰向けに沈み、髪を広げ揺蕩わせる。 人肌より高い温度が快い。肌が上気すればますます白は映えるであろうか。 安らかとすら言える面差しで、この後与えられる苦痛を死を、夢見る。 コレは贄。人の情動に欲に心に身を捧ぐモノ。 ――かつても、今も。 (L5) 2022/02/27(Sun) 19:53:22 公開: 2022/02/27(Sun) 21:00:00 |
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