【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ擦り寄る動作は全くの想定外。ぱち、と瞬いた柘榴色が、次にはなんとも嬉しそうに細められ緩められる。 爪を当てないようにゆるゆると何度か撫でてから、手を下ろした。 「うン、お前はお前しかいねーがァ、……そッかァ、いつかいなくなるンだなァ、そーいや」 あなたがここから出たあとにどうしようとしているか、男にはわからない。わからないが、無期懲役の男は、あなたがここから出たら二度と会うことはないだろうということを知っている。 だから、今のうちにたくさん知らねばならない。特に、それが許されたこの宴の期間中にでも。 了承を得て、指が動き始める。あなたの下にいるまま。布が多いな、なんて考えながらも、乱暴に剥ぎ取るなんてことはしなかった。特にボタンを外す手つきはそれなりにもたついていたが。 シャツの前を開けて、ひたと手のひらを胸元に当てた。鼓動があるな、と同時に、知らない微かな駆動音などもあるのだろうか。シャツを、そのあとはズボンを、下着も全て。のんびり脱がして床に落とせば、いろんなユニットが見えた。 「……あ、これか、繋がってンの。これ役割なに?」 さっき気になったコードの先。緩やかに指先で撫でる。 (-166) 2021/10/04(Mon) 5:14:10 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「……いなくなるつもりでいたのだがね。あの方は私に、看守としてここに残る未来を提示されたのだよ。私が生き続けることを望まれたんだ」 答えは出せていない。考えてこなかった生の道筋に困惑している。声音に滲んでしまうかもしれないが隠すつもりもなく。 ただ、未来を変える気がないのならばいつか必ずあなたとの別れが訪れるため、男もまたこの限られた時間の中であなたと知り、知られることを望んだ。 あなたに覆いかぶさったまま、男は徐々に纏うものを失っていく。許されるのならばあなたの服にも手をかけようとするが、嫌がるようであれば男だけがあなたの上で裸になっていった。 鼓動の下を走る僅かな駆動音はきっと身体のあちこちから聞こえる。けれど、あなたが手のひらを当てた先にある鼓動はあなたにはっきりとこの男の生を伝えていた。 鼓動が常より早いのはなぜだろう。彼の高揚が移ってしまったのだろうか。 「ん……それは電圧調整ユニットだ。簡単に言うなら私が私の雷で死ぬことのないようにつけられた安全装置のようなものだな」 (-168) 2021/10/04(Mon) 5:43:15 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「……看守」 考えもしなかった、というような顔を隠しもしなかった。ぱちぱちと目を瞬かせ、じっとあなたの目を覗き込む。目だけでなく、声にすら困惑が滲むのを感じ取って、今それ以上を聞くのはやめた。 服に手をかけられようが、拒みはしない。それどころか、脱がせづらそうなところでは積極的に身体の位置を変えるなどしてそれを手伝った。あなたよりはだいぶ薄着な男は、下手したらあなたより先に一糸纏わぬ姿のなるのかもしれない。 色の濃い肌に、所々入った白い刺青。よく動くせいで引き締まった身体は、それでも常識の範疇にあるように見える。見た目だけは、ただの若い男だ。 どくどくと鳴る鼓動と、微かな駆動音。ふ、と息を吐く。 「あー、へェ……じゃあ大事な部分だ」 あなたの命を助ける装置を、労うように撫でる。 そのまま、手はあなたの胴体を流れるように撫でて下肢へ下っていこうとし。 「お前さァ、どっちもあると、どっちも気持ちいいン?どっちがより一層、とかあンの?」 ちら、と目視でも確認しながら明け透けな質問を。 (-170) 2021/10/04(Mon) 5:58:29 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフあなたがその時の自分と全く同じ反応をしたものだから、少しおかしくなって笑ってしまう。柘榴色に覗き込まれたターコイズは柘榴色の中に映る自らの色が赤らんでいるのを見て、あなたに溺れているようだとどこか遠くで感じた。 互いに何も纏わなくなった時、男は己の下に横たわるあなたを見下ろしたままで口元に弧を描いた。何故か不思議と満たされているのだ。満たされる理由を正確には掴み切れていないものの、衝動的に己と異なる色を持つ肌、あなたの首に唇を寄せることだろう。 その衝動こそが理由であるとも気付かずに。 ユニットを撫でる理由は分からずともその手つきから悪い思いはなかったのだろうと男は判断し、けれど胴体を撫でる手には思わずといった様子で笑みとは異なる吐息を漏らして、僅かにちらついた快楽を指先に逃がすようにあなたの髪をくしゃりを撫でた。 「……そ、うだな。どちらもそれぞれ気持ちよくなれる。前の主人が性交のためにつけたこちらは当然感覚を調整されているが、」 自らの前の穴を撫で、それから尻のほうに指を滑らせ。 「ほとんどはこちらを使われていたからこちらでも快楽を拾える。……男としての役割を求められるのは稀だったよ」 (-196) 2021/10/04(Mon) 14:47:06 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノあなたが笑う様子も、あなたの目に自分がいるのも、酷く心地いい。予想外の言葉に呆けていた顔はすぐにまた笑みの形に戻りかけ、 「……ッん、」 首に感じる唇の感触に、笑みは笑みになり切らずに終わる。ぞわ、とそこから熱が広がり、心臓まで到達する。たったそれだけで、高揚していた名残りを引きずり出されて、目の奥に欲が灯るのだ。 あなたの息にも、自分と同じ熱を、色を、感じる。それが嬉しくて、髪を撫でる手に擦り付いた。 「……俺なァ、お前が気持ちよくなってるとこ見てェなーて思ってさァ、どっちが気持ちいいか聞いたンだが、」 は、と息が溢れる。そわ、と身体が動く。 それをあなたにも押し付けてやろう、とあなたの唇を奪いに行く。避けられなければ、軽く。 「ダメだ、選べねェ、全部欲しい。女としても男としても抱きてェ、でも稀だったていうお前の男も欲しい、抱かれてェ」 欲のままに言葉を紡ぐ。手はあなたの腰に回し、時折すりすりと撫でるようにしながら。 あなたはどうだろうか、と窺うように。熱を孕んだ柘榴色が見つめる。 (-200) 2021/10/04(Mon) 15:29:08 |
【神】 不覊奔放 ナフ「ミンの言うのにぜーンぶ当てはまるンは俺だなァ」 素行不良の無期懲役が口を開く。 「そもそも考えてることちげーけど。外の……国の奴らにこの光景公開はされねーだろし、スッキリは別にしねーだろーし。 カンシュサマらがスッキリしてェなら無礼講じゃなく普段好きに嬲りゃいーだろし。 せーッかくの無礼講で罪の重さとか態度とか言われちゃ俺はたまんねーなァ。ミンが殺してェから殺しに行くて言うなら別だが」 (G87) 2021/10/04(Mon) 15:37:23 |
ナフは、おやつにスティックキャンディvilをもらっている。 (a28) 2021/10/04(Mon) 15:58:10 |
ナフは、スティックキャンディをあぐあぐ齧っている。 なんか俺キャンディばっか出るなァ。 (a29) 2021/10/04(Mon) 15:58:50 |
ナフは、どこかから血の匂いがした気がした。 (a38) 2021/10/04(Mon) 16:19:10 |
ナフは、気がしただけだ。キャンディを齧る。 (a39) 2021/10/04(Mon) 16:19:28 |
【独】 不覊奔放 ナフ『囚人番号M-219の身体能力について それはヒト種族の平均を大きく上回っている。 しかしそれは、訓練しきった人間が漸くできることを、訓練もせずに平然とやってのける、という程度に他ならない。 ただその跳躍力、そして五感の鋭さについては目を見張るものがあるといえよう』 (-206) 2021/10/04(Mon) 16:27:44 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ互いに互いを映しているのだから、互いしか映していないのだから、この室内でともに宿した熱が同一であることくらい容易に分かる。手の内であなたの擦り寄りを感じたのならばそれに応えるように手を添えて優しく撫ぜて。 軽く唇が重なった、ただそれだけで男はあなたの高揚を喉奥へと流し込み、腹底に浅ましい熱をじわりと滲ませた。吐息もしぐさもいじらしい。己の全てを求め、言動のどちらでもそれを伝えてくるあなたを見れば、 なきそうなくらいのよろこびとともに 情欲が熱い吐息となって漏れる。「君に、なら。……っナフ、それならば私を抱いてくれ。私が最も疎ましく思う私を、女としての私を……君に塗り替えてほしい」 望まず両性となった 男が、 男だったものが、女としての快楽を探ろうと思うのは初めてのことだった。腰を撫でられるのに合わせて小さく身を震わせてしまうほどに身体が快楽を覚えているにも関わらず、だ。僅かに勃ち上がる男の下、湿り始めた女を意識しながら男はあなたのすぐ脇に横たわろうとするだろう。いつまでもあなたを腕の中に閉じ込めてはおけないから。 (-209) 2021/10/04(Mon) 16:46:27 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ撫でられることが嬉しい。……常であれば、さっきまでであればそれだけでも満足だった。今は違う。足りない。 次から次へと欲が溢れ出して、あなたに流し込んだ分を差し引いたって止まらぬくらいだ。 あなたの息の熱さが、心地いい。 「ッ、」 あなたの言葉、僅かな快楽を拾って震える身体、隣に横たわる様子。その全てが男を焼き切りそうなくらいに昂らせた。 あなたに抵抗はきっとないのだろう、とたかを括って、勢いよく身を起こしてあなたに覆い被さる。 ふ、ふ、と荒い息を吐きながらあなたを見下ろす目は、獣のそれだ。ギラギラと熱を宿し、どこから食らいついてやろうかと狙う目だ。 けれど、男は歯を噛み締めてその衝動に抗う。食い潰して犯し殺してやろうとする自分の獣性を噛み砕き、喉の奥に生唾と共に押し込んだ。 ひととして、あなたをあいしたい。このときだけでも。 指をあなたの内腿に滑らせる。ゆっくりと、あなたの女に触れて、構造とあなたの感覚を知ろうとする。湿り気が指に触れたところで、耐えられずに合わせ目に指を滑らせるかもしれないが。 (-219) 2021/10/04(Mon) 17:52:43 |
【独】 不覊奔放 ナフ/* 突然ですがカンシュサマに突撃秘話がしたいわアタシ。 チャンドラ様はもう秘話したからー、三人ランダムかな… トラヴィス (-227) 2021/10/04(Mon) 19:03:23 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフあなたの思う通り男は抵抗を示さないし、それどころか覆いかぶさるあなたを見上げて期待から微笑みまで浮かべる始末だ。知性の内に押し込めた熱は抑えられないあるいは抑えたくないと言った様子であなたの名を呼ぶ。あなたが名もなき獣でも名を呼ぶことすら躊躇われる悪魔でもなく、ひとりの人間であると伝えるために。 これだけの情動を向けられたことなどない。この個人をただいっときでもあいしたいと願ったのはきっとあなたが初めてだ。例え獣欲のままに貪られたとて男は悪い気はしないが、それでもあなたというひとからのあいを受け取ることができるのは嬉しい。 「……あ、」 内腿から蜜壺までをなぞるだけの指の感触に、普段淡々と言葉を紡ぐ男らしからぬ上擦った声が応える。情事の際に声を殺しがちなのだろう、片手は口元に添えられ、もう片方の手はおずおずとあなたの首へと伸ばされる。柘榴色に溺れるのならばより近くでと願う男に応えるかどうかはあなた次第だ。 女の象徴は然程使われなかったのだろう、男を苛ませているものであるはずなのに綺麗なものだ。通常の女の秘所と異なるのは感覚周りが大幅に引き上げられている点と生殖能力が存在しない点くらいだろうか。男はあなたが探る指に合わせて小さく喘ぎ、指先が湿り気を捉える頃には蜜を湛えてすらもいた。指を滑らせることは容易だろうし、その先にあるのは喜び抱擁する肉と甘さを増した喘ぎだ。 「ナフ、ナフ……」 (-231) 2021/10/04(Mon) 19:08:45 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ「ねえ、ナフ。」 おやつを手にしている間に隣へと。 「まだ全てを決めてない、せっかくの無礼講、友達はまだ増やしたいからね。でも僕、ダビーと『仲良く』したいなとおもっているんだよね。彼のことがよくわからないのもあって。」 最初の日のような、完璧な緩い笑顔で、話しかけてくる。貴方の目を覗き込みながら。あなたの表情を見ながら。 人間のことがどこまでわかるかはわからない。自分の表情を理解するのは得意だが、今見ているそれは制御不能、興味もないの他人のこと。どこまで読み取れるかは不明だ。 そして彼はモニターで見た赤い能力。それを心配している。 真意と懸念点は能力がわからないことではないが。……具体的に何が心配なのかは、貴方に伝えていることではない。 「おそらく君もそう思っている。僕も楽しいし、君にとって楽しそうな話だと思う。どうかな。『やれそう?』」 ともあれ。新兵とはいえ看守を一人排除、又は持ち駒にできるのは、貴方は楽しいだろうし。自分はできることが増えるだろう。そう考えて。 (-239) 2021/10/04(Mon) 19:31:26 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ名前を呼ばれる。ただそれだけで背筋を悦が下っていく。溺れているのは果たしてどちらなのだろう。或いはこの場では、どちらもなのだろうか。 いつもと違う、上擦って上がる声に目を細める。その上で、口元に添えられた手にも、また違った意味で目を細めた。 引き寄せられるままに顔を近付け、ターコイズに潜り込むように覗き込む。それから、ほんの少し非難するように、口元の手に口付けようと。この手が邪魔だと言わんばかり。 「……ァ゛ー……、」 湧き上がる情欲で言葉が上手く出てこない。あなたに伝えたいのだ、こんなに今あなたを見ている。 纏わる蜜を絡めて、あなたの中へと指が進む。あなたの様子を見ながら、少しずつ、埋め込むように。その肉の感触にも、あなたの甘い鳴き声にも、猛りは増すばかり。 雄の象徴はもうとっくにたち上がり。これだけ密着していればあなたの太腿、或いは同じ男としての象徴に触れてしまっているかもしれない。熱さと硬さを伝えるように。 「……アマノ、」 言葉は、呼び返すだけで精一杯だ。けれどそこにどうしようもなく、焦げるほどの熱を帯びている。 (-274) 2021/10/04(Mon) 23:09:42 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァあなたに声をかけられたとき、ちょうどスティックキャンディを一口分、がりりと噛んで割り折って、口に収めたときだった。 もご、となりながらあなたに目を向ける。じっと。柘榴色が、話を聞いているぞ、と示している。 そして、聞いているからこそ。あなたの表情はそうであるが頭脳は初日と異なることを知る。昨日よりもっと。……完璧にその顔を作ってしまえるところまでは行き着いたのだ、と。わかる。 がり、ごり、 ぼきん、ごきん。 獣が獲物の骨でも噛み締めるかのような音を立てながら、口の中のキャンディを噛んだ。喋るのに邪魔なので。 そして、それがすっかり溶けてなくなってから、口を開いた。 [▽] (-278) 2021/10/04(Mon) 23:17:16 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ「『やれそう』かはわからン。アイツ多分スッゲー俺のこと嫌がってるから」 「でも俺は『やりたい』!!」 そう、断言した。きらきらと輝く、煌めく、満面の笑みで。 (-281) 2021/10/04(Mon) 23:19:16 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス/* ごきげんよう、トラヴィスPL55555様、ナフPLの高弾力衝撃吸収です。無計画の秘話投げてもよろしいでしょうか?のご確認に参りました。 具体的には『突撃⭐︎隣のカンシュサマ!』をする予定でありまして、 廊下やバトルフィールドにいるところに強襲をかける導入がしたい なぁ…などと思っておりまして……あくまで導入ですので、その後バトルに入るも軽くいなして雑談するも、お仕置きするもギャグに転ぶもなんでもありの所存です。 もし襲い掛かられるのが困るなどありましたら、普通に話しかける導入にもできます!要は、絡みに行きたいですの主張であります。 匿名箱での体調不良との言葉も拝見しましたし、もし不都合ありましたら無視していただいても構いません。お大事になさって……無理はせずに…… (-290) 2021/10/04(Mon) 23:37:28 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ/*かまわん!来い!!! なぜならば頭痛は改善したからだ! 何だったんだろうあれ 怖い 今はもう踊れるほどに元気180倍トラヴィスマン!!!!! 襲い掛かられるのも構わんがセクシーになってしまったらすまんな!!!!隠しきれぬ色気が服の破損であんなことに!!!!!! では待っているぞわが城で!!! さらば!!!とうっ!!!!(白馬で走り去る) (-293) 2021/10/04(Mon) 23:43:16 |
【独】 不覊奔放 ナフ「…………幸福を感じるためにここに来たんじゃない」 「そーだよなァ、その感性は正しいしィ、まともだと思う」 じゃあ、まともじゃないのは? 「……ここに進んで入って、無期懲役になるまで罪を重ねて、ずーッとここいるつもりの、俺かなァ。まともじゃねーねェ、知ってたけどォ」 だって、光の下じゃ息が詰まる。 もう世になんて出ない方がいい。 自分はここで使い潰されるべきだ。永遠に。 (-295) 2021/10/04(Mon) 23:45:50 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィスたた、と裸足特有の足音を鳴らしながら、誰かを探すようにかける。 どこにいるだろう。城…… いや城はなかろう流石に恐らくきっと。いやでもバトルフィールドとか景色投影できてたな怖い。 ともあれ、あなたの姿を探す。 見つければ加速、踏み込み、思い切り飛び込んでいくだろう。あなたの様子にもよるが、ドロップキックやらその辺になると思われる。 (-298) 2021/10/04(Mon) 23:52:34 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ気配に気づき振り返ったのは反撃が可能かどうかというほどに足裏が間近に迫った時だった。反射的に得物を掲げようとして、回転する思考が幾つかの問題点を挙げ始める。 ・間に合うか? ・キック程度で足を灼き落とすのは流石に問題があるのでは? ・治療費用を何度も同じ囚人に使ってたまるか ・私なんでこんな武器使ってるんだろ ・剣自体そんな便利なもんでもないのに… ・間に合わない ゴモシャ、と、鈍くもつれるようにして2人分の体重が床に叩きつけられる。青いコートがはらはらと広がり、深い湖が波打つようなドレープの輝きをつくった。 「………………何の 真似だ」 男が、なにやら呻いている。 ここは城などではなく、普通の廊下である。強いていうならばベンチと観葉植物がある。 (-302) 2021/10/05(Tue) 0:03:10 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス振り返ったあなたが、こっちをしっかり捉えてあまつさえ剣に意識まで向けたのに、何も行動を取らずにいたのを見た。 見たので、キックは空中で(間違いなく空中で、体勢を変えるのを見たはずだ)ただあなたへと飛びかかる動きへと変わった。 結果、ゴモシャ、となった割にはダメージは少なかったかもしれない。少なかったらいいな。背中とか尻は打ったかもしれないけど。 あなたの上で馬乗りになりながら、男はふふんと機嫌よさそうに笑って。 「話したくなった。ついでに遊ぼかなッてェ。せっかくだし」 なんにせよ飛びかかる必要は感じられないだろう。どこにも。 (-304) 2021/10/05(Tue) 0:09:24 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ貴方がキャンディを噛んでいる間も。 その生物のが発する咀嚼音全てを聞いて尚笑顔を崩さないことに成功した。指示さえ出せば感情は感情として理解しつつ、貴方や環境に合った表情を作ることは造作もない。貴方の推測通りだ。 若葉色は一つも違和感なく、貴方を写したまま。 今の彼はちょっとおしゃべりないい子。 人形は大事に抱かれ、手櫛で髪を整えられながら彼の側にいて。 「やりたい、良かった。」 あなたの行動原理から、この笑みを偽装するのは難しいと推測した。やりたくないことをやりたいと言うプログラムはないだろうと。 即ち、この件について、貴方を信用するということ。 「じゃあナフ、楽しもう。僕も楽しみ。」 「仲良くなれるといいなあ。」 緩い、呆けた、マイペース。そんな印象を残す満面の笑みで返すのだった。 新しい友達を所望するいい子の笑顔を。 (-305) 2021/10/05(Tue) 0:14:12 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「…………蘇生もしたばかりだというのに、躾が必要か?…… ……いや、私は彼ほど簡単ではないぞ。貴様の暇潰しに傷などつけられてたまるか」 はあ、と息を吐く途中で幾つか咳き込む。受け身は取っていたとはいえ、ダメージ・ゼロとはいかない程度には速度がついていたわけだ。 とにかく。貴方も知るように、彼は貴方に苦痛を与えるためならば『何もしないことを選ぶ』のも辞さない人間である。この場もまた、そのような判断によって反撃を選ばなかったのだと、貴方なら思い至るだろうか。 「処理速度が速ければ、その分刺激も少なく感じるものか」 (-309) 2021/10/05(Tue) 0:21:56 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ嗚呼、しっかりと理解できる。あなたはその立ち振る舞いを最善として選び、今問題なく運用できているのだろうと。 今よりも前のあなたと話していたからこそ、確信といっていいほどに理解した。 この男は、あなたの嫌う人間どころではなく、足りなく、不完全な、獣か化け物だ。そうとった方がきっと扱いやすい。 そして、やりたくないことをやりたいと言う選択肢は確かにない。あなたの思う通り。 「ン」 笑顔のまま頷いた。 それが、男の言う『仲良く』と一つも違わないのだろうと、推測しながら。 (-310) 2021/10/05(Tue) 0:22:04 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフきっと、どちらも溺れている。今ここで熱を分け合う互い以外に溺れようもない。互いが互いに溺れるこれを何と呼ぶのかは未だ分からぬまま。 「ん、っふ……、ぅ、」 漏れ出る声は鼻にかかっていてどこか熱に浮かされているようだった。あなたの顔が近づいたことには気を良くして喘ぎの中に笑みを混ぜ込んだ。あなたの髪が頬を撫でてもくすぐったさに意識が向かないほど、あなたに組み敷かれた男はその柘榴色に溺れている。 だから、手に遮られた口付けにもどかしさを感じ、自らそれを取り払う。それによって先程よりも啼いてしまう分に関しては今度はこちらから口付けようと。 「……はァ……っあ、ッ、は……」 笑い混じりの喘ぎには腹の底に溜まり疼く熱が滲む。あなたの視線が言葉以上に思いを伝えるものだから男もまた心地良さを覚え、女の蜜壺は既にしとどに濡れているにも関わらず奥底から蜜を零す。 あなたの指を迎え入れしっかりと咥え込んでいく内側をあなたは感じることだろう。男の呼吸に合わせ収縮を繰り返すそこは更に貪欲に快楽を求めているようにも思えるかもしれない。快楽を得たいが故にあなたの行動を阻害したくない己の意識とは反し、腰は快楽を逃しきれずに悩ましげに揺れているばかり。男の肌にはすっかり朱が差していた。 密着しているからこそ触れ合う昂りに、男の反り返っている下腹の熱が先走りをあなたに塗りたくる。熱く硬いそれはあなたが自分に欲情している証左でもあるが故に、男の秘所はきゅっと締まる。ああ、それを、私に、 「ほしい。……ナフ、お願いだ、早く、」 焦がされる。あなたに焦がされるのであれば、理性を飛ばしてしまっても構わないと思える。だから。 (-311) 2021/10/05(Tue) 0:31:30 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「だからァ、顔とか蹴らンかったじゃん。 多分そうだろーなとは思う、別にィ、簡単だったとか思ってねーけどォ」 躾けられる筋合いはない、と言わんばかり。そんなことはない。看守に飛びかかっているのである。 けれどあなたの思惑通り、それ以上なにかするほどの熱意も削がれたらしい。そしてそれはあなたの思惑通りなのだろうとも理解した。それに反発するように、あなたの上から退きはしないままなのだが。 「処理速度ォ?……かんがえたこともねーやそンなン」 (-312) 2021/10/05(Tue) 0:33:17 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「顔を蹴っていたら……前言通りの拷問を行っていただろう。貴様の判断は正しいな」 麻酔付き・視覚聴覚封印拷問。彼以外にはそんなに重くもないペナルティだろうが、彼に限ってはそれなりの脅しになる……というのも、なんだか手応えの無さに呆れてしまうけれども。 ぺち、と自分の上の男の腿を叩くが、さほど大きい抵抗はしない。彼との会話を優先させてみようかという意図だった。なにせ、躾はいつでもできる。というか、いつでも彼が歓迎することだろう。……なんだかなあ。 「貴様は常人よりも出来はいい。でなくば、『大きな犯罪』というものは犯せない。世界はそれを厭い、犯罪を起こせないような仕組みを長い間作っているのだからな。……だから貴様は暇なのだ。貴様の処理速度に適切な刺激は、常人にとっては強すぎ、そして多すぎる」 (-315) 2021/10/05(Tue) 0:43:00 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ溺れている自覚もない男は、自覚する分の脳味噌まであなたに注ぎ込んでいる。息つく暇もないこの状態を、溺れていると言わずしてなんと言うのだろうか? 答えは出ない。今はそれどころじゃないんだ。 「……かー、ァ、わ、い、」 笑い喘ぐあなたを、可愛いと評する。その言葉に嘘はないし、それ以外どう言えばいいのかもわからない。何かを可愛らしいと思ったこともないのだ、だからこれが本当にその言葉であっているかどうかも、わからない。もっともっと熱を帯びた、湧き上がる感情の気もするのだが、それも後回しだ。 今は、貰った口付けが大事。離れる前に追いかけ、軽く啄み、熱い吐息を二人分共有したがる。それすら許されるなら、熱く湿った舌があなたの唇をべろりと舐めようとするだろう。 いつもは多弁な方である筈だが、すっかりもう言葉は無くして、ただ荒い息を吐くだけの音を溢す。自身を濡らす先走りも、もうどっちのものかわかったもんじゃない。 指は性感帯ではない、と自認している。にも関わらず、包み込まれ濡らされ、腰を揺らして扱かれるのがこんなに気持ちがいいのか。あなたのより一層反応のいい場所を探そうと、緩やかに蠢かしていた指も、強請る声が聞こえれば一度ぴたりと止めて。 「………食い殺すぞお前ェ、ホント、」 久しぶりに発したあなたの名前以外の言葉は、全く余裕のないもの。 腹癒せとばかりに指をぐるりと回して中を押し広げてから、ゆっくり焦らすように抜き去った。口元へ今抜いたばかりの指を持っていき、てらてらと付着した蜜をあなたのよく見える位置で舐めとる。 それから。のんびり、とすらとれるくらいに慎重に、早る気持ちをどうにか押し込めながら、破裂しそうに思うほど昂った雄をあなたの中に沈めていくだろう。 (-318) 2021/10/05(Tue) 0:55:38 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「……なァそれホントやだ、ほんッとにやだ、顔蹴らン」 割と、無礼講始まって以来の…いや、普段からしてもかなり珍しい切実な声を上げた。本当に嫌なのだ、どっちか片方ならまだ痛覚やら視覚聴覚やらで暇を僅かには潰せるものの。 叩かれた、ということの理由を分からないではない。退けって言われているのだと理解できる。 それでもやだとその場に居座るのは、その位置があなたに一番近い位置だからである。 「………ンン、」 一旦、言われたことを噛み砕くために黙った。聞いてますよ、と示す唸り声を上げつつ。 「……一理あるかもしれン。本、たくさん読ンだけどォ、結局オモロいとこしか覚えてねェ。ここ最近で一番楽しかったンは昨日死んだときだったし」 そうして、噛み砕いてから、納得の声。 (-321) 2021/10/05(Tue) 1:05:18 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ黄金虫と金蚉が違う生き物だと力説されても、興味がなければそこに大きく感情の違いを見いだすことはないだろう。 ルヴァ曰く。 人間は不完全だ。無意識で形作られ、アシメントリーで、計算に沿わない歪な身体を晒しながら己のことも良く知らず、己の制御もできずに暴走している。 そう認識している少年に獣との違いを説いても、扱いは変わらない。 表情が通じるだけ何をしているのか荒い推測をし、言葉が通じる分だけ、操作盤へ入力するように操作するのみ。 笑顔、首肯。 そしてその場の後は他愛も無い会話となるのだろうか。『お話のお礼』にカラフルマカロンvilを2つ取って、一つ渡した。 (-324) 2021/10/05(Tue) 1:12:00 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……難儀なものだ。貴様の頭脳を求めてやまない人間は大勢居るだろうに」 まして、それを用いて為されたのはそれらが夢想する『なにか偉大なこと』のどれでもなく、人々の未来を奪う歴史的な犯罪だ。結果。人類は、トラヴィスをはじめとした看守は、彼の苦痛を求めて無刺激にたどり着く。持ち主さえ真っ当ならば有効に使える筈の頭脳を、ただただ苦しめる──── 「貴様にとっては、世界の動きは鈍すぎるのだろう。だから、波打つような真似を好む。自分の起こした波の反動で楽しむほか、貴様の暇を潰せるものはないのだと無意識が学んだのだ」 (-328) 2021/10/05(Tue) 1:19:00 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ不完全さの大小を問わない、というならば、確かに獣だろうが人間だろうが変わりはないだろう。 そして、男は。 あなたを、これ以上ないほど、紛れもなく人間だなぁと思いながらあなたと会話している。 これまでも、きっとこれから先もだ。 他愛もない会話は、きっとお互い、何を話したかすら記憶に残らないほど。当たり障りのないもので終わったのだろう。 尚、マカロンはありがたく貰った。おいしかった。 そうして別れの言葉もなく、その場を離れていったはずだ。 (-329) 2021/10/05(Tue) 1:19:05 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「………や」 否定の一音。 「俺の脳味噌はァ、イカれてっからァ、いくら他より出来が良くても、いらンよこんなモン」 特に自重ではなく。ただ事実を述べるように、尚且つ世間話のように曰う。 「世界を知らン。見える場所にいなかった。どこにも行けねーから、それでも行けるとこに行こうと思った。行ける場所の最終地点がここだ」 「世界に俺はいらン。ここにもいらンかもしれンけどォ、罪人いなくなったらアンタらの仕事もなくなンだろ?だから、ちょっとくらい俺も混ぜて」 (-331) 2021/10/05(Tue) 1:28:06 |
【独】 不覊奔放 ナフ「……どーいう意味だ…?」 通信機から聞こえてくるアンタレスの言葉に一瞬。 「………魔女か?」 無礼講を楽しむなら。生き返らせゲームに復帰させるという唯一の手段を持つ魔女は、序盤に死ぬべきではないだろうから。 真偽はともかく、男はそう考えた。 (-335) 2021/10/05(Tue) 1:40:03 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 中堅看守 アンタレス「折角だから、」 聞こえた声は、通信機越しではなく、恐らくあなたのすぐ後ろ。 じ、と見据えながら、一歩、二歩と近付いて。 「ちょっとだけ推測はしてるン。だからァ、教えて。なンならちょっとした取引の気分で俺ェ、今話しかけてる」 いつも人にべたべたと超至近距離で近寄る男だが、……まぁ恐らく平均より近くはあるが。 腕一本分ほどの距離を空けて、足を止めた。 (-337) 2021/10/05(Tue) 1:51:56 |
【秘】 中堅看守 アンタレス → 不覊奔放 ナフ「...ふむ、いいだろう。」 通信機からの声ではなくすぐそばより聞こえるならば、すぐにそちらに視線を向ける。 貴方の取引に関してはまだ、理解していないが。 「だがしかし折角だ、推測に関して教えてくれ。 それから理由を教えてやろう。」 あくまで上からに、その距離感にたじろぐ様子もなくそう告げる。 断るならばそれはそれで、理由を話し始めるだろう。 (-340) 2021/10/05(Tue) 1:59:15 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「貴様がどう思うかは、この際問題にならない。世界は君を必要としただろう。ただ、『必要とした形が違った』し、貴様もそれは呑めなかった。時代が違えば、あるいは貴様は英雄であったかもしれんが……」 それは叶わなかった。 現代においては、彼は犯罪者という形になるしかなかったのだろう。彼の『暇』は、彼にとってもだが、社会にとってもまた悲劇ではあったのだ。 「別にこの仕事が無かったとしても私の行くべき場所はどこにでもあるものだがな。 拷問官 というのは、裏にも表にも引く手数多だ」とはいえ。 混ぜて、と、殊勝に願うのならば、それなりの餌をやらないわけにもいかない。これは無礼講なのだから。 故に彼は、一つの波紋を投げ入れた。 (-342) 2021/10/05(Tue) 2:07:31 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 中堅看守 アンタレス「………ンン…」 男は、あからさまに困った顔をした。とはいえちょっと眉根が寄ったくらいなのだが。 「言ったら、俺ンやつ、全部バレる……から、教えてもいーなッてェ思ってるアンタから、言って欲しい」 そして、付け加える。 「推測が正しいかはァ、正直自信ない。けどォ、アンタの話聞いて、もし面白そーだったらァ…、ゲームとして、俺と情報共有して遊ばン?て言いにきたン」 (-345) 2021/10/05(Tue) 2:12:48 |
【秘】 中堅看守 アンタレス → 不覊奔放 ナフ貴方の言葉を全て聞き終えてから少し考える素振り。 とはいえ、既に数人が知っている状態。 隠す理由もなく、またああした発言を残す以上は。 「...これが何だか、わかるかい?」 腰にぶら下げた小さなポーチより小瓶を 2つ 取り出す。それはまだ空っぽで、手の中で揺らせばガラスのぶつかる音が鳴るだけだ。 「ただ教えるだけではつまらない。 君の思うままに、これが何で何のために使われるか。」 それを私に、告げてみてくれ。 (-347) 2021/10/05(Tue) 2:20:29 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「宗教が違えば、俺も求められたかもしれンて思う」 自分の意思は関係ない。あくまで客観的…ではあるが、随分と思考が偏っているらしい、との自覚くらいはある。 「拷問官、」 あなたの思惑通り、その一言は胸中を揺らした。 聞いてますよ、のポーズである唸り声もあげることを忘れ、暫し黙り込む。 「………無期懲役ッてェ、減らせたりすンの?」 そんなことを聞いた。何になれる可能性があっても、囚人ではどうしようもなさそうだから。 (-348) 2021/10/05(Tue) 2:21:32 |
【秘】 環境破壊 イクリール → 不覊奔放 ナフ「そうそう、リクエストは助かる」 リクエストではない。 とりあえず注文は聞き届けたようだ。あとは気分と、先行き次第。 (-349) 2021/10/05(Tue) 2:24:57 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ情事において己に投げかけられる「可愛い」はいつも嘲りを含んでいた。浅ましい己を煽り情けない己を笑うものであった。 それ故に、あなたから告げられるその言葉に宿る熱を受けて胸中を何かが駆け巡ったことに一瞬理解が追い付かない。遅れてそれが多幸感であることに気付き、常の男とは掛け離れた恍惚に近しい微笑みを浮かべた。 そう遠く離れることのなかった唇は再度合わさることだろう。共有し合う吐息のなんと熱く情に塗れていることか。しかしその自覚でまた気持ち良くてたまらなくなる。どこまでも高められていきそうな快楽の中であなたの舌に舐め取られた唇はすぐさま喘ぎの中でまたあなたを呼んだ。 あなたを呼び、求める声が止まらない。普段寡黙で淡々とした男は今、あなたの下で色付きシーツの海と柘榴色に溺れて、荒い吐息が肌を掠めることにすら快楽を拾っている。きっとあなたはこの男の一層感じる場所を探り当てただろうし、快楽に身悶える指があなたの背でもがいたこともわかっただろう。あなたの余裕のない言葉だって心地良い男は笑う。 「ひとかけらだけ、残して……くれたら、っあ、あ……!」 この船において全く冗談になり得ない言葉だって紡げてしまうのに、言い切る前に押し広げられる感覚に大きく喘ぐこととなった。非難するように、あるいは期待するように見上げたあなたが舐め取るものが何であるかを理解しているが故に蜜壺は空白を埋めるものを求め蠢いた。 タマキ・アマノという雌はあなたという雄を求めていた。 「……っぁ、は、あ……っ、んぁ……! ……ナフ、あ、っつ、」 だから、迎え入れた雄を下腹はそれは嬉しそうに迎え入れたことだろう。内壁の襞のひとつひとつまでもがあなたを雄を抱擁した。 (-350) 2021/10/05(Tue) 2:25:35 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 中堅看守 アンタレス「わかる」 即答した。瓶が空である確認をする間もなく、それが瓶であると認識するよりも早く。 あなたが手に持っているものが二つであると分かった瞬間に、 男は答えた。「アンタ、魔女だ。それらは殺すために、また、生き返らせ…ゲームに復帰させるために使われる」 普段の間延びした口調が、淡々と言い切りの形になる。それくらい確信をもって…予想していたものをそのまま口に出した。 (-351) 2021/10/05(Tue) 2:25:36 |
【秘】 中堅看守 アンタレス → 不覊奔放 ナフ「...良い子だ。」 理解が早くて助かるというように愉しげに口角を上げ、貴方の瞳をじっと覗き込むように見つめて。 「わざわざああした発言をするわけだ。 そうした早い理解をくれることは助かるよ。」 再度小瓶を揺らし、小さくガラス音を響かせてから問いかける。 「その上で君はどういった取引をしたいんだ?」 (-353) 2021/10/05(Tue) 2:34:27 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「あるいは、貴様にやや劣る程度の、しかし貴様の運用が可能な上司が見つけられれば。また、違った形があったのかもしれないが…… ひとところの同時代に、貴様と同じ程度の頭脳が生まれるというのは、……なかなか。望むべくもない確率だ」 犯罪者を語る上で、『親さえ』とよく謳われるのは、それなのだ。それを上手く運用できる上司。人生に関わるもの。 だが、目的を果たすのならば親である必要はない。人生をかけて頭が上がらない相手が『親』であるのが理想的、というだけで、そのような相手が他にいれば。 「……ある程度の利益をあげれば、無期懲役の撤回は可能ではある。金銭的にというよりは、社会や人類に有益なもの。今の貴様は社会悪だ。だが何らかの形で『人類に有用である』と示せれば、条件付きで自由を与えられるだろう」 同時代に、偶然に、生まれることは望めなくとも。 長い間。 牢獄で彼が燻っている間。 彼の『親』となり得る存在が、どこかで生まれている可能性はそう低くないと、トラヴィスは考えている。 (-357) 2021/10/05(Tue) 2:44:10 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノあなたを嘲ることなど、一度たりともあるものか。恍惚のような笑みが網膜に焼きつく。雷に打たれたように痺れ熱を発する脳味噌が、また可愛らしいと感想を叩き出す。口にする余裕はなくとも、視線が、柘榴色が訴えている。 名前を呼ばれるたびに身体の芯まで感電したような心地になる。ゾクゾクと腰は震え、それだけで先走りの量が増えるほど。 きっと今まで…71年間全てで名を呼ばれた回数を、今のあなたが楽々超えてしまっていた。嬉しい。強く浮つく胸中が、これは嬉しいのだと強烈に訴えてくる。 もっと欲しい、もっと、たくさん、あなたが欲しい。背でもがく指がその皮膚を裂いてくれないかなんて思う。かといってそれは口に出さず、精々もっと抱き締めるようにと手を再誘導するくらいではあるのだが。 「生き返るまで待てン」 あなたが生き返るまでの間、退屈で死んでしまう。笑いながら更に冗談を返した。あなたが、押し入られる感覚で聞き逃してくれても構わないなんて思いながら。 なぜそんな事を思うのかはわからないが。 「……ッく、ァ、」 柔らかく抱擁してくる内壁の快楽と言ったら。堪らずあなたの頭を掻き抱くかのように力を込める。気を抜いたらすぐにもっていかれてしまいそうだった。 どくどくと脈打つ雄が、あなたの雌をゆっくりと侵略していく。全て収め切って、最奥をツン、と突くことが叶えば、一度動きを止めて大きく息を吐いた。 「……ッふ、ふふ……な、入っちまった、ァ」 嬉しげに、機嫌良さそうに笑いながら、ほんの少し腰を揺らす。 存在を示すように。 (-359) 2021/10/05(Tue) 2:50:57 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 中堅看守 アンタレス「……イイコて言われンの慣れねーなァ…」 いつも人をじーっと見据えて離さない柘榴色の双眸が、ほんの一瞬泳いだ。すぐに、覗き込んでくるあなたの目に移し直したが。 「アンタに投票しない。アンタも、俺には投票しないで欲しい。俺はアンタにとって面白い存在だと思うよ」 言いながら、両手をピコンと立てて自分の頭の上に添えた。 「俺ェ、明日の襲撃わかるから」 (-360) 2021/10/05(Tue) 2:55:11 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「俺の親は俺を悪魔の子だって閉じ込めた。だから上司はいたことねーしィ、……、ンー……」 上司に恵まれなかった、というならそうなのだろうと思った。それをうまく伝えるほどの脳はない。伝える技術を必要としなかったから、この男は上手い話し方はできない。 「………金銭なら楽だったンに。俺ェ、仕事は真面目だぜェ?」 素行は悪すぎるが、仕事に対する勤務態度だけはいい。そこを評価する看守は今まではいなかったが。 「兄さ、……チャンドラ、サマァ、がァ、無礼講終わったら、仕事手伝わせてくれるてェ、話はしてくれた」 今のところの上司っぽいもの、はカンシュサマたちだ。この前途多難な落ちるとこまで落ちている獣を使い熟してくれるかはともかく。 (-362) 2021/10/05(Tue) 3:03:04 |
【秘】 中堅看守 アンタレス → 不覊奔放 ナフ「ふっ、君もそうした反応をできるのだね。」 一瞬の泳ぎであれ、珍しい反応に笑みを深める。 男は割り振られた職により、それなりに機嫌がいい。 「...いいだろう。その条件、飲んでやる。」 元より、今宵の投票は貴方ではない。 面白い存在だと言うのであれば、尚のこと投票するには惜しい。 ひとつ頷いて、それから。 「......君は、ゲームに復帰できるならしたいのかい? このどちらも、誰に使うかは決めていない訳だが。」 (-363) 2021/10/05(Tue) 3:14:00 |
【神】 不覊奔放 ナフ「アーーーーッ今ァ!?今俺ェ!?俺もー死ンだからもーちょい待って欲しいンだけどダメェ?」 バーンと通信機越し、生身の本体もイクリールの方に突っ込んでいく勢い。 「別に処刑いーけどォ……今すぐゥ?もーちょいゲーム参加してたいなァ、て思うゥ……」 勢いよく言った後、ちょっとだけしょんぼりした。 (G104) 2021/10/05(Tue) 3:18:41 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 中堅看守 アンタレス「俺をなンだと…や、まァ、言いてェこと分からンでもねーけど」 人のペースを乱す側。乱される側ではあまりない、という自覚くらいはある。ので、少しだけぐぬぬとした。 「やった」 頭に添えた両手をぴこぴこと動かして喜びの意思表示。の後、問いに対しては素直に頷いた。 「この役じゃなかったらすぐ死んでゲームオーバーでもよかった、て言ったと思う。この役は生きてた方が倍以上楽しい、俺が。 だからァ、復帰できるならしてェ。まだ決めてねーなら、俺予約していーい?」 (-367) 2021/10/05(Tue) 3:24:25 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 環境破壊 イクリール「そンな待ちきれねーンかお前ェ!」 これは近くまでズダダダダッとやってきて小声で文句言ってる男。 「グラタンうまい?」 ついでに聞いた。 (-368) 2021/10/05(Tue) 3:30:51 |
ナフは、どうどうされた。 (a60) 2021/10/05(Tue) 3:34:02 |
【神】 不覊奔放 ナフ「ちなみにィ、俺ァ誰でも楽しそーだから誰でもいーッつったけど、 ミンに投票するつもり 」「今ンとこォ、ホント誰でもよくッてェ……唯一、あー無礼講への考え方ちげーな、てェなったのがミンだから。理不尽でもランダムでもなく俺が投票すンならそこォ」 (G109) 2021/10/05(Tue) 3:40:09 |
【秘】 環境破壊 イクリール → 不覊奔放 ナフ「いや、待てるが。チャンスは逃したくないだけでな」 しれ〜。っとした顔で言った。 「もちろん君が一番いいと思うタイミングは尊重するとも……これはまあまあだな。 赤スライムかナサゴノテ、あるいはヒヤポツが欲しかった」 この女の手元のグラタンを見るなら、白いホワイトソースと、その下の濃い灰色のペーストでできていることがわかるだろう。 (-371) 2021/10/05(Tue) 3:44:06 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「ふむ。ああ、宗教、とはそれか」 為したことと宗教学が結びつかないな、と内心訝しんでいたが、納得し、同時に(やっぱり回転自体は早いのだよなあ)と辟易する。会話速度、ついていけてるのか?私は。 表面上は冷静な顔でいられるけれども、この牢獄ではどこまで通用しているものやら。 「……彼が導くならば、出るまでの道は、そう困難でもない。あの人の器は大きいからね。私と違って『ひっくり返して』言動が変わるということもそうそう無いさ」 自分の弱さには自覚済みだ。 だから、善意にも邪悪にも揺れる。どちらか一方に留まりきれないからこそ、自らここに在るのだ。 「外に出て、やりたいことはあるのかい。暇潰しとはいえ、飛び出す方向くらいは検討をつけておくものだろう?」 (-372) 2021/10/05(Tue) 3:50:46 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 環境破壊 イクリール「いいタイミングで提供したいから待って」 必死か?必死かもしれない。 「スライム以外何言ってるかすらわからン。………テラ?」 灰色のペーストを見、少し考え。指をさして聞いてみた。 腎臓や肝臓のペーストはこういう色になるんじゃなかったか、と本の中の記憶を探りながら。 (-373) 2021/10/05(Tue) 3:52:22 |
【秘】 環境破壊 イクリール → 不覊奔放 ナフ「……さぁて、どうしようか」 別にもう投票する気はないのだが。あなたが必死かもしれないので、遊ぶ。本当に思案中のように。 「そう、テラ」 食べるか?と問うようにスプーンを差し出す。僅かに香草が香る。 これはもう、動物と変わりがない。 (-374) 2021/10/05(Tue) 3:58:58 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「そォ。母さんが熱心な宗教家ッてェヤツだったン。祈って生まれたのがコレだったからァ」 あなたとの会話で興味を失う様子は今のところない。証拠に、あなたの上から退かない。 退かないったら退かない。 暇潰し、よりもう少し強めに、あなたとの会話を楽しんでいるように見えるだろう。 「……あの人一番宗教違うと思う。俺をひとだッて言う。でもあの人にとってひとならァ、あの人のとこではひとなのかもしれン。……でもォ、それだから、俺ェ、アンタのこと嫌いじゃねーよ」 あなたは言動こそ奇抜で派手であるが、ちゃんと己を知っている気がする。繕って仮面の下に隠していても。 尊敬する、とまではこの男の性質上、思わないが。揺らぐからこそ信用には値する、とも思っている。 「ない。……今ンとこ。でもなンか、………、」 人の話を考えて脳内で纏める時は黙る男だが、そうでない要因で黙り込んだ。掴みきれていない何かがある様子で。 (-375) 2021/10/05(Tue) 4:04:04 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 環境破壊 イクリール「アーーーッ!アァーーーーッ!ヤダァ!俺面白ェ役もらってッからもーちょい生きてェ!」 必死だ。遊ばれていることには気付いていない。 「……じゃー、一口」 実は、ひとを食べたことはない。 あ、と口を開ける。スプーンを受け取って自分で食べる発想がなかった。 (-376) 2021/10/05(Tue) 4:07:36 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「命を授かるという事象だけで満足できないのは、富の弊害だな。母子ともに無事に生まれたのなら、それこそを加護と呼ぶのが本来の宗教の在り方だと思うがね……」 だが、人類はそれを当然にするほどに豊かだ。どこの宗教も、神が施す奇跡は、『当然の事象』から範囲を広げざるを得ないのが現実だ。……トラヴィスの生まれは古い家柄だ。だからこそ原義的な考えから逸脱した教義には、多少物申したいところはある。 「そういった意味では、私もチャンドラ殿寄りではある。貴様を語る上で悪魔のような行為と切り離すことはできないが、……生まれたということ、そのものに罪を求めることはない。それをチャンドラ殿は『ひとである』と称するのだろうし、私は、……」 忌々しい死人ども。 人であったとは、たしかに、口にしている。 「……貴様の運用が上手くいくのなら、貴様にも未来はあるだろうと、認めてはいるよ」 為したこと、を思い返せば沸き上がる嫌悪と同時に、しかし一度承認した筋は通し切る。……苦しんで殺されるべきだ。彼の中の潔癖な部分はそれを望む。だが、潔癖故に、それがフェアな感情ではないことも理解している。 黙り込んでしまった囚人の思考を邪魔しないようにと、トラヴィスは静かに息を続けた。 (-377) 2021/10/05(Tue) 4:29:17 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「……カンシュサマたちッてェ、やっぱカンシュサマやってるだけあンね」 慰めととったわけではない。ごく自然に、『教養』『学習』『視野の広がり』として受け取り、飲み込んだ。 「俺の、……母さんの宗教が歪かもしれンてのは、考えたことァなかったな。俺ァ悪魔だ、身体が優れてて頭のネジがない、タチの悪い獣でバケモンで悪魔……俺もそー思う。 ……でもアンタらの宗教を否定する気はねェ。アンタらの前では、俺ァひとなんだな」 あなたの上、あなたの息の音。聞こえはするが、どこか落ち着くもので。少しの間考えて、考えて。 罪人は漸く、思考する事を許されたような気がした。 「……会えなくなンのがちと惜しいヒトがいる。ここにいてもいーけど、自由の方がきっともっといい」 ぽつ、と呟く。曖昧なものではなく、確固たる意志として吐き出す。 顔を上げた。 「アンタ、亡霊名乗るの似合わねーよ」 なんて。笑い混じりに言ってのけた。 (-380) 2021/10/05(Tue) 4:45:40 |
【独】 不覊奔放 ナフ/* ……アンタレスと取引したし、ダビーとは恐らくルヴァとのアレで後々めっちゃやりとりするだろうから……えっランダムかなりGJだったのでは……? あとトラヴィスやっぱり愛した、かっこよすぎ 紳士 (-383) 2021/10/05(Tue) 4:52:52 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……母君と、私とは悪魔の解釈が異なる。私の言う悪魔とは、生まれてはならないもの。人と敵対するさだめのもの。貴様は……為したことさえ真っ当であれば、特筆すべきところなど無い単なる天才に過ぎんよ」 『単なる天才』とは、妙な話だが。 しかし、そう、なのだ。才の使いどころさえ間違っていなければ、人類の進歩を早めた歴史的偉人たちに名を連ねていただろう鬼才たち。それが彼らだ。なにせ、1000年前とは人類の知恵も技術も富も何もかもが向上していて、犯罪への対策もまた同じことだった。それでも。それでも、 行えてしまった 。才を、望まれるものにさえ使っていれば、彼は辞典に載る様々な────凡百の偉人たちと変わりはしない存在であったろう。 「…………全く。忌々しい。全くもって認めがたい。」 だからその言葉に情があることも認めなければいけない。 彼は人間だ。 そう認めたからには、その呟きが、偽りであると嘯いて切り捨てるわけには、いかないのだ。 「しかし。貴様、やはり『聞ける』のか。 それは、さぞ暇潰しに向いた役割だな……」 急に疲れが襲ってきたような感覚に、全身から力を抜いた。 座っている肉体がふにゃんとなったかもしれないが、座りにくさには気遣わないぞ。あれもこれも聞かれていたのなら、もう、釣り針の意味とかまるで無いんだもんな。 (-399) 2021/10/05(Tue) 6:36:37 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「母さんにとっては、俺が正しくそーだったンじゃ、……ンン、」 生まれ持ってしまった性質が、嗜好が、おかしくて。持つべきものだった思慮が、罪悪感が、欠けている。 そういうものだと思っていたのだが、どうにも。あなたの言うことを否定して自分の中での当たり前を主張するには、自分の常識も知っていることも『弱すぎた』。 あなたの言葉をそのまま受け取れば、ほらやっぱり忌々しい存在だ、なんて言えただろうに。あなたの発する忌々しさがどこに掛かるのか、分からないままにそう返すわけにはいかない。 「そーだよ。……命乞いも兼ねて、今言った。 ゲームを長引かせるならずっとは生きらンねーけど、暫くは生かしといてほしーなー、てのと。一手無駄にすッから俺は噛むな、てのと。 ……セファーとオリオンにも共有していーぜ」 そう。暇潰しには最適なのだ。頭の上に両手を立てて掲げ、ぴょこぴょこ動かした。 (-401) 2021/10/05(Tue) 6:59:02 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「宗教でいえば、だ。これが数百年も前、貴様が宗教戦争に登用されたのならば、その名は聖人として残っただろう。害した人間の数が変わらなくとも、為したことが変わらずともな。解釈とはそんなもの。人類は貴様らを測りかねている……とも、いえるだろう」 人類にとっての『難問』であるならば、彼の母親一人に解決出来るわけもない。誰も彼の暇を正しい形で潰させることができなかった。結果彼は過ちを起こしたが────それは、つまり。人類が彼という天才の運用を過ったのだ。 「私は犯罪者どもを好んではいない。だが、それは犯罪あってのことだ。勘違いしてもらっては困る。単なる『普通でないもの』を憎み、その生まれを呪うほどに狭量にはできていないよ」 もう少し若ければ嫉妬の類は覚えたかもしれない。奔放さ、天賦の肉体。だが、どちらにせよ憎むほどではない。 憎しみに囚われた己は美しくないからだ。 「……伝えておくよ。まあ、早々処刑されるということも無いだろう。死んだばかりだしね」 その点はさすがに、看守たちも気にすることだろう。トラヴィスもそのつもりだったから、足を灼き落とすのは躊躇したのだ。 (-425) 2021/10/05(Tue) 9:11:45 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ男は自らが男であるという認識を捨てず、また、自分が可愛いと呼称される見目をしていないことも理解している。それもあって本来反応に困るはずの「可愛い」と伝えられる行為はしかし、熱に浮かされあなたを求める今のアマノにとっては悦びをもたらすものでしかない。これほどの幸福を感じたのはいつぶりだろう? 手を誘導されるままにあなたの背を滑った手は先程よりも強くあなたの背に縋り、されど力が入り過ぎないように爪は立てられていない。今はまだ、そこに気を配るだけの理性があるから。 それから、己の冗談に返された言葉を認識するだけの思考能力を失っている男はあなたが奥に進めば進むほどに背を丸めて震えることとなった。 今は溺れることに忙しい。感情を紐解くのは後でいい。今はこの熱を、この瞬間に。 足先に抜けて行った快楽が爪先を震わせる。 頭を掻き抱かれあなたの胸に顔を寄せる。きっとあなたの肌も汗ばんでいるのだろうがさほど問題なく、こちらも強くあなたを抱き締め返した。機械化された部位にも体温が染み渡って、まるで人に戻れたかのような錯覚を抱く。 最奥で受け止めた雄の輪郭はもちろんのこと、脈動すら感じられそうなほどに肉はあなたの形を覚えようとするだろう。男の持つ雄ですらも喜びにむせび泣くようにだらだらと先走りを零している。当の男といえば、心身ともに満たされる大きすぎる快楽に眉を寄せ、快楽の頂に昇りつめてしまうのを堪えているようだった。腰を揺らされすっかり蕩けた男の身体は、あなたによって塗り替えられていく。 「はい、った……よか、あっ、よかった、……嬉し、イキそ……だ、」 (-436) 2021/10/05(Tue) 11:30:25 |
【秘】 環境破壊 イクリール → 不覊奔放 ナフ「へぇ、面白い役ねぇ。それなら余計ここで選ばれてくれてもいいのだけれどもー……」 勿体ぶって引き伸ばして言ったあと。 「今回は見逃してあげよう。はいどうぞ」 あなたの口にスプーンを突っ込む。 どうも小さい子に食べさせているような気分だ。中身がこれでなければ。 その"人"の味は、あまりしつこくならないよう調整がされている。ペースト状になっているそれに混ぜ込む乳製品は少なめに、少ない分ホワイトソースが補う形。臭みを消す香草も混ぜ込まれている。 そんな形で調理されているため食感は残っていないが、そのものの味は消えていない。癖の方を強く感じるか、旨味のほうを強く感じるかはあなた次第だ。 (-438) 2021/10/05(Tue) 11:51:48 |
【秘】 中堅看守 アンタレス → 不覊奔放 ナフ「...君の、思っている通りだよ。」 思考を探るように暫し見つめ、そうした言葉を返す。 喜ぶその姿には特に何かを告げることはないが、素直さには少しの間を置いて口を開く。 「......予約、ね。...考えておく。」 この役を得て、つまらぬ使い方をすればあとの小言が面倒だ。 面白いと思える人物を生かすことこそ、後に繋がる。 ...正直誰を生かしても殺しても、男にとっては変わらない気もするが。 「君が、私にとって退屈を壊す存在であればいいな。」 (-447) 2021/10/05(Tue) 12:54:31 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「……あァ…時代が時代で、上司さえ、ッてェのは…そーいうことなンか」 自分はこれ以外道がなく、これ以外どうしようもないと思っていた。あなたに可能性を提示されても。 しかし、具体的に例を出されて漸く、人類が運用を間違えた自分、というものが分かったらしい。 かといって、今ここにいるのは自分のせいで、自分の成した事であるのに変わりはないが。 「俺ァ、ずーッと、俺の存在そのものが罪だと思ってたよ。でもそうか、生まれること自体は『犯罪じゃない』ンだなァ」 法を犯しながら生まれてくるものはいない。ということに、やっと辿り着いた。目から鱗、というのは恐らくこういうことをいうのだろう。 「ンでも、この無礼講中はイイコにゃしねーからな俺ァ」 それはともかくとして宣言もした。折角の無礼講だからというのもあるが、何かあったのかと誰かに言われるのも煩わしい。 そして、死んだばかり、というのには僅かに首を傾けた。 そりゃ自分は死んだばかりだからやめてくれとはいうものの、他者がそれを理由に躊躇する必要はないと思っているからだ。 「殺したくなったら入れていーよ票」 (-453) 2021/10/05(Tue) 14:46:33 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノあなたが男であることも、そう呼称される見た目をしていなくとも。いや、男もその二つはしっかりと認識している。後で思い返せば不思議に思うかもしれないが、それは後で。今はただあなたを『可愛がる』ので忙しい。 誘導した手が自分を抱きしめるのに、痛みはない。ないにも関わらず、ただ抱きしめられている指の感覚だけで背筋が粟立つような。もうどこもかしこもあなたに侵食されていて、あなたに触れるどこもかしこもが快楽を生んでいる。 腰を進めるたびに震える身体に、男もぶるりと身震いをした。 普段ならひっつく際に汗をかいていれば汗をかいていると進言するのだが、今これだけ熱く汗ばんでいても、そんな余裕はなかった。離れたくもなかった。どろどろに溶け合ってしまいたかった。 「いくらでもォ、イッていー、からなァ。……一発じゃ済まさンが」 多分一度あなたの内側を蹂躙する程度じゃ満足できない。 自分だって余裕なく、今この瞬間にでもめちゃくちゃに動いて果ててしまいたいのをグッと堪えて。 ぬかるむあなたの内壁を引きずるかのようにゆっくりと腰を引き、さっき見つけたあなたの感じる部分を甚振るように律動を始めた。 (-457) 2021/10/05(Tue) 15:01:25 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 環境破壊 イクリール勿体ぶられている間、あからさまにそわそわしていたが。 見逃されて、口の中にスプーンを突っ込まれたところで肩の力を抜いた。もごもご。 事実、小さな子供か獣の餌付けに間違いないだろう。 「……内臓肉の味」 男には。それがひとであるか動物であるか、きっと言われなければわからないなと感じられた。切り取られ食材になる瞬間も見ていたのに、だ。 よくよく味を確かめても、実際よくわからなかった。上手く調理されていることは分かっても。 「なー、お前これまあまあ程度なン?おいしい」 (-458) 2021/10/05(Tue) 15:08:28 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 中堅看守 アンタレス「アンタはどっちかッつーと乱される側、とも思う」 思う通り、と言われたから、ついでに口に出した。 そして、様子を窺うようにじーっと見返す。 「やった。……優先してェモンができたらそっち優先で構わねーよォ。 次の襲撃対象が誰なのか知りたくなったらァ、俺に聞いて。そしたらァ、アンタにはこっそり教えることにする」 そこまでが取引内容。生かして面白いと思ってもらわなければ意味がない。 「……乱される側、つッたけど。乱して欲しくあるヒト、の方が正しいかもしれンね」 なんて訂正もしつつ。 (-461) 2021/10/05(Tue) 15:14:58 |
【独】 不覊奔放 ナフ「止めねーよ」 誰に言うでもなく。いや、言っているのだが届くものではない。一方通行の覗き見。 ミズガネは、短期間でまた死ぬことをどう思うんだろうと想いはするけど。まぁ、そしたら後で聞きに行けばいいか、くらいの。 兎は狼に擦り寄っている心算。その方が、面白そうだからだ。 (-462) 2021/10/05(Tue) 15:19:24 |
ナフは、監視カメラに向けてウインク。……両目を瞑っている自覚はない。 (a67) 2021/10/05(Tue) 15:21:33 |
ナフは、カメラに向かって頑張って瞬きしているヒトになっている。 (a68) 2021/10/05(Tue) 15:28:44 |
ナフは、シナモンロールの匂いでおやつを思い出し、タフィーvilを貰いに行った。 (a71) 2021/10/05(Tue) 15:36:01 |
【人】 不覊奔放 ナフ「これもある種キャンディじゃん……?」 タフィーをもぐ……さく……としながら釈然としない顔。 もしかしてランダムに黙れって言われてる? (72) 2021/10/05(Tue) 15:37:48 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフどろどろに溶け合う今をあなたと分かち合う男もまた、汗が己の髪や頬をしっとりと濡らしてもそれすらも心地いい。離れずにい続けたいと願う感情が男の抱え続けた未来と相反するものである自覚は、ない。 あなたの言葉を聞いて、この一発では済まない、まだこの悦楽は続くのだと理解し、笑って、 「……な、んぁ、何度でもいー、から……何度でも、ほし、」 言いかけたが。一度は引かれた腰がその一点を狙いすまし突くのであればもう言葉など続けられようもなかった。男の快楽に喘ぐ口の内には唾液を纏った舌がちらつき、あなたの口付けを誘うようでもあるが、塞いでしまっては喘ぎはあなたの咥内にのみ与えられる刺激になるのだろう。 「あッ、あ、気持ちい……っく、っん、あ、あぁ、イく、ナフ、っ……あ、……――ッ!」 そして、二度、三度と執拗に甚振られてしまっては限界が近かった男には当然耐える術などなく。あなたの背に回された手指は縋るように爪を立て、されど男の身体は弓なりにしなることとなった。 快楽が全身を駆け巡っているのか、快楽の中に身も心も落とされてしまったのか、もう判断できない。男の陰茎から吐き出された白濁が腹を汚し、蜜壺は幾度となく痙攣しあなた自身を締め上げる。 あなたが律動を続けるのであれば絶頂から降りることができぬ男が言葉にならない声で大きく啼き続けるのを耳にするだろうし、一度止めてやるのであれば力の抜けた腕があなたの背から滑り落ちシーツに沈むのを見届けることになるはずだ。 (-467) 2021/10/05(Tue) 16:03:53 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノまたどうせ乱れる、意味はないと知っていても、汗ばんで頬に張り付いたあなたの髪を避けるように撫で。 何度でも、と強請られ、誘うように舌が蠢くのを見、元より強欲で我慢なんかする気もない男が誘われぬはずもなく。半ば強引に口付ける。あなたの舌を追い、自らの舌で絡め、あなたの嬌声さえも飲み込んでしまおうと。 「ッ、………、は、」 背中に傷が付く心地で口を離す。殺されることですら悦と変換する男が、鋭い痛みをそう受け取れないわけもなく。その上、最も敏感な昂りはあなたの雌に、甘く搾り取られそうなのだ。ぞくぞくと背を震わせながら、しかしそれでも、これで果てるのは勿体ないとばかりに耐え。 止まらぬ。あなたよりひとまわりばかり小さな身体が、あなた全てを腕の中に収めたがって抱き締める。ゆっくり動かしていた腰はどんどん速度を上げ、あなたの中を暴れ回っている。 啼き続けるあなたの声が耳を、脳味噌を愛撫する感覚。溢れるあなたの蜜と男の先走りで水音が上がる。限界が近い。もう一度、とどこか甘えるようにあなたの唇を啄みに行くだろう。どこもかしこも触れ合って、達したい。 (-470) 2021/10/05(Tue) 16:28:31 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ頬を撫でるあなたの手指が優しいものだから、何か大きな感情を伝えられているような心地になる。 誘うほどに待ち侘びた口付けを受けると熱に蕩け切った瞳を悦びに細めて。舌はあなたのより深い侵入を誘うように奥へと逃げたがやがて絡められ、互いの唾液と熱が混ぜ込まれた雫を舌に染み込ませるように塗りたくる。くぐもった声があなたの咥内を震わせ、鼻から抜ける甘い吐息を漏らす男は一度は近づいた柘榴色に見入る。 震える背になにか、おおきなかんじょうを抱いたはずなのだが、言葉にできないので。他の言葉など発しようもないくらい、あなたの名前以外の言葉が頭から抜け落ちてしまっているので。男もまた、快楽に跳ね続ける身体に半ば抗うような形で、己よりも小さく若いあなたに己の全てを手中に収めてほしいと願い強く抱き締め返した。 こんなに満たされることなんて、知らない。 色の異なる肌がぶつかり合う音、律動に合わせ悶える男が生み出すシーツの衣擦れ、どろどろに溶け合った交接がかき混ぜられる水音。そういったもので満たされた室内の熱に終わりが近いことはきっと言葉にせずとも互いに理解していたのだろう、男もまたその啄みに応えて、更に舌をあなたの咥内に這わせようとする。奥にほしい、ともに至る絶頂をも分かち合いたい、私という女の奥にあなたを教えて、どうか。 (-474) 2021/10/05(Tue) 17:24:40 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ抱き締められることが気持ちいいことだと言うことは元より知っていた。だが、こんな情交の最中にこれほどきつく抱きしめあって、互いの汗と体温に溺れることの快楽と言ったら。 快楽だけには止まらぬ、胸の内に広がる何かはある気がするが、それを追求することは今はない。 男は貪欲だ。もっと、もっともっと欲しい。 欲しがるこの心境すら、焦らすように、いつまでも続けばいいと思っている。 脳味噌が空気の熱や音や雰囲気で色に浸かり淫蕩に溶け。啄んだ口から、更に快楽が送り込まれる。侵入してきた舌を、柔く歯で押さえ、舐り、吸い上げて愛撫する。腰がより一層震えて、腕に力が籠る。 「……ッ、う、ーーーーーッ、!」 合わせた口の間、くぐもる呻き声。あなたの最奥に押し付けるようにして、熱が爆ぜる。びく、びく、と数度身体を震わせてあなたの奥へ精を吐き出すと、大きく息を吐いて余韻に浸り。 (-480) 2021/10/05(Tue) 17:59:37 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフあなたの咥内に忍び込ませた舌が迎えられ、求められ、抱擁されるのがたまらない。互いの触れられる限界まで触れ合い達した瞬間の視界を白ませるほどの快楽と弾ける熱に、男もまたあなたを咥え込んだ下腹を幾度となく収縮させ、男としての熱も何度目か分からぬ熱を吐いて己とあなたの腹を濡らすことだろう。 「んぁ……ふ、は……」 奥の奥があなたの精を蓄える。内襞のひとつひとつまでもがあなたに染まっていくような心地がする。肩を上下させながらどうにか息を整える最中、許されるのならばあなたに再度啄むようなキスを行うだろう。許されようが許されまいが、男の腕の力が弱まるのは暫くしてからにはなるだろうが。 「……ナフ、」 (-486) 2021/10/05(Tue) 18:51:13 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「はッ……ん、ァ、」 ぱちぱちと煌めくような視界で、柘榴色はずっとターコイズから目を離したがらなかった。唇触れ合う距離で、上手く焦点が合わなかろうと、視界をあなたの色で塗りつぶしたがった。 それだというのに達した直後はあなたの様子に気を配ることも忘れ、収縮する内壁に一滴残らず白を塗りつけることにのみ気を取られていた。染まればいい。塗りつぶされて、俺の色になってしまえ。 口にはしない、言葉にはならなかった。 唇を啄まれてやっと、意識があなたに向く。返事をするように啄み返し、あなたの力が緩まるまでは、頬を擦り合わせたり額やら唇やら鼻先やらに口付けを落としたがる。あなたがどれだけ受け取るかは自由だ。 「……はー、ァ、……なァに、アマノ」 まだ甘さの残った声を、小さく紡ぐ。 (-489) 2021/10/05(Tue) 19:04:16 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……そういうことを説明する人間が居なかった、というのも、要項に入るな。上司が居らずとも、これを前提に貴様が自ら、己の能力を『人類に都合よく』活かす場所を探そうとしても良かった。貴様の暇はある程度潰せたことだろう。指向性をもって、世界中に散る興味深いことを探せば良かった」 こんな、簡単なことを。人類は過ったのだ。 無力感に苛まれる。凡才である己にすら可能な影響を、誰一人与えることなく巨大な嵐を作り上げる社会。一人が足掻いたとて何になろう。 「……貴様の無礼講は許される。好きにしろ。既に為されたことは良くも悪くも変わらない。貴様の為した罪も、宣言された宴の始まりも」 生まれたばかりの子供のような顔をする。 ならば手足を振り回してそれが我々に当たったとして、咎めることは、無意味なことだ。少なくとも、今は。 「……いやまあその辺は心情的なものだよ。いつか壊れるにせよ、代わりに他のものが壊れるにせよ、さっき買ったばかりのものを壊すのは財布と心臓に悪い、みたいな立場だからね、我々」 それはそれとして、ナフの処刑にはこちらもスナック感覚で解説した。自分の財布から出ないとは言え、後で決算書見て『あー』ってなるのはなんか嫌だ。 (-491) 2021/10/05(Tue) 19:23:21 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ互いの視界を互いの色で塗りつぶす。ターコイズもまた柘榴色の内に溺れ続け、また、あなたが己に溺れることを願うからこそ閉ざされることもなかった。 男は、声を殺し、逃れようと藻掻き、それでも敢えて媚びねばならない性交しか知らなかったが。あなたとの情交はそれとは全く異なるものだった。自ら溺れ、声すらも求められ、自分の全てを求められることのなんと甘美なことか。 明らかに異なる余韻に浸っている男は、あなたからのそうしたスキンシップに気を良くしてくすくす笑っただろうし、こちらからも何度か同様の行為を行っただろう。 「初めてだ。こんなによくて、……幸せなのは……」 普段あまり大きな声を出さない男の喉は嗄れかけて掠れてしまっているものの、柔らかく甘い。 (-499) 2021/10/05(Tue) 20:05:00 |
【秘】 中堅看守 アンタレス → 不覊奔放 ナフ「...そのつもりは、無いのだがね。」 声を荒らげて否定する訳ではなく、冷静に告げる。 ...男は乱すのも、乱されるのも好まない。 「そしてそうだな、折角だ。...君を信用するためにも、この度の襲撃先を聞かせてもらおうか。」 ついで、と言った形で問いかける。 それは貴方への投薬を優先すべくものでもある。 "使える"のだと判断すれば、選ぶことに利はあるのだから。 ただ、最後の訂正には少々眉根を寄せた。 それは果たして、どういう意味かと。 (-500) 2021/10/05(Tue) 20:07:42 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 中堅看守 アンタレス「退屈を紛らわして暇を潰す、てェのは、少なからず、飛び込ンで平静を崩さねーと得られン」 何より退屈を嫌う男が宣う。 「今日はミズガネ」 そして短く、答えだけを。答え合わせまで時間が少ないもので、そしてタイムオーバーは何より痛いので。 それだけ伝えた。 (-509) 2021/10/05(Tue) 20:36:47 |
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