168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】
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| [ぽたぽた、と手から零れる雫は赤く 病室の床と対照的なコントラストを描いている まるで彼の命の欠片が零れ落ちるかのようで 尚更に怖くて痛みを覚えたのだ 誰かが死ぬのをではなく、 貴方が死ぬのを見たくなかったんだ >>81心が、触れた場所から伝われば良いのに。] (87) 2022/08/14(Sun) 0:48:25 |
(……。)
(そっと、足から手を離した***は
ふよりとその場所を離れて彷徨う
軈て生きながら常世を見る
おとうさんの、おともだちを見つけることになるのだけど)
| [生きている、いきている 俺も、セキさんも。 それが、よかった。 それだけでよかった。 血錆の香と、触れた場所の温度が 紡ぐ言の葉が、それを肯定してくれるのだから >>83でも、流石にぐっちゃぐちゃの顔を見られたら 恥ずかしいものではあったのだけど] (88) 2022/08/14(Sun) 0:49:10 |
| 勿論! 一緒に……出よう。ここから。
[お前は、じゃなく一緒が嬉しい。だから俺は強く頷く
チハヤさんだって。もしかしたら攫われただけで まだ生きてるかもしれない。 それがどんなに絶望的でも 死んだ姿を見たわけじゃないんだ
何時、どうやってここから出られるか、ってのはわかんない それでも希望が僅かでもある限りは探したいのだ。
(勿論、チハヤさんが怪異の女性と触れ合い 何を思ったのか――何を決したのか ってのは知る由もないのだけど)
でもまずは――]
……でも、それは セキさんの 手の手当て、してからね。
[痛いでしょ。って指摘して ……未だに処置室は怖い。どこか他に手当できる場所があれば。 どうしてもなかったら、チハヤさんに処置して貰った場所に行くしかない。
何にせよ。手当の前にまず止血から始めよう。*] (89) 2022/08/14(Sun) 0:49:56 |
| (a23) 2022/08/14(Sun) 1:03:53 |
| (a24) 2022/08/14(Sun) 1:03:53 |
[お腹の中で何かが大きくなる感覚。
それさえも、こんな絶望の中では気になるものではない。
むしろ何かが育つごとに心地よささえ感じる。この心地よさに身をゆだねれば、きっとこの絶望も悪夢も無くなってくれる……そう感じていた]*
[誰がこの
血
を受け止めた?
それは───…
四谷だった
]
「やっと、見つけた。」
彼女の上半身に唯一残っていた下着に手が掛かり、躊躇いなく左右へ裂いた。
そうして、彼女の下半身にも腕が集い、服の下にも潜り込んで下着に手をかけ――一息に引き裂いた。
「『アタシ』を、生んでくれる人。
『俺』の、お母さん。」
露わになった秘裂に、そっと口付ける。
体温の無い、氷のように冷たい口づけ。
血色の悪い舌が這う、『僕達』を生んでくれる大切なお母さんを、慈しむような穏やかな愛撫を与えていく。**
| でも痛そうだから……。 [平気だというけど、俺には滴る血も相まって痛く見える ――互いに、互いの傷を慮る中、 傷の痛みに心を痛めるのも互いにかもしれない 拒まれたら俺が平気じゃないと手当しようとしたので 拒まれずに一安心していた >>99そこにある熱を、慈しむように。] (108) 2022/08/14(Sun) 12:08:24 |
| [病室を出る提案をする彼に頷く。 家に帰るまでが遠足と昔保体担当のゴリ松がいっていたけれど それこそ、チハヤさんを見つけたとしても ミイラ取りがミイラになる可能性はあった
出口……兼、入り口のエントランスまでは少し遠く 他に出入り口が確保できるならそれが良い。
伸ばされた手に、うん。とうなずいて掴む。
2人が去った後の病室にはもう、誰も*] (109) 2022/08/14(Sun) 12:09:05 |
| ―→そして廊下へ ― [相変わらず、廊下は照明はついているが薄暗いように感じる。 ひかれる手の温かさが、これが現実と認識する鎹のよう] ……堕胎室で消えて、 次に見え、た。多分チハヤさんと思う人が ここの廊下、だったから。 ……確かに、そうかも。 [何が起こっても不思議ではないこの場所 若しかしたら別の所 或いは入口にいたりして。実際どうなのかはわからないけど と、セキさんに首肯する。 >>103時間の感覚は曖昧で。 随分長いこといる気がするのは、多分少し休んでも 未だ不安と、疲れが体を蝕んでいるからであろう それでも、セキさんがいるなら大丈夫だと 根拠はないけど、そう思っていた。] (110) 2022/08/14(Sun) 12:09:18 |
| う、うん。
[セキさんの傷のない方の手を握り たっ、たっと暗い廊下を急ぎ足。
足音と、呼気がやけに廊下に響くような気がした ――本当にそれだけ、なのだろうか] (111) 2022/08/14(Sun) 12:09:34 |
| [僅かにセキさんが耳にした歌 >>0:63をもし己が認識したとしたら あ。この歌知ってるって思うだろう。 あいつと買い物をしてる時に聞いたことがある 確か20年くらい前の懐メロのやつ。 去年有名な歌手がカバーして そこそこヒットした奴じゃなかったかな。 あいつも好きだった、歌。 ――後ろ髪をひかれるような。どこか胸を 掻きむしる、ような この病棟は未だ夜が明ける気配は見えず その歌もまた、どこかで >>77愛を唄い 愛する誰かを、まっているのかも、しれない*] (112) 2022/08/14(Sun) 12:09:50 |
| (a28) 2022/08/14(Sun) 12:13:04 |
[離れてはダメだとぼくを縛る彼女の闇は心を表す鎖のようだ
時折翳り、困惑を湛え問いかける瞳は、彼女自身を縛る「執着」を意味しているのではないのだろうか
無意識下には気付いているのかもしれないけれど。
少しずつ、少しずつ、
闇の枷がぼくに向けられて行く。
その意味を面映ゆいと例えるのは胸に潜めて]
[もっと、心の中まで溶かして
きみのすべての闇を喰らい尽くしたい
なんて
口にしてしまうと
きみはいとも容易く溶けてなくなりそうだから]
お行儀がわるいかな
[唇を寄せられるなら、ウインナーを啄むように
彼女と「味」を共有しようと。
拒まれないなら、戯れの甘い口付けを]*
まっ……て、いったい何が……
[あれよあれよという間に残りの下着も引きちぎられる。
あらわになった秘裂に彼が口づける。
霊らしい冷たい口づけでも絶望で染まった私の体は、穏やかな愛撫によってだんだんと昂ぶっていき、蜜を内側から溢れ出していく。
なぜこんなに気持ちよくなってしまうのか、霊的な存在に襲われているという恐怖は確かにあるが、それ以上に打ち消すように溢れる快感が私をおとしていく]
(……また、大きく?)
[少しずつではあるが、快楽に飲まれていくごとに、お腹にある存在が大きくなっていくのを感じる。
姉失格となったのに、母になるのかもと思うと不思議な気持ちになりながら快楽に飲まれていく]**
[どこまでなら許されるのかを探るように、
少しずつ彼の身体に闇を這わせていく。
一生をかけても手に入ることのなかった
私だけを見てくれる目が、
いつ覚めてしまうのかと怯え、縋り、求める。
これまでの現実がありえないと否定しても、
彼が育んだ欲が恐怖も真実も塗り潰していった。
彼がこれまでの人生で知るのなかった特別を
命尽きるまで与え続けるのだろう。]
[もっと、心の内まで入り込んで
あなたのすべての関心を奪い尽くしてしまいたい。
なんて、
口にしてしまうと、
あなたは未練なく旅立ってしまいそうだから。]
[フォークから一房解いて口に含んでは見たが、
残念ながら味はよく分からなかった。
飲み込み切れない物体が口腔内に居座る。]
ん……。
[蝶が花に吸い寄せられるように唇を合わせた。
途端、彼の感じた味が僅かに染みた気がする。
いつか、もっと彼の中まで入り込んだら
味を思い出す日も訪れるんだろうか。
それは満たされる日が近いことに他ならないけど。
口の中の物を咀嚼するためか、彼の唇を啄むためか、
食事でもしているような口づけを贈った。]
んぅ……ふふ。だいじょうぶ。
ここに叱る人は……誰も、いないから。
[そう、誰も。私を許してくれない人はもういない。
あなたの願いを阻む人もいない。
戯れの合間、離れた唇から擽るような返答をして。
食事の邪魔をすると理解しつつも首に腕を回し、
おかわり≠ねだった。]*
溢れる蜜を、舌で舐めとる。
わずかにぬめりを帯びていて、甘やかな味と濃い「お母さん」の匂いが頭の奥を痺れさせる。
氷のような指にお母さんの蜜を絡めて、ゆっくりと、お母さんの中へ差し入れる。
まずは中指、少ししてから薬指、それから人差し指。
緩く抜き差しさせて、お母さんを慣らしていく。
「――いっぱい、してあげる。
『僕達』みんな、お母さんが大好きだから。」
影が揺らめいて、人の形を取り始める。
『私』と同じ見た目の、『アタシ達』。
1人、2人、3人――…いっぱい。
1人が、お母さんと唇を重ねた。
体温の無い舌でお母さんの唇を舐め上げて、隙間に舌を差し入れる。
お母さんの体温を貪るように。
お母さんの両胸にも、『僕達』が群がる。
片方の胸を、『私』の両手で包む。
柔らかく揉み込んでみるけれど、胸の大きさはどのぐらいだろう。
『アタシ』の小さい両手だと、覆いきれないだろうか?
もう片方の胸へと、『俺』が吸い付く。
冷たい舌で先端を転がして、口付けながら刺激する。
――不意に、お母さんの秘裂の上。
秘豆へと、軽く歯を立てた。
「お母さんは、こういう事は初めて?」
お母さんの中に潜らせた3本の指を、大きく広げてみせる。
お母さんの膣内が、外に晒される。
「――うんと、優しくしてあげるから。
安心して。」
履いているズボンのチャックを降ろして、『私』も下腹を露わにする。
――そこは、割れ目も、肉の禊もない、なだらかな腹部があった。
けれど、すぐに黒い影が集まって、肉杭を形作っていく。
大人のそれと比べても遜色のない、黒い先走りを垂らした凶悪なもの。
その先端が、お母さんの秘裂へと添えられる。
「お母さん、一緒に気持ちよくなろう?」
ゆっくりと、腰が進み始める。
お母さんの中に、硬く猛った、けれど冷たい肉杭が飲み込まれ始めた。*
食べたいのかと思っちゃった
そんなに見てたら、
ぼくの顔にも穴が空いちゃうよぉ
[濡羽の瞳は食事の様子を余す事なく魅入るようで、その視線の先がぼく自身に向いている事に気づいて思わず顔が赤らんだ
お返しと言わんばかりの「あーん」に対する反応は、絶望と過去への妄執に塗れた彼女とは打って変わり、庇護欲を唆る稚けなさに満ちていた。
ぼくが彼女を満たしている。彼女の生を脅かした過去などすべて塗りつぶしたい。ぼくで満たして全てを喰らい尽くしたい。
与えて与えられて狂おしいほど一つになりたい。
ケチャップの甘みに潜むごく僅かな酸味ごと、食事もそぞろに啄み合う唇は深さを増して]
・・・かわいい・・・、
ねぇ、もっと見せて、かれん
[プラスチックのフォークは音もなくトレーに忘れ去られたまま。しなやかな腕に引き寄せられるまま彼女の身体をソファへと沈めた。
彼女の掌にキスをしてパジャマのボタンを自ら解くよう視線は熱を送る。叶えてくれるのならぼくも彼女を見下ろしながら、自らのシャツを脱いで行こう。
頭痛が走る訳でもないのに、喉の奥が乾いたようにぼくの身体がきみを求めているみたいだ]
腰、浮かせて・・・
全部見せて。さっきは、暗かったから・・・
[あらわになるきみの肌を、ぼくのてのひらが触れて行く。
幻惑の灯りの下で触れる素肌は滑らかで
白く冷ややかだけれど、どこか温かさも感じる気がした]
まだ、のこってるかな、
[互いに、するりと最後の布地を床に落とした先
素肌を味わう掌は、きみの柔らかな下腹部に触れながら。
唇はキスを離れて顎の裏から鎖骨へと。ゆっくりゆっくり、味わうように胸の膨らみを食みはじめるだろう]*
| [チハヤさんを探すなら、詳細な館内図があった方がいい。 前に消えた場所……堕胎室を思い出せば また、肺腑が冷えるような心地を覚えるものの 地図の話題 >>124で、漸く自分のスマホを思い出す 同時に、交換したLINEのことも] あ。ある。見取り図の写真、撮ってた。 ……。 [スリープ状態のそれをフリックする LINEを見るが、メッセージは何もない。] 《いま、何処にいますか》 [……既読もまた、つかない] (129) 2022/08/14(Sun) 21:16:23 |
| [LINEアプリをスライドで仕舞って エントランスにあった院内図の写真を セキさんに見せた
……窓の外は未だ暗く。 朝日の気配も今は遠いように思える
廃病院というなら、ネズミやコウモリといった 不浄な生き物でもいるかとも思うが それも今のところは窺えなかった。
……まるで、時を止めたまま朽ちていくかのよう] (130) 2022/08/14(Sun) 21:19:40 |
| あれ?懐メロ…? [何処かから聞こえる歌声 >>77女の人のもの、だろうか 彼女が好きだった歌だ。とはいえ別の歌手が唄った リバイバルのものだけど >>112もう決して戻らぬ日を思い出せば、胸が軋む] セキさんも…… [聞こえましたか。と、尋ねようとして 硬質な音 >>128] (131) 2022/08/14(Sun) 21:26:54 |
| [手を引かれて、セキさんが蹴ったなにかに近づく。
……小さなそれは]
スマホ、 ……。
[見覚えがある色だ。 LINEを交換したときに見た色だ]
…… チハヤさん、のかも、しれない (132) 2022/08/14(Sun) 21:29:03 |
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