人狼物語 三日月国


192 【半突発R-18】ダンジョン オブ イシュノルド【飛び入り、見物解禁】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:


【人】 地の底の商人 グラッド

ずいぶんとまぁ、面白い事になっちまいやがったねぇ。

[言葉とは裏腹に、店主の眼は心底楽しそうに。
だってそうだろう?
今なら、きっと多くの者が心の奥底にある本性を曝け出す。
商人として、目利きの血が騒いで仕方がない。]

それにしても、「魔術王の指輪」をこんな事に使うとはねぇ。

[ダンジョン全体を包むほどの魔術。
思い当たる節は一つ。
腹の奥底に深い悲哀を重ねた淫魔へと、面白がって無料で譲り渡した一級アイテム。

装備した者に無類の魔力をもたらすが、資格の無い者はことごとく命を散らす。
多くの魔術師が挑み、そして最初の持ち主であった『魔術王』以外は誰一人として制御できなかった曰く付きの品。

果たして、この物語はどんな結末を描くのか。
興味は尽きない。]
(1) 2023/01/06(Fri) 4:10:57
地の底の商人 グラッドは、メモを貼った。
(a0) 2023/01/06(Fri) 4:16:56

【人】 地の底の商人 グラッド

―少し前の話 エデンと―


冒険者について来た顔見知りの客>>22へ、「見せたい品がある。」と呼び止めた。
店の奥から引っ張り出してきた品を手に握りこんで、彼女の眼先で開いて見せた。

「とくと見ろ!
これがかつての昔、世界最高の魔石職人と言われた男の最後の一品!
『緋色結晶の竜涙石』でぃ!」

手に握られていたのは、掌程の大きさである、透き通った紅い魔石。
何より素晴らしいのは、その美しさであろう。
既存のどのカッティングとも異なる形である上に、どこから光が差し込んでも煌めくように反射角を調整されている。
それでいて、一部の歪みも見られない。
正に至高の一品―――に、なるはずだった。

「ほら、ここだよここ。
完成する前に、男が亡くなっちまったもんでよ。
この部分だけ、まだカッティングがされてねぇんだよ。」

指で示した場所だけは、採掘された時のまま。
それによって、この品は至高の一品にはならず、流れ流れて自分の手にたどり着いたという訳だ。
(69) 2023/01/06(Fri) 22:20:05

【人】 地の底の商人 グラッド

「ってことで、コレ。

アンタにやるから、完成させてこい。」


有無を言わさず押し付ける。
本来なら豪邸を三つ買っても、まだお釣りが来るほどの品。
同じ魔石を扱う彼女なら、品の価値はわかるだろう。
だからこそ、だ。

「ギルドに出店したいんだろぃ?
じゃあ、目玉になる商品がいる。
何より、技術を盗むのにこれ程の品はそうそうねぇぞ?

金はいつかおまえさんが一人前になったら、ウチに品を卸してくれや。」

いつか、彼女が買い手ではなく、売り手として訪れる事を期待して。
彼女の造る品なら、きっと皆が欲しがるだろうから。
(70) 2023/01/06(Fri) 22:20:13
地の底の商人 グラッドは、メモを貼った。
(a24) 2023/01/06(Fri) 22:21:57