【神】 高等部 ラピス>>G18 バット がん。 大げさな動きでショックを受けたような身振りをしたけれど、それがポーズなのはいつものこと。 自分が小さいという事実はしっかり認識していた。 そして兎のノインよりは……大きい。 黒板の余ったスペースにチョークを走らせ、 『私は小さいですが、バットくんに肩車してもらえば2mは余裕で越えられます。 問題ありません。適材適所です』 よくわからない言い訳をひとつ。 部屋に戻ると聞けば、こくり、また一つ頷いて。 きっと自分の歩幅に合わせてくれるだろうけれど、気持ち大きめに一歩をとって、並んで寮への道を歩き出す。 (G20) dome 2022/04/30(Sat) 19:33:06 |