人狼物語 三日月国

68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】


【人】 子供 カウス

>>112 ルヘナ
「……望んじゃねーよ。望んだことなんかなかった。
 いつ死んでもいいとは、思ってたけど……でも」

あの日の気持ちを少年は忘れない。
生きたいとそう望んだから、
だから明日への約束を口にした。

結果、裏切ることになったのは
あなたの言う通り後悔そのものだ。

「今は、『生きたい』って思うよ。それが俺の望み。

 だからさ──紅茶、もらおうか。
 一日遅刻したけどさ、それくらい許してくれるんだろ。
 『ルヘナ様』とやらはさ」

肩を竦めた。
許してくれて、ありがとう。

あなたに対し、素直な言葉は不要だと思った。
(121) 2021/05/01(Sat) 0:11:09