人狼物語 三日月国

264 【双六村】鬼退治双六道中


【人】 教授 斎

#プレゼン
〜料理とは科学でありカロリーと糖と脂質の暴力である〜


良いですか。人間の舌というものは味蕾という器官によって味を感じ取っています。
そして人間の細胞は10日程で入れ替わりますがこの味蕾という機能も筋肉と同じように鍛錬を積む事でより強化することが可能なのです。

京風の料理は味が薄いと言われていますが、それは味蕾の感覚が弱い人による意見であり、常日頃から味蕾を鍛えるような食生活を心がける事で繊細な味を感じ取ることができるのです。

甘味、塩味、酸味、苦味、うま味、これら5味を主に感じ取ることが可能なのが人間の舌の仕組みです。
辛味に関しては正確には味ではなく「刺激」の分類となりますので、この場合は除外されます。

この高め方としては、「うま味」を含む食材を特によく摂取することで鍛えられるので、日本人には先天的に味蕾が鍛えられている方が多いのですね。
そのほかの鍛錬方法としてはゆっくりとよく噛んで唾液を発生させる、色々な味を意識して食べるという事などが考えられます。

というわけで
こちらに用意したのはクリームチーズと胡桃をふんだんに詰め込んだパイとなります。
クリームチーズには塩味とコク、胡桃は食感を高めつつ噛む回数を多くする効能が期待できますね。

これをよく味わって毎日食せばあなたの味蕾も鍛えられ、明日には美味しんぼへ出演も出来ることでしょう。
(1139) 2024/05/26(Sun) 23:43:24