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【神】 演劇 アクタ紙切れ一枚。 くしゃ。 ……少し力を込めただけで、あっさりと皺が入った。 これが他者を蹴落とす証。 誰かを犠牲に、生き残る為の物。 「……フン!」 昨日決められた通りに、裁判場まで赴く。 立ち入れば、君達とある程度距離を保ちつつ睨み付ける。 「何度話したって、僕の意思は変わらない。 でも、まあ、……話くらいは聞いてやろうじゃないか。」 (G4) osatou 2022/02/23(Wed) 21:20:40 |
【神】 演劇 アクタ「はいはい、殊勝なことだ。 それじゃW決まらないWってことで 遠慮なく、僕はカミクズに投票する。」 どうも、と心にも無さそうに礼を呟いて さっさと紙にその名を記入した。 「利害の一致。それで良いと吐いたなら、撤回は認めないぞ。 明日もこれ程、円滑に進めば良いんだけどなァ。」 こんなに酷く生意気な態度が続くのは 一体いつまでだろうか…… (G19) osatou 2022/02/23(Wed) 21:45:00 |
【人】 演劇 アクタ>>3 ユス 「そうだなァ。 パンとご飯ならどっちが好きとか 比較していって最後に残る物……とかさ、 そんなのも全然無いのかよ?」 やっぱり変な奴。 鼻の次は、表情全部で笑顔を作ってやった。 「どう考える、って…… ぱっと浮かんだり、何か題材を決めたり、誰かに当て書きしたりかな。」 勿論、出来栄えはまだまだ荒削りだが それでも努力して、魂を込めて書き上げた物語ばかりだ。 「シロートばっかの即興劇なんて、 どこに需要あるんだよ。 ……じゃーお前、 僕が書いてやるから、主役その他諸々全部やれよ。 好きなモンも無し。そんだけ空っぽなら、そこに役詰め込めるだろ。」 まさか断るワケ無いよな、と。 君がここで頷けば、役者のセッティングから何まで全て押し付けるつもりである。 ──勿論君は、これを断っても良い。 男だって、どうせ君が断るだろうとたかを括っているのだから。 (5) osatou 2022/02/23(Wed) 21:55:50 |
【神】 演劇 アクタ助かりたくない、死にたい、と望む奴が居るのに それで決定、はい終わり、ともいかないらしい。 「ふゥん……。」 卓上へ肘を突き、頬に当てる。 用意して貰った煎茶、紅茶、珈琲。少し悩んで、紅茶を自らのカップに注ぐ。そっと口に含む。 「……にが」 甘い砂糖が欲しい、と ひどく場違いな感想を抱いた。 (G29) osatou 2022/02/23(Wed) 22:28:57 |
アクタは、自分の持つ、スマホのような端末を一瞥。 (a6) osatou 2022/02/23(Wed) 22:47:23 |
【秘】 演劇 アクタ → 普通 ナツメ話し合いの中。 端末の画面、それから君を一瞥。 指先に視線を向ければ どうやら自分の考えを察してくれたようで。 有難う、の意を込めて ぺこりと小さく頭を下げて見せた。 男は態度こそ悪いが、 決して誰も彼もを嫌っていたり憎んでいる訳ではないのだ。 (-23) osatou 2022/02/23(Wed) 22:50:49 |
アクタは、腕を伸ばし、紅茶に砂糖を入れた。「飲みやすくなった」 (a8) osatou 2022/02/23(Wed) 22:52:01 |
【神】 演劇 アクタ「に、2回目……」 ──自分は違う。 そう主張するように、首を振る。 それを証明するものなんて、何もないのに。 「ハッ、補欠な、補欠。 また同じように、僕以外の中から決めてくれよ。 そこのそいつみたいに、死んでも良いって言う奴からさ。」 カミクズを視線で示して、 それから今度は君達全員を見た。 甘い紅茶を飲み下せば 興味なさそうに、まるで関係のない話を聞くように、おかわりを注ぐ。 今度はちゃんと、砂糖を入れて混ぜ合わせて。 (G41) osatou 2022/02/23(Wed) 23:27:27 |
アクタは、また、スマホ端末を一瞥。 (a13) osatou 2022/02/23(Wed) 23:48:01 |
【神】 演劇 アクタ「なんだ、メガネ。 気が合うじゃないか。」 同調してくれたカイに うんうんと頷いて見せた。 「はァ〜? 他人事で、身勝手で悪いのかよ。 生きたいも死にたいも、勝手にほざいて良い筈だろ。 なんで死にたい奴だけ歓迎されて、 生きたい奴が煙たがられないといけないんだよ。」 これは死にゆく人間を選ぶ場。 なれば、生きたい自分が為すべき事は、いざ矛先が向いた時に抵抗するくらいだ。 ……少なくとも、この男はそうだと思っている。 けれども。感慨のない声に強く反論すると言う事は それを恐れ、虚勢を張っているとの証左にも、なってしまった。 (G48) osatou 2022/02/23(Wed) 23:58:51 |
【神】 演劇 アクタ「はッ、はあ……!?」 エノやユスの言い分は、最もだ。 だからこうして、はくはくと口を開閉させている。図星。 ──少しだけ、間を置いて。深呼吸。 「いっ、生きたいって言うのがそんなに悪いかよ……! なんでッ……お前らはそうやって淡々と話し合えるんだよ! そんな捻くれた…… 恨みがましい2回目の奴なんて知るかよッ! 」等身大の子供らしく、 首を大きく振って駄々を捏ねた。 まだ暖かかった紅茶が、冷めていく。 大きい態度が、背が、次第に丸まっていく。 「じゃあ……どうしたら、良いんだよ………、」 (G56) osatou 2022/02/24(Thu) 0:29:02 |
【神】 演劇 アクタ「…………夢が、」 ぽつり、ぽつりと言葉を紡ぐ。 すっかり意気消沈した男が、吐き出すように。 「夢が、あるから。 舞台の、脚本を書きたい……夢。 叶える為に、努力して……家族に応援して貰って、 これから……頑張りどころだってとこなのに し、死んで……たまるかよ……!」 いつか誰かに、瞳を輝かせて語った夢。 掻い摘んで、W生きたい理由Wとしてひとまず示した。 「よ……よく知らないお前らのこと、 すぐに自分事みたいに大事になんて、できない。 だって、まだ、1日しか過ごしてないのに、急に……!」 一度その態度を崩されれば、 男はとても脆く、弱気だった。 膝の上で拳を握れば、 それから暫くは、言葉も少なくなるだろう。 先程までの虚勢は、生意気な姿勢は、何処へやら。 この会議における雑音が、ひとつ減った。──ただ、それだけ。 (G66) osatou 2022/02/24(Thu) 1:11:33 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユスポケットの中のスマホ端末が震えて、 君からのメッセージに目を向ける。 少し時間を置いてから、 君の元へ返事が届けられた。 『おまえきらい』 男も、心の底からそう思ってはいない。 ただ、今は、虫の居所が悪いだけ。これは八つ当たりに近い。 君はこれを無視しても良いだろう。──17歳の、精一杯の強がりなのだから。 (-48) osatou 2022/02/24(Thu) 1:34:47 |
アクタは、首を傾げた。 (a16) osatou 2022/02/24(Thu) 1:49:37 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス『なに』 『へんなやつ』 議論の最中。 男の方を一瞥でもするならば、 顰めっ面が目に入るだろう。 そうしてまた、心にも無い強がりが君へ届く。 『へんなばか!』 (-51) osatou 2022/02/24(Thu) 1:54:36 |
アクタは、顔を上げた。 (a18) osatou 2022/02/24(Thu) 2:01:58 |
【人】 演劇 アクタ>>9 ユス 「う、うわ……ば、ばか真面目。 お菓子とか食べないのかよ。」 告げられる食の好みに驚愕。 一生野菜しか食べてなさそう、なんて偏見を抱えながら。 「あー、はいはい。 無茶振りして悪かっ……、」 「………?」 「はッ、はあああ!!??!!」 引き受けられるとは思っていなかったのか 目を丸くして、ぱちぱちと瞬き。 「えッ、いや……、ぼ、 僕に二言は無いけど!? か、か、書いてやるよ!お前に当て書きして! その為には……お前、アレだ。 お前の話、聞かせて貰うぞ!色々!」 根掘り葉掘り!良いのか!?と付け足して 君へびし、と指をさした。 君がこれにもまた頷けば、男が今日一日、君に付き纏うだろう。 (10) osatou 2022/02/24(Thu) 2:12:57 |
【人】 演劇 アクタ>>11 ユス 「ふゥん。もうそういう生活習慣な訳ね。」 まずは、食生活についての理解。 確かに育った環境によっては、好みも左右されそうだ。 「 えっ演技指導も? そういうの僕やったことないんだけど。 ま、ま、まあ……これも将来役に立つだろう。 僕は演劇界の未来を担っていく素晴らしい存在なのだから!」 行儀が悪いと指摘を受ければ ぐっと拳を握って指を引っ込める。 「じゃあ、お前、覚悟しろよ! この議論が終わったら……お前の 恥ずかしい話 や情けない話 根刮ぎ聞いてやる!逃げるんじゃないぞ!」 指をさせないので、言葉だけを偉そうに君に示して のちの話し合いの後、どんな結論を出していようと男は君に付き纏うだろう。 こうして、1日目── 議論が起こる少し前の時間。 ふん、と背を向けて、男はさっさと裁判場へと赴いて行った。 (12) osatou 2022/02/24(Thu) 6:41:45 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「うわぁッ!!?」 突然芸能人が下からポップして来たら 誰だって驚くだろう。目をまんまるにして後退り。 「…………えーと……こんにちは? だっ、誰、って言うのは……無い、けど、 カミクズみたいに、死にたがってる奴を選んでいけば良いんじゃないか? 後は……死んでも良いと思ってる奴とか……。」 ──では、そんな人物が居なくなれば? ──誰もが死にたく無い、と主張すれば? そんなところまで、男は考えていないらしい。 「おま……アンタだって、死にたく無いだろ?」 (-85) osatou 2022/02/24(Thu) 13:10:52 |
アクタは、議論が解散になった後、散歩がてら探索。 (a33) osatou 2022/02/24(Thu) 14:31:51 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス2日目の、議論の後。暫くしてから。 君の端末にメッセージが届く。 『カフェ』 男はそこに居て、君を呼び付けている。 ……何とも伝わりにくいメッセージだ。 いつ来ても、来なくても、特に男が咎める事はないだろう。 (-112) osatou 2022/02/24(Thu) 14:32:38 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス卓上には、飲みかけのカップや食後の皿がある。 VR空間故何でも好きに出せるのだが、 こういう雰囲気を楽しみたかったらしい。 「別に待ってない。」 散歩がてらの休憩──なので、言葉の通りだ。 何か飲み食いするなら好きにしろ、と言わんばかりに 皿を脇に寄せれば、紙とペンを取り出して 早速、と君のことを書き始めた。 「えー、昔体弱かったんだっけ。 そんで好き嫌いは特になし。変なモン出す、変な奴。 ずけずけ言う癖に、後から謝ってくる。」 何度か君と会話して、抱いた感想を綴る。 そうして、ふ、と紙から視線を上げ、君を見た。 「……お前、ずっとそんな仏頂ヅラなの? 楽しい事とか、嬉しい事があってもそんな感じ?」 (-142) osatou 2022/02/24(Thu) 18:47:20 |
【神】 演劇 アクタ「ふ、ふ………フン! 分かれば良いんだよ、分かれば! 」ツルギ──W友達Wの言葉を耳にすれば 安心したのか、いつもの調子が戻ってくる。 「僕はこんな制度があっても、絶対死にたくない! それが普通だと思ってる! なのに……お前らは、全然、そんな感じじゃなくて、 さ、最悪、死んでも良いみたいに、ずっと話してて……、」 その差異が、温度差が、少しだけ怖かったのは事実。 あんな態度を取っておいて、今更……だとも言えるけれど。 そうして、エノに言及されれば 「……こんなトコで教えてやんない。 気になるんなら、後で聞きに来れば。」とだけ素っ気なく返した。 (G73) osatou 2022/02/24(Thu) 19:06:37 |
【神】 演劇 アクタ「べっつに、気持ち悪いまでは言ってな、」 エノの視線──普段向けられる事の少ない感情。心の奥底まで見透かされてしまいそうな、その瞳──に、びく、と肩を震わせて、男は再び大人しくなった。 「な、な…… 何なんだよ………! 」その後は、ハナサキの独り言を丁寧に拾い上げていた。 ──味方。 ──戦う。 一見穏やかそうな彼女の覚悟は、言葉は、なんだか好感が持てて 彼女へ向ける感情が、密かにプラスのものへと変わっていった。 ……単純、とも、言えるだろうか。 (G77) osatou 2022/02/24(Thu) 20:14:15 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「謝れってW言われてるWから、謝ったの。 ……そんな薄っぺらい謝罪いらない。 お前が悪いと思ったら謝れよ。」 ペンを置けば返品、と告げながら 両手で何かを持つ動作。 君の方へ置く動作。 「覚えてない……って、 学校の行事とか、家族旅行とか、そういうのも ひとっつも無いし……何も感じないってこと?」 責めるような口調ではなく、 未知の、不思議なものを突くように。 軽い口調で問い掛ける。 「じゃ、聞かせてよ。 普段何して過ごしてるとか、そういうこと。 お前の事ちゃんと知らなきゃ、何も書けないから。」 (-160) osatou 2022/02/24(Thu) 21:11:12 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ『元気』 君の端末に、簡素なメッセージ。 別に機嫌を悪くした訳ではない。 電子よりも、紙に書く方が得意なだけ。 『何か用か?』 (-161) osatou 2022/02/24(Thu) 21:17:44 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ君のメッセージを読む。 読んでいるうちに、ぽんぽんと続きが送られてくる。 その速度にびっくりしながらも、てしてしと文字を打ち込んでいく。 『体調は悪くない。イコール元気だろ。』 『価値か 価値は、測るものによってそれぞれ変わると思うけど』 『演劇に関しては 評価の数や認知だと思う。 誰かに知られなければ、無いのと同じ。 生み出し、人に知られなければ これは意味がないから。』 『アシモトアクタにしか生み出せない作品 とかな。 そういうの、価値って言えるだろ。世間的に。』 『でも、』 少し、間を開けて、また君へメッセージが届く。 『W自分という存在の価値Wってなると、少し違うと思う。 認めて欲しいと思った人に、認めてもらう。 それだけで、価値があると言えるんじゃないか。』 『って綺麗事。多分。知らんけど。』 男は、君の望む答えを、示せているだろうか。 君はこの返答を無視しても、流しても。あるいは再度問い掛けても良いだろう。 (-176) osatou 2022/02/24(Thu) 22:45:18 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ『それはドーモ 喋るのと違って 文字って、考えてから打つから 冷静に見えるだけだろ』 『ん』 『そうだな、』 思考する、間。 時間をかけて、君へメッセージが届く。 『どっちも。 それで、比べるものじゃない。』 『シナリオライターとして、世間からの価値。 アシモトアクタに対する、個人からの価値。』 『両方欲しいし、 好きな奴が、僕の好きなように書いた脚本読んで 好きだなって思ったら、それ一番最高だなって思う。』 『僕はそう思う。 どう? 満足?』 (-186) osatou 2022/02/25(Fri) 0:52:02 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「………、」 それは、そうだが。 何となく、単純に同調するのも躊躇ってしまう。 きっとここに来てすぐの頃ならば、二つ返事で頷いて見せられたのに。 「そだけど……何も知らないまま投票するのも違うって言うか、 無責任で、身勝手で決めて良いものじゃ無いのかな……って 僕は、今日の議論で、思った………かな。 アンタ、殆ど居なかったから、分からないだろうけど。」 ぽつり、ぽつりと溶け出すように言葉を紡ぐ。 「アンタは……アンタも、 他人より自分の命が大事 なタイプ?死ぬの、怖い? 生きていたい?」 男の口調は、責めるようなものではなく ただ近い意見を持つ君の考えを聞きたい一心だ。 (-195) osatou 2022/02/25(Fri) 2:34:58 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ「か、かわい……?」 「ぶれ……なさそう……?」 「……し、嫉妬……?」などと 画面の向こうでは、瞬きを何度もしつつ首を傾げた男が居る。 そうして怒涛のメッセージ全てに確と目を通して、 どう返そうか、と考える、間。 『お前は嫉妬したくて 僕の言葉が聞きたかったのか?』 『だとしたら 期待通りにならなくて残念だったな。 自分が態度悪いことぐらいは分かってるけど、 選ばれろと他薦される程、人間として終わってはないよ。』 『お前は、どれだけ努力しても 飾らない自分を、誰にも認めて貰えないのか?』 W可哀想な小太郎くんW。 そのネームバリューくらいなら、男も知っている。……知っているだけ、だが。 そんな色眼鏡で見られているだろう君から出たW羨ましいWと言う言葉は 一体どれ程の思いが詰められているのだろうか、と。ほんの少し、気になっただけ。 (-201) osatou 2022/02/25(Fri) 3:16:35 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ『ふうん』 酷く素っ気ない返事。 暫くの、考えている、随分と長い間。 『正直、』 また、長い間。 『何言ってんだこいつと思った。 学校休めるとかラッキーじゃんって。 けど お前にも お前なりの考えとか 勿論苦労があって 何か、思うところがあるんだとしたら。』 『不躾かもしれないけど、ちょっと質問タイムさせて。 もっとお前の事、教えて。 メディアとかでしか、お前の事知らないから。 今の僕が 今、簡単に、返事をしたらダメだと思ったから。』 ごちゃごちゃとした文章が、 男が悩みながら返事をしている証左だ。 君が拒絶するならば、これ以降は目にしなくても良いし 返事を返さなくても良いだろう。 『虐待みたいなことされてた って奴だろ。お前。 努力したいのか? 学校行きたいのか? ならなんで、周りにそう言わない。言えない?』 (-206) osatou 2022/02/25(Fri) 4:45:37 |
アクタは、カイの意見を静かに聞いていた。 (a49) osatou 2022/02/25(Fri) 12:58:28 |
【神】 演劇 アクタ「はぁ。」 大きめのため息。 本日の議論が終了した事への、安堵。 すっかり冷え切った紅茶を飲み下せば、ゆるり、立ち上がる。 ……暫くは一人で過ごしたい。 「あ。」 けれども、去り際。 思い出したように、エノへと視線を向けて 「僕、今日は適当にふらふら過ごしてると思う。 明日は知らない。それだけ。」 相互理解が出来るかは分からないが、君を拒むつもりがなく いつでも探して貰えれば話をする気がある、と。 そう示して、この場を後にした。 (G98) osatou 2022/02/25(Fri) 18:23:39 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ長く、長く、返事は無い。 画面の向こう側。唸りながら、君の紡いだ文字を一生懸命読み解いている。 『あんまり専門的な事は知らん けど、』 『いくら凄い人でも 世間的に偉い人でも関係なくて お前がちょっとでも嫌なら 嫌で良いし 苦しいなら、その先生とやらが間違ってる。と思う。』 どんなに世間に評価されている人だとしても 表も裏も誠実である確証はどこにもないし たった一人が苦痛を訴えるのならば、それは許容したくないと 我ながら、何の目線かは分からないが、伝えずにはいられなかった。 『えっと』 『それでも逃げられないから 誰でも良いから人に吐き出したい そんな気持ち? だったら、話し相手に僕を選んで正解。 僕が生きて帰る日までの暇つぶし、探してたし。』 『ていうか今更だけど 僕に話すと、 お前の感情も経験も 未来の脚本の糧にするぞ。』 同じように、笑顔のスタンプ。 (-285) osatou 2022/02/25(Fri) 18:59:27 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「ふゥん、」 飲み物のグラスへ口を付ける。 傾けて、一口含んで、飲み下す。 「自分の経験したことなのに、 そんなに他人事みたいに思うんだ。 ……面白いじゃん、書き甲斐あるよ。」 7、8、片手の指を曲げ伸ばしして数えてみて 途中で飽きたのか、ぱ、と止める。 「何か……そうなるようになった きっかけが思い出せたら、 色々分かるんだろうけど……」 はしゃいだり、心躍らせる君を想像してみて あまりに現在の君とかけ離れていて、我ながら、は、と鼻で笑ってしまった。 「……家の都合って? あ、これ気軽に聞いて良いやつ? もう聞いちゃったけどさ。」 (-289) osatou 2022/02/25(Fri) 19:47:54 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ────ぞく、 君の笑顔。 可愛らしい筈なのに、この身は不思議と背筋に冷水が通ったかのように感じた。 「そりゃあ……僕だって、 生きて、やりたいことがあるし 僕が帰ってくることを、家族も望んでるし こんなところで犠牲に……なんて………、」 なりたくない。 けど、でも、しかし。 どうしても、今は簡単に頷く気にはなれなくて。 「同じ……だと思う。 他の人が死んだって、生きたい。 ……僕はアンタと同じだよ。」 ──だから、たっぷり時間をかけてから 自分に言い聞かせるように、ゆるりと頷いた。 「……で、同じだったら、何?」 (-301) osatou 2022/02/25(Fri) 21:05:28 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「べ、……別に良い子じゃない! 茶化すな!普通に喋れ!」 君がアイドルなんて肩書きを持たなかったなら ここで容赦なくデコピンでも入れてやるところだったが。 「………あー、そういう事か。 僕は別に、誰に死んで欲しいとか、 誰に生きて欲しいとか、今のところ無いし……。」 今度は、少しだけ間を開けて。 「うん、良いよ。良いけどさ、 お前が絶対僕に投票しないって 」どうやって証明してくれんの? そうしてそれは、 自分も証明する術がないとの証左でもある。 (-308) osatou 2022/02/25(Fri) 21:39:15 |
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