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【人】 知情意 アマノ「ナフを殺すのは骨が折れそうだな。……看守様方、麻酔銃は使用しますか?」 そういう話題が前にあったな、と思いながら。ナフとしては使われないほうが楽しいのだろうなとは思うものの、そのあたりは看守様方の意向に従うつもりである。 (1) uni 2021/10/14(Thu) 21:04:51 |
【人】 知情意 アマノ「……私に対しては好きにしたまえ。どう抵抗しようが最終的には殺るし、そのまますぐ蘇生装置に放り込んでやるから」 それができるだけの能力があるという自負もあるし、そうしたほうがあなたが楽しいだろうという意識もある。楽しいショーにするというのなら当然、あなたにとっても楽しいものになるように。 (2) uni 2021/10/14(Thu) 21:21:08 |
アマノは、瞳を細めて笑った。 (a2) uni 2021/10/14(Thu) 21:57:09 |
【人】 知情意 アマノ「――ナフ、粘りたまえ。すぐに終わらせては勿体ないだろう?」 自分達が殺す、という確信のもとに呟いた言葉から一歩二歩。進んだところから急加速をする身体は主人の支援もあって軽やかに、己の襟足から垂れるコードを後方に置き去りにするような速度であなたに向けて正面から接近する。 あなたが避けなければ、あるいは反応が遅れるようであれば、あなたの肩口を電流を纏った男の拳が捉えることになる。当たってしまうようならば、衝撃に加えて強めのスタンガンを押し当てられたような痛みも伝わることだろう。 (12) uni 2021/10/14(Thu) 22:21:32 |
【人】 知情意 アマノ>>+16ナフ あなたならば避けるだろうと当然ながら思っていたし、ここまで早くはなくとも近しい動きは常の監獄でも何度か行われていただろう。仲良〜〜く遊んでいたため。 「なるほど、次は弾丸レベルを目指そうか」 長期的な目標をあえて立てるような心地だ。拳が捉えられずとも電流が捉えたのならばよしとして、それでもあなたの反撃自体はどちらかと言えば盲点だった。 まず把握していた点として、あなたの蹴りの存在がある。それ故に男は脇腹を守ろうと僅かにかがみ腕でガードを張っていた。当然、それで受けようという。 そして盲点だった点。こちらは至って簡単で、威力が伴っているものであるとの認識ができていなかったのだ。思わず呻きが漏れ、身体が軽くなっているのもあり僅かにふらついた身体は半歩分ほどあなたと距離を開けることになった。 その上で、ふらついた足を床につけた瞬間に男は床を強く踏みしめて安定を図り、即座にあなたに雷撃を放つことだろう。狙う箇所は軸足。転ばせようとする、あるいは、機動力を奪おうという魂胆だ。転んだところで大人しくしている相手ではないと分かってはいるものの。 (13) uni 2021/10/14(Thu) 22:59:04 |
アマノは、チャンドラに一瞬視線を投げかける。支援は任せた、の動きだ。 (a3) uni 2021/10/14(Thu) 23:22:58 |
【人】 知情意 アマノ>>+19>>14ナフ・チャンドラ 互いに距離を取り合った直後、今度はまともに捉えるに至ったなと思考しながら、男はナフに接近……は、したともしないとも言い難い。 男は、周囲の浮遊ユニットの位置を確認して跳躍したのだ。通常ならば困難であろう位置にあるそのユニットも、己の身体強化とチャンドラのサポートがあれば容易に足が届く。 想定される動きは僅かに捻ってあるだけで単調。速度があるとはいえ結局は直線上の動作だ。その浮遊ユニットに足をかけ、ナフの元に踵落としを食らわせようとするのだろう。身軽である以上、落下速度はそこまで早くならず、回避も難しくない…… ―― わけがない 。直前まで男の身体に掛けられていた支援は、身体を軽くするもの。しかし、蹴った直後に掛かっている支援とはそれとは対極に位置する、身体を重くするものだ。 急激な変化に男とて多少の影響はあるが、それでもやるべきことは変わらない。雷鳴と雷撃を伴った踵落としがナフの頭部を狙って振り下ろされることだろう。それこそ、銃弾と同等、あるいはそれより速く。 (15) uni 2021/10/14(Thu) 23:38:34 |
アマノは、ナフを捕らえたままだ。少なくともチャンドラの攻撃がヒットするまでは。 (a4) uni 2021/10/15(Fri) 0:56:01 |
【人】 知情意 アマノ>>17>>+22チャンドラ・ナフ 男は声も出さずに笑みだけを浮かべ、それから確かな手ごたえを得たにも関わらず一旦静止。それは自らの主人が攻撃を放ったことに由来する。ユニットによる支援攻撃をありがたく受け取る程度には、男は処刑対象の脅威度を高く見積もっていた。 言葉による対応なく、ある程度の行動で対応できるあたりは仮にも主従ということだろう。これまで信頼があったかはともかくとしてこの程度には慣れがある。 振り払おうというのなら男はその動きに従い身体を傾ける。あなたに振り回されたのもありバランスを崩しはしたが、同時に、男もまたその動きに乗ることであなたに蹴りを繰り出そうと。狙う先は変わらず頭部、横薙ぎに振るわれるそれを、それだけの負傷を抱えた状態で避けられるだろうか? (18) uni 2021/10/15(Fri) 1:11:08 |
【人】 知情意 アマノ>>+25ナフ 捕らえられる、身体が動けない、という状況をあまりあなたは好まないのだろうと思っている。そう思った上でこの手法を取っているあたり、存外嫌な戦い方をしているのかもしれないが。 男もバランスを崩したが故にあなたの脚をようやっと放したが、それでも数歩分たたらを踏んだだけに留まった。故に、あなたが上体を持ち上げた頃にはあなたの頭に手を伸ばすだろうし、それで触れられるようであればほんの一度だけ撫でるに違いない。……雷鳴が、雷光が、男の上部で渦巻いて。 「 」 小さな一言とともに、稲妻をあなたの頭上から落とそうとするだろう。その一言があったとてきっと3秒の猶予は残らないはずであるし、光速の一撃でもってあなたの脳を破壊しようと試みる。 いつの日か、襲撃された友人にもそうしたように。 (19) uni 2021/10/15(Fri) 1:35:21 |
【人】 知情意 アマノ男は、最期まで処刑対象の様子を見ていた。それから、崩れ落ちて数拍。 「 ……今度はちゃんとやれた…… 」小さく、どこかほっとしたような声で零して。それから膝をつき、改めて呼吸や鼓動の確認を。完全に終えてから己の主人を見遣る。 「……処刑完了しました。蘇生装置をお願いいたします」 (20) uni 2021/10/15(Fri) 1:58:09 |
【独】 知情意 アマノ/*イクリール、ごめんねえ……ごめんねえ……食いたかったよなとめちゃくちゃ思うんだけど……全部を、って話をしていたから一片たりとも渡したくなくて……全部をあげる、全部を捧げる……の意思がめちゃくちゃ強くて突き崩せなかった…… (-20) uni 2021/10/15(Fri) 2:32:56 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「事件、……処刑の時に言っていた件か」 たった一文を聞いただけでも凄惨であると伺える。あなたの生を喜ぶ自分と、あなたの生は今あなたにとって望ましいものではないのだろうなと思う自分とが、混ざり合っているような感覚。 事件発生時まで求められなかった役割ならばそこに固執しなくでもいいじゃないかと、身勝手に思う己を自覚する。 「憎まれて殺されるほど、となると相当な邪悪でないと難しいな。……あなたを恐れる理由はあるが……それ以上にあなたという人と語らいたいと思うから、恐怖や憎悪が遠いんだろうと思う。 寧ろ私のほうがあなたに恨まれているまであるだろう、という自覚も少々持ったし……これを言うとまた恨まれそうだし縊り殺されてもおかしくないなと思うんだが」 そのあたり自分は罪人の適性が高いのだなと思うし、自分の性格あるいは思想が諦念と混ざり合って歪になっている面であるとも自覚はしている。恨まれやすいが恨みにくい。性質が悪いな、とどこか遠くで思いつつ。 「私はあなたに友愛……親愛に近いか。そういったものを抱いている。立場を弁えずに恐れ多くも、な」 (-23) uni 2021/10/15(Fri) 3:32:32 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ男の部屋は、ベッド以外の家具はほとんど使われていない様子で静かに鎮座している。ベッドはというと直前まで使われていたため当然ながらシーツや布団に皺が寄っている。 男はあなたに椅子を指し示すだろうし、自分はベッドにそのまま腰掛けたことだろう。 「……どんな内容かは分からないが、それでも話に来てくれて嬉しいと思っていると、先に伝えておこう。それで……どうした?」 (-24) uni 2021/10/15(Fri) 3:33:31 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ隣にいるあなたを遠ざけることも、背を撫でる手を振り払うことも当然ない。男の吐息が荒くなる。何とか呼吸だけは落ち着けようとしているが無駄な努力に終わっているようだった。 「 ……自分に、本当に、嫌気がさす 」ぽつりと呟いた。囚人あるいはペットとしてへりくだることはあれど、常にある程度の自信と安定を持つ男の口から漏れるにしてはとても弱い声をしている。 「矛盾だらけだ。その矛盾で知性の手綱を手放して、感情で動き、意思で動き、間違え、そうして殺す、壊す、何もかも、何もかもを。壊せてしまうのが悪いのか、壊れてしまうほうが悪いのか、分からない」 本当は分かっている。壊す方が悪いのだ。壊せてしまう力を持ち、害になり得る力があるというのに、己を飼い慣らせず、衝動のままに振りかざすほうが悪いと。 衝動のままに強大な力を振るう化け物こそ、自分が一番望まぬ姿であったはずではなかったか。自分が最も嫌うものになっていると自覚できなければまだ良かったのに、自責を抱くようなこともなければ良かったのに。男は知性を持つが故にそれを自覚し、思考を止められないが故に自責に苛まれ続ける。 「私は、人ではいられないのかもしれない。あるいはもう既に化け物なのか? 私は……私はどうして、こんな…… 嫌だ、もう…… 」 (-44) uni 2021/10/15(Fri) 10:39:18 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「いいや、寧ろ正反対だ。御し難い、与し難い。あなたはあなたのこだわりがある点について譲らない。認識についてもそうだ、あなたはあなたの認識を変えようとしない。……前まではそれも人間だと、それだけの言葉で済ませていたのだろうが……」 半ば睨みつけるように目を細め、あなたを見遣る。私にとっては本当に望ましくないのだ、ああ、色々と。 「私があなたに情を向けているのは知っての通りだな? それが友愛あるいは親愛であるとも私は今伝えた。……他と異なる情を持ち、大切だと思えるあなたが……そうして自分を下げ続けている、他者と距離を置こうとしているのは、腹立たしさを感じるよ。私を怒らせるのならばそれは確かに有効ではあるのだがね」 大切な者に手を出す、大切な者を傷付ける。そういう点でいうのならば男はあなたの振る舞いを良しとしていない。あなたがあなた自身を下げ続けることも好ましくないし、そのような言葉しか引き出せない自分についてもまた腹が立つというものだ。 (-53) uni 2021/10/15(Fri) 14:10:36 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ「それについては、……私が言葉足らずだったし、思い込みまでして……ただただ、 私が悪いんだ 。君のせいじゃない。寧ろ私は君が心配だった、」訥々と紡ぐ言葉には自責ばかりが滲んでいたが、そこに多くの異なる感情が滲んだのはあなたの話を始めた頃だろう。滲むのは当然、心配。あなたを気遣う色。 「君は大丈夫なのか、アスカ。……私は、そちらのほうがただただ、心配で、……」 (-57) uni 2021/10/15(Fri) 14:20:42 |
【人】 知情意 アマノ「……ありがとう」 誰かの名を挙げての礼ではないものの、きっとそこの二人は分かってくれるだろう、と思いつつ。先程まであれほど言い合っていたのが嘘のように言葉少なになる。 「蘇生をお願いします」 (32) uni 2021/10/15(Fri) 14:24:36 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「ああ、であるのならば……腹立たしいな、とても。他者から望むただひとつ以外はあまねく全てが塵芥、多くの者があなたの前から去り、あるいは壁向こうで笑い……やがて憎悪に変わるだろう怒りでのみ、あなたに届いたのだな」 こんな見つめ合い方でなければ、楽しいと思えただろうに。 行いへの解釈が正しいかも分からず、故に解釈で生まれた感情もまた正しいものなのかの判別がつきようがない。 また間違えているのか分からない、……ああ、楽しくない。楽しく、ない。 「……私を何だと思っている、私とて、」 ……人間だ、と素直に口にできなくなっている。知性で飼い慣らせぬ感情や意思に振り回されているのならば、それは自分の好まない化け物なのではないか、と。 ▼ (-63) uni 2021/10/15(Fri) 15:19:57 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「……自分の身すら守れぬ監獄で大切なものを作るのは弱点を増やす行為だ。そうして弱点を多く作って、傷ついて、傷つき続けるならば、……耐えられない。耐えられないのに、ここは死ぬことも壊すこともできない。 ……私が、壊れてしまう…… 」訥々と吐き出す。 男は概ねあなたの思う通りだった。心を閉ざしていたのは、自分が傷つかぬようにというのも間違いではないが、何より同格に思う他者を傷つけられることが耐えられないから。『慣れているから大丈夫』に類する言葉をひとつも吐けなくなったのも、あなたと話して以来、己と周囲の変化を自覚してしまったことに起因するのだろう。 そうしてあなたが思ったように。証明が成った今、男は傷を抱えて痛みに瞳を揺らしている。 「自分でやっておいてなんて言い草だ。……傷付けておいて、なんて、……可哀想と思うのならば、慰めのひとつやふたつ……投げかけてみたらどうかね」 素直に受け取れるかは全く分からない、煽りと取ってしまうかもしれないが。 (-64) uni 2021/10/15(Fri) 15:22:54 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ男の握られた手の上にぱたりと雫が落ち、血をほんの僅かずつでも洗い流そうとする。ひとつ、ふたつ、それ以上になったのは男の呼吸が嗚咽になった頃。 「自責も、自己嫌悪も、そもそも間違えなければ必要がない、……ああ、でもそうか、……確かにそう、なのか。……まだ、私は壊れていないのか……」 こんなに苦しんでも、と付け足した声があなたに聞こえたかは分からない。人でいたいと願いながらも苦痛を受けると壊れてしまいたいとも願ってしまう、そういった矛盾もまた男の中で暴れているようだった。 しかし、続くあなたの問いには分かりやすく肩が震え、暫く不規則な呼吸ばかりを零してから視界の端からそっと伺うようにあなたを見て。 「……それは、分からないが。……直したい。壊した側の人間がどの面下げて、と言われるかもしれない……けれど、……直そうとしても、いいのだろうか」 訥々と零した言葉はすっかり泣き濡れているが、それでも。許されるのならば、声が届くのならば、と願わざるを得ない。 (-75) uni 2021/10/15(Fri) 16:14:59 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「……きっと、あの時の私では口にしなかっただろうな。『それが貴方様という人間の望みであればどうぞお受け取りください』くらいのことを言って表面的に受け取るのが関の山だろうよ。私に対するあなたの評価は、私自身が下すそれよりずっと正確らしい」 男が男を顧みることがなくなった結果、己を正確に捉えられなくなっただけなのかもしれないが。いずれにしても、己のことについては言われてから漸く気付く点が多々あるというのは事実だった。 それは、あなたの指摘する弱さについてもそう。害意を持つ相手に対して曝け出す必要がないものを、いくら友愛も持ち合わせているとはいえ曝け出すことができるとは考え難かった。 「っ……、……」 何かを言い返そうとして何一つ言い返せず、何かを言いかけた口をそっと閉ざす。しかし、固く引き結ばれた口元も続く言葉には呆気なく緩んでしまうことだろう。それは怒りや悲しみ、喜びなどではなく……色んな感情の入り混じった困惑で。 「――……わからない。いや、しかし……そう、なのだろうな。自分が倒れる前に大切なものが守られる位置に行けばいいと、そこが安全地帯であると、考えていた。当たり前のように……」 エリアジャックの共犯者になってから、弱っているチャンドラをミズガネに託したことも。ミズガネを守るようチャンドラに願ったのも。『頼れるから問題ない』という前提が敷かれていたのだろう、と今更ながらに思う。 (-82) uni 2021/10/15(Fri) 16:57:48 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「……壊れたくない……。まだ、生きたい、生きていたい。生きなければ……君と、他の者と、何一つ分かち合えない……」 結局のところ、生きようと願う気持ちは止められないのだ。長く続く苦痛からの逃避として死を選びたくなるだけで、それが本心じゃないことくらい自分でよくよく分かっている。 そうでもなければ一度主人を間違えてもなお看守の庇護下につき身を守ろうだなんて思えない。 あなたの手を当然拒絶するはずもないので、男は泣き笑いで頭にやってくる手に擦り寄るだろう。 「そう、だな。そうだった。……ここを逃したらきっとできない。きっとそこまで時間もないな、」 無礼講の終わりが近いだけでなく、完全にそれを捨てられてしまうまでにもきっと。 「……すまない、ありがとう。情けないところを見せてしまったね」 (-85) uni 2021/10/15(Fri) 17:13:05 |
【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビー男は、あまり浮かない顔ではありながらもあちらへ行ったりこちらへ行ったり。単身で誰かを探しているようであり、そのターコイズは忙しなく周囲を伺っている様子であった。 誰かを、あなたを探している様子。果たしてあなたはどこにいるだろう? また、男を見つけ、相手にしようとほんの少しでも思えるだろうか? /*拝啓感度1000倍ドッコイ太郎様、綿棒(特大)ですわ!もしよろしければその……お話させていただきたく思うのですが……いかがかしら……!?感度56000倍ドッコイ太郎へ、愛を込めて。 (-88) uni 2021/10/15(Fri) 17:16:42 |
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