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【神】 軍事用 リュイ#ハノイの塔 みなが武器を構えて。 かつての仲間であったグレイにその手を向ける。 怒声が響く。ぶつかり合う音が、響く。 だのに、軍事用の手は止まっていた。 明らかな、迷いを乗せているのだった。 自分は貴方と同じように 諦めていたから、彼らのような言葉は掛けられない。 ただ手を出せば、加減は難しいだろう。 軍事用とはそういうものだ。 だから。 「…八つ当たり。 したきゃ幾らでもしなよ。」 「ボクが全部受け止めてあげる。 君が嫌だった分も、それで晴れるなら。」 「みんなみたいにボクは前向きじゃないからさ。 諦めるなよとか、そんなことは言えないけど。 悪くないと思うよ、こっち側も。」 銃を、背に直した。 やっぱり貴方は、敵じゃない。 (G2) pinjicham 2023/12/11(Mon) 9:01:20 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「んー…そうだね、そうかも。 だってボクら軍事用は戦闘用だからさ。 戦って、戦い抜いて、役目を果たして壊れるなら。」 「地雷を踏み抜いたって、撃ち抜かれたって。 それが本望でやり切った、って思うようになってる。 怖いだとか、嫌だとか、考えるようになったら使えないでしょ?」 淡々と、そう語る。 残酷で過酷な環境だからこそ、なのだろう。 「ありがとう。君は優しいんだね。 それに、そっか。ね、聞きたいな、君の歌。 今も、歌いたくない?」 (-16) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:17:16 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「あはは、別に話すこと自体は苦じゃないし。 気にしないでいいよぉ。」 日常を話すくらいの気軽さだから。 軍事用にとっては軽い事だと笑うだろう。 「携帯食は勿論。レーションとも言うけど。 割と味は美味しくないかなぁ。」 「美味しいのもあるらしいけど 型落ちの旧型にやるのは勿体ないって 貰ったことがないんだよね。」 ボクの居たとこ、割とアレだったから なんて言いながら。 「飛行機はないかも。 専ら地上で動く部隊に混ざってるから。 へー…そんなに?まるで塔に住んでるお姫様みたいだ。」 「ん−、些細な事。 あとボクが出来るのは、折り紙とかその辺かな。 普通の生活は、それこそ教育用が詳しいだろうし。」 (-17) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:30:48 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「…ありがとう、トムラビ。 そっか、友達っぽい、かな。」 ぽつ、ぽつ、と零しながら。 考える顔をして。 「じゃあ、友達ってこと、で。 改めて、よろしくね。」 なんて、そっと手を差し出してみた。 友達がするんだよ、って、何処かで教えて貰ったことを 思い出してしまったから。 (-18) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:44:49 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「…それって。 君の御主人たちが、自分の好き勝手に命令して。 それで君が困ったから、って事じゃないの。」 「確かに処理能力が足りなかったのはあるかもしれないけど。 それでも、自分勝手すぎる。」 軍事用は、怒りを滲ませた。 人間のそういうところが、軍事用は嫌いだ。 「ボクは情報収集用だからさ。 処理能力に関しては、分かるつもり。 複数人のオーダーを一気に受けるのはさ、限度があるんだ。」 「だからね、全部自分が悪いなんて思いこむものじゃない。 押し付けた人間にも、問題がある。ボクは、そう思うよ。」 (-19) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:50:21 |
【秘】 軍事用 リュイ → 教育用 ロベル「…戻りたくはないのかも。 でも、戻らなきゃ、いけない。」 言葉を僅かに詰まらせた。 「そういうものでしょう、みんな。 ボクは、戦場以外でのボクが出来ることなんて 分からないもの。人間が求めるものをこなすしかない。」 (-20) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:53:26 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「あー…まあ、愛玩用はそうだけど。 アトリのことじゃないよ、ボクが言ったのは。」 苦々しい顔をして首を横に振った。 「潜入先で出会ったグレイの子がいてね。 ボクを色々気遣って教えてくれたんだ。 その子の事、思い出しちゃったのさ。」 そうして貴方の言葉を聞く。 静かに、聞き漏らす事のないように。 「…そうだね。生き汚くなれるかも。 生きてて、何になるか分かんないけど。 君は色々と教えてくれるね、カムイ。」 「君は、これからもそうやって生きるの? 人間を嫌って、それでも星と自然を愛して。」 貴方もまた、ストレス値が高いから集められた身。 何か力になれないか、と軍事用は思うのだった。 (-21) pinjicham 2023/12/11(Mon) 23:06:34 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「そんなの、全部向こうの都合じゃん。 確かにそうだったかもしれないよ。 でも、かもしれない、なんだよ。」 「頑張るって何を? 君に無茶苦茶を強いて事故を起こさせて あまつさえその責任を全部君に擦り付けて。」 「君が何を頑張る必要があるの? 君に必要なのは…きっと、そうじゃないよ。 君がそうして自分を追い込めば追い込むほど 君自身が傷つくんじゃないの?」 憤っている。 彼は主人を好きだという。それは事実だとしても。 彼が此処まで心をすり減らす理由にはならない。 (-24) pinjicham 2023/12/12(Tue) 0:53:14 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「あ、うん。 みんなの部屋を見せて貰うつもりだよ。 この後も…って、え、覚悟って。」 「娯楽…わ、わぁ…何だか凄そうだなぁ。 えっと、楽しみにしてる、ねぇ?」 シェイクハンドをしながら。 軍事用である自分には馴染みが薄い提案に目を瞬かせた。 けれどきっとそれは、楽しい筈だ。 久しぶりの友人と過ごす時間になるのだろうから。 「じゃあ、また後で…適当に声をかけてよ。 空いてたら、いつでも付き合うから、さ。」 (-25) pinjicham 2023/12/12(Tue) 1:20:28 |
【人】 軍事用 リュイ「そうだ。後でも良いからさ。 みんなの好きな色、教えて欲しいな。」 暫く悩んだ末に別のことを考えることにした。 何故か好きな色を聞き始めている。 (9) pinjicham 2023/12/12(Tue) 8:47:47 |
【人】 軍事用 リュイ「トムラビが黒、赤、茶。 バンドッグが黒白、黄色。 チャコがエメラルドグリーン、青。 アトリが白って前に言ってたから、と。」 記憶に刻むように各々の解答を繰り返す。 メンテナンスに向かった愛玩用の好みを知っていたのは 別の機会に聞いていたのだろう。 「あとはフーグルにカムイ、シージュ イーサンにシングソン、ダビ、ロベル。 監察官とブラックと、カルナーにも聞かなきゃだ。」 (14) pinjicham 2023/12/12(Tue) 20:30:55 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「…そんなに優しい人間だったんなら。 君の苦しみに気付くはずだよ。」 「非が自分にもあったかもしれないって。 そんな風に考えるはずだよ。」 「でもそれも無しに君を頭ごなしに叱る。 罵って、責任を全部押し付けて。」 「そんなの… ボクの上司と何にも変わらない んだよ。」ある意味、軍事用も。 貴方と同じ考えを持って、苦しんでいた。 ただ違うのは、この軍事用は既に、諦めているという事。 (-29) pinjicham 2023/12/12(Tue) 22:14:27 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「えっ、何それこわぁ…」 宣戦布告を聞きながら その場では、またね、なんて別れたのかもしれない。 時は過ぎて、第三層から戻って来たころに。 貴方から声を掛けられた軍事用は、振り向いた。 「なぁに、トムラビ。 ボクに話でもあった?」 /*お世話になっております! お話はこのまま続けて大丈夫ですので レスを繋げさせていただきました! お気遣いありがとうございます…引き続き、お付き合い頂ければ幸いです… (-31) pinjicham 2023/12/12(Tue) 22:17:24 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「叱られるなんて、かわいいものじゃないよ。」 静かに、言葉を返す。 「都合の良いプログラムを組み込まれたし ボディだって、改造された。 腹いせに強姦された事だってあるよ。」 まあ己はグレイだから。 人間の欲望に関しては理解が及ばないけど。 「でもボクがどれだけ人間に沿った機能を持っても。 その役目を果たせなければ意味がない。 ボクは道具で、人間じゃないんだからね。」 「だからさ、フーグル。一度、離れてみない? バンドッグは自分を買い取るって言ってた。 君も、それに近しい事は出来るんじゃないかな。」 自分も誘われている事は伏せながら。 そんな事に縋っていては、貴方が壊れると思った。 (-36) pinjicham 2023/12/13(Wed) 15:14:58 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「き、君って文章量多いって言われない!?」 つらつらと吐かれる言葉の羅列。 あわわ、となる軍事用だった。 「うー…分かったよぉ。分かったぁ。 後ろめたい気持ちがあるのも本当だし 生きてて何になる、って思ってるのも本当。」 「君がそういうなら、考えてみてもいいのかな。」 何故か貴方の言葉は、すとんと胸に落ちてきた。 諦めるなだとか、希望を持てとか そういう綺麗事ではなかったからかもしれない。 「でも此処に来てから 君の傍が一番居心地よかったからさぁ。 ちょっとでも返せるかなって思っただけ。」 多分、貴方の事はそれなりに好きだった。 (-37) pinjicham 2023/12/13(Wed) 15:20:59 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「えっ、あ、うん、良かったねぇ…?」 まず聞いたのは貴方の嬉しい報告。 イエーイ、のハイタッチに返しながら さらに続く話に耳を傾けた。 「逃げられまいって。 いや、うーん、思うところは確かにあったけどさ。 いいよ、約束してたし…遊ぶだけの時間は許されるでしょ。」 囲われた気がする。 悩んでいた顔も見られていたようで お手上げー、とハイタッチからお手上げのポーズになった。 (-38) pinjicham 2023/12/13(Wed) 15:23:41 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「割と喜んでるよぉ? いやぁ、本当の本当にぃ。」 ちょっと苦笑いして でも喜ばしいと思っているのは本当。 「はぁーい…ボク、ゲームってあんまり分かんないからさ。 トムラビに任せていい?」 大人しく、ディスプレイの前に座った。 (-40) pinjicham 2023/12/13(Wed) 16:25:41 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「酷いなぁ、世迷い事だなんてぇ。」 軽く肩を竦めてみせた。 貴方はそんな感情をあまり持たないのだろう。 誰に対しても割とそんな感じだし。 「居心地がいいって言ったのはさ。 君は、ボクに綺麗事を言わないから。 その上でボクに、居ていいって言ってくれるから。」 「ボクは君の事、少なくとも他のグレイよりは好きだよ。 君がどう思ってるかは知らないけどね。」 ただ優しいだけではない。 あるがままを肯定して、その上でその価値観に沿う。 希望などという空論を翳さない。 夢よりも掴みやすい現実を示してくれるから。 だから、居心地がいいのだ。 「じゃあさ、返せるものが決まったら 受け取ってくれる?」 (-47) pinjicham 2023/12/13(Wed) 18:55:12 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「そうだねぇ、特権かも。 あー、型落ちってのはさ。」 「君はグレイが元々戦場で運用される為に作られたって 知ってるかな。ボクは最初期のものよりは新しいけど。 その運用目的に沿って作られた一体なんだ。」 「だから、君たちみたいな。 戦闘以外の用途で作られた子と比べたら 性能や身体の作りからして、古いんだよ。」 体重がやたら重かったり プログラムが単調であったり、処理能力に劣っていたり。 「今の軍事用だったらわざわざ地雷の上を歩かなくたって センサー1つで見分けるだろうし。射撃精度だって上だ。」 「他の機能が兼用で備わってるタイプもあるだろうね。 ボクはそれらと比べればやれることも少ないし。 安く運用出来るって点で言えば使いやすいのかも。」 やたら頑丈なのはそうだしね、と続けた。 「折り紙も、元はそういう作戦で使うものだったんだよ。 鳥も折れるし、飛行機でも何でも折れる。 しかもバレづらい。折り方良かったら教えようか?」 諜報には便利なアイテムだったのだそう。 (-49) pinjicham 2023/12/13(Wed) 19:04:18 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「なんて?????」 発音できないゲームが出てきたので 軍事用も首を傾げた。 「もよ、もよ…まあいっか。 へー…なかなか頭を使うんだねぇ。」 落ち物パズルゲームはなかなかに頭を使うもので。 貴方のプレイを見ながら、真剣そのものになった。 「すっごい難しそう。」 感想としてはそうなった。 (-50) pinjicham 2023/12/13(Wed) 19:06:39 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「…君が望むなら、お金はどうにでもなるよ。 監察官に言うでも良いし バンドッグが1人か2人くらいは、って言ってたから。」 看守用が己に言っていた事。 自分を買い上げて、他に1人か2人は買える、と。 貴方が望むのならば、己ではなく貴方にそれをと考えた。 「望まなきゃ選択肢なんてないも同じだから。 どうする?試しに、足掻いてみる?」 (-57) pinjicham 2023/12/13(Wed) 21:26:31 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「それでもボクは、君が好きだよ。」 真っ直ぐと、素直に。 人間が持つのとは違うのかもしれない 真っ直ぐな好意を口にする。 その時初めて思った。 “壊れたくないなぁ” と。「あは、言ったね? じゃあ絶対渡せるように考えるから。 待っててよ、カムイ。」 作り物の笑みでもなく 諦めの混ざった笑みでも、好戦的なそれでもなく。 自然なあるがままの笑みを、貴方に向けただろう。 (-58) pinjicham 2023/12/13(Wed) 21:32:07 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「な、何とかって言われてもぉ… ええ、頑張ってみるけど初めてだから期待しないでね?」 コントローラーがパスされた。 やり方は見ていたけれど、苦戦していたもよもよ。 果たしてうまく出来るのか。 ゲームの上手さ:24 高ければ上手である (-59) pinjicham 2023/12/13(Wed) 21:34:10 |
リュイは、ゲームが上手ではなかった。 (a12) pinjicham 2023/12/13(Wed) 21:34:27 |
【秘】 軍事用 リュイ → 飼育用 チャコ「どういたしまして? ボクは、どうだろうね…分かんないけど。」 「折角だから君の様子でも見てるよ。 何か、分かるかもしれないし。」 なんて、貴方の言葉に苦笑いをしながら。 その背についていって、ゲームをする貴方を見ていたのだろう。 そうしてからきっとお別れして。 お詫びの品が届くのならば、ちょっぴり嬉しそうにしていたとか。 (-60) pinjicham 2023/12/13(Wed) 21:35:59 |
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