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【人】 無表情 トオル「す、すみません」 [紫陽花の絵に目を奪われていたトオルの後ろから聞こえてきた小さな声にハッとして振り返る。 彼女だ… 涙目になったしずくがトオルの方を見ている] [トオルは、ズボンのポケットからハンカチを出して、彼女の方へ腕をのばした] 「これ…、今朝キミが落したのを見かけて拾ったんだ。 ごめん。返そうと思ったのに、ずっと持ったままで…。 探してたんだけど見つからなくて…。 あの…! 変なこと聞くかもしれないんだけど、 もしかして…しずくちゃん…?」* (11) smile 2020/06/20(Sat) 17:09:56 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ 舞台袖で、動けないでいた。 食い入るようにして見たその光の下。 薄く脱色した彼の髪がキラキラひかる。 自分たちが先ほどステージに立ったときの様に 静寂が訪れることはない。 真後ろでも「あれ誰だ?」と聞こえた。 そっと後ろを向く。そこにいたボーカルが こちらを見上げるから柔く微笑みを向け。] 俺が、今一番いい音だと思ってる ピアニストだよ。 [ と伝えると「ほーぉ」とメンバー全員が ハモるものだから笑ってしまった。 彼が首元のネクタイを緩めるのが 上がったグランドピアノの蓋の隙間から見えた。>>2:249 なんとなく、己も息を吸い込んだ。] (12) ななと 2020/06/20(Sat) 17:45:01 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ そしてはじまったのは「猫ふんじゃった」 ぱちくりと目を瞬かせ、そして 続いた初級ピアノの練習曲。 さらに髭の配管工がぴょこぴょこ跳ねれば、 おもわず「ふは、」と噴き出した。 全然、脈絡のない演奏。 きっと後ろにいるメンバーも面食らって いるのだろうなと予測はつくけれど。 やっぱり、跳ねてる。 ───君は、スポットライトの下が似合う。 なぞられる、ふたりのセッション。 何気なく選んだ曲が全て続けば 俺も、その隣に立てればいいのにな、 なんて思うだけならきっと許されるはずだ。 ざわついていた音が止む。 体育館に響く音は、教室で聞いた時より、 ずっとずっと、キラキラしていて。 ああ、天の川に似てるなと思った。] (13) ななと 2020/06/20(Sat) 17:45:45 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ 「上手いな」と小さくギターの裕也が呟く。 彼から目が逸らせないまま、うなずいた。 何にでも、どんな時間にでも終わりが来る。 その有限を懸命に生きるためにみんな 今を、今だけをみて走っていて。 己はそこに、うまく乗り切ろうともせず 自分勝手に否定して、ずっと逃げてきた。 一瞬の静寂。 拍手が聞こえるよりもはやく、 次の曲が、はじまる。これは───] 「Goodbye Yellow Brick Road だ」 [ 誰かが小さく、呟いたのが聞こえた。] (14) ななと 2020/06/20(Sat) 17:46:10 |
【独】 転校生 矢川 誠壱[ なあ、今おれは君と話したいよ雨宮くん。 どんな気持ちで、そこに立ったんだ? 決めたのか、だからその曲を ? ───おれはさ ] (-454) ななと 2020/06/20(Sat) 17:47:01 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ 曲が変わる。 これは、知ってる。よく知ってるよ。] I am brave, I am bruised… [ 小さな声で口ずさむ。 うん、いい曲だ。] (15) ななと 2020/06/20(Sat) 17:47:34 |
【人】 転校生 矢川 誠壱───… [ 唇を結ぶ。 半ば俯くようにしてその場を去った。 どうしてだろう。 それはうまく、今は、 まとまりそうになくて。 ただなんとなく、 泣いてしまいそうだったから。]* (16) ななと 2020/06/20(Sat) 17:47:59 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一[ちあに申し出を受け入れてもらうと>>2:224 赤羽は青い法被を翻し 腕組みをして隣に座った。 赤羽を真っ直ぐに見るちあは 目をきらきらとさせながら 和太鼓に感動したと言う。] あ、ありがとう。 [和太鼓の男達がいなくなった舞台は しんと静まりかえっていた。 男が出てくる。 ちあが紹介してくれた由乃という男。 1人で歌い出したその姿に 赤羽は共鳴するものがあり 終わってもなお その声はなぜか心に残っていた。] (17) bnn 2020/06/20(Sat) 18:07:14 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一 ―― 幕間 ―― [ちあに話しかける。] そう言えば、聞いた話によると 1-Bの出し物の景品に Switchがあったというのは本当か? 資金力を感じるな。 誰に渡ったか知らないが、 それは選挙戦における実弾の匂いがする。 ああ、実弾は賄賂のことだ。 1-Bについては、要注意しておこう。* (18) bnn 2020/06/20(Sat) 18:12:39 |
【独】 次期生徒会長候補 赤羽 神一 (-458) bnn 2020/06/20(Sat) 18:24:08 |
【人】 美術部 雨蓮 しずく[ しずくは目の前の…お兄ちゃんに似た青年から差し出されたハンカチを見て驚きを隠せなかった。なんの偶然だろう…。 それは、しずくが探していた大切なハンカチで…彼に似た少年が同じように渡してくれたハンカチで。 こんな偶然あるのでしょうか…としずくは思った。] ドクッドクッ (心臓が痛い。) [ 淡い期待に胸が高なった。 しずくは、震える手でハンカチを受け取ると ] 「これ…、今朝キミが落したのを見かけて拾ったんだ。 ごめん。返そうと思ったのに、ずっと持ったままで…。 探してたんだけど見つからなくて…。 あの…! 変なこと聞くかもしれないんだけど、 もしかして…しずくちゃん…?」 (えっ?何で私の名前をしってるの…そんな、そんなきっと私の願望だよね…だって、そんな…) [ しずくはハンカチをぎゅっと握りしめた。] (20) 774 2020/06/20(Sat) 18:33:24 |
【人】 美術部 雨蓮 しずく(もし違ったら…だけど、だけど…この文化祭で勇気を出すって決めたから…違ったっていい…」 「拾っていただき…あ、ありがとう…ございます。このハンカチは大切な人からもらった大切なお守りなんです…。 は、はい。私、雨蓮しずくと言います…。 違っていたらごめんなさい… あ、あの…あなたは小さい頃、病院で会った…お兄ちゃん…ですか?」* (21) 774 2020/06/20(Sat) 18:33:33 |
【人】 無表情 トオル>>21 「拾っていただき…あ、ありがとう…ございます。このハンカチは大切な人からもらった大切なお守りなんです…。は、はい。私、雨蓮しずくと言います…。」 [ やはり彼女はあの時の少女だった。 彼女の口から【大切な人】という言葉が出てきて、トオルの胸の鼓動が急に高まった。] 「違っていたらごめんなさい…あ、あの…あなたは小さい頃、病院で会った…お兄ちゃん…ですか?」 「やっぱり…しずくちゃんだ…!よかった…。」 [トオルは安堵して思わず微笑んだ] 「僕のこと覚えてるの?10年くらい前のことだし、しずくちゃん、まだ小学1年か2年だった…よね」 「そのハンカチ、大切に持っててくれて凄く嬉しいよ。」* (22) smile 2020/06/20(Sat) 19:11:18 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−駅前− [ 今日は、晴れている。 文化祭明けの初めての休み。 じめじめと蒸し暑くなってきている この季節に、彼の汗は我慢が利かない。 約束の時間まで、あと10分くらい。 文化祭で初めて会った生徒に渡した紙の中に 場所と時間を書いておいた。 もし、あと10分待って来なかったら、 そのときはその時で、 この小さな造花の花束と、 飴玉のセットを持って彼女に会いに行こう ] あれからもう、2年近くか… [ 彼女の両親からは、新しい人生をと 葬儀の後、笑顔で伝えられた。 それが、彼女を幸せにするから、と。 しかし、彼はすぐに立ち直ることができず、 授業を聞くだけ聞いて、 適度な成績を残して、 アルバイトに行くだけ。 慶の両親も、そんな彼に何も言わなかった ] (23) anzu_kin_ 2020/06/20(Sat) 19:30:10 |
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