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【人】 XIII『死神』 タナトス― 回想 ― わ。シンに見つかった。 逃げろー [ 逃げる気なんてまるでない。 シンにもきっと伝わると思ってる。 ……恐らく。 シンが隣に並んで、 訪れてしまった小さな終焉に 同じように手を合わせてくれたからね。 彼はいつまでも無邪気な少年のようだった。 吹き抜ける風と同じような。] 手を引いてくれるのはどうしてかな。 俺も君も、 そこそこお兄さんになったのだけれど? [ だとか言いながら。 君に手を引かれるのは嫌いじゃないから、 解かれるまでは多分引っ張られている。 今更誰かがそれに違和感を覚えることもないだろう。 ようは よくある光景ってことだよ。 ] (36) あさき 2022/12/14(Wed) 1:25:17 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 洋館につれてこられて 幾日。 死体のような姿から、人にもどれた。 記憶が少し、曖昧だった。 ただひとつ、鮮明なのは、 殺されそうになった時のこと。 魂が震える、恐怖する。 俺と、 わたし? ぼんやりとした意識のなか この屋敷のなかで、俺ははじめて 誰かの声を聞いたんだ>>0:474 ] ……シン、 ヴェルト、 [ 魔術師と、世界の証持ち。 初めて出会った 自分以外の証持ち。 それ以前に 俺にとっては初めての、友達。 (37) あさき 2022/12/14(Wed) 1:26:46 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 明るい君の声は、 かなり俺の救いになった。 俺の始まりは君から。 年頃も近い君のこと、 俺も気安く感じているし もし何かあったら力になりたい、 ぐらいには、思っている。 ] (41) あさき 2022/12/14(Wed) 1:28:33 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ シンがヴェルトを慕うように、 俺もヴェルトには心地よさを覚えていた。 ] ……名前か。 俺には 無いんだ。 だから 『 』 そうだ ヴェルト 君がつけてくれないかい? おにーちゃんがつけてくれるなら それがいいと思うんだよ。 [ ね、と。シンに同意を求めた。 いつかの夜のお話会。 ヴェルトはどこかの言葉で『世界』を表すらしい。 と、ヴェルトは持っていた本を指差した。 どこかの言葉で「 死 」をあらわす、らしい タナトス。 そのままだけれど。 俺には相応しい。 そう思うよ それが俺の中にある、『世界』との思い出。* ] (43) あさき 2022/12/14(Wed) 1:31:59 |
【人】 XIII『死神』 タナトス― 対峙 ― [ 洋館にはいろんな境遇の証持ちがいる。 いろんな思想の証持ちがいる。 シンのように友達と呼べるものもいれば 簡単には絆されてくれない悪魔のようなものいる。 吊るされた男を迎えにいく、前の話。 その時はやってきた。 ] (85) あさき 2022/12/14(Wed) 2:55:14 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 彼の名はカルクドラと言う。 『 教皇 』の証持ち。 過去の死神はそれはもう。 教皇に憎まれて憎まれて。 念入りに殺された。 なら。 多分俺と君は関わらないのが正解だ。 殺される痛みは 今も知ってる。 ……彼が俺を殺すわけじゃないのも、わかってる。 俺にだってこわいものはあるよ。 けれどそれは、 理不尽に向けられたいものじゃないはずだからね。 だから、 彼が来た事を知っても、 暫くは会わないように注意もした。 それでも同じ館にいる以上。 いつまでもそれが叶うわけじゃない。 ] (86) あさき 2022/12/14(Wed) 2:58:37 |
【教】 XIII『死神』 タナトスなぜあなたがいて だれもすくえないのですか? すくうきもちは ほんとうにありましたか? [ 死神は叫びました。 穏やかで、平穏な箱庭。 教皇の存在は、死神にとって 意味のない、自分とは違って まるで箱庭そのもののようだと、感じていました。 慈愛の聖者。 死神は、信じていました。 あなたを ] (/0) あさき 2022/12/14(Wed) 2:59:29 |
【人】 XIII『死神』 タナトス― ・・ あ [ 確かにここは 倉庫だった。 誰も使ってはいない筈の。 だからそれを君が祈祷室に変えてしまったところで 何一つ問題はない。 ……そうだね、 ここには傷ついた子もたくさんいて 誰かに話を聞いてもらう。 そんな機会は確かに必要だったろうね。 ] あなたが?それを? なんのつもりで? (87) あさき 2022/12/14(Wed) 3:00:33 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 君よりも先に屋敷に来たから 少しだけ、君より屋敷の思い出は多いんだ。 誰も使っていない倉庫。 ここはね、俺が時々忍び込んでた場所だった。 時折思い出す、死んだときのこと。 眠れなくて、苦しくて。 まだ克服しきっていない頃の話。 シンには心配をかけたくなかった。 一人、怯えている俺を 時折ヴェルトがここで、話を聞いてくれていた。 掴みどころも、 時折謎かけみたいな事も言うけれど ヴェルトが居てくれると心が休まって ちゃんと俺はもう一度朝を迎えられたんだ。 よりにもよって、君なんだね。 ] (88) あさき 2022/12/14(Wed) 3:01:25 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 祈祷室に見事変貌を遂げた、倉庫の扉。 誰も居ないと思ってあけたから。 カルクドラは居たかもしれないね。 いないかもしれない。 どちらにしたって多分声は漏れてしまった。 ] (89) あさき 2022/12/14(Wed) 3:04:31 |
【人】 XIII『死神』 タナトスつぎはうまく やれるといいね [ ……さあ。 どうしてこの言葉が漏れたのかは 俺にはわからないや ]** (90) あさき 2022/12/14(Wed) 3:08:13 |
XIII『死神』 タナトスは、メモを貼った。 (a11) あさき 2022/12/14(Wed) 3:16:09 |
【独】 XIII『死神』 タナトス/*えーんねむい 一日中ろるかいてんのになにもおいつかない 書いてる割にインがおそいけど かいてるよ!(?) ユグをかまいにゆきたい気持ちもあります でもねむい とりあえずヴェルトにひっつきにいきました 始まりましたね!お願いします! ほんまに1dですかってなっている 情報量 あとほんまにみんなしってるひとですか?? みんなRPの幅化け物ですか??? あとは何人くらい 死神って文字面だけであさきやおもてる人が いるんでしょうね 一人くらいはいる気がします。 ねむいです。 永眠! (-15) あさき 2022/12/14(Wed) 3:25:23 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ アリス。 小さなアリスの誕生日はきっと、 賑やかで楽しいものになるだろう。 シールもそばに居たのなら、 楽しんでおいでと彼らの頭を撫でた。 君達の育てた野菜をとどけたら 俺は退散するつもりだった。 先生は来てくれないの?と、 小さなアリスから寂しげな声が漏れるから ちょっと心は痛んでしまってね。 シールまで物言いたげだ。 うん、困ったね。 ] (272) あさき 2022/12/15(Thu) 3:04:04 |
【人】 XIII『死神』 タナトス……わかった。 でも、行けるのは合唱が終わったあとだよ。 先生が歌うと館の照明が何故か落ちてしまってね。 迷える友達の悪戯かな。 カルクドラ先生の名演奏を台無しにしてしまったら 申し訳がたたないんだ。 [ いつものように。 いつかのように。 目線は彼らにあわせて微笑んだ。 納得するような、しないような表情だけど 必ず行くよの言葉には、納得してくれたみたいだ。 もう一度頭を撫でてやって、 俺はその場をあとにして。] (273) あさき 2022/12/15(Thu) 3:04:51 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 『 誕生日 』 が君が生まれた日なら 俺は一番遠い方がいい。 そう、願うが故の 言わば願掛けのようなものだよ。 誕生日、と聞けば 俺はいつもユグの事を思い出すんだ。 ] (274) あさき 2022/12/15(Thu) 3:05:23 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 迎えに行くよう、彼らに伝えられた時。 彼の身の上を聞いたうえで 最初に俺が抱いたのは同情心のようなものだった筈だ。 だからこそ、あの言葉を選んだ筈で。 出会って、心から安堵した。 ユグが生きていることに。 君だけは 死なないって 俺の魂は どこかで信じていた。 安堵と、悲しみと。 理由は俺にはわからない。 ] (275) あさき 2022/12/15(Thu) 3:08:16 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ ユグはとても強かった。 最初こそ俺が手を貸したけれど ユグは生きること全てに真摯だった。 俺に同じ事はきっとできない。 先生、なんて呼んでくれるけれど 俺は、 俺の方が君を尊敬しているくらいだったよ。 ユグがいるなら大丈夫。 ユグは大いなる祝福を知っているから。 彼が返してくれたローブ。 別にそのまま使ってくれても良かったけれど 新たな白を纏う君を、 俺はそっと応援したいと思ったから あの日受け取った何の変哲もないローブは また俺と共にある。] (276) あさき 2022/12/15(Thu) 3:23:23 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 約束したから、誕生日会の終盤には顔を見せた。 多分俺は願っている。 願っていたと思う。 終わりが、訪れないことを。 それはあり得ないことを 俺が一番、よく知っている筈なのにね。 (277) あさき 2022/12/15(Thu) 3:24:09 |
【人】 XIII『死神』 タナトスヴェル、 ト [ 愚者の誕生日のその翌日。 『 世界 』の帰還。 なにかの感情を思い出す前に、 時は動き出した。 ] (279) あさき 2022/12/15(Thu) 3:27:16 |
【人】 XIII『死神』 タナトスヴェルト どうして そんなことをいうんだい 君は ……君は、 あなたは、 [ いつものように 頭を撫でようとしたんだ。 おかえり。何してたのか聞かせてよ。 話したいことがたくさんある。 手だけ伸びた。 ついた癖とやらは厄介だね。 でもそのままヴェルトの頭に 俺の手はのせられることはなかったんだ。 ] (280) あさき 2022/12/15(Thu) 3:27:47 |
【人】 XIII『死神』 タナトス『 死 』が 溢れてしまう [ 誰かに届いたか、 ――届くことはなかったのか。 思わず落ちた言葉に、 自分でも気づかずにいた。 ]** (282) あさき 2022/12/15(Thu) 3:43:42 |
XIII『死神』 タナトスは、メモを貼った。 (a44) あさき 2022/12/15(Thu) 3:47:56 |
【独】 XIII『死神』 タナトス/*死!! 死とかついてるけど光属性になってやんよ! と思っている時期が入村前の俺にもありました。 俺の光は多分アクセサリーとかにつかう 蓄光ビーズかなんかなのかもしれません (蓄光できてない) クリスタベルちゃんとかゼロくんは なんか見応えがあるなあと思います マドカもすきです正義の……ふえんこ…… 向けられる側かどうかあやしい 悪カルクドラがみたいです あくくどら しかし中身がなんか意図して対立って いったいどうやって……とかなっている と思ったところで俺の脳裏に浮かぶ人がいるんだけど??? まさか対立相手だったら……どうしよう(?) あかんねないと このむらは俺の睡眠を狂わすタイプの村だ (-65) あさき 2022/12/15(Thu) 4:08:04 |
【独】 XIII『死神』 タナトス/*そう 思い浮かぶひとは確定でユグではない とおもう(チップが) 俺の中ではユグというかユスティってなかなか 某誰かさんの顔です (-66) あさき 2022/12/15(Thu) 4:12:47 |
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