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【人】 巫凪 桜花ないでしょ。ないない。 ここにはみんな、いないもん。 [緋雁に残る理由がないのかと確かめられて、軽い声で応じる] それに、俺がいなくて、みんなどうするの。 天蓋は、ふざける相手がいなくなるし、 群鷺は…絡む相手が、いなくなるし? [少し顔を顰めて、仲間の一人の名前を口にする。 空から彼を遮るように、近くで顔を覗き込む。 彼を映すための、凪いだ水色の瞳で] ――緋雁は? 俺が一緒の方がいいって、…言ってくれる? (147) 2023/11/30(Thu) 21:14:46 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 植物園(桜花) ─ [問いに答える声は軽かった。>>147 それで本当にここへの未練は特に無いんだな、って思えた。 桜花ちゃんが戦闘AIたちの名前を挙げるのを聞くと、なんだか面白くなって笑ってしまった。 羅生はああ言ってたけど、みんな結構コミュニケーションは取ってるよね?>>2:14] うん。オレも桜花ちゃんがいたほうがいいな。 そばにいなくなったら張り合いがなくなるもん。 [オレは直接役に立てるわけではないにしろ、ずっと雷恩と桜花ちゃんのことを考えてきたし。そばにいなくなったら考えることがひとつ減ってしまう。 それはオレにとって、いいことではない気がするんだ]* (148) 2023/11/30(Thu) 21:24:51 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 植物園(桜花) ─ またついてくるんだ……? 戦力に余裕があるときだけにしてね? [勝てるか危ういようなギリギリの戦力での出撃は、たぶんしないと思う。>>149 しないと思うけど、万が一のことはやっぱり心配だしね。他の戦闘員はどう思ってるんだろう。聞いておけばよかったな……] あんなこと……って、廃棄処分になるかもってこと? 本当、そうならなくてよかったよね……。 [あれはオレも驚いた。桜花ちゃんは覚悟を決めているようには見えたけれど、やっぱり、そんな単純なものではなかったんだろうか。 自分の意思を貫くためなら、その結果が廃棄でもいい──とは、オレは思えない気がする。 そして、そういう風に思えるのが人類らしさ、のような気は……する。ウキクサと話して思ったことだけどね]* (150) 2023/11/30(Thu) 21:42:10 |
【人】 巫凪 桜花えー、どうかな。 緋雁がひとりいれば、余裕でしょ。 [彼の居る戦場には、自分もそこに居たいから>>150 最近自分に降り掛かったことを、改めて振り返り] そうだね、でも。 したいこと、できるうちにやっとかなきゃって よく分かったから、結果的に良かったかな。 [裾を払って先に立ち上がり、未だ腰掛ける彼へと、 掌を差し伸べる] ね、最後だからちょっと歩こうよ。 ここで俺が見つけたものとか、色々一緒に見てから行きたい。 もしよくわかんなくてもさ、それでいいから。 緋雁に、一緒に来て欲しい。…ずっと。 [何気ない声音で紡ぐのは、何気ない日常に紛れていた願い*] (151) 2023/11/30(Thu) 21:48:15 |
【人】 三ノ宮 緋雁いいね! 桜花ちゃんのオススメ教えて? オレはどんなのが『綺麗』かわかんないからさ。 [『ずっと』なんて大げさだなあと思ったけれど、一緒に過ごせる時間は長いほうがいいと思い直した。>>151 桜花ちゃんもいつか、雷恩みたいに一緒に生きたい相手をほかに見つけるのかもしれない。そうなる前に、思い出をたくさん作らせてもらおうかって] いつ死ぬかわからない世界なんだし、 死ぬときに後悔はしたくないよね……。 [少し前に呟かれた、すぐには答えられなかった言葉に返事をする。 できるうちにやっておきたいことは、オレも探しておいたほうがいいのかもしれない。戦いが日常である以上は、いつ終わりが来てもおかしくないんだから]* (153) 2023/11/30(Thu) 21:59:28 |
【人】 三ノ宮 緋雁──それから [浮草生命研究所からは、見た目上友好関係のまま去ることになった。 利用価値があるなら旧人類でも生かしておこうっていう《sintoisMécanique》の考えは一貫しているし、オレも同意する。新人類の未来のために役立つなら何だって利用すべきだ。 オレの中にウキクサへの殺意はあるけど、本部や直ちゃんの判断に逆らう気は無い。 自分の意志を通すために組織に逆らうなんて、まさに“人類の愚行”でしょ? 罪をわざわざなぞる気はないからね。 そうしてオレたちは日常へ戻った] (154) 2023/11/30(Thu) 22:02:50 |
【人】 三ノ宮 緋雁[今日は群鷺と2人。相手はそこそこ戦闘慣れした小集団。 制圧地点を指示されただけだったから、何か名前のあるコミュニティなのかどうかは忘れてしまった。 殲滅対象の数が少ないから、オレは槍だけ持ってきた。 桜花ちゃんがついてきてるなら、オレの真後ろ、群鷺と同じぐらいの距離にいてもらうだろう。そこなら誰の邪魔にもならない上にそこそこ安全のはず。 相手は飛び道具の手持ちが少ないのか、使ってこない。 それならオレたちのほうが圧倒的に有利だけど。相手は応戦する気を失くしていない] どこまでついてこれるか見ててあげる! [相手がオレの突きを上手く受け流すさまを見て、オレは少しずつ速度を速め始めた。鍛えた旧人類はどのぐらいの速度まで対応できるんだろうか? 仮に速度に対応されたとして、手が尽きるわけじゃないけどね] (156) 2023/11/30(Thu) 22:03:10 |
【人】 三ノ宮 緋雁[オレはすぐに相手が受け流せなくなる速度を把握した。 必要以上に速く動くと負荷が高くなるから、少し上回るぐらいで抑えて] ほら、置いてっちゃうよ? [速いだけで軽い突きや払いを繰り返しながら、隙を窺う。 狙うは三段。 一段目で装甲を割り、二段目で骨を砕き、三段目で心臓を貫くつもりで。 その隙を見つけるやいなや、オレは即座に一段目を放って、すぐに二段目を叩き込んだ。そして最後に本命の一撃。どこまで貫けるかを見届けようと、じっと目を凝らしながら突き入れる。 もし貫き切れなかったそのときは、群鷺が撃ち抜いてくれるでしょ。 その群鷺が何してたのかと思って周りの様子を窺ったら、増援に駆けつけようとしてる後方の敵を撃ち抜いていたようだった。 これがオレたちの日常] (157) 2023/11/30(Thu) 22:03:24 |
【人】 三ノ宮 緋雁[“旧人類の殲滅”、それがオレの存在理由で存在意義。 オレはこのために造り出された。 新人類たちの──雷恩と桜花ちゃんの未来のためになると信じて、今日もオレは使命を果たす]** (158) 2023/11/30(Thu) 22:03:33 |
【人】 巫凪 桜花ああ、それで思い出した。 っていうのも、酷い話なんだけど。 緋雁が戦ってるところ、格好良くて好きだよ。 ――いつも、見てる。 だから、長生きしてよね? [繋いだ手に、痛むほど強く、力を籠めた*] (160) 2023/11/30(Thu) 22:09:42 |
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