人狼物語 三日月国


219 【身内村】魔法使いと失せ物探し

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【人】 月影 帳



   
―――出来ない、
って言ったら
   あなたは諦めて帰るんですか?


[ 少し意地悪な聞き方をしたのは
  時々……結構冷やかしに来る人もいて
  それを確認するため…なんていうのは
  ただの言い訳かな。

  君がそんなことしない人なのは知ってる。
  こういえば、帰ってくれないかなって
  思ってしまったんだ。

  だって君が取り戻したい記憶は
  
痛み
でしかないって思うから。 ]
 
(25) 2023/07/27(Thu) 2:16:00

【人】 月影 帳



   なんて、意地悪でしたね。
   申し訳ありません。

   出来ますよ、あなたがそれを望むのなら。


[ でも、と続ける。 ]
 
(26) 2023/07/27(Thu) 2:16:12

【人】 月影 帳



   記憶をなくしてしまう現象。
   それは人の防衛反応だとも言われています。

   心の
やストレスから
   自分自身を守るために忘れてしまう。

   思い出さなければよかったと、
   
後悔
する人もいるでしょう。

   ―――それでも、あなたは
   記憶を探したいですか?

 
(27) 2023/07/27(Thu) 2:17:28

【人】 月影 帳


[ 記憶を探したい人が来たことは前にもあった。

  
喜んでくれた人もいた。

  思い出さなければよかったと
  後悔している人もいた。


  両方の人に出会ってからは
  必ず確認をしてからと決めていたから
  君にも他の人と同じように話をして。

  話している間はほんの少し、
  悲しそうな顔をしてしまったかもしれないな。]**

   
(28) 2023/07/27(Thu) 2:18:33

【人】 星川 緋彩

 
[空いたままの隣がさみしかった。
 君がいなくなってからの日々は普通で、穏やかで
 俯きながらも少しずつ前を向き始めてもなお
 ぽっかりと何かが空いてそれが埋まらないまま。

 探すように歩いても見つけられなくて
 そんな
魔法
がないのがもどかしかった。

 どこか足踏みしたままの感覚
 その足を踏み出す切欠は、君のお
の噂なの。]

 
(29) 2023/07/27(Thu) 6:19:36

【人】 星川 緋彩

 ***

[なんとか普通を取り戻してきて
 年頃になってくれば恋愛の話題も
 友達から出るようになったわ。
 バレンタインになれば誰かにあげないの?
 そういう質問だって普通にされたの。

 お父さんとお兄ちゃんにあげるわって笑って返して
 可愛いのに勿体ないよって笑われたわ。
 付き合いで友達と一緒に義理を渡すことがあっても
 それ以上の事はなかったの。]

 
(30) 2023/07/27(Thu) 6:20:19

【人】 星川 緋彩

 
[私は確かに
をしていた。
でもそれを忘れている

 それだけど、他の男の子を見ても、友達になっても
 告白されても何かが違ったの。

 私の特別に出来ないと思って断った。
 
の特別は──── じゃあ
? ]

 
(31) 2023/07/27(Thu) 6:20:48

【人】 星川 緋彩

 ***

[お店に入ればお店の人は本を読んでたの。>>21
 ガラガラの店内は少し入りにくい気はしたけど
 女は度胸! そのまま突っ切ったわ。

 その人が持っていた
赤い色
が目について>>21
 なんとなく目で追ったのは無意識だったわ。]
 
(32) 2023/07/27(Thu) 6:21:19

【人】 星川 緋彩

 
[固まったのはお互い様。
 自分の反応に説明が出来ないから
 一瞬のその反応に>>22何を言うこともなかったの。

 貴方の望み通り、記憶の蓋はまだ開かないまま。>>23


 どうして胸がざわつくのか
 どうして何かを言いたいような感覚があるのか
 どうして、どうして、わからないまま。
 だけどきっと気のせい…よね? と言葉を続けるの。]
 
(33) 2023/07/27(Thu) 6:22:16

【人】 星川 緋彩

 

 そ、そう。記憶です。


[やや緊張気味にその言葉を復唱したわ。>>24
 そんなおとぎ話本気にしたのですか? とか
 それは病院に行った方がいいのでは、とか
 そういう反応が来るか、来ないか
 緊張気味にじっと見たの。

 魔法と見せかけて、というのは
 この世にいくらでもあるもの。]

 
(34) 2023/07/27(Thu) 6:22:35

【人】 星川 緋彩

 
[返って来たのは疑問の言葉。その言葉を意味を考えるの。
 試されている気がしたのよ。>>25



 そうですね
 例えばですがパン屋でメニューにないご飯定食を出してと
 お店にないものを私が言っているのなら
 すみませんって帰るしかないのでは?
 
 
(35) 2023/07/27(Thu) 6:23:57

【人】 星川 緋彩

 
[貴方がそれを出来ないのなら、このお店に頼るのは筋違い。
 それは常識で考えた上の判断。]


 でも帰る選択肢は、私が諦めるとは違います。
 
その場合自力で探すだけです。



[そう、私は簡単に引くわけじゃないわ。

 何かの試験と思ったから自分の考えを伝えたの。
 冷やかしじゃない。その意志は伝わるかしら。]
 
(36) 2023/07/27(Thu) 6:28:17

【人】 星川 緋彩

 

 ……いえ。
 出来るのですね。良かったです


[意地悪だったのかな、と首を傾げるの。
 本当に魔法使いなら、警戒して然るべきだもの。
 
 それならお願いしますと続ける前に
 貴方の言葉は続くの。>>26
 
(37) 2023/07/27(Thu) 6:28:58

【人】 星川 緋彩

 
[それは確かにその通りの事。>>27
 思い出そうとすると胸が
む。
 思い出したいのに、その
みが私の足を止め続けた。


 それでも─────……]


 ご心配ありがとうございます。
 確かに……私の失くしたものは
 痛
みを伴う記憶だと思います。
 

[でもね、と相手をしっかりして続けるの。]
 
(38) 2023/07/27(Thu) 6:29:45

【人】 星川 緋彩

 

 それでも
大事なものだって、思うんです。

 ずっと探してしまうんです。
 何となく忘れて生きていくのは嫌なんですよ。

 忘れたままでも生きていけますよ?
 それでも、私は求めます。

 
 この店に来て、その決意は固まったと 思います。 

 
(39) 2023/07/27(Thu) 6:30:07

【人】 星川 緋彩

 
[不思議ですね、と付け加えて笑ったの。
 
本当にするり、とその言葉は出てきたの。
 どうしてこのお店を見てそう思ったのかしら。
 それは分からないまま。


 どうしてか、店の人は悲しそうな顔をするの。>>28
 戻った後傷ついた人を見たのかしらと
 私は正解にはたどり着けない。
 ただ、そんな顔に胸が何故か痛むのよ。
 それは、失くしたはずの記憶が与える痛みと似ていたわ。]

 
(40) 2023/07/27(Thu) 6:31:35

【人】 星川 緋彩

 
 
 後悔するかしないかは戻らないと分からないですけど
 仮にしたとしても、
構いません。

 失ったまま目をそらす方が私はきっと後悔するんです。

 仮に本当に思い出すべきじゃなかったものだったとしても
 貴方を責めたりはしません、決して。
 それだけはお約束します。

 だから、お願いします。


[そう言って頭を下げたの。]**
 
(41) 2023/07/27(Thu) 6:35:58

【人】 月影 帳


[ 空いたままの
が寂しいって

  気づいてもそれを口にはしなかった。

  壊してしまったのは僕なんだから
  寂しいなんて言う権利、僕にはないんだ。

  宝探しのことを思い出しても
  それを一人で探しに行くのも嫌で。
  君に隠された宝の話を教えるわけにもいかないし
  君の家族に近づくのも躊躇われたから
  探すはずだった宝は
  君が何もしていないのならそのまま。 ]
  
 
(42) 2023/07/28(Fri) 1:51:27

【人】 月影 帳


***

[ そうだよね、君には
  僕の言葉の意図がわかるはずないんだから。
  緊張させてしまったみたいだと気づいて
  いえ、ただの確認ですよ、って
  不必要な緊張は解こうと声をかけたんだ。


  おとぎ話みたいな本当のことを起こせるのが
  特別な力を持つ人で、
  病院じゃダメだったからここに来た、
  そんな人がいることも、知ってるから。 ]
 
(43) 2023/07/28(Fri) 1:51:56

【人】 月影 帳


[ 試すようなことを言ってるんだし
  噂を流している人には僕も入ってるから
  君への質問は意地悪だ、って思ってる。

  そもそも、多少なりとも信じてくれた人に
  出来ませんって言ったら?なんて仮定の質問、
  印象を悪くしても仕方ないと思うんだ。


  それでも、君は嫌な顔をするわけでもなく。 ]


   
自力で探す……。

   

[ そうだ、君は簡単に引くような子じゃない。
  冷やかしじゃないことなんて
  分かってはいたんだけどね。 ]

 
(44) 2023/07/28(Fri) 1:53:03

【人】 月影 帳


[ 君のためを思うようなふりをして
  本当はそうじゃないんだ。


  怖いだけ。君が記憶を取り戻して
  再び痛みに苛まれてしまうことが。


  僕がひどい奴なんだってことを
  思い出してしまうことが。 ]

 
(45) 2023/07/28(Fri) 1:53:44

【人】 月影 帳



   痛くても大事なもの……。


[ 
そんなもの、ない方がいい
って
  言いそうになって口を噤む。

  だって、君を否定するのはもう嫌だから。
  否定するのは自分自身だけで十分。


  あの日のことを思い出させたくないのに
  君の望みを叶えるにはそうもいかない。
  困ったな、って内心思っていたけれど。
  結局断ることなんて出来ないんだ。

  今の君は僕にとってお客さんでもあるんだから。 ]
 
(46) 2023/07/28(Fri) 1:54:13

【人】 月影 帳



   ―――不思議、ですね。

   僕には誰かの背を押す魔法なんて使えないのに。


[ だから、僕がいるからだとは
  思いもしていないし、
  君は
僕と違って
強いな、って。
  そう、思ってしまうんだ。

  君が抱えてきた痛みのことを
  理解しないままに。 ]

  
(47) 2023/07/28(Fri) 1:54:44

【人】 月影 帳



   ……そこまで言われて断るつもりなんて
   元よりないので、安心してください。

   だから、もう顔をあげて。

   それに。
   
君は
誰かを責めるなんてこと、しないでしょう。


[ 淡く微笑んでから、了承の意を示すんだ。
  
小さな失言には、僕は気付かない。 ]

  
(48) 2023/07/28(Fri) 1:56:45

【人】 月影 帳



   あなたは、知っていますか?

   物も、記憶をするんですよ。
   たとえばあなたが履いている靴は
   どんな場所を歩いたのか
   あなたが何をしていたのか
   晴れの日も雨の日も
   WみてWいるんですよ。

   
僕がたどるのは物の気配、物の記憶。


   ―――なんて、信じるか信じないかは
   あなた次第、ですけれどね?

 
(49) 2023/07/28(Fri) 1:57:33

【人】 月影 帳


[ 依頼を受けるって言った後
  こんな話をし始めた僕に
  君はどんな反応をしただろう。
  戸惑う人も多いし、
  真剣に聞いてくれる人もいるし
  疑ってかかる人もいる。
  色んな人を見てきたつもりだから
  どんな反応でも驚かない自信はあるけれど。


  
君には、信じて欲しいって思うんだ。
 ]
 
(50) 2023/07/28(Fri) 1:58:02

【人】 月影 帳



   何の手掛かりもないと
   探すのがとても難しくなるんです。

   あなたが取り戻したいのは
   小学生の頃の記憶の一部…でしょう?

   そのころよく身に着けていたもの
   ……たとえば、髪留めとか。
   もしそういったものが残っていれば
   持ってきていただけませんか?

   ないのなら無理に、とは言いません。


[ 普段なら、どんな些細なものでもいいから
  持ってきて欲しい、なんて言うんだけど
  今日だけは違った。
  何処に行けばいいのか
  力を使わなくとも見当はついていたから。 ]
 
(51) 2023/07/28(Fri) 1:58:43

【人】 月影 帳



   ……流石に今から探しに行くには
   もう、暗すぎますから。

   きっかり一週間後に。
   今度は夕方にでもいらしてください。
   その時にあなたの記憶を探しに行きましょう。


[ 君がその日は都合は悪いというのなら
  別の日を提示することになったかな。 

  そして、お代の話は自分からはしなかった。
  だって最初から答えを知ってるようなものなのに
  お代を貰うのは違うような気がしたから。


  普段は、探すのにかかった時間に
  見合うお金を受け取って、
  このお店の宣伝を身の回りの人にしてほしいって
  お願いをしているんだけど。
  もし君が、お代の話をしたのなら
  こう、言ったと思う。 ]**
 
(52) 2023/07/28(Fri) 1:59:24

【人】 月影 帳



   探し物が見つかった時は
   僕からの簡単なお願いを一つ、
   聞いてもらいたいんです。

   ―――お代はそれだけでいいですよ。

 
(53) 2023/07/28(Fri) 1:59:48

【人】 月影 帳


 ***


[ 今度は夕方に、って言っておきながら
  僕は一つミスをしてしまったんだ。
  ミス、というか忘れていた、というか。

  僕のことを好きだって言って
  夕方頃、お店によく来る女の子がいること、
  その子がお客さんの君のことを見たら
  ほぼ間違いなく嫌な顔をすることを
  僕は失念していたんだ。
 
  僕にとっては迷惑な女の子でしかないから
  完全に考慮するのを忘れてしまっていた。

  まあ、もしなにかあっても
  仕事だからって言うつもりだし
  邪魔なんてさせないけれど……。 ]**
 
 
(54) 2023/07/28(Fri) 2:00:45