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【人】 宇宙刑事 サラトーガー ── 部屋の露天風呂 ── [そうだろう。そうだろう。 ジャックに素敵と言われて>>2:21 自分が作った文化ではないのに 鼻高々な気分で うむうむ、と何度も頷いた。] お、 完ペキ…! [お湯の掛け方、汚れの落とし具合、 ちゃんと教えた通り 実践できているジャックに 白い歯が輝く爽やか笑顔と共に 親指を立てて見せる。 本番の大浴場でもこの通りに出来たら フルーツ牛乳を奢ってやろう。 そして、腰に手をあてる飲み方ごと レクチャーしてやるのだ。] (0) 2021/01/03(Sun) 10:44:42 |
【人】 宇宙刑事 サラトーガー[なみなみと張られたお湯は ざぶーん、ざぶーん 2つの大波となって流れていく。 遠慮しているのか ちんまり小さくなって浸かる姿は>>2:25 なんか、なんていうか、ものすごく可愛いくて。 (撫で回したい‥‥) ふと浮かんだ衝動を、慌てて打ち消した。 小さな子どもならまだしも 大の男がそんなことされて嬉しい筈がない。 そういえば、可愛いという言葉自体 言われて嬉しいものかどうかも分からない。 深く考えもせずに 幾度か使ってしまった気もするが…] (1) 2021/01/03(Sun) 10:46:09 |
【人】 宇宙刑事 サラトーガー[そんなことを必死に考えていたら 柔らかい吐息を 立ち上る湯気に混ぜ込んで ジャックがまた殊勝な可愛いことを言い始めた。>>2:26 ほんと、こいつは 心の持ち方自体がどうしようもなく可愛い。 謙虚で、健気で、素直。 どうやったら 何をしたら こんな可愛く育つのか。 後学の為に教えておいてもらわねばならぬ。 子どもを作るような予定もなければ 相手もいない 右手が恋人の自分ではあるけども。] (2) 2021/01/03(Sun) 10:47:19 |
【人】 宇宙刑事 サラトーガーははっ、いいんだよ。 みんなの分まで思いっきり贅沢しようぜ? ここで英気を養って 帰ってから、頑張ればいい。 で、こういう時は 羽を伸ばすって言うんだけど おれらには羽はないから 手と足、ほら、もっと伸ばせよ。 ぶつかったって気にしないし、 なんなら足乗っけてやるってくらいの勢いでさ。 [いつもなら軽く ポンと叩けるはずの肩なのに 触れる瞬間、ちょっと意識してしまった。 宇宙刑事として戦い始めてから ずっと通して来た「私」が崩れてしまったり…。 ああ、今日のおれはどうかしてる。] (3) 2021/01/03(Sun) 10:49:10 |
【人】 宇宙刑事 サラトーガー[自分自身にも誤魔化すみたいに 慌てて切り出した話題は、吃ってしまった。] とっ、…ところでさ。 お前ってすごく性格いいけど どんな風に育ったんだ? [ずっと気になっていたが なんとなく聞きそびれていたこと。 興味はとてもとても、ある! 普段の自分なら、食い気味に顔を寄せ じっと目を見つめて 話を聞こうとするだろうから それをなぞろうと、同じようにしてみるが… どうにも、顔が熱い。 紅くなっても目立たない褐色の肌と 温泉のせいにも出来るこの状況が 限りなくありがたかった。]* (4) 2021/01/03(Sun) 10:50:52 |
(a1) 2021/01/03(Sun) 11:58:14 |
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