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【墓】 高野 景斗[ 声が聞きたい、我慢しているその姿も 見たい。耐えるようにしているの、とても 劣情を煽られるので。 それも嘘ではないけれど、 我慢しているのに、漏れてしまって どうしようもない、そんな顔を見たい。 ――潜んだ本音も、見透かされているかもしれない。 手の甲で唇を塞いで、首を振っているから。 それも、いつまで持つのかなとか 思っているから、いじわる、なのは否定できない。 ] (+57) 2023/03/30(Thu) 1:59:31 |
【墓】 高野 景斗[ 背をしならせて、快感を逃がそうとも 逃しきれないものはいくつもあろう。 それに、 ] うん? [ 取られた手が向かう場所、とくとくと 心音は早い。 すっかり立ち上がって、ぴんとしているそこに 導かれた手に、どうしてほしいかなんて わかりきっている癖にと、詰ってもいいのに。 ] (+58) 2023/03/30(Thu) 1:59:49 |
【墓】 高野 景斗[ 潜められた声で伝えられるおねだりに 頬が緩んでしまうから、いじわる、なんて 長く持たないと思う。 ] ……うん、いいよ。 こう? [ あたたかい掌を、ゆっくりと押し付けるように 当てて、先程と同じように指先は円を描く。 持たないと思う割に、まだもう少し そういう趣向は続いているようで。 ゆら、と腰が揺れれば君のは俺の腹に擦れ、 俺の、は君の臀部に押し付けられる。 ] (+59) 2023/03/30(Thu) 2:00:41 |
【墓】 高野 景斗 ふ、 [ 覗き込むような姿勢から、頬を抑えられて 柔らかな感触、のち、吸い付かれて、 笑い声を堪えるように、息を吐いた。 顔にくるとは流石に思わなかったので。 今は確認しようがないけれど、本人が ついた、というのなら、きっと赤く色付いているのだろう ] 予想外なこと、してくれるなぁ あとで、鏡見ないと。 [ 目を細めて笑われたなら、こちらも笑う。 明日まで綺麗に残っていたら、きっと 隠そうとはしないだろう。 むしろ昨日愛された印ですがとばかり。 ――知り合いはともかく朝食を運んでくる 仲居さんに見られるのは少し恥ずかしい気もするが 大変、気分が良いので重なる手を 擽るようにして。 ] (+65) 2023/03/30(Thu) 13:02:54 |
【墓】 高野 景斗[ わざと、のゆるい刺激でも 甘い声が耳を擽って。 足りない、と言いたげに自ら 擦らせて。 ] うん、 [ 身じろいで姿勢が変われば、目の前に つん、と尖った乳首が晒されれば、 白旗を上げる他、ない。 片方は、きゅ、と親指の腹と、人差し指の 側面で摘むようにして、もう片方は、尖らせた 舌先でつついて。 擦り寄せられた腰、腹部に触れるモノへは 自分で快感を拾っているようだから。 ] (+66) 2023/03/30(Thu) 13:05:41 |
【墓】 高野 景斗[ 空いた手が、支えるように、 臀部へ向かう。 まだ、声を潜めることにも意識が いっているようだから、 そちらはそっと、撫でるだけで。 ] きもち? [ 問うて、胸の尖りを甘く噛んで。 もう片方は指の先で引っ掻いて。 ぱちゃ、とお湯が跳ねれば、目を伏せて。* ] (+67) 2023/03/30(Thu) 13:06:02 |
【墓】 高野 景斗[ してやったりと、猫の目で笑うのを やられたなぁって顔で見てた。 確認しないとと言えばまた笑うから あまりの可愛らしさに目眩がして、 くらりとした拍子に、額を首筋にぺたりと つけて。自分も笑う。 擽ろうとした手は、避けようと身を捩られて ぱちゃりとお湯が舞う。 笑い声は密やかに、お湯の跳ねる音に 隠れるくらい。 ――後ほど、鏡に写った自分を見て、 だらしのない顔をするのだろうが、 それはまた、あとで、の話し。 ] (+71) 2023/03/30(Thu) 22:02:02 |
【墓】 高野 景斗[ 濡れた髪に、濡れた手が触れる。 温泉で温まった手が、通るたびに、 あたたかさと心地よさで、息を吐いて。 待ってた、とばかりに満足したようなため息が 聞こえてくれば、可愛がる指にも、熱が入る。 濡れたそこは、乾いた肌より 指にとどまりやすいから、捕まえるのも、容易で。 摘んで力を加えると、ぴくんと体が揺れる。 擦れる熱から先走りが溢れていることまでは まだ、知れずとも ] (+72) 2023/03/30(Thu) 22:02:35 |
【墓】 高野 景斗 っふふ、 [ 浅く頷いて、素直に答えられると、 こちらの熱も、角度がぐっと変わるが まだこのもどかしいような、優しい時間を 過ごしていたいので、見ないふりを。 ――もっとも、その上に乗っかってる君には 伝わってしまうのだろうけど。 ] (+73) 2023/03/30(Thu) 22:02:52 |
【墓】 高野 景斗[ 一気に上り詰めるでなく、 ゆっくり、を望まれるなら、 こちらの要望とも上手く、噛み合うことだろう。 撫でられる手が、耳を掠めれば、 ン 、と小さく声を取り落とした。教えるばかりではなく、 教えられる事も多々、あった。 が、耳に触れられて、ぞわ、と するのは初めてのこと。 ――作り変えられたのはこちらも同じ 今の今まで気づかなかっただけ、 なのかもしれない。 ] (+74) 2023/03/30(Thu) 22:03:48 |
【墓】 高野 景斗[ 何度も吸い付いた胸の尖りは 赤く色づきながら、強請るように 唇を押し返してくる。 ] こっちも、 [ 指と唇との位置を入れ替えるように、 まだ吸い付いて居ない方に、ふ、と 息を吹きかけて。 尖りを弄っていた手は湯の中へ 湯の中で尻を撫で回していた手は、 色付いた胸の尖りへ。 湯の中へ入れた手は相変わらず やさしく、撫で回しながら、 揺らすように、力を加えると、 ちょうど自分の熱が擦れて ] (+75) 2023/03/30(Thu) 22:04:16 |
【墓】 高野 景斗[ 苺みたいに、真っ赤になるそこ。 デザートをいただく時、みたいに じわじわとゆっくり、愛撫を施すと 腹のあたりで、ひくひくと、刺激を求めて 擦られるそれに気づいた。 初めて抱いた時にも、片鱗は見せられていたけど キスと、緩やかなふれあいと、胸の尖りへの刺激。 それだけで、とは言うまい。言えない。 いつだって、どこを愛撫する時だって、 感じて欲しい、啼いて欲しい、気持ち良くなってと 唇を通して、指を通して、伝えていたつもりで。 ] (+81) 2023/03/30(Thu) 23:55:12 |
【墓】 高野 景斗[ その結果、愛されるのが上手に なってしまった。いとしい、みだらなからだ。 それを愛しさと呼ばず、なんと呼べば いいのか。 君がそれを知っているなら教えて欲しい。 ] (+82) 2023/03/30(Thu) 23:55:49 |
【墓】 高野 景斗 なってるよ、 そんな気持ち良いって反応されたら。 [ 笑った事を不思議そうに見ていたから ぐ、とそこを押し付けてやると、 おっきく、なんて言うものだから、 尚更押し付けるようにして。 君で感じて、こうなってる、 分からせるように、腰を揺らして。 水中では重さなどあってないようなもの。 ゆっくりとした動きは、突き上げるときの それと似た動きで。 ] (+83) 2023/03/30(Thu) 23:56:08 |
【墓】 高野 景斗[ まだ、だめ、とそう言われて 舌の根も乾かぬうち。 短い呼吸で、染まる目尻で、変わった姿勢で 限界が近いことを連想させるのに、 言わない、から ] ――あ、 それ、 ちょ、 ン、 [ まだもう少し、ゆっくりってそう思っていたのに 柔らかな肉の合間に挟まれたら、 焦るような声が出る。 それでも緩やかに動く腰は止まらず ちゃぷり、ちゃぷりと跳ねるお湯が肩を、耳を 濡らして ] (+84) 2023/03/30(Thu) 23:56:34 |
【墓】 高野 景斗[ 散らばったものを掻き集めるようじゃなく、 ひとつひとつ、拾うように。 高まっていく快楽から、逃げられようもない。 抱き込まれた腕が触れるだけでも、 びく、と体が震えるほどに、体ぜんぶ、 飲まれていくようで。 ] 俺のが、ダメかも、 [ 更に抱き込まれて、呟いて、 また尖りを食んで。 ――そこで漸く気づいたのだが、 もう取りに戻る余裕なんて、ない。 ] (+85) 2023/03/30(Thu) 23:57:07 |
【墓】 高野 景斗[ 持って生まれたもともとの、 ではないのは承知済み。 肌を重ね合ううちに、覚えてくれることを 褒めるように、良かったねと重ねて、 心だけじゃなくて、体も、好きになって くれて、――そうして、俺は自分の瑕も、 どうでもいいものじゃなく、好きになれた。 底なんてなくとも構わない。 際限など、決めたい人が勝手に決めればよろしい。 奥の奥、君も知らなかった君と出会う度、 何度だって、恋する気持ちを知っていくから。 ] (+90) 2023/03/31(Fri) 10:26:24 |
【墓】 高野 景斗[ 恋を覚えた体はときどき、 焦がれて焦れて、疼きを君にも 知らせてしまうけど。 ――呆れはしないだろう この温度を教えたのは君で、 手を取って二人、溺れてきたのだから。 甘える君が、あまく、なく。 ] 可愛い声、――…もっと、欲しいな [ ちゃぷん、ちゃぷん、泡立つほどでもない 水音のまま、揺すり、揺すられて。 次第に追い詰められていって、 お湯の中、とろりとした先走りの蜜が零れて ] (+91) 2023/03/31(Fri) 10:26:55 |
【墓】 高野 景斗[ 自分の意志とは裏腹に、入りたがるように そこを突き回してしまう。 ドアを叩いて、あけて、と言うみたいに。 ] ――……は ぁ、 [ 腰の揺れが緩やかなものにかわり、 止まっていくのに、蕩けきった表情を見てしまったら こちらの思考も溶けていく。 しとどに濡れて、首を傾けて、 あまく息を吐いて。 主義に反する。このまましてしまうのは。 その思考すら、奪い去って ] ……このまま、 入れさせて。 [ 卑怯すぎる問いを投げる気はない。 ダメと言われても止まれないからではなくて。 こんな時に問えば、良いとしか言えないだろうと 思ったから。 ] (+92) 2023/03/31(Fri) 10:28:38 |
【墓】 高野 景斗――ン、………あっつ、 [ 全て埋め込んだら、切なげに眉根をよせたまま なきごと、ひとつ。 ] 熱くて、キツくて…… 出ちゃうかと思った、 [ ふ、と浅く呼吸を繰り返した。 あってもなくても、そう変わらないだろう あんな薄いスキン一枚なんて。 そんな風に思っていたものだから。 隔てるものがなにもなくて、 直接奥まで、触れてる熱さに、 みっちりと包まれる感覚に、軽い吐精感を感じるほど。 ――これは覚えちゃいけないもの だったかもしれない。こんな手放せない感覚を 知ったら……、箱ごと屑篭に放りかねない。 ] (+93) 2023/03/31(Fri) 10:31:15 |
【墓】 高野 景斗 ――ン……、やばい、気持ち良い [ ゆっくり蕩かした火照った体を、 これまでにないくらい、ゆっくりと揺すって 揺するたびに、勝手に声が漏れていく。 湯けむりの中、真っ赤に染まる肌が跳ねるたび、 襲い来る感覚もまた、癖になってしまいそうで。* ] (+94) 2023/03/31(Fri) 10:31:35 |
【墓】 高野 景斗[ 溢れる声を拾い逃すことのないように 肌を近づけて。 艶を増して、蕩けて、 抑えられなくなっている声を拾うと、 尚更止まらなくなってしまう。 耳元近くで聞いていたら, 自分のほうがあてられてしまいそうで。 揺するうちに、先端がぐり、と入り口へ 当たり、受け入れられる前に、抜けていく。 欲しがるように、腰を捻って、身悶える姿を 見てしまったら、ゆっくり、なんて 言ってられなくなってしまって。 ] (+100) 2023/03/31(Fri) 22:07:13 |
【墓】 高野 景斗[ このまま、溶かして欲しい、君の中で。 答えは返らない。 瞬きを忘れてしまうみたいに目を見開いて、 言葉もなく、手の動きも止まって。 けれど、おいでと呼びかければ 腕の中におさまって、 ゆるりと、水面が揺れる。 見つめ合ったままで、ゆっくりと腰が 落ちるのを待っているようでいて、 押し込むように、己の腰も動いてしまう。 ] (+101) 2023/03/31(Fri) 22:07:30 |
【墓】 高野 景斗[ それでもゆっくり、押し進めるつもりが、 奥へ奥へと招かれるように受け入れられて ぐ、と唇を噛んだ。 収まり切って、揺するまでの間、 立ち上ってくる熱に耐えるように、 短く、息を吐いて。 顔を僅かに上げたまま、受け入れて 涙を浮かべる君を、見てた。 蕩けた表情のままで、また そんなつもりはないのかもしれないが 煽るようなことを言うから ] 熱くしたのは、君だよ。 ………あ、……また、…… [ どうにかそう、返し、大きく息を吐くことで 自分自身を誤魔化そうとしてみるが、 誤魔化されてはくれないようで、ずくんと中で疼いて。 ] (+102) 2023/03/31(Fri) 22:08:01 |
【墓】 高野 景斗 ……まだ? [ だめ、まだ、ゆっくり。 そう紡がれて、揺らぎを落ち着かせるけど 一番奥に到達したまま。 ほんの少し、呼吸をするための動作でも、 中に埋まったそれが、感じ取って、 脈打って。 腰を挟まれたら、ふ、と笑って ] (+103) 2023/03/31(Fri) 22:08:21 |
【墓】 高野 景斗 ――ン、…… ッ [ 擦り合わせるような口付けが連れてくるのは 焦りよりも、幸福感だった。 とく、とく、と早まる君の心臓の音が、 重なるように早まって。 ずっと、こうしていたいと思わせるから 遅れて、こうしたかったのだろうかと 思い当たれば、そのまま、触れ合うだけの やさしい口付けを繰り返す。 同時に近く、焦げ付いて、 ちぎれるように、快楽に追い立てられる時まで。* ] (+104) 2023/03/31(Fri) 22:09:35 |
【墓】 高野 景斗[ まだ?と問えば、まだ、と返ってくる。 焦燥感がないではないだろうに、 それでも、位置秒でも長く、 繋がっているのを望む故だろうか。 首を縦に降られたら、突き上げる動きは 一時、緩やかなものに変えて もどかしさを髄まで味わいながら。 小さく零す声を聞いた。 触れ合わせた唇が、全身の自由を 奪うほど、あまく。 ] ……ン、 [ 割り入れられた舌を、優しく吸い上げれば また、幸福感と、同時に、襲い来るのは 剥き出しの、欲。 ] (+109) 2023/04/01(Sat) 0:19:40 |
【墓】 高野 景斗[ 唇に歯を立てられて。 角度を変えて、奥まで迎え入れて。 ] ――は、 [ 笑い合って。 穏やかに、繋がったまま――。 ] (+110) 2023/04/01(Sat) 0:19:53 |
【墓】 高野 景斗[ いられたなら、良かったのに。 奥から湧き上がる欲を抑え込むのにも やがて限界が来る。 ぴったりと繋がったままの体を 押し出すようにして、一度、ずる、と 熱を引き抜くと、 ] まだ、でも。もう俺が無理。 そっち、手ついて。 [ 君の両手を取って、ひやりと冷たい岩肌へ付かせて。 立ち上がると同時に、腰を湯から引き上げて。 ] (+111) 2023/04/01(Sat) 0:20:25 |
【墓】 高野 景斗[ 常日頃、顔を見ていたいからと そういう体制ばかり取っていただろうか。 少なくとも、こういう場で その白い背中を見ることはなかった筈で。 体を折って、後ろ首から腰に至るまで 舌で辿り、最後には、ひく、と 蠢くそこへ。 舌先を尖らせて、蕾の周りを撫でれば、 少量、お湯が漏れ出してきたか。 ] ――入るよ、 [ ちう、と付近に吸い付いて、唇を離すと 腰を掴んで、ぐり、を先端を押し込んだが最後。 一気に奥まで穿つように挿し入れて、 ] っう、………あ、 締ま、るッ! [ その一時を耐えたなら。 ] (+112) 2023/04/01(Sat) 0:21:03 |
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