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![]() | 【人】 宮廷楽士 ウェールズ−封鎖された場所で 「おっと……ムーティ、馬車を出して」 ‘任せな。’ “アメリア嬢のことは任せてもらっていいけど、 君どうするの?まだ、国境封鎖解いてないから、 そこ聞いてから解除してもらうね。” 大体、なんでまたこの国を出るんだ。 [ 気を失ったアメリアを抱えたリーベ。 その彼女と、付き添いでいたエヴィを 馬車の中へと連れて行くムーティ。 対峙とまではいかないものの、 青年の道行きを聞くために、 その場に残るシュラーフェンとウェールズ。 その場にいた大人たちは、 改めて自分の仕事をこなしていく。 他国に行くと言えば、 誰かしらが融通を聞かせることだって出来る。 賊に落ちるなどとなれば、 その場で切る勢いではあるだろうが。 ]* (45) 2020/09/27(Sun) 16:50:15 |
![]() | 【人】 ヨシュア[ しばらくして、事もなげに口にする。 ] コンセールカリヨンは豊かな国ですが。 私のような人間には、少々肩身が狭い。 解雇されたのを機会に、見聞を広めようと。 [ 嘘でもないが、本当でもない。 そういった戯言には慣れている。 言うべきことは言ったとばかりに。 後は黙して、解除を待つ。 初対面であるはずの男。 心の内を見抜かれる道理はないと思うが、 果たして。 ]** (47) 2020/09/27(Sun) 17:17:33 |
![]() | 【人】 教会住みの娘 エヴィ[ 時折、ぎゅ、と強く握り返される手は、 アメリア様の不安や葛藤、それに 強さや揺るぎない意志まで、様々な感情が 込められているように感じる、 熱いものでした。>>@3 いつしか馬車はその動きを止めて。 アメリア様を支えるように馬車を降りますが、 実は自分が支えて頂いていたのかも知れません。 視線の先には、あの名も知らぬ優しい方と、 ] [ 呼ぶ声は、アメリア様のものと重なって。 ] (48) 2020/09/27(Sun) 22:38:18 |
![]() | 【人】 教会住みの娘 エヴィ[ 迎えにきた、と仰るアメリア様の瞳は、 鋭くヨシュア様を見つめていて、 まるで彼の心の奥底まで見透かそうとするよう。 一瞬驚かれた様子のヨシュア様は、 普段見たこともないような厳しい瞳で アメリア様の視線を受け止めて。 矢継ぎ早にアメリア様を責める言葉を 吐き出すお姿を、 感情を押し殺したようなその声を、 私はただなにも言えずにアメリア様の お側に立って聞いていたでしょう。>>40 ] (49) 2020/09/27(Sun) 22:39:56 |
![]() | 【人】 教会住みの娘 エヴィ[ 僅かな間をあけて、発せられる、 言葉たち。>>@7、>>@8、>>@9、>>@10 一言一言に、思いの丈が詰められたで あろうその言の葉は、 触れれば壊れてしまいそうなシャボン玉の ようにふわりと風に乗り、それでいて、 教会のステンドグラスの如く深く澄んで美しく。 ……そこには、あの病弱で、いつだって少し ご自身を卑下した言い方をなさる、>>1:@2 あのアメリア様のお姿はありませんでした。 ハイアームズ家を背負って凛と立つ 清廉なお嬢様なのだと、 またそうしていられたのは他でもない、 この目前におられる、 心の優しい従者さまのおかげなのだと 思わず平伏しそうになるほどの尊さを 感じたのでした。 ] (50) 2020/09/27(Sun) 22:44:00 |
![]() | 【人】 教会住みの娘 エヴィ[ 言い終えるのと同時に、 倒れようとするお身体。 けれど私が手を出すより早く、 ヨシュア様の両の手が、アメリア様を しかと抱きとめました。>>42 きっと、ずっと長い間、そうされていた のだろうと容易く想像出来るくらいに その動きは滑らかで、一分の迷いも無く、 そんな場合ではないのに 見惚れてしまう程。 腕の中のアメリア様に、ヨシュア様は 何かを囁いているように見えました。>>43 そうして大切な宝物に触れるように、 そっと、そっと、きっととても大切な筈の アメリア様のお身体を、人に預けられて。 ただ黙って頭を下げられるそのお姿は、 あまりに苦しくて、切なくて。 私も耐えきれずにその場に へたりこんでしまうのでした。 ] (51) 2020/09/27(Sun) 22:49:03 |
![]() | 【人】 楽器リペアマン ティグレ ―― とある酒場へ ―― [ 街一番の音楽の溢れる酒場のドアを開ける。 >>2:21 夜も更け ゆったりとした時間が流れていた。 店内を見回すとそこには舞台があり 美しい花が飾られている。>>2:228 彼の演奏は終わってしまっただろうか。 ] (52) 2020/09/27(Sun) 22:52:56 |
![]() | 【人】 楽器リペアマン ティグレ[ バーのカウンターで ジントニックを注文する。 彼に会うことができれば ヴァイオリンの音色を 聴かせてもらえるだろうか。 >>2:111>>2:130 穏やかな彼の唐突な沈黙。 その後に続く音が気になって。 会えなければ、酒場の主人に ヴァイオリン弾きの旅人の話を聞こう。 グラスの中の氷が カランと音を立てて動いた。 ]* (53) 2020/09/27(Sun) 22:56:23 |
![]() | 【人】 教会住みの娘 エヴィ[ ごめんなさい、と。 伝えられずにいた、言葉を。 ヨシュア様に届くかはわからないまま、 私は顔を伏せて、小さく歌うのでした。 あの日、歌えなかった、歌を。 お好きではないなんて知らなかったけれど。 私が、アメリア様と出会わなければ、 こんなことにはならなかった。 それを責めることもせず、ただまっすぐに 助けて下さった、優しい方へ。 ご自身をそれ以上責められず 許しを、与えてください、と、 願わずにはいられませんでした。 ]** (54) 2020/09/27(Sun) 23:04:09 |
楽器リペアマン ティグレは、メモを貼った。 ![]() (a4) 2020/09/27(Sun) 23:04:20 |
![]() | 【人】 ヨシュア…… 綺麗な声ですね。 俺は歌はあまり好きではないのですが。 貴女の歌声が持つ力くらいは、わかります。 [ 薄闇の中、顔を伏せる少女。 どのような表情をしているのか、 此方からは窺い知ることはできない。 男もそれを確認することなく、 ただ、奇譚のない感想を口にする。 ] (56) 2020/09/27(Sun) 23:33:53 |
![]() | 【人】 ヨシュアコンペには出場されたのでしょう? では、どうか今すぐお戻り下さい。 そして貴女にふさわしい賞を受けて下さい。 [ 審査員の中には、メイレン・シュレグマーがいる。 彼女がこの才を見逃す可能性など 最初から考慮していない。 ならば彼女がいるべき場所は、ここではない。 ] エヴィ嬢。 私にとって歌は、忌むべきものです。 しかし貴女にとっての歌は、紛れもなく力です。 その力でどうか、貴女自身と、貴女の大切な人。 そしてまだ見ぬ誰かを救ってくれるのなら。 俺は……、とても嬉しく思います。 (57) 2020/09/27(Sun) 23:35:39 |
![]() | 【人】 ヨシュア[ 目を細めて、微笑めば。 顔を上げて、此方に向ける相貌を 見せて貰えただろうか? 叶わなければ、多少残念に思うくらい。 ] …… これから先、アメリア様には、 一人でも多くの味方が必要です。 もし貴女が彼女の隣にいてくれるのなら。 これほど、心強いことはありません。 [ 最後に、そんな我儘を添えたなら。 別れの挨拶は既に済ませた。 彼女に贈るのは、別の言の葉。 ] (58) 2020/09/27(Sun) 23:36:49 |
![]() | 【人】 宮廷楽士 ウェールズ−封鎖された場所で “んー……あ、そう。まぁいいんじゃない? シュネーヴェで宿に困ったら、 いつもどこかにいる騎士団にこういうといい。 花の姫に会わせてくれる人がいた。 ”どういう意味ですか? “僕の友人だよってことさ。 フィオーレはうちの可愛い秘蔵っ子だから 全く会わせてない。 貴族でも知る人物は少なかったからねぇ。 だから、そういうこと。 さ、僕は先に帰るよ。 愛しのフィオーレが待ってるから。 それじゃ、青年。またどこかで会おう。” [ そう言った灰色の彼は先に馬に乗れば 外套を翻して街の方へと先に戻ってしまった。 1人そこに残ったウェールズは、 何を語るのだろう。 ] (59) 2020/09/28(Mon) 0:10:50 |
![]() | 【人】 宮廷楽士 ウェールズ[ 風を感じ、また1人とその場を離れていくのを 少し眺めた後、心配しなくていいと 彼に向かって呟いただろう。 ] あの方が、すぐに伝えてくださる。 もう少し待てば、封鎖は解除されるから。 いつでもこの国は、受け入れてくれるさ。 またな。 音楽が苦手な奴も、俺はいいと思う。 [ 少数派なわけがない。 音楽を愛する民が多めなだけで、 一定数彼のような人物たちはいる。 馬に跨がれば、先にその場を去った アメリアたちを乗せた馬車を 追いかけるように、 彼も街の中へと戻っていく。 旅立つ人を見送ることなんて 彼はしないけれど。 ]* (60) 2020/09/28(Mon) 0:13:24 |
![]() | 【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン―コンペ会場・舞台― [ 自分達の、内なる戦略を。 楽曲に込めた、秘めたる感情の機微を。 ものの見事に看破した、一人の女。 新たに出現した強者に、 「あんたのことも見抜いてやるぞ」と 叩きつけた、挑発。>>10 その挑発に、 ――『へぇ、光栄ね。』 妖艶な笑みを一片たりとも崩さず 応じる彼女。>>30 服装からして階級はそれなりの人間だろう。 本来呼び捨てなどもってのほか、 まして扇動まがいのことを言うなど 相手によってはその場で切り捨てられる こともあろう。 ] (61) 2020/09/28(Mon) 1:19:20 |
![]() | 【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ しかし、彼は直感していた。 彼女は 才能 地位も、権力も関心は二の次だろうと。 ただただ音楽を、その才を持つ者を 公正な目で以て評価し、そして、 ───投げつけた挑戦に、 正面から、受けて立ってくれるだろうと。] (62) 2020/09/28(Mon) 1:20:16 |
![]() | 【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 事実、彼女はその通りの考えを 持っていたようだ。 宮廷楽士として経歴を重ねていく中で、 憧憬され・頭を垂れられることはあれど 対等な態度で臨まれることが 無くなって久しい彼女には、 実情はどうあれ、態度の上では いっぱしの口を聞いた彼に むしろ悦びを抱いていたようだ。>>32>>33 ] [ …だが、彼はその内心など知るよしもない。 彼女の飄々とした態度を見て、 余計に闘志は燃えさかり、 武者震いのような興奮を覚えたのだから。] (63) 2020/09/28(Mon) 1:21:43 |
![]() | 【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ そして……。 自身も同様、 ホールの反響を事前に計算しているのだと 彼女は打ち明けた。>>31 彼女の楽器が平台、ということはまだ知らない。 しかし推察するに、 電子ではない、"生の"楽器。 電子楽器ならば、 数百のツマミと、装置の向きなどで 物理的な調整が可能だ。 しかし…… 会場に合わせて 生楽器 の演奏を調整するなど並の所業ではないのではないか? ] (64) 2020/09/28(Mon) 1:22:57 |
![]() | 【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン (65) 2020/09/28(Mon) 1:27:30 |
![]() | 【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン (───自分の ”計算” を、会場を変えて比べてみろ、ということか。) [ ようやく知った平台奏者という事実。 披露するのは新曲だという事実。 言葉の裏に込められた、『お前達の挑戦に乗った』 というメッセージを噛みしめながら、] あぁ、必ず、『どちらの会場も』見に行こう。 [ 遠く離れた彼女を真っ直ぐに射貫くように、 そう告げた。 その背後で審査員達の苦笑する声が 聞こえた気がしたが、>>36 もう彼の耳には届かなかった。]* (66) 2020/09/28(Mon) 1:28:34 |
![]() | 【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 審査員長の宣言が会場内に響き渡り、 2日間にわたるコンペは、 終わりを迎える。 審査員達からの裏方増員の申し出を ありがたく受け取りながら、>>37 出番を終えた6人組も撤収作業に取りかかった。 これから審査員同士で合議が行われ 結果が発表されるようだ。 メイレン・シュレグマーとの一件で すっかり忘れていたが、 場内アナウンスを聞いてようやく この旅の目的が音楽祭受賞だったことを 思い出す。>>37 ] (67) 2020/09/28(Mon) 2:15:29 |
![]() | 【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 浮き立つような熱が冷めぬまま、 足下に広げた踏み板・位相変換器の類いを がさがさと片付けていると、 ] 『ちょっと、お前さ…』 [ やや強めに肩を小突かれる。 洋琴担当のノードだ。] 『俺らの船、明後日の夜出発だろ? 午後には港で荷物積んでなきゃならんのだが。 それなのにお前、あんな大勢の前で メイレン・シュレグマーの演奏聞きにいくとか 宣言しやがって。 どうしてくれるんだよ。』 (68) 2020/09/28(Mon) 2:16:09 |
![]() | 【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン あっ……。 [ 帰国の予定など、 彼女の、挑戦的な誘いを聞いてから>>34 忘却の彼方に消えていた。 自分の愚かさを隠すように、 そっぽを向いて答える。 ] 別にいいだろ。遅い時間の便に変えるか、 出航自体を遅らせるか、 幾らでも方法あるじゃねーか。* (69) 2020/09/28(Mon) 2:18:37 |
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。 ![]() (a5) 2020/09/28(Mon) 2:45:11 |
![]() | 【人】 宮廷楽士 ウェールズ−宮廷内 ‘あれ、兄さんたちは?’ “先程まで、こちらのほうにいらっしゃったのですが……” ‘どこかへ?……折角、会えると思っていたのに。’ “ユウェル様は、いかがお過ごしですか?” ‘相変わらず元気にしていますよ。 あれから、フィオーレ様たちのような淑女になるって、猛特訓。’ [ 教会の子供たちが眠っている寝具のそばで、 月明かりの中話をする男女。 椅子に座っているのは、 一瞬悪寒を感じ、心配そうに両手を握り、 大切な人の帰りを待つ シュネーヴェ王国第一王女フィオーレ。 そんな彼女の婚約者にして、 テールエールデ王国第一王子 ムーティジェンティーレには、双子の弟がいる。 それが、今彼女の目の前にいる人物。 現在ブーヨプスキュリテ王国皇太子殿下である、 シュテルンポレール。 彼は宴の終わりかけに漸く この場にたどり着いたのだ。 ]* (70) 2020/09/28(Mon) 5:35:25 |
![]() | 【人】 平台の宮廷楽士 メイレン─回想・コンペ会場 審査員席─ [彼の直感は正しかった。 そして「メイレン・シュレグマー」のことを 最も正しく読み取っているとも言えましょう。 >>61>>62 奇遇にも、私も飄々とした態度の裏で 彼と同じ燃え盛ると闘志と>>63 ゾクゾクとした興奮を覚えていたのだけれど。] (71) 2020/09/28(Mon) 9:46:35 |
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![]() | 【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (73) 2020/09/28(Mon) 9:47:41 |
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