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【人】 偽冒険者 キンウ[日輪の国は 真名を呼ばれると魔に引き込まれるという言い伝えがあり (真偽の程はさだかではない) 幼い頃は幼名で呼ばれ、元服すれば“あざな”をもらう。 元服とは、里では一人前の“シノビ”になることと同義。 元服の年齢には幅があるが 天才は11才で月兎の名を負った。 ギョクトは影忍ではなく陽忍に配属されたので もしかしたら外国の記録にも彼の功績(あるいは悪行)を 遺しているかもしれない。 ただし、あったとしてその記録は、22才で止まっているだろう。 ギョクトは後輩の育成係も請け負った。 落ちこぼれとみなされていた自分が 14才で黒点の名をもらえたのも 彼のおかげだ。 配属されたのは影忍で 残念ながら部隊こそ違ったものの 話す機会もあれば共闘する場面もあり そのままずっと ]彼の背中を追いかけていくのだと思っていた (189) 2022/05/21(Sat) 13:31:09 |
【人】 ユスターシュ ……うまい、うまいよ…… ありがとう、な…… [その時の自分は弱り切っていた。 だから泣いても仕方なかった。 それだけだからいい加減忘れろっての。] (195) 2022/05/21(Sat) 14:03:39 |
【人】 ユスターシュ[略歴を聞けば船か、それは大冒険家だなって笑って聞いた。 酒の話に付き合え、とかつまみを餌にちらつかせつつ絡んだ時に聞いたせいだ。それをうっかり零したのは。>>162] イイ女ねぇ。 大人の男がそれを言う時は心底ベタぼれで 本当に“イイ女”か その女がFemme fataleかどっちかだぜ? [なんて、いい加減な事を少年に吹聴する大人の姿がそこにはあった。 突っ込みはいつでも募集している。 「恋人なの?」と問われれば大笑いをした。] そんな色気ある関係じゃねーよ。 [彼女の事は一度たりともそんな目で見た事はなかった。 彼女はユスターシュにとって“娘”なのだから。] (196) 2022/05/21(Sat) 14:04:27 |
【人】 ユスターシュあ? あの子程“いい女”はいないぜ? 気立てが良くて健気でなぁ 決して裕福と言える環境は与えられなかったのに、泣き言一つ言わず俺についてきてくれたんだ。 ……こんな、どうしようもない男にさ [遠くを見つめて酒をまた飲みこんだ。 悪い、とその話はそこで締めくくった。] (197) 2022/05/21(Sat) 14:04:41 |
【人】 ユスターシュ[ユスターシュの態度が悪い、と突っ込む人はこの場にいなかったようだ。 命を賭ける冒険をするのに不真面目な態度は怒られて然りと分かってはいた。 うちのパーティーにどう? と言われないためにそうしていた、なんて誰にも言いやしなかったから、俺の本音を知ってたやつはいないだろう。 ノアの表情が緩めば此方もつられてふっと笑った。>>173] おっ、いいねぇ。若者はそうじゃなくちゃな 応援してやるよ、頑張れ ノア [ギクリ、とした挙動は見なかった事にしてやった。 年を取った側から言わせて貰えば10年なんてあっという間だ。本当にな。 時間が長く感じ、目標に向かいやすい年頃の内に目指すものがあるのは決して悪い事じゃないと思った。 残念ながら、その目標については確り覚えている。>>174] (199) 2022/05/21(Sat) 14:05:18 |
【人】 ユスターシュ ― 回想 ― [もう10年以上前になる。 プロテアで依頼を探していた時、その男、ウーヴェを見つけたのは。 偶々目があった。そんな気がした。] よーう、そこの冒険者諸君。 魔法使いは入用じゃねーか? 料理とか、ライト役とか水も出せる。 雑用も出来て便利だぜ? [自分はその性格で人間関係トラブルを起こした事例は幾度もある。 もしかしたら相手の耳にも入っていて渋い顔をされた可能性は否定出来ない。 それでも男はどこ吹く風で、声をかけた。] 金さえしっかり払って貰えば 役に立つぜ? 俺は。 [そう言って頼む側の態度じゃない俺に対して、その男はどういう反応をしただろうか。 共に冒険に出る機会はあっただろうかね。] (201) 2022/05/21(Sat) 14:05:59 |
【人】 ユスターシュ[その男が消えてからずっと先に こんな酒場で再会することになるとは、思わなかったが。 人生の縁ってのは本当数奇なものだよな。]** (202) 2022/05/21(Sat) 14:06:19 |
ユスターシュは、メモを貼った。 (a22) 2022/05/21(Sat) 14:14:54 |
【人】 ウーヴェ照らしていきたいと思っていることは 間違いじゃない [ そう、あの時の言葉は俺の本心だ。 けれど同時にこの時から考えていたこともある。 それは今日に至るまでその思考は膨らむばかり。 ] (205) 2022/05/21(Sat) 15:59:02 |
【人】 ウーヴェなあ、マスター [ あの日、死んで幽体となって此処に辿り着いて マスターに会った日。 その時と同じ表情で言葉を重ねるように零す。 ] (209) 2022/05/21(Sat) 16:08:07 |
【人】 ウーヴェ[ 10年前、どこに行けばいいかわからなかった。 仲間を庇って死んだのに 未練があるというのか、と。 (探せば見つかる理由をわざと隠して) そして今になってもまだわからないんだ。 何処に行けばいいのか。 でもこれは店の外での独り言。 外では人に見られることもない。 『MiraggiO』の看板を眺めながら、 少しの間佇んでいた。 ]** (211) 2022/05/21(Sat) 16:11:15 |
ウーヴェは、メモを貼った。 (a23) 2022/05/21(Sat) 16:15:21 |
【人】 少年水夫 カイル[ ゴホッ ゴホッ カハッ ゴフッ ゴホッ ゴホッ 寒い……苦しい……誰か「助けて!」 ゴホッ カハッ ゴホッ コホッ ゴホッ ゴホッ ゴフッ ] (212) 2022/05/21(Sat) 17:57:01 |
【人】 少年水夫 カイル [伸ばした手は何にも触れられずに力を失う。 口の中は鉄の味。 息の根は止まり、これが僕の人生最期の記憶となった。] (213) 2022/05/21(Sat) 17:57:52 |
【人】 少年水夫 カイル[話を聞くのは好きだから、 別につまみに釣られたわけではないけれど、 だからこそ特別な話が聞けたなら、>>196 こちらとしてはラッキーでしかない。] イイ女にも種類があるんだね。 しかも真逆の特性持ちだなんて。 僕の母さんはどっちだったんだろうな。 [僕の陽光みたいな 金色の髪 と、空色の瞳 は母譲りだと父さんは言っていた。でも、それ以上の情報が何もない。 肖像画なんて描いてもらうような身分でもないし、 母さんのデータはこの世に於いては、 父さんの記憶の中にしか存在しなかった。 それさえももう、失われてしまった……。] (217) 2022/05/21(Sat) 18:02:49 |
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