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【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ タイムリミットが迫った時の調速のやつや、 コインゲットの音や死んだ時の音を弾いた時は 自分でも吹き出してしまった。 しばらく遊んで、ゲームオーバーの音を弾いたら、 向こうの音も聞こえなくなって。 珍しく爽やかな気持ちで鍵盤蓋を閉めた。 ] あー、やばい。おもしれぇな。 また出来るかねぇ… [ 額の汗を拭って、のびをする。 気持ちが良かった。 いつものように窓際で、タバコに火をつけて、 ゆっくりと煙を吐き出した。 ]* (22) 2020/06/14(Sun) 8:41:29 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a7) 2020/06/14(Sun) 8:48:29 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ コスプレカフェ、なんてふざけた文字に しばし呆然と立ち尽くす俺に、 ] 『あー、いたいた!雨宮ー』 [ と手を上げて、同じクラスの委員長が 小走りで近づいてきた。 こいつとはなんの因果か三年間同じクラス なのもあって、気軽に話が出来る数少ない クラスメイトだった。 ] いたいた、じゃねぇよ! なんなんだよコスプレカフェって! [ 変な汗が出そうになりながら聞いた俺に、 委員長は不敵に微笑んだ(ように見えた)。 ] 『何って模擬店に決まってるでしょ。』 [ そういや出し物決める時にあんたいなかったわね、 と言いながら彼女はプリントを差し出す。 ]* (29) 2020/06/14(Sun) 11:11:16 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 差し出されたプリントを受け取る。 一行目の、 【〜接客マニュアル〜】 のタイトルだけで読むのをやめた。 ] 『ねぇあんた、細身の黒スーツか、執事服か、和服。 どれがいい?』 …はぁい??今なんて?? 『衣装よ、衣装!早く決めてくれないと 困るんだけど。お客さん来ちゃうよ。』* (30) 2020/06/14(Sun) 11:15:14 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a11) 2020/06/14(Sun) 11:19:22 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗無理。 [ 一言だけそう言って、委員長の前から 逃げ出そうと素早く教室の扉に手をかける。 が。 うわっと。 [ こちらとは逆に、教室に入ろうとした人と 鉢合わせして脱出は阻まれてしまう。 ] 『あっ!矢川くん!そいつ捕まえてて!』 なんて委員長の声が飛んでた。 ] (67) 2020/06/14(Sun) 18:49:59 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗 まじで勘弁してくれよ… 俺に接客なんて出来るとお前、 本気で思うわけ? [ おまけに普通の接客じゃない、コスプレだ! ] 『だめ。 最後くらいクラスの役に立ちなさい。 じゃなきゃ来週提出の数学の レポート貸してやんない。』 脅迫かよ…こぇぇ女! [ 白目で呟いたら聞こえたらしく、 頭をはたかれた。 …つか、そーか。 最後なんだな、文化祭。 ]* (73) 2020/06/14(Sun) 19:08:50 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ はぁぁぁぁぁ〜、と、心の底から ふかぁぁぁあくため息をついて。 どうやら逃げられないらしい。 腹を括るしかなさそうだった。 ] (…あ。) [ 思い切って返事しようと顔をあげたそん時、 ふと思いついたことがあった。 ] わかった。やりゃあいいんだろ… つかよ、一個頼みがあんだよ。 ]* (75) 2020/06/14(Sun) 19:11:46 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗『さっすが!雨宮無駄に顔だけはいいんだし きっとウケるよ!』 [ 無駄にはと顔だけは余計だ、と軽く睨みながら ] あのよ、ちぃせぇピアノ…オルガンか、 キーボードみてぇの搬入出来ねぇ? 『は?ピアノ?』 どー考えても俺には接客は無理。 だからBGM係に変更してくれ。 リクエストありゃ弾いてやる。 …100歩譲ってスーツなら着てやってもいい。 [ と、懇願した。 悲壮な顔をしていた気はする。 ]* (77) 2020/06/14(Sun) 19:15:29 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ わかったわちょっと先生にあたってみる、 と言って委員長は俺に紙袋を押し付ける。 ] …おい。 『黒スーツ。早く着替えてね♡』 [ にんまりと笑う委員長が手を振りながら 教室を出て行くのを見送って、 俺はがっくりと何度目かの肩を落とした。 ] (94) 2020/06/14(Sun) 21:57:23 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ そこまで来てようやく周りを見渡せば、 まぁふざけた格好の男子で溢れていて。 執事服、バスケかなんかのユニフォーム、 よくわかんねぇ着ぐるみや、 和服まで(着付けた奴がいんのかよ!)。 だいたいの男子の目は死んだ魚のようだったから、 恐らく企画は女子の組織力に押し切られたの だろうと容易く推察された。 ] (95) 2020/06/14(Sun) 22:00:14 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 数十分後。 俺はホストみてーな(いやホストがどんなか 正確には知らないけど) 細身の黒スーツに身を包み、まぁまぁ本格的な 電子ピアノの前に座っていた。 ピアノは危うくど真ん中に設置される とこだったけど、電源の問題で端っこに なったことだけは本当に良かった。 手汗がやばいが、とりあえずはと、 ふと思い出した昨日のゲーム音楽を聴いてみたら、 ムードがない!と文句を言われてげんなりする。 ] (97) 2020/06/14(Sun) 22:08:00 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ はぁぁ…とネクタイを無理矢理緩めて。 ムードがあるかどうかわからないけど、 なんとなくの適当なバラードを小さな音で。 へぇ…ってなってクラスの奴らが こっちを向いたのがわかって、死ぬほどハズィ。 ] …こっちみんじゃねぇ! チャラチャラすんなお前ら! なにがムードだ! 高校生だろ!勉強しろ! [ って耐えきれずに怒鳴ったら、 また委員長に頭を叩かれた。 なんの罰ゲームだよこれ。 自分から提案したくせに、 頭に浮かぶ愚痴は止まらない。 だれか手伝ってくれるやつはいねぇのか、と ぼんやり思いながら、 頼むから知り合いが来ませんように、と祈った。]* (98) 2020/06/14(Sun) 22:14:26 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a29) 2020/06/14(Sun) 22:16:58 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗 (…矢川じゃん。) [ 教室端っこのここからでもよく見える長身。 何か言おうとしているそいつに、 また田中が詰め寄る。 出来ませんは通用しない、なんて 聞こえてきた言い方にムカついて 指を止めて、言い返してやろうと思った、 その時。 (125) 2020/06/15(Mon) 6:18:27 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ しかし俺にとっては天からの助けであり。 あいつがギターをやっていたなんて 露ほども知らなかったし、どんなレベルなのか もわからなかったけど。 昨日のセッションを思い出してそう思って やらしてやれよ、と声を上げようとした時、 委員長が救いの手を出した。 あいつはやっぱり良い奴だと思った。 ] (127) 2020/06/15(Mon) 6:22:20 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗まじで助かった。 [ ゆるり近づいては勝手に話を進めたこと を詫びる矢川に、そう言ってにっ、と笑う。 そうして矢川が取り出したのは ] ベースか…? [ 意外だった。 なんとなく勝手にギターだと 思っていたからだけど。 しかもエレアコベース? ] (128) 2020/06/15(Mon) 6:24:27 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ それと、一つ。 言わないといけないことを俺は口にする。 俺さ、前に事故にあって、左手が うまく動かねーのよ。 矢川の思うような演奏が出来ないかも 知んねーけど、いいか? [ と言いながらふと。 そいやベースは演奏の屋台骨だし、 俺の弾きづらい領域をカバーしてくれるなら、 それは良いものが出来るんじゃないか、と。 だから。 ] (130) 2020/06/15(Mon) 6:29:34 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a37) 2020/06/15(Mon) 6:32:26 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ いきなりジャズとか弾いて良かったのか、 とやっぱり多少心配になりながら。 もうひとつ弾いたら、次は矢川の好きな 曲を聞いてみよう。 終わったら休憩だ! 早々に抜け出してやる、と企んだら タピオカのチケットがポケットで ガサリと音を立てた。 ] https://youtu.be... (135) 2020/06/15(Mon) 8:14:46 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 矢川がどう感じたかはわからないけど、 こいつとの音楽はまじでやばかった。 置いて行かれないように、 足を引っ張らないように、と 必死で夢中で弾いているうちに左手が痺れて、 これ以上はもう無理だよと懇願する手の 声が聞こえてきたような気がしたけど 無視して続行してやった。 本当に動かせなくなる前に、綺麗に 終われたのは幸いだったと思う。 最後の音で俺はピアノに突っ伏した。 ] (158) 2020/06/15(Mon) 14:40:57 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗あぁぁもうやべぇ手が死ぬ… …もう死んでるけど。 つか矢川もやべぇ… あ、タバコ吸っていい? [ 突っ伏した俺と、矢川にも、商売道具(?)の おしぼりを持ってきてくれたのは メイド服の委員長だったので、不覚にも 可愛いじゃんとか思ってしまったのを 隠すようにそう聞いたら、 ダメに決まってんでしょと叱られた。 冷たいメイドだ。 でもその表情はなんか優しかった気がする。 あくまで当社比。 ] (159) 2020/06/15(Mon) 14:42:41 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ おしぼりで汗と手を拭う。ビショビショだ。 鍵盤も拭いてやらないとな、と思った。 ] …お疲れ、矢川。ありがとな。 [ 俺よりずいぶん高いとこにある矢川の目を 見上げてそう言った。 もっと色々話したいことがあるはずなのに、 感情が昂って、口をついて出てくるのは 無難な感謝の言葉だけで、情けないなと思った。 ] (160) 2020/06/15(Mon) 14:43:47 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗あ、そーだ。 2年の次期大統領に、タピオカドリンクの チケット貰ったんだよ。 [ ポケットから、ちょっとくしゃくしゃになった チケットを取り出して、ほい、と矢川に差し出す。] 暇だったら行ってやって。 [ 一緒に行くか、って誘おうと思ったんだけどよ、 デカイ男二人でタピオカもねぇだろと笑えば 矢川はなんて返しただろう。 矢川が行くと言えば俺もついていくだろうし、 何か用事があるなら、おー、じゃまたあとでなと 手をあげて。 ] (162) 2020/06/15(Mon) 14:46:28 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ ベースって楽器は、地味な楽器だ と言われることがよくあるらしい。 わからないわけではない。 そしてそんなイメージだからこそ、 ランニングベースのようなメロディラインは 言わばベーシストの腕の見せ所の筈で。 そんな箇所でさらっとサポートに周れる、 こいつは絶対にいい奴だ、と弾きながら確信した。 おまけにこの音が心地良く。 俺の至らない音域を綺麗にフォローしてくれて いるのがよくわかる。 これはやばい。 やばい。 背中がゾクゾクする。 ]* (175) 2020/06/15(Mon) 16:38:10 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 続け様に二曲目に突っ込む。 休憩を挟めば、この音が何処かに行って しまうような、そんな可笑しな事を思った。 ] 愛の歌は、悲しい歌。 愛の歌は、苦しい歌。 それでもまた、明日になれば 愛せるかもしれない。 [ 弾きながらそんな歌詞を思い出す。 俺にもまたピアノを愛せる日がくるのかと 頭を過れば、心が酷く騒ついた。 ] (176) 2020/06/15(Mon) 16:39:51 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ そうして、今度は矢川から。 流れるメロディは、 不思議な世界に迷い込んだ少女の、 冒険の始まりの音楽。 曲のチョイスに不思議と意外だとは 思わなかった。 相変わらず柔らかく暖かいその音に、 ひとつひとつと自分の音を重ねて。 そういやガキん時、発表会で弾いたな姉貴と。 遅刻遅刻、と走り回る兎が大好きで、 俺はあの兎の格好をして発表会に出たんだった。 矢川の体が揺れているのが見える。 その顔を見れば笑っているようで、 きっと好きな曲なのだろうそれを、 矢川がもっと気持ちよく弾けるように、 力を込めて鍵盤を叩いた。 ]* (178) 2020/06/15(Mon) 16:43:57 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a48) 2020/06/15(Mon) 16:47:38 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a49) 2020/06/15(Mon) 17:08:40 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗楽しんでる…ねぇ… まぁ、そーっすね。 [ コスプレカフェ自体は置いといて、 矢川とのセッションは楽しかったから そう頷く。 ] 3-A、うちのクラスっすよ。 コスプレカフェやってます あ、先生よかったら寄ってってよ。 [ 自分は抜け出したので、宣伝をしておく。 ほんとに寄ってくれるのかはわからないけど、 委員長に多少借りは返せたはずだ。 ]* (192) 2020/06/15(Mon) 20:24:46 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a55) 2020/06/15(Mon) 20:26:03 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 先生と別れて、旧音楽室へ向かった俺は、 その扉を開けてしまった、と嘆いた。 普段なら居心地の良いそこは、文化祭の為に 片付けられた机やら荷物やらが たくさん置かれていて。 ] そーだった… [ 毎年のことなのにすっかり忘れていた。 ここは文化祭の間物置になるのだ。 幸いピアノの上に荷物を置くような 馬鹿は居なかったようでホッとするけど、 人の荷物で溢れるここでタバコを吸うのは さすがに気が引ける。 ] (196) 2020/06/15(Mon) 22:07:24 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a56) 2020/06/15(Mon) 22:12:08 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ When You Wish upon a Star… もっとあいつの音に応えられますように。 手が、もう少し動きますように。 そんなことが頭に浮かんでアホか!恥ずかしいわ! と慌てて打ち消す。 歌詞を少し口ずさんで誤魔化した。 そしたらそれを読んだようにまた変化する旋律。 イルカみてぇ。と思った。 ウネって、跳ねて、飛沫を上げる、 キラキラ響く、音、音。 ] (221) 2020/06/16(Tue) 10:30:04 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗 王子様…ねぇ。 [ とっさにどうにかついて行きながら、 こいつは選曲がロマンチックな割に、 やってることはなかなかのサディスティック王子だよな、 と思ったら笑いが込み上げる。 手が攣りそうな感覚に気づかないふりは もうあまり長く出来そうになくて。 それでも。 なんて、薄く汚れた白い天井を見上げた。 ] (222) 2020/06/16(Tue) 10:32:12 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a62) 2020/06/16(Tue) 10:39:08 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗旧校舎 理科室 [ ぼちぼち戻らねーと、また委員長に チクチク文句言われるかなーと思いつつ歩き出す。 見渡せばやっぱり文化祭、いつもより ずいぶん賑やかで、そういやいつもの バイエル>>0:34 も聞こえてこないなと ちょっと残念な気持ちになる。 その時目に入った、控えめな看板>>27。 ] 【喫茶店アトリエ】 静かなひと時を過ごしたい方へ ひっそりとした空間で絵を依頼してみませんか? もちろん、喫茶店だけの利用も歓迎 場所:旧校舎、理科室 [ 下段、喫茶店だけの利用も歓迎、の文字に おおコーヒー!と声を上げて、理科室へ向かった。 ]* (226) 2020/06/16(Tue) 11:12:35 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a63) 2020/06/16(Tue) 11:32:41 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 自分のことを幽霊みたいなものだと言う その男子生徒。 彼にはちゃんと足があるようだし(?) おそらく美術部幽霊部員、というような 意味合いで捉えて間違い無さそうだ。 ] へぇ。 なぁ、これって自分で描いたやつ? [ 黒板の方を指差して聞いてみる。 絵のことはさっぱりわからない。 でもポップなカラーと、その隣り合う 真っ黒なキャンバスの対比が良いな、と感じた。 ] (240) 2020/06/16(Tue) 15:23:50 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ その男子生徒がマッチを擦って、ガスバーナーに 火をつけるのを見てたら、なんでかすごく 懐かしいような気持ちになって、 ] ごめん、タバコ吸っていい? [ と声をかけた。 さらにビビられてしまうだろうか、とちょっと 不安になった。 ]* (243) 2020/06/16(Tue) 15:29:49 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 彼の言葉>>244に、え、と思わず動きが止まる。 いいなと思ったあのカラフルな絵は、 ピアノとギターのセッションが心に響いた 彼が描いたのだと告げられて。 正確には俺らはピアノとベースだったから、 もしかしたらあのセッションの話では ないのかもしれないけれど、それでも。 こんな風に、聞こえていたのか [ あちこちに散らばるたくさんのカラフル。 弾けるようなその色の塊を、 背景の白が包んでいるような。 喉の奥が熱くなる。 俯いて、懸命にそれをやり過ごすために、 タバコに火をつけた。 ]* (248) 2020/06/16(Tue) 16:49:50 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 出されたアイスコーヒーを口にする。 熱くなった喉を、冷たい液体が通り過ぎて、 そうしてようやく顔を上げた。 ] うっま。 [ 怪しさ満載の自分を誤魔化すように、 ちょっとオーバーにそう言って彼の方を見やる。 実際、それは旨いコーヒーだった。 ] (249) 2020/06/16(Tue) 17:08:33 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗そっか。 さっき3-Aでピアノとベースの セッションやってたから、 もしかしたらそれかもな。 [ タバコの煙を吐き出して、そう伝える。 自分が弾いていた、とは言えないけれど。 ] あ、もし気に入ったんならさ、 その…ベース弾いてたやつ、 バンドでライブもやるっつってたから、 時間あったら見に行ってやってよ。 [ コーヒーのカップについた滴に目をやりながら話す。 ] あ、ってか何年? 3年じゃないよな? * (250) 2020/06/16(Tue) 17:10:43 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a69) 2020/06/16(Tue) 17:15:12 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 自分が何組なのかわからないくらい、 授業には出ていないのだと言う。 それどころか、教室に入ったことすらないと。 自分のことをダメなやつだと話す そいつの顔は笑っていたけど、 なんとなくその笑顔の奥にある彼の何か 想像するのは難しくないように思えて。 ] (274) 2020/06/16(Tue) 23:55:48 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗…ほんとにダメなやつは、あんな絵は 描けねーんじゃないのとは思うけどよ。 [ そう呟いた。 本心で。 それから思い出したように ] 俺は3-A、雨宮っての。 [ 告げるつもりはなかった名前をぽつりと添えた。 ]* (275) 2020/06/16(Tue) 23:58:02 |
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