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【人】 死神 ゲイザー>>27 ゾズマ 「もごッ」 手を握られて、少年は慌ててパイの欠片つきのフォークを咥える。 すこし行儀は悪い。 そのままぶんぶんとでも振られたのだろうか。 握る手に金属質の冷たさは無くて。暖かくて。 それはきっと善の一言で形容できるものではないだろう。 パイをもぐもぐと咀嚼しながら、飲み込んで。言葉を吐く。 「あー? ふたつも名前有んなんてややこしいな。 オレはリーパーだけど! じゃあ……ZosmaとAlice。 オマエの名前は”ザラ”だ!!」 それは、夜明けの意味を持つ名。 少年はふたりを粗雑な仕草で合体させ、 「ザラだザラ!」と連呼する。 それから、あなたにそのままハイタッチ。 「ああ。ただいまから、ザラとリーパーは友達になりました!」 (31) 2021/10/25(Mon) 1:20:51 |
【見】 トレジャーハンター プルー (@23) 2021/10/25(Mon) 1:22:48 |
【見】 トレジャーハンター プルー「……ま、いっか」 思考を一旦放棄した。 空けられた場所にするりと入る。 プルーにとってはここが、今の居場所。 「アタシを選ぶなんてお目が高いじゃない。 退屈しない毎日にしてあげる」 背に回した手に力がこもる。 「だから、アタシ達の事もちゃんと見ててよね」 舞台の上から。観客席から。 見えるものが、立ち位置が違っても。 目を向けてくれれば嬉しい。 言葉を交わせたら嬉しい。 いつも通りでもそうじゃなくても。 そうできればそれで、女は満足だった。 (@24) 2021/10/25(Mon) 1:24:00 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>@22 トラヴィス 「悪い狼?冗談。 俺は可憐な赤ずきんでもか弱い山羊でもない。虐められるものか」 ぴしゃりと言ったのはもはや反射のようなものだったが、揺れる貴方の人差し指一つでまたすぐにその勢いも萎びていく。 ただでさえ才能がなく自己嫌悪の激しい人間だったのに、埃被る程の遠い記憶になってしまった吟遊詩人として再び人の前に出ることの緊張が更に男を追い詰める。 それは貴方が距離を詰めて頬を撫でた際もろくに反応できなかったほど。 「…………は?え?」 なんて言ったのか。 踊る?自分とは違い、才能溢れるこの役者が? 自分の音色に合わせて? 吐きそうだった。恐れ多いなんて言葉では到底足りない。 ああ、でも。もう後に引けない。 「…………っ」 深呼吸を一つ。 外側だけ触れていた竪琴の弦を……爪弾く。 ええいままよ。 ▽ (32) 2021/10/25(Mon) 1:58:21 |
【人】 吟遊詩人 ミズガネ「さあさあ皆様、御立会い!」 これより歌うは、そんな勇ましい掛け声と共に舞台へ上がる一人の男の物語。 そんな歌い始めと共に、竪琴も本来の役割を果たしだす。 その仮面の下に数多の色を秘めた、長年動きを止めていた螺子巻き人形のような男。 生と死。舞台人と観客。壇上と見学席。 あらゆる境界の上に立つ役者が、螺子を巻かれ息を吹き返し輝き踊り出し空間ごと彩っていく。 魔法使いのようなその男を、吟遊詩人は高らかに歌って伝えていく。 途中声は震え、時折竪琴は調子外れな音が出る。言ってしまえばまだまだ荒削りの未熟な出来だった。 ……それでも、吟遊詩人は最後まで歌い切るだろう。 途中で折れることは、しなかった。 (33) 2021/10/25(Mon) 1:59:27 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>30 ユピテル ベッドの中で花を愛でる意味合いで「好き」と言ったことは何度もある。 けれど、こんなにも苦しくなるような、たまらなく愛おしくなるような響きを持つ「好き」は初めてだ。 幸せなんて考えたことがなかった。 だって自分は己に纏わりつく現実から逃げることばかりを考えていたのだから。 W沢山幸せにしたい。W 貴方の言葉が心にぽたりと落ちて、音もなく沁み込んでいく。 ……ああ、自分も幸せになっていいんだ。 「…………ユピテル。それはこちらの台詞でもある。俺だってこれから沢山お前を幸せにしたい。誰かの為に沢山頑張って来たお前が、俺の為に寄り添ってくれたお前が、もう苦しいなんて言わなくていいくらいに」 もう一度、貴方の耳元で唇を震わせる。 ──好きだ、好きなんだユピテル。 ▽ (34) 2021/10/25(Mon) 2:18:13 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>30 ユピテル 「確かにもう一人で震え凍えることもないから大丈夫だな。 言われてみれば夜空を見たのは本当に久しぶりだ。目に焼き付けるまで見ておこうか。もしかするとまた暫く見れなくなるかもしれないから」 少し冷たい手を握って寄り添うように腰掛ける。 貴方の手が冷たくても平気だ。貴方のお陰で寒さなんてすっかり溶けてしまった。だから、これからちゃんと貴方を温めることが出来る。触れられず苦しい思いをすることだってもう無いのだ。 (35) 2021/10/25(Mon) 2:20:38 |
【見】 役者 トラヴィス>>32 >>33 ミズガネ 「大丈夫、 私が最高の舞台にしてあげる。」 胸を張って、背筋を伸ばして、笑顔に添えるのはウインクひとつ。 一歩踏み出して、広いその間に降り立った。 ───琴の音色が、貴方の声が響く。 時に歌声を交わらせ、手を鳴らし、 時に貴方を立ち上がらせて、くるりと一回転させる。 貴方が舞台へと誘った男が、今度は貴方を舞台へと。 楽しんだもの勝ちだよ、君。 耳元でそう小さく囁いて、詩人と役者の二重奏は奏でられた。 歌い唄われ、踊り踊られ───広間が騒ぎ立つ。 自分の詩だと言うのに、照れる素振りは一切なく、満面の笑みで長い手足を動かす。自分がどうすれば映えるのかを、よく理解していた。 隣に立てば、言葉を交わすよりももっと深く、貴方と言う人間が伝わってくる。 誰かに隣を預けるだなんて………酷く懐かしい感覚だった。 自分を見て、自分に当て書いて、自分の隣で声を上げる貴方はまるで、…… ありがとう、私の理解者よ。 ……… …… (@25) 2021/10/25(Mon) 2:40:06 |
【見】 役者 トラヴィス…… ……… 詩人の詩が終わる頃、 役者はくるりとステップを踏んで動きを止める。 余す事なく動いたのだ、 汗は滝のように流れるし、喉だってからから。 けれどやっぱり、この達成感は……間違いなく自分の好きな感覚だ。 使用人の何人かが足を止め、 自分達へ小さく拍手を贈るだろう。 それに軽く手を振ってから───貴方の帽子を取り上げた。 片手を胸に、もう片手で帽子を持ちながら、背中に回して 「有難う御座いました!」と頭を下げる。 貴方にもそうしろと、視線を投げながら。 それはいつかの昔、 初めて舞台に立った自分に、誰かがしたことだった。 今度は貴方へ伝えていく。……届くだろうか? (@26) 2021/10/25(Mon) 2:42:42 |
【人】 吟遊詩人 ミズガネ>>@25 トラヴィス まるでそれは舞踏会でエスコートされているかの如く。 導かれながら踊り、歌を紡いで舞台を巡る。 いつしか緊張は二重奏によって飲み込まれ姿形もなくなってしまった。 昔は楽しいだなんて思ったことがなかった。理想を追い求めて、けれど現実に打ちのめされ。余裕なんて早くから無くしていた。 余計な言葉なんて要らない。 舞台に必要なのは、舞台を彩る詩だけでいい。 言葉じゃ分からない煌めきが、貴方という人間の魅力が、透明な想いがひしと伝わってくる。 舞台の中心──0番に彼。 その隣の1番に、自分。 観客の視線が、感情が、全てが私達に浴びせられて、これ程の高揚感を覚えたのは吟遊詩人の人生では初めてだった。 ………… …… ▽ (36) 2021/10/25(Mon) 3:26:07 |
ミズガネは、広間で高らかに声をあげる。「有難う御座いました!」 (a0) 2021/10/25(Mon) 3:27:24 |
【人】 巫女 ユピテル>>34 >>35 ミズガネ 「ふふ、じゃあ幸せにWし合いWましょうか。 私、誰か一人を幸せにしようと頑張るのは初めてだから、沢山失敗するけど多めに見てね? そしてそれはコトハも同じだろうからうまく行かなくても気にしないし、落ち込むなら私、支えるわ。悩むなら一緒に考える。 それでも治らなかったら……」 「二人で自棄酒するか──不貞寝しましょ?」 冗談めかして、でもその提案は本気のにっこり笑顔。 酒も行為も、逃避の為に使う事を悪とは思いません。 少なくともユピテルは、大事なのは使い方で、依存しすぎない方がいいのは誰だって理解している筈と考えています。 だけどそれを止められる相手ができた時、二人でもどうしても苦しくなる時なんて、長い人生沢山あるでしょうから。 そんな時は、全然良いと思うのです。 心配なら互いに止め合う約束をしましょう?ねえコトハ。 「暫く……そう言えば、いつかは朝が来ちゃうのかしら。 ……ねぇコトハ。 コトハはこれからどうするつもりか決めている?」 何となく、私も貴方も感覚で分かるのでしょう。 “今望めば元の世界に帰れる”と言う事を。 ──期限はきっと、夜明けが来るまで。 (38) 2021/10/25(Mon) 3:32:18 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>38 ユピテル 自分だけなら、緊張に潰されていただろう。 貴方だけなら、罪悪感で息が出来なくなっていたかもしれない。 でも二人なら。 二人なら、緊張だって罪悪感だって分け合える。分け合えたものを溶かすことができる。 「ああ……そうだな。二人でゆっくり、休もうか」 冗談めかした、けれど本気の想いにはにかんで答えた。 沢山失敗しても、沢山間違えても、止めてくれる人が隣にいるならきっと大丈夫な筈だ。そうだろう、ユピテル。 「……俺は、館にいたいと思っていた」 続けて投げられた問いにはそう返した。 けれど、似た話をしたかつてとは違い男の顔にはもう罪悪感などなく、逃げるように視線を逸らすこともない。 「俺の現実逃避の為じゃなくて、周りの人の為に。 ここには透明な、他の人には姿が見えない者がいる。また神隠しが起きてしまえば今まで見えていた者がもう一度見えなくなってしまうことだってあるだろう。少し前の俺のように。 透明な存在になって生まれた痛みは少なからず理解できる。そういう者の痛みに少しでも何かしてやりたいと思ったんだ。 実際に何が出来るかはまだ分からないけれど」 ▽ (39) 2021/10/25(Mon) 3:52:22 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>38 ユピテル ……ただ、それは一人で生きるならの話。 「ユピテルはどうなんだ?お前にとって元の世界は、神は、大切な存在だろう? ……もしお前が元の世界に戻るなら── ──俺も、おまえの世界に行く」 苦楽を分かち合う約束をしたのだ。愛し合うと決めたのだ。 置いていく選択肢など、初めから無い。 (40) 2021/10/25(Mon) 3:53:11 |
【人】 空想 ゾズマ>>31 ゲイザー 「え!?が、合体させられた……ザラ。ザラか」 ほんものの名前と、空想だった少年の名が合わさる。 夜明けは、目覚めの時、少年と思い込んでいた 夢から覚めた少女には、なんだかぴったりな名前。 「うん、でもわるくないかな……。 今日からザラになる……!よろしく、リーパー!」 思う存分ぶんぶんと握った手を振ったあと テンション高らかに、ハイタッチを交わした。 「友達だから、ザラはなにがあってもきみの味方になる」 ザラは笑う。ゾズマは粗暴だけど、友達だと認めた人には 優しい人間だ、だから。 「──でも、アンタ、ゲイザーを殺しちまって、ほんとによかったのか?リーパーを生んだのは、ゲイザーだろ。でも、アンタがいいっつうんなら、オレはそれ以上なにも言えない」 ゾズマの口調を借りて言う。忘れる方が悪いと言ったのは事実だけれど、ザラと同じなのはゲイザーも一緒だったからついそんな言葉が零れた。 「パイおいしかったよ。ちょっと焦げてたけど……」 (41) 2021/10/25(Mon) 4:25:56 |
【人】 巫女 ユピテル>>39 >>40 ミズガネ “館にいたいと思っていた” 凄く昔で、凄く近くに聞いたのと近い言葉。 でも、あの時追いかけて、逸らされて。 それ以上追わないで止めた視線が、 自分から覗きに行かなくても自然と合う。 続けられる言葉に、何人かの顔を思い出す。 静かに聞いて頷いて。自然と聞き入るように目が閉じられた。 もう彼は目を逸らす事はないだろうから。 「……変わったね、コトハ。私だけじゃなく、色んな人と沢山の出会いと出来事の上でその結論を出したのよね。 だって、日々自堕落に生きたがってた貴方が『周りの人の為に』って言い切ってくれたんだから。私より凄いよ」 「結局、この館が何だったのか。 ただの悪趣味なのか、善意なのか。何にもわからないけど。 少なくとも長くいる人達がいて、また起きる可能性があって。……うん、私ももう、貴方を独りにさせた時には誰かを味合わせたくな……、い……? ぅ……?」 ここまでは、素直に頷けて肯定もできたお話。 予想外ではあったけれど、今まで起きた事を考えれば自然に聞けた話です。だけど。 ▼ (42) 2021/10/25(Mon) 4:47:19 |
【人】 巫女 ユピテル>>39 >>40 ミズガネ 「わ、……え、 私、の?」 閉じていた目が開かれて、……ここまで動揺するのは、部屋で数回見たのみでしょう。それくらい意表を突かれたような、想像もしていなかったというような顔で、答えが返せず何度か口を開いて、閉じ手を繰り返しました。答えたくても、答えがでないのです。 だって、彼が既に決めているのだって、本当は驚いたのに。 それが、“私”の選択で、まさか異国に来てくれるなんて、想像だにしなくて。 「……ご、ごめん。びっくりしちゃった。 その、私の世界は全然いい世界じゃないし、何よりコトハには全くの知らない事だらけで、辛いことしかないのに……」 嗚呼、これは。彼の提案が嫌な訳でもなく。 自分の世界に来て欲しい・欲しくないという訳でもなく。 ──それだけの覚悟を抱いてくれた事への、嬉しさが心を締め付けてくるから。それが苦しくて何も言えなくなったのです。 (43) 2021/10/25(Mon) 4:49:03 |
【人】 悪食 キエ>>23 ミズガネ 「おや、ミズガネ君じゃないか。良かったよ、君が帰って来なかったらどうしようかと思っていたんだ。依頼は達成したんだから対価は貰わないといけないからねェ」 そうして探偵から告げられたのは酷く簡素な真相。貴方が既に辿り着いた事以上の情報は得られないだろう。 しかしキエと貴方は其の様な契約を交わした。其の事実に変わりは無いとキエは考える。 「……詰まるところ、君の自業自得だ。今後は言葉に気をつけたまえよ」 キエにはプライドが無い。故に只一つを除いて吐かれた言葉の全てを受け流す。しかし、 ??? はそうでない。其れだけの話であった。「其れで報酬なんだけどもね。 今胃もたれしてるから また今度貰いに行くよ。まァ君が夢を見る以上何処に居たって会いに行くから、安心しなさい」 (44) 2021/10/25(Mon) 10:15:49 |
悪食 キエは、メモを貼った。 (a1) 2021/10/25(Mon) 12:21:10 |
【置】 悪食 キエ【自己言及のパラドックス】 哲学および論理学における 自己言及のパラドックス (じこげんきゅうのパラドックス)または嘘つきのパラドックス とは、「この文は偽である」という構造の文を指し、自己を含めて言及しようとすると発生するパラドックスのことである。この文に古典的な二値の真理値をあてはめようとすると矛盾が生じる(パラドックス参照)。 「この文は偽である」が真なら、それは偽だということになり、偽ならばその内容は真ということになり……というように無限に連鎖する。 同様に「この文は偽である」が偽なら、それは真ということになり、真ならば内容から偽ということになり……と、この場合も無限に連鎖する。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) (L0) 2021/10/25(Mon) 12:22:20 公開: 2021/10/25(Mon) 12:25:00 |
【人】 不眠症 アマノ漸く帰る手立てができたというのに、その足取りは重く、表情は暗い。 ──帰っても、きっと間に合わない。 そうわかっているからかもしれない。 それでも、帰らなければ。 例え命の灯が途絶えていたとしても、彼女を送るのは自分にしかできないのだから。 「…………」 最後に一度振り返った。 別れの言葉を交わす者たちの中に目的の者を見つけると、それだけで満足したのかフイ、と視線を逸らして。 体調不良でふらつく体を支えながら、男は一人静かに舘を去っていった。 (45) 2021/10/25(Mon) 12:26:24 |
【見】 役者 トラヴィス>>36 >>37 >>a0 ミズガネ 二人で並んで頭を下げ、惜しみなく降り注ぐ拍手も静まる頃。 とすんと元の席へと腰を下ろし、貴方へ帽子を投げて寄越す。 すっかり冷め切った紅茶をぐっと飲み干して、 「 筋トレから始めるべきだね。 」優雅な笑みでダメ出し。 「息を切らしているね。酒なんかに浸ったせいだよ、自業自得さ。肺活量は鍛えている? いないよね。意識して深呼吸するだけでも少しは変わるから気にしてみると良い。 嗚呼そうだ、音を外すなんて論外だからね。手元が見えないなんて言い訳を吐いたら許さないよ? まずは弦に触れて慣れ親しむこと。頭で意識して弾かないで、指先にしっかり覚えさせて。一音たりとも外すな──とは言っていないんだよ、間違えても堂々として。自信が無くても背筋を伸ばして胸を張って。」 貴方が詩人を再開する、と吐いた言葉を違えさせるつもりはない。 であれば、ここに留まる筈もないのだろうと想定して。 「でも、 詩は……悪くなかった。 竪琴だって、長年鳴らしていない割に傷みも酷くない。 ……W今のW君には勿体ないくらいに良いものだよ。」 貴方が密かに稽古を重ねていたのか、家族から贈られた竪琴が本当に品質の良いものなのか、 はたまた、単純に物持ちが良いのか。 それは貴方にしか分からないし、言及するつもりもない。 「螺子を巻いてくれてありがとう。 トラヴィス・ハートランドだ、コトハ・ミズガネ。」 (@27) 2021/10/25(Mon) 12:46:42 |
【人】 巫女 ユピテル>>47 アマノ 「あるわよ!死んだような顔して! もう全部終わったみたいに燃え尽きてる……」 ペイ、と勢い良く経口補水液ちっくなものが投げつけられます。どうせ顔色と言い、飴をあげて以降も大して食べてなかったからと思ったからです。 「レンジ、絶対聞いてないだろうから教えてあげる! あのね、ここでは5日くらい経ってるけど夢の世界。 だから現実はほとんど経ってないかもだし──」 曰く、以降の緑髪の不思議な少女から聞いたことを伝える。 『そう、時間経過がない場合もあれば、数カ月、数年経ってる場合も──ああ、戻ってる場合もあったね。とある国の王子がやっていたかな。まあ勝手に誘った分の礼、補賃みたいなものかな。ただ多少は出る時空を考えておくほうがいい。成功率は上がるさ』 「……って事で!ちゃんと帰る時にせめて時間経過してませんように!とか、少し前がいいな!とか祈っとくのよ!もう世界が終わった顔しないの!」 (48) 2021/10/25(Mon) 14:10:19 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>42 >>43 ユピテル 「全て投げ出して何がなんでも逃げる、なんてことをしなくてもよくなったからな。一人じゃこうはならなかった」 貴方の予想通り男は目を逸らすことなく貴方を見つめていた。 ……勿論、激しく動揺したところまで。 「俺は何の才能もないしすぐ折れて努力も続かないどうしようもない人間だから、馴染むには途方もない時間がかかるかもしれない。 でも、お前がいるなら頑張ってみせる。何度転んでも、何度失敗しても、お前がそれを許してくれるなら」 きっときっと、どこまでもいける。 「ユピテル。言っただろう。 『自分がこうしたい』と思ったことをしてくれと。俺はどんな選択をしても、お前を応援しているから、と。 その言葉を違えるつもりはない。今だってそうだ。 俺はお前と一緒にいられるのなら、そこがどこであっても構わないんだ」 己は格好つけで、臆病で、すぐに弱音を吐くような小心者だけど。 自分が好きだと、愛でたいと、愛したいと……そう決めたものは、守りたいのだ。 それはただの『好き』ではなく『愛したい』という感情を抱いた男なりの決意の表れだ。 (49) 2021/10/25(Mon) 15:54:16 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>44 キエ 「…………知ってる。結局自分からあいつに話しかけて詳しい事を聞いたから、お前に依頼をする必要なかったな。 それにしてもお前、俺が自分で答えを見つけたからよかったものの、知らなかったとしてもそんなそっけなさすぎる結論だけ渡して報酬を貰おうとして他のか?そうだとしたら許し難いな。 …………思うんだがお前、せっかく口が回るのに肝心なところで言葉が足らなかったりいらないところで遠回しな物言いすぎて誤解を生みがちじゃないか?お前人に嫌われやすいタイプだろう」 ねちねちねちねち。自分の身に降りかかった災難が去ったからと元の面倒臭さまで戻ってきた。嫌なやつだ。 「……報酬を素直に支払いたくないのが本音だが。契約した以上は仕方がない。 …………が、何?胃もたれ?お前、伝承にある夢魔のようなものか。それはそれとして本当に勝手すぎるが。俺としてはちょっと胸がすく思いだな」 お大事に、と放たれた言葉は労いの言葉にしては棘が少し含まれていた。本当に嫌なやつだ。 (50) 2021/10/25(Mon) 16:18:33 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>@27 トラヴィス 投げられた帽子をなんとか受け取って被り直す。 軽く身だしなみを整えながら貴方を見守り、そうして放たれた第一声を受け取る。 「ゔ」 ダメ出しに言葉が詰まった。 それから流れ出る言葉の数々。自己評価が最悪の男にとってはよく刺さりたいへん痛かったものではあるものの。それは貶す為ではなく、次に繋げる為のものだと理解できた。 悪い気は、しなかった。 詩を褒められれば、尚更。 男はもう一度帽子に触れて、深く被り直して瞳を隠した。照れ隠しだ。 「………………いつか、竪琴に見合うような人間になってみせるさ」 引き上げられ、煌めく世界を知ることができたから。 貴方のお陰で吟遊詩人としての心が、息を吹き返したのだから。 道のりは決して短いとは言えないけれど。 支えにして歩く為の杖を貴方からしっかりと受け取ったのだ。時間はかかっても、きっと頑張っていける。 「……こちらこそ、応えてくれたこと感謝する。 …………トラヴィス・ハートランド」 その真名を口にする。 雲の上の存在のような貴方と、一瞬だけでも対等になれた気がして、男はもう一度心が震えるのを感じた。 「…………もし、また歌を聴かせることが出来たなら。今度はもっと良いものを出せるようにするから。 …………またいつか、もう一度こうして共に歌って踊ってくれないだろうか」 (51) 2021/10/25(Mon) 16:42:27 |
【見】 技術指揮 シトゥラ>>@29 「プルー、あとで事情は説明しましょう。 今は留まったようですが、俺にいったことをたった一日で忘れかけたんですよ。 許せますか? 許せなかったんです。 そんな風にほかの甘い悪魔のささやきに誑かされないと、証明してくれるまで素直になってやりません。 キエ以外にもバカみたいな力を持っている人はいるんですから、馬鹿は馬鹿を自覚して――― ああ、もう、いいです。 やっぱり、」 特別だなんていわれると、束縛したくなる。 余計な嫉妬なんてしてしまいそうになる。 「……しばらく暇をもらいます」 誰かに振り回されるなんて、ごめんですから。 あなたが落ち着いた人間になったら、また答えが出せると思います。 (@30) 2021/10/25(Mon) 17:28:03 |
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