情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
【人】 無敵の リヴィオ>>32 ルチアーノ 首を捻りながら眺めていれば近くから知人の声。 足音は聞こえていたものの、 子猫ちゃんに夢中でその声が聞こえるまで気づかなかった様子。 「…おや、猫のエキスパートのルチじゃないか。 こんなところで会うなんて偶然だね。 そんなに俺と子猫ちゃんに会いたかったのかな?」 冗談混じりに笑いながら、君から告げられた言葉に頷いて、 か細く鳴く子猫へと手を伸ばす。 子猫は怯えるように威嚇してくるものの、 どうにかして下りる手段が欲しいのだろう。 男の手に捕まえられて何とか無事、 高所に取り付けられた室外機の上から下りることが出来た。 しかし男が安堵するように笑みを浮かべた瞬間、 もう用はないとばかりに男の手の甲に赤い線を残して、 さっさと奥の方へと逃げていく。 男はと言うと、手の甲の線と子猫を数度眺めた後、 君へと視線を移し肩を竦めて笑った。 「…………ツンデレというやつかな?」 #路地裏 (41) 2023/09/15(Fri) 19:28:27 |
【人】 無敵の リヴィオ>>42 ルチアーノ 「しかし俺よりも扱いを心得ているだろう? それはもうエキスパートの部類じゃないか?」 猫に限らずという余計な言葉は飲み込んだ。 言葉にはその意図が含まれていたかもしれないが。 「ふむ、ご利益か。まぁ俺だからね。 そういう効果もあるかもしれない。 つまり今日の君はとてもラッキーということだ」 何がラッキーなのかは全くもって不明だが、 自信満々に君に笑いかけながらハンカチを取りだし、 赤い線の上へと被せて君へと頷く。 「あいにく治療道具は持ち合わせていないな。 良ければその素敵なマダムの店へエスコートしてくれるかい? 振られてしまった悲しさを癒したい気分だ」 そうと決まればさっさとこの場から抜け出そう。 長居すればするほど傷が痛んで悲しみが増してしまう。 #路地裏 (43) 2023/09/15(Fri) 20:19:58 |
【人】 無敵の リヴィオ>>51 >>53 ルチアーノ 「へぇ、用事か。ここでゆっくりしてて平気なのかい? 運のあるうちにさっさと向かう方がいいかもしれない。 …あぁでも、エスコートはしきってくれよ?」 ツキを分けるって意味でもね。 再度冗談めかして笑いながら君の隣を着いて歩けば、 あっという間に目的地へと辿り着いた。 「はじめまして、素敵なレディ。 お手を煩わせてしまうが、お願い出来るかな。 …何、可愛い子猫ちゃんに振られてしまっただけさ」 丁寧な所作で頭を下げ、まずは傷の手当をお願いする。 てきぱきと癒されていく傷のおかげか、 もうさっぱりと心の傷は癒えたかもしれない。 手当をされながら数あるメニューを眺め、 迷った挙句に君へと問いかける。 「ここのおすすめを聞かせてくれるかい?ルチ。 俺はそのおすすめを頼むことにするよ」 #路地裏 (63) 2023/09/16(Sat) 19:47:59 |
リヴィオは、この『 』が希望になるよう願った。 (a35) 2023/09/17(Sun) 19:22:22 |
【人】 無敵の リヴィオ>>86 ルチアーノ 「OK、仲良く分け合おうか」 意図は違うとしても形は同じ。 黙った理由を問うこともなく頷いた。 元々自分が持ちかけた話を断る理由もない。 取り皿を貰えるようマダムに頼み、 運ばれてきたスープをきっちり2人分に分けて片方を君に。 「ありがとう、レディ。それじゃあいただきます」 両手をきっちりと合わせてから料理への感謝と敬意を述べる。 スプーンで掬って運んだスープは確かに高級な店には劣るが、 気持ちは込められているのだろうと笑顔が浮かんだ。 「…うん、美味しいね。ほら、君も早く食べるといい。 空腹よりも多少腹を満たす方が頭は回るからね」 君の用事を全く把握していないものの、ご利益を求めるくらいだ。 頭が回せる状況にしておくべきではと勝手にも考えての言葉。 実際のところは必要のないことなのかもしれない。 #路地裏 (94) 2023/09/17(Sun) 19:58:08 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新