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【人】 フィアンメッタ「伝えたいこと?」 楽しそうに語っていたキンウが 真顔になったから、少し首をかしげて。 危ない目に遭ったらしい彼女の話を 黙って聞いていた。 魔法をかけたのは御守り程度のつもりというか。 まさかそこまで効果があったとは予想外で。 (24) 2022/05/25(Wed) 13:16:59 |
【人】 フィアンメッタ「 そう……かな。 偶然じゃない?」ふ、と目をそらして。ただの照れ隠し。 役に立ったのが嬉しくないわけないし、 「役に立てたみたいで、よかった。 でも……大したことしてないし ちょっとは落ち着いてよ。」 手を伸ばして、避けられなければ キンウの頬をふに、とつまんで、小さく笑った。 (25) 2022/05/25(Wed) 13:17:46 |
【人】 フィアンメッタ「飛んできたもの、何だったんだろうね。 飛ぶもの……虫だとしたら とんでもない速さで飛んでたってこと?」 なにそれ、怖……とつぶやいた声は キンウに聞こえていたのだろうか。 (26) 2022/05/25(Wed) 13:18:39 |
【人】 フィアンメッタ私の注文を聞いてくれたのは セーラー服の男の子。 自分がよく年齢を間違えられるから 子ども?とかは思わないけど 営業上手な姿に感心して。 「……お勧めするの、上手いですね。 なら、その マリブサーフ 、ください。そういえば、 貴方はWお酒飲めるんですか?W とか聞かないんですね。 私、たいていの店で真っ先に聞かれるんです。」 おすすめされた方の一つを注文しつつ、 疑問を口にした。 まさか、相手が私を知っているとは思わないから ゴーストの酒場はそのあたり寛容だったり…? と見当違いなことを考えていた。* (27) 2022/05/25(Wed) 13:20:32 |
【人】 フィアンメッタ閉店時も存在はしている、>>46 それは昼間に身をもって味わった。 ……もしかして、石投げたの知られてる?? そこまで行きついたら顔が若干曇った。 自分がした行動は全て自分に返ってくる。 そんなこと、とっくに体験してたはずなのに。 あぁ、昼間の自分に石を投げたい気分だ。 ちなみに子供に見えないって答えは 期待してない、そう、してないから! ……聞かれないだけマシだとも思うし。 「そ、そう…なの。知らなかった。 優秀?それは流石に言いすぎだと思うけど。 私の占いは当たるも八卦当たらぬも八卦。 外したことだってある。 一目惚れした人に会いたいって 前に相談に来た人とか 占いが外れた、って怒ってたし。」 ぼやくように言って。 (63) 2022/05/25(Wed) 21:28:23 |
【人】 フィアンメッタ「噂がゴーストさんにも届くまで 有名になってるとは思わなかった。 ……それとも、占いに興味があったとか?」 真っ直ぐ、目を見据えて試すように 聞けば、どう反応されただろう。 反応がどうあれ、相手が席を離れるなら それを見送ったはずだ。 (64) 2022/05/25(Wed) 21:28:57 |
【人】 フィアンメッタなんとなくの、言葉選びはエアハートに 何処か引っかかるものがあったのか。 返答に僅かの間があいて、 返ってきた言葉も、含みのあるものだったから。 「ふーん……。 やっぱり女性に人気、とか。 困ってたりするなら、誰かに相談したら?」 私に、と言わないのは 言いやすい人に相談すればいいと思ったからで 別に私が話を聞きたくないわけじゃない。 単に、ここでしか話せない人に聞いてみるのも 悪くないんじゃないかと。それだけ。* (65) 2022/05/25(Wed) 21:29:28 |
【人】 フィアンメッタ注文した品が来る後か、それとも前か。 どうしてきたのか、と問われて心が揺れる。 ぱちぱちと瞬きを何度かした程度で 顔には……出ていないと思いたいけど。 「 噂 を、聞いたから。」それだけ答えると得意げな顔をした彼は 話しかけてきた。 (67) 2022/05/25(Wed) 21:31:07 |
【人】 フィアンメッタ彼のあてずっぽう(?)は当たってる。 一人っ子じゃなかったし、 家族のことで悩んでいるから。 「……当たり、です。 貴方なら占い師になれそうですね。 聞きたいことなら、あります。」 彼にだけ聞こえるように、小声で、 「もし、死んだら 自分より先に死んだ人の気持ちって わかると思いますか? それか、直接……。」 直接聞くこともかなうのか、と口走りかけて 聞けたとして、 私に聴く勇気なんてない 、と。思い直して留まった。* (68) 2022/05/25(Wed) 21:33:52 |
フィアンメッタは、メモを貼った。 (a9) 2022/05/25(Wed) 21:48:48 |
【人】 フィアンメッタ 会いたい人が居る、という話には目を細めて。 自分から会いに行けないとか 私と似たものを感じたから その時は去っていく彼を引き止めたりはせず。 ドリンクは思ったよりすぐ持ってきてもらえた。 水色なのだろう、とは思っていたけど 色合いは綺麗で、海を思わせる。 星型のパイナップルが 見た目の爽やかさを際立たせていた。 一口飲めばココナッツの風味が広がって アルコールも強すぎず、飲みやすい。 美味しい、とつぶやいた。 (114) 2022/05/25(Wed) 23:40:07 |
【人】 フィアンメッタたとえば、なんて唐突な前置きの後に告げるのは 預言者が視た未来の話。 最も、片方は私の話ではないけれど。 それどころか実際にあった事かすら知らない話。 「こんなことを言われても 貴方は、前を向いて歩ける? ……貴方が未来を変えたいと思うなら。 私は力を貸しましょう。 生憎、私は国を救う救世主になどなれないし 百発百中の占い師、でもない出来損ないだけど。 ……なんて、ね。」 冗談だと流せるように、 私が逃げられるように 一言、付け加えて。 唐揚げの方に視線を戻すのだった。* (116) 2022/05/25(Wed) 23:43:08 |
【人】 フィアンメッタ例え話に真剣に応えてくれる彼は 私なんかよりずっとしっかりしていると思う。 信じることを前提にするならば、 彼の言葉は間違っていない、何も。 人を信じられる心の強さを持つ人ばかりなら。 私が彼みたいに考えられる人ならば 違ったかも、しれないのに。 「貴方は……強いね。 そう考えられない人が この世にはたくさんいる。 私も、その一人。 不都合な現実から目を背けようとしてしまう。」 (206) 2022/05/26(Thu) 21:27:55 |
【人】 フィアンメッタ「ううん、私は気にしていませんよ。 そもそも貴方は、 私の話を聞いてくれただけだから。 ……周りから見て不幸に見えることも 貴方にとっては、小さい救いがあった… って私には聞こえたけれど 違ったならごめんなさい。 ありがとう、話を聞かせてくれて。 」気にしないで、と頭を下げる彼に向かって言って。 聞いて貰ってばかりなのも悪いし、 何より彼は私の占いに 多少なりとも興味があったようだから。 占い……とは違うけれど。ささやかな助言を。 (207) 2022/05/26(Thu) 21:30:50 |
【人】 フィアンメッタ「……会いたい人に会うには。 その人がどこにいるのか調べたりとか そんな事も勿論、大切だけれど。 一番大切なことは―――――。」 (208) 2022/05/26(Thu) 21:31:24 |
【人】 フィアンメッタ 願いだけでは、想いだけでは叶わないことも多い。 それを、私は知っている。 いくら願ったって、セシリーにはもう……。 ―――――それでも、まずは願うことから。 願ったから、私はここに居るの。 「なんて、貴方なら とっくに願ってるだろうから。 私でよければ、願わせて。 貴方が会いたい人に会えますように、ってね。」 お礼のように告げると、 それ以上は引き止めなかった。* (210) 2022/05/26(Thu) 21:35:35 |
【人】 フィアンメッタ 「貴方も、何かを残したんですか? ……それは、見つけてもらえた? ううん、違う。 見つけて欲しい、って思いますか? ―――それが自分を殺した相手だったとしても。」 私が殺したわけじゃない。 でも、見殺しにした私は……殺したも同然。 (226) 2022/05/26(Thu) 22:30:44 |
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