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【人】 クラヴィーア[>>7 アマミさんの疑問にちょっと返答を考える。 ……私以外に対応している姿の記憶が ろくに浮かばない。 ならば ] 別に悪いなんてないですわよ。誰にだって言われたらいやな言葉位ありますし。 [連鎖で思い出す。言い返した顔が好みだって言葉を。思い返すとかなり恥ずかしい。 どんな返答だ、自分。 だが今でもそれは変わってない。趣味に合致している。お面があって直視する機会が少ないのはある意味助かっているのかもしれない……。] 少なくとも、今の私にはそう見えないよ。 [こんなに優しくしてくれて。私の事を悪い人間じゃないって信じてくれるんだからな。>>0:142] (18) 2021/04/03(Sat) 10:34:34 |
【人】 クラヴィーア[歩きながらかけられる揶揄われる言葉。>>8 そうだなって笑い返す。 まだ一緒にいたい。同じ願いでいてくれるのなら。口実なんて何でもよかった。 栄養価が不足していると言われれば心配を隠さない視線を向ける。>>9 私が来ない時ちゃんと食べてるのか? この人……。 お礼、と言われればそれを拒否することもない。 仕事に対して報酬があるのは当然の話だ。] わかりましたわ。 楽しみにしてますので。 [私次第、なんて考えてる事は知らない。 私としては何を選んでくれるのか。それを楽しみにしたかった。 なんでもいい。仮に趣味が悪いのが来たって笑って受け取るとも。選ぶ間自分を考えてくれる。自分の事で悩んでくれる。 そんな時間がアマミさんに出来るだけで十分嬉しいんだ。] (19) 2021/04/03(Sat) 10:36:31 |
【人】 クラヴィーア[うちの使用人はロマンス小説かぶれを起こしている。 貴族の間では顔をしかめられるロマンス小説も私は読んだりしている。虐待されている時期、本の世界に逃げる事が多かった時からの習慣だが本というのは面白い。 使用人にも勧めたらすっかりはまってしまった。 私の今までの境遇、そして恋。 それらははたから見れば物語のような、観客から見れば実に心わき踊るものだったようだ。 『恋というのはどうしようもないものですわ!』なんて豪語された。うん、反対されないのはいいんだがな。 囃し立てる視線に感じたのは、決して間違いでないのを謝罪しよう。……すまない。 なお親戚はわりと普通に心配してくれている。が私が意思を曲げなかったから折れてくれただけである。] (20) 2021/04/03(Sat) 10:39:24 |
【人】 クラヴィーア ― 夕食時 ― [食事を完食されればほっと一安心。>>14 ワインを勧めれば一緒に、と言われ断る理由もなく受け入れた。 呑んで少ししたら頭がふわり、として来た。 ……リアンさんの名前が聞こえた気がする。>>15] ……ん。 [生返事に目を丸くされたのにも気づかない。 間違いをうっかり起こさないように。と気遣い続けていたのに。今日は失敗を犯したとも。ああ。 間抜けと言われても反論出来ないな、これは。 体が抱き上げられる感覚。>>16 ……物凄く心地よかくてつい甘えるように身を軽くよじる。 布団に入って少しで完璧意識は落ちる事となった。]* (21) 2021/04/03(Sat) 10:40:48 |
クラヴィーアは、メモを貼った。 (a4) 2021/04/03(Sat) 11:09:27 |
クラヴィーアは、メモを貼った。 (a6) 2021/04/04(Sun) 17:29:35 |
【人】 クラヴィーア ― 回想: 恋 に落ちた ―[恋に落ちるなんて 想定外だった。 あの島にいた時の私は一番悪い状況で、心身共に傷付ききっていた。 婚約者に信じて貰えなかった傷だって深いまま。 恋をしてなくても相応に親しみはあったんだからな。 恋をするには最悪の心の状態だった。 ───それなのに、落とされた。 力もなく、何一つ出来ない。怪我をしていて助けられるまま人の手を求めないと動く事一つすら満足に出来ない状態だった弱くちっぽけな人間。それが私の自分の評価だ。 願いが必ず叶う月が本物と分かって、喜ぶどころか私は怯えた。必ず叶うというのが怖かった。 人に出来ない事が出来るのが実在するのを恐れた小心者だ。 『未熟なリンゴ』は本当にただの未熟な人間だったさ。] (40) 2021/04/05(Mon) 21:36:43 |
【人】 クラヴィーア[アマミさんはそんな未熟者の為に願い、ちっぽけなだけの私をそれだけで十分な理由にしてくれたんだ。>>0:104 あの時、どれほど心が震えただろう。 どれほど嬉しかったのか。 どんな言葉でも言い表せない。 私の心の一番奥深くにそのたった一言で根付いてしまった。 あの人が私の存在を救って、そして報いてくれた。 世界の隅っこで小さくなってた私を見つけてくれたんだ。 それを特別に感じないなんて出来なかった。 恋 に落ちたおまけに相手が縁切りを想定した言葉は>>34、皮肉な事に私にとどめをさしていた。 そんな事言わなければ思う事は続けても、会いにいってその言葉の責任をとらせてやろうなんて願わなかったのにな。 ] (41) 2021/04/05(Mon) 21:38:53 |
【人】 クラヴィーア[家族の事、体と心に深く残ったトラウマと戦う事。 三年の間にあったことの中には苦く辛い事も多かった。 判決が決まる頃父が脱走しようとした。 私はそれを聞いた瞬間駆け出していた。 目が合った瞬間、その父は偶然が重なって……捕らえられた。 ────守って貰った そう思っている。 悪夢を見た時、体が痛んで上手く眠れなかった時 ふっと、穏やかになる瞬間があった。 そんな瞬間を重ねる度、気づく度 私は必ず願いを思い出して、彼を思い出して 掴まれた心をぎゅっと握りしめていた。 三年は短くない。 恋は三年すれば冷めるとか聞いたこともある。 冷めるどころか掴まれた心は、落ちてしまった心はただただひたすらに会いたい気持ちを募らせていた。] (42) 2021/04/05(Mon) 21:42:00 |
【人】 クラヴィーア[会いたいと、月に願った内容は条件付きだった。 条件の一つ、三年好きでいるかは正直賭けだった。 賭けに 恋 は勝った。馬鹿でも良かった。呆れられてもよかった。 ただ、伝えて返答を貰えればそれだけでもこの恋は報われた。 側にいたい。 恋を伝えた時願ったのはただそれだけ。 当然だろう? 相手にとって私は通りすがりの少女でしかないのだから。 そうしてそれが受け入れられて、傍に居続ける事でこの恋はさらに育っていった。 好きを募らせずにいられない。 私にとってアマミさんはきっと運命の人なんだって そう思うんだ──── ]** (43) 2021/04/05(Mon) 21:46:50 |
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