人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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到着:中隊長 アーサー

【人】 中隊長 アーサー



       ―― Four Knights Game ――
      
堅実でいて面白みの欠ける始まり


 
(38) 2021/04/14(Wed) 22:01:30

【人】 中隊長 アーサー



 [アラベスク文様の施された石造りの壁に囲まれた一室。
  大理石の机の上でコツ、コツと不規則な音が響く。
  間を置いて一度響けばすぐにまた音が鳴り
  また暫くの間を置いては二度、音が鳴る。
 
  やがて音が鳴り止むと
  代わりにと男の呻る声が上がった。]


   ………っ…ああクソッ!
   俺の、…負けだ…


 [そう観念した男の声が響く。
  次いで、ふ、と短く笑う声。]

 
(39) 2021/04/14(Wed) 22:02:58

【人】 中隊長 アーサー




   流石
   国の要所たる関所を衛る将兵殿。
   今まで指した名手に引けを取らない打ち筋でした。

   慣れていない≠フでしょうに
    俺に合わせてチェスで戦って下さるなんて。
    気の遣い方まで誠意に溢れておいでで。


 [何の含みも無い、とでも言いたそうな軽薄な声で
  一寸前に笑いを零した男はそう目の前の人物へ告げる。
  笑顔を浮かべながら相手の懐へと手を伸ばし、
  兵と僧侶とに守られていた『それ』を
  音も無く取り上げる。
 
  相手側の国王たる白い駒を。]

 
(40) 2021/04/14(Wed) 22:03:18

【人】 中隊長 アーサー



   では、約束の通り。
   第■皇子が奮起された際にはご助力を。

   ええ、親衛隊を抑えるだけで良いんです。
   決して殺せだなんて言う訳が無く。
   同じ国士なのですから。

   ―― 唯々、第□皇子が動かれる間にだけ。


 [元親衛隊務めの貴殿が率いる隊なら、と
  手元の駒を指先で弄びながら
  目の前の人物を見遣って。
 
  赤い眼光で射貫けばごくり、と喉が鳴る音がして。]

 
(41) 2021/04/14(Wed) 22:03:40

【人】 中隊長 アーサー



 [――
 
  短く応じる声を聞き終われば席を立った。

  十の刻前に着いてから1時間も経って居らず
  昼餉にはまだ早く。一つ思案してからそういえばと
  王宮書庫での用事を一つ思い出した。

  上官に挨拶をするのも悪く無いか。
  夫人に逢うには手土産が足らないか。

  そう
  あれこれと思案を重ねながら部屋を後にするのであった。 

 
   ―― 負けた相手の頭を掻き毟る仕草を
      目の端で捉えながらも、気に留めずに。]

 
(42) 2021/04/14(Wed) 22:04:01

【人】 中隊長 アーサー



          ―― Qg4# ――
   
玉座から降ろされた王は兵の目前にて崩御した


             ** 
 
(43) 2021/04/14(Wed) 22:05:10
中隊長 アーサーは、メモを貼った。
(a7) 2021/04/14(Wed) 22:13:57

【人】 中隊長 アーサー



     ―― Ruy Lopez, or Spanish Game ――
     
平凡でありながらも盤を楽しむが為に


 
(56) 2021/04/15(Thu) 6:16:05

【人】 中隊長 アーサー



  [白地に青のアラベスクの走る石廊を歩く。
  朝と昼との合間、日差しを避けた道はまだ
  ひやりとした風が吹いていた。

  外気温は高いが、陽さえ凌げば心地良い風が吹く。

  十年近く暮らして得た知識。
  流浪の頃には何度肌と喉とを焼かれただろうか。
  喉奥でく、と笑って回想を追いやる。
  

  こんな事を思い耽ってしまうのは、
  あの頃とは違う剣呑とした空気が
  この国に充満しているからだろう。

  何度もすれ違う警備兵は挨拶すら碌にしてこない。
  ピリピリとした視線を一度此方に向けては、
  足早に廊下の奥へと消えていく。]

 
(57) 2021/04/15(Thu) 6:16:57

【人】 中隊長 アーサー



  [第四皇子の兵団だろうか。
  相変わらず、偶数皇子の周辺は遽しい。(>>10)

  偶に敬礼を交わす歩兵には笑顔で応え、
  使用人達には労いの声を掛けた。
  単純ながらも顔を広める為に、また
  どんな情報も警戒無く入手できる様に。
  王宮の周辺を歩く際には何時だってそう振舞っていた。


  使用人と長話をしている時に
  怪訝そうに目を細めていたな、と
  或る男の所作を思い出してくすりと笑った。
  
  あいつは今日もしかめ面をしているのだろうか。]

 
(58) 2021/04/15(Thu) 6:17:22

【人】 中隊長 アーサー



  [ここ最近は互いにか忙しく。(>>28)
  顔を合わせる機会もそういえば無かったなと思い出す。

  何せ国が混沌の有り様だ。
  傭兵団長を務める彼は勤めに応じて出ずっぱりだろうし
  趣味が合うか合わないかと言えば時に反対を示す程
  互いに趣向の違う所もあった。

  何より此方も軍内での遊戯≠ェあったのだが…


  ともあれ暫く会っていない事を思い出したのだった。
  詰め所にでも行けば会えるだろうか、なんて
  思考を巡らせつつ、辿り着いた
  王宮書庫の門を潜った。]

 
(59) 2021/04/15(Thu) 6:18:00

【人】 中隊長 アーサー



  [受付の司書官に何時もの様に挨拶をして。
  頼んでいた本の貸し出しを願い入れる。

  何冊もの棋譜。
  雑学書。
  
王宮内の情勢を知らせる封書。

  東の国の詩集。

  受け取れば踵を返しその場を離れる。

  
    ………ああ、そういえば
    あいつは本も読むのだったか。
  
  ふ、と気付いて立ち去ろうとした書庫の内部へ立ち戻る。
  一つ思案し、ある棚の影にと姿を消して。]*
  
 
(60) 2021/04/15(Thu) 6:19:28

【人】 中隊長 アーサー



 [棋譜
  雑学書
  東の国の詩集

  戦術書
  歴史書


  
□□□



  随分な荷物を得てしまったものだ、と
  内心何処か苦笑しつつも気分は晴れやかであった。
  何分良い手土産を見繕えたのだから道理ではある。

  手渡した時にどんな顔をするだろうか。
  想像するだけで楽しく。]

 
(100) 2021/04/15(Thu) 23:18:17

【人】 中隊長 アーサー



 [紐で結わえた本束を提げ王宮書庫を発つ。
  気付けば陽はすっかり頂点へと辿り着き
  庇の無いがら空きの外苑を照らし尽くしていた。

  木陰を歩けばまだ直射は避けられそうだが
  景観を整える為淑やかに切り揃えられた木々の
  細やかな枝垂れは短く、薄く。

  色素の薄い目にはどうにも酷な道に映った。]


    市場の方に行くには
    此処を抜けた方が早い、が


 [肩を竦ませ踵を返す。
  仕方が無い、と遠回りの道を選び、]

 
(101) 2021/04/15(Thu) 23:19:23

【人】 中隊長 アーサー



 [ついでに大隊長殿にでも
  
  
  いいや、旅団長殿にでも挨拶に行っておこうか。
  手土産が無いな。ならば、
  
  参謀室の方にでも………



      と、
      思い出して、
      先程受け取った封書を取り出した。
          
      周囲に人が居ない事など把握済みで、
         人目も憚らず三つ折りの紙を
               取り出し広げる。]

 
(102) 2021/04/15(Thu) 23:20:07

【人】 中隊長 アーサー



 [概ね予想通りの文面が認められた
  それにふ、と一笑すれば、

  悩ませていた歩先を定め、
  王宮の或る一区画へと向かい始めた。



  ――――

      数刻の用事を済ませたならば
      昼餉を求め、気に入りの店の方面へと]*

 
(103) 2021/04/15(Thu) 23:20:42

【人】 中隊長 アーサー



 [陽によって煌めく大河。
  数多くの星が手も届きそうな間近で犇めき動いている。
  そんな事を誰かが言っていたかもしれないな、と
  時折跳ねるその潺を眺め歩いていた。]

 
(183) 2021/04/17(Sat) 5:57:18

【人】 中隊長 アーサー



 [目的地はこの川沿いの、
  市場との境から然程離れない場所にあった。>>103
  其処まで広くないながらも客足の絶えない、
  質が良く種類が多く揃う酒と食事の美味い店。

  最近見付けたばかりだが中々に気に入っていて。
  王宮や自身の居住区からはやや離れているが、
  こうしてふとした外出があれば
  繫く其方へと足を運ばせていたのだった。



    一つ、
    日照りの道に乾いた風が吹き抜けて。

    前方へと目を凝らせば。]



    ―― ああ。

 
(184) 2021/04/17(Sat) 5:57:36

【人】 中隊長 アーサー



    相変わらずの仏頂面だな。
    そんな顔では民衆を怖がらせてしまうぞ?


 [目の前から歩いて来た
  金糸雀色の軍服に向けそう投げかける。
  此方に気付いていたか、気付いていなければ
  声を掛け顔を上げた際にでも
  笑んでみせて ]


    暫く振りだな、ダイゴ。
    良くやっているか?


 [そう挨拶を重ねるだろう。

  
薄らと、いつもより
  憂いて見えるのには気が付きながら。
]**

 
(185) 2021/04/17(Sat) 5:59:24

【人】 中隊長 アーサー



           ―― Qh1# ――
  
華やかなる戦の女王に穏便と言う言葉は似合わずとして


              **
 
(186) 2021/04/17(Sat) 6:02:38
中隊長 アーサーは、メモを貼った。
(a23) 2021/04/17(Sat) 6:15:22