![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】
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これはどこかの時間。
死んだ男は、手術室で自分の死体と少年を見つめていた。
聞こえないと知りながら、返事をし続ける。
「きみは何も悪くないんですよ」
以前のように頭を撫でようとして、
己がさせたことを思い出せば、手を下ろした。
「いつか、助けがきますから」
どうせわからないのだから、撫でてもいいとわかっている。
しかし、そんな資格は無い。
「……」
いや、自らそれを捨てたのだ。
──貴方は良い子だから。
──自分の我儘に付き合ってくれると、信じていた。
「ありがとう、」
「ごめんなさい」
あのとき伝えたかった二つの言葉を、小さく呟いた。
![](./img/kamishino/roku.png) | >>24 >>25 【手術室】 静寂の中、手術台に横たえられた骸へと歩み寄る。 その首に残る痕を眺め、争いの跡が無い事を見てとって。 「“手伝った”のは、お前サンかい」 寂しげに佇む少年の方へ半身で向き直り。 暗い色した瞳に少しの怒りと哀しみを混ぜ込んで、 その癖いつもの笑い顔、軽い口調でそう問うた。 (26) 2021/07/11(Sun) 10:31:45 |
![](./img/kamishino/roku_03.png) | >>27 >>28 【手術室】 揺れる瞳を見下ろす。 少年の傷口に触れあぐね、深くを問えなかった。 只、己と幾らか近しいのだろうと、そう思うだけで。 知ったのは、事が起こり終わってから。 「――お前サンのトモダチから」 何とも言えない顔で、それだけを口にした。 “骸に聞いた”、そんな荒唐無稽を。 (29) 2021/07/11(Sun) 12:50:43 |
| ロクは、とある日の事。ヒラヒラ手を振り見送った。サヨウナラ、お兄サン。 (a5) 2021/07/11(Sun) 16:03:18 |
あの日、彼を黒猫を抱え見送った。『無事に帰ってきてくださいね』
![](./img/kamishino/roku.png) | >>30 >>31 【手術室】 「まァ、そうそう信じられるモンでもないわなァ。 おれも正直、自分のアタマは信用ならねェ」 だから気の違えた男の戯言と思ってくれても構わない、 そんな風に前置いて。 「“友達”だってよ。責めないでやってくれ、だと」 少年に向かって語る合間、少女の方をチラリと見る。 知らせぬ儘、聞かせぬ儘でいた方がいいのかもしれない。 けれどもきっと、遅かれ早かれだ。 その時に、只の罪として背負うくらいならば―― 「……病気で先が長くねェこた分かってて、 どうせ死ぬならお前サンらが助かる方がいいってさ。 食ってやらねェ方が恨まれちまう勢いだったなァ」▼ (32) 2021/07/11(Sun) 16:29:13 |
![](./img/kamishino/roku_03.png) | >>32 【手術室】 そうしてもう一つ。己への言葉を彼らへ転嫁する。 それが、祝福にも呪いにも。如何様にもなると知り乍ら。 「“頑張って生きてね”とも言ってたかなァ。 ――あの子、恨んじゃいねェよ。 トモダチのことも、センセイのことも」 (33) 2021/07/11(Sun) 16:29:56 |
| (a9) 2021/07/11(Sun) 18:01:59 |
ロクと話をしている。結構、かなり、ながく、ずっと。
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