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【人】 IX『隠者』 アリア…… いえ。 自分を守るための嘘なんて、少なからず、 誰しも身に覚えのあることだと思います。 それはあなたがた、…では、ないんですよね あなたにとっては、必要なものだった。 ならば、私がそれを咎める理由はありません。 薬師…の真似事をしている者として 症状に嘘を吐かれるなら、もちろん「駄目」ですけど。 頭痛に悩まされていて鎮痛剤が必要。 そこには、偽りはなかったんでしょう? [ 今だって。打ち明けてくれたことに、>>2:177 向けられる謝罪に耳を傾ければ、率直な所感を口にして ] (26) 2022/12/18(Sun) 0:53:47 |
【人】 IX『隠者』 アリアきっと、 この才能は借り物でしかなくて、 この性質も借り物でしかなくて、 本当の「私」が持っているものなんて、ひどく少ない。 [ …… 独り言めいた言葉が、ふっと落ちる。 ] (28) 2022/12/18(Sun) 0:53:54 |
【人】 IX『隠者』 アリア虚構の上に積み重ねたものは、 その全てが張りぼてなのでしょうか。 土台と共に崩れ去る。それは自然なことですが、 それまでに重ねてきたもの、過ごした時間、 その中で、感じてきた思いや交わしたやりとりは その全ても、紛い物なのでしょうか。 崩れたって、残った瓦礫の中にある、 それだけは、真実ではないのでしょうか。 [ ほんの少し自分より高い彼女の瞳を覗く。 言外に、「私達が過ごしてきた時間は」と滲ませて ] (29) 2022/12/18(Sun) 0:54:02 |
【人】 IX『隠者』 アリア (30) 2022/12/18(Sun) 0:54:07 |
【人】 IX『隠者』 アリア諦めるにはまだ早い、と手放しに言えるほど、 私は彼のことは知りません。 すべて幻でしたと言ったところで、 はいそうですかと大人しく引き下がるような 聞き分けの良い人物であるようには… 失礼ながら… 見えないと思いますけど…… [ 大変に失礼なので若干声が潜んだ。 しかしそれが素直な印象なのでどうか許されたし。 もしその目にはそう見えているのであれば、 それは彼がクリスタベルのことを大切にしているからで そしてクリスタベルが彼のことを大切にしているからだ、 と、外野としては思う。とりあえず口にはしないけれど。 ] (32) 2022/12/18(Sun) 0:54:18 |
【人】 IX『隠者』 アリアですが、全てを諦めるにはまだ早い、と 言わせてほしい。そうは思います。 世界は明日終わるかもしれませんが、 一応、今のところまだこうしてありますし。 [ ごめんね、と言う。>>2:177 その優しさがあたたかかった。 行ってあげて、と言う。>>2:178 その優しさはさみしいと感じた。 「一番」は他にあることを、 きっと互いによく知っている。 私も彼女もそこは見てわかりやすい方だろうと思う。 私はあくまで魔女であって、王子ではなく、 本当に必要なものはあげられないのだろう。…けれど ] (33) 2022/12/18(Sun) 0:54:30 |
【人】 IX『隠者』 アリアもしもまだ、私に対して 欠片でも願ってくれることがあるのであれば。 私のことは、諦めないでいてくれませんか。 [ それは、友人の手を離す理由にはならないのだと 私はそう思っていたい。 ] (34) 2022/12/18(Sun) 0:54:36 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ どう返ってきたとして、 それが当初の想定より長い時間になったとして 私はそれを惜しむことはない。構わないと思う。 私にとってのクリスタベルは、 そう思うほどの存在であるということなんだろう。と、 境界のぼやけた認識の中にひとつ気付きが増える。 ] 続ける必要がなくなってしまったから、でも クリスタベルにとって大切なことを 話してもらえたことを、私は嬉しく思います。 嬉しかったと、言ってくれることも、とても。 [ なくしたと言いながらどこか晴れやかな表情。>>2:178 それを私は悪くないと感じたけれど、 彼女自身がどう思っているかは定かでないから、 わざわざ口にすることはしなかった。 ] (36) 2022/12/18(Sun) 0:54:48 |
【人】 IX『隠者』 アリア差し入れ、そこのドアノブに掛かってるので 必要になったら、休憩のおともにしてくださいね。 [ 去り際には、忘れずそう伝えたはず。 *] (37) 2022/12/18(Sun) 0:54:52 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 意識が散乱としているからかな、 ヴェルトが帰ってきて ……思い出したことがあったんだ。>>85 祈祷室でカルクドラと遭遇した、 あの日よりも前の話し。 まだヴェルトが居たときのこと。 君が荒れ果てていた頃の話。 温室の野菜が何物かに荒らされた。 まだ俺も野菜を作り始めたばかりでね。 ようやく実ったトマトだった。 犯人が誰かはわからない。 ただ偶然にも、そこに君が通りがかった。 君だとは限らないのに、 俺は勝手に君だと決めつけた。 ] (38) 2022/12/18(Sun) 0:55:46 |
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。 (a10) 2022/12/18(Sun) 0:58:03 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ―薬草園に着く前に― [あちこちうろついている時に、先ほどおみくじクッキーを買った売店の店主と遭遇した。] フォルスー! えへへ、ありがとう! 自分でもびっくりしちゃったよ。 初めて見た! [挨拶と共に称賛されたので、嬉しくなった。>>2:348] ありゃ。いいよいいよ、 くしゃくしゃだろうと良い結果なので! [売店に戻っていくフォルスに手を振りつつ、たたまれた紙を広げて、中を覗いた。] (39) 2022/12/18(Sun) 1:01:04 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ…………。 [そして、店主からのコメントを確認し。>>2:347 一度、顔をあげてフォルスの背を見て、また紙を見た。] ……うん、わかったー! [追いかけて、詳しく聞きたい気持ちもあったけれど。 意見は頂いたので、 今は中を確認したことだけを伝えるに留める。 もし時間が許すようなら、詳細を聞いてみようと心に留め置いて、探し人を探しに行ったのだ。*] (40) 2022/12/18(Sun) 1:01:20 |
【人】 XIII『死神』 タナトス……君は命を何だって思ってるんだよ [ 若かったんだよ、なんていえば言い訳で。 あの時なんて返されたかな。 それ以来避けて避けてたんだ。 俺が言っていい言葉じゃなかった。 昔の因縁は俺と君には関係ない、 ……そう、そのはずで、 なのに、 『 どうして 』 君になげかけようとすることばは いつも同じものばかりだ。 どこからか生まれてくる、 俺の言葉で、俺には関係なくて、 でもずっときえない 呪いの言葉。 「どうして」いま思い出すんだろうね。 わからない? ……ほんとうは、わかっているだろうにね * (41) 2022/12/18(Sun) 1:03:32 |
XIX『太陽』 ヒナギクは、メモを貼った。 (a11) 2022/12/18(Sun) 1:10:57 |
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。 (a12) 2022/12/18(Sun) 1:25:21 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ うん、……こんな場合じゃ、ないね。 死神ジョークは受けが悪かったらしい。 ユグにそんな顔をさせたいわけでもないのに。>>21 ] 心配せずとも良いよ、 俺は死なないんだ すごいだろう……? [ 少し気分が良くないだけだよ、 アリアだって、あの子にだって 時間を使いたい相手がいるだろうし。 ユグが頑張っているところを 応援したかったな、 そんな気持ちを込めた けど。 心を読める能力は人にはつくられていないな。 ユグの頭を撫でる手だけはゆらゆらと。 ] (42) 2022/12/18(Sun) 1:26:26 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――失われる意識―― 死なないからと言って、無理をしていいわけでも、心配する必要がないわけでもありません。 死なないだけで、ご気分は悪いのでしょう。 [>>42こちらも心はわからない。 だから、なお撫でてくれる手を、僕に心配かけさせまいとしているように感じて、なおさら険しい心地になった。 お願いだから、無理だけはしないでほしい。 そう頭の中で何度繰り返しても、あなたには届かず。 意識を遠くに手放す様子>>43に、世界の崩壊よりも僕の胸は騒いでいる。] (44) 2022/12/18(Sun) 1:49:55 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a13) 2022/12/18(Sun) 2:05:18 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――売店:マドカと [ 薄ら感付いていた だから、"何が?" と 怪訝な色を見せた時も 然程も驚く事は無かった あの日のような失敗を犯さなかったのはそのおかげだった ――まあ、流石に。 安堵したなんて言われたら拳を握りしめたけど。 でも、じっと見つめるだけ 「 そっか 」って笑うだけ>>18 ] (46) 2022/12/18(Sun) 2:11:11 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ――パンドラの箱 初めてマドカと会った日 根拠も無く抱いた印象は ざわめく魂ではない 己の直感が告げた 純然たる不穏 『正義』と『力』ではなく マドカは、俺が触れない方がいい そういう類の性質を持っている気がした だから触れなかった。 世の中には知らなくていい事もある 知ることで、取り返しがつかなくなる 後に戻れなくなる 世の中にはそういう事が 意図せぬ所であまりにも転がりすぎている その上、触れる事で苦しむのは きっと俺ではなく相手の方なのだから ] (47) 2022/12/18(Sun) 2:11:17 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 本当に 嫌になる。 縛られたくないと願いながら 己は今既に 三つの箱庭がつきまとう現実 ] 箱庭、というのは これから行くかもしれない箱庭の事? [ そうであったとしても、そうでなかったとしても 「オーケー」って末吉を渡して ] " マドカの望むものは得られないでしょう " [ ありがた〜いお言葉を、笑顔で。 何か言われても「末吉末吉〜♪」ってへらへら笑うだけ ] (48) 2022/12/18(Sun) 2:11:27 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ぽつりと漏らされた音に マドカを見る>>20 そんな話、には笑った ] ん〜、そうでもないよ ただ マドカとお茶をしてみたかった それも本当の気持ち。 [ もう少し 続けるつもりの言葉はあった けれど果たして今、持ち出すべき事か 目にした光景が過ぎれば 答えを出せないまま ――先に向こうが声を継いだから。 ] そのままの意味だよ? [ そう言って、カフェオレに口をつけた ] (49) 2022/12/18(Sun) 2:11:51 |
【人】 [『 力 』 フォルス俺は、…… 箱庭に行く気は無いから この世界が滅ぶとしても 箱庭へ行く気は無いんだよね だから、最後かもしれない――ってワケ! [ 神様、とだけは言えなくて、でも あっけらかんと笑って ] (50) 2022/12/18(Sun) 2:12:41 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 聴かずとも、察する事くらいはある マドカがどんな選択をするのかも 故に訊いた時、答えにそう頓着する事も無かった ] 俺からも、せっかくだからいい? 気になってたんだけどさ 平等、だっけ>>18 その平等って 何で判断してるの? [ 別に、答えが返らないのならそれはそれ * ] (51) 2022/12/18(Sun) 2:14:27 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a14) 2022/12/18(Sun) 2:21:19 |
XIII『死神』 タナトスは、メモを貼った。 (a15) 2022/12/18(Sun) 2:32:40 |
【人】 IX『隠者』 アリア―― 薬草園へ [ クリスタベルとの話を終えて薬草園に戻ると そこにはシトラと――クロの姿があった。>>2:269 おや、と瞬きをする。 『節制』と『運命の輪』の因縁が残した感情は ふたりの間にぎこちない距離を作っていると、 無論私はよく知っていたから。 クロに誕生日プレゼントを贈るための フォル先生とのシトラの奮闘は一番近くで見ていたし、 …あの時は私もなんだか感慨深かったな。 ] ごめん、待たせたね。 …… お話はできた? [ 置いて帰るだけという当初の想定からは、 かなり大幅にオーバーしてしまったと思われるから。 それだけの時間があれば、 居合わせた二人が言葉を交わすには充分すぎるくらい ……だと、いいのだけれども。 ] (52) 2022/12/18(Sun) 3:00:33 |
【人】 IX『隠者』 アリア私の考えは――そうですね、 シトラと同じ、と思ってくれていいですよ。 少なくとも、何を選ぶかについては同じです。 私はそうすると決めているので。 [ クロに私の意見も聞かれるなら、きっとそう答えた。 もうちょっとちょうだい! とか言われるなら(?) ] …… こんな世界でも、 私達の中には、そこに大切なものがある人がいる。 それを叩き壊してまで行く箱庭なら もはやそれは「幸せな世界」ではないでしょう。 選択肢を与えられたところで、 天秤にかけるものの重みが違いすぎる。 本人はそうは思わなさそうですが、 マドカ風に言えば「平等じゃない」。 …… 彼に聞かれたら怒られそうですね。 [ なんて。内緒ですよ、と人差し指を立てた。しー。 *] (53) 2022/12/18(Sun) 3:01:49 |
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。 (a16) 2022/12/18(Sun) 3:03:15 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a17) 2022/12/18(Sun) 4:36:09 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 思案の海に沈む中、 ノックの音>>2:388に意識が浮上して、 次いで届いた聞き慣れた名前の半分に 心臓が叫ぶように鳴った。 どうして、が頭を占める中、 咄嗟に応えようとしたけれど、 そのための名前を持たない私は口籠る。 代わりに扉の前に佇めば、 隔てたこちらの気配を察してくれれば 言葉が続くだろうか。>>2:392 >>2:393 ] (54) 2022/12/18(Sun) 5:45:20 |
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