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【人】 XII『吊された男』 ユグ……そう、ですね。 アリアの言うことは、わかります。 僕も随分、そう思うようになってきました。 僕には、世界に思い出は、ありませんが。 それがある人もいる。世界が大事な人もいる。 それを無視しては、いけないと思います。 [もらった答え>>150を受け止め、自分の中に落とし込み。 ありがとうございます、と告げると、明日また会うことを約束して薬草園を離れる。 実際は呼ぶのではなく、直接先生を共連れてだったかもしれないが>>216*] (236) 2022/12/19(Mon) 1:40:15 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――先生の隣で―― ちゃんと、行ってくださいね。 見てますからね。 [>>216それを理由としなくとも、離れようとはしなかったが。 自分でも、どうしてこんなに弱っているのかわからない。 昨日、何もかもを吐露してしまったからか。 誰かに聞いてほしかった、誰かの声が聞きたかった、それがあなたならなおよかった。 本人からはもう手を離れたと思われているようだが、未だに"先生"を頼りたがる心がこんなにもあったのだと自分でも少し驚く。] (237) 2022/12/19(Mon) 1:40:40 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ……真面目に言ってください。 [>>220自分のことを指して『愛し子』と言われるのはどこかこそばゆくて、そんな風に一蹴してしまった。 けれど、照れくさいだけで、嬉しさはあり。 表情から面映ゆい心地は読み取れてしまったかもしれない。] (238) 2022/12/19(Mon) 1:40:57 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ先生は、かみさまをお慕いされてはいないのですね。 [>>221それも、然りだろうと今なら思う。 どうして、とは思わない。いま、これだけの証持ちたちを悩ませて、人々の命を奪おうとして。 『愛している』と言われても、困惑するのはわかるから。 理不尽に奪われる命。 未だに続いているらしい崩壊に思いを馳せる。] (239) 2022/12/19(Mon) 1:41:15 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 神の姿が既に消えた後 通信機を取り出し、端末を操作する。] ……こんばんは。 突然、驚かせてごめんね。 少し話……いいかな? とりあえず花畑辺りで……どうだろう。 [ 送信先はタナトス。 この端末に連絡を入れるのは、洋館に来て初めてのことだ。 既に寝ているか、無視されたとしても仕方が無い、と 特に連続で送ることはせずに。 花畑のベンチでぼうっと座り、待つことにした。*] (240) 2022/12/19(Mon) 1:41:20 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[>>226再び、今の、"ユグ"の、答えを問われるなら。 少し緊張したようにまごつき、一度息を呑んでから。] ――僕は、 夢物語、と笑われるかもしれないですが。 ここを更地にして、あたらしくやり直すのではなく。 今の状態から変えていける、変えていきたいと、思います。思うように、なりました。 [そう、答える。] (241) 2022/12/19(Mon) 1:41:46 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ幸せな世界、を作るのに、今がそうでないから壊してしまう、新たな真っ白な世界ならうまくやれる、ではなく。 今ある世界を残し。この世界で、皆と過ごし、ながら。 人々の意識を変えていけないかと、思います。 ヒナギクみたいに、外に出ている人も、います。 それだけでなく、世界に強い悪感情がない人も、いますし。 それこそ先生の言うように、理不尽に命を奪う必要は、ない。 僕らが幸せに暮らすのに、今の世界は必要、だと思うように、なりました。 [その計画も立っていない。 何も、勝算なんてないのだけれど。 それでも世界を壊して作る幸せは、きっと虚構だから。] (242) 2022/12/19(Mon) 1:42:04 |
【人】 T『魔術師』 シン―― 回想・7年前・とある邂逅 ―― あれー? どしたの、フォル兄さん、……と、 [ その時通りがかったのは本当に偶然で>>0:456、 片付け途中の廊下の有様を見れば、 何かあったのかなと少し心配にはなったけど。 フォル兄さんの笑顔と、 それから渡された小瓶を見たら>>0:456、 そのまま笑顔を保ったまま、 「わかった!」なんてあっさり引き受けた>>0:457。 フォル兄さんの笑顔の向こうを察することはなく、 単純に「気分の優れない子がいた」、それに納得をして、 ……だけど、どうして自分で渡さないのかな?って、 小さな疑問は持ったまま。 扉の向こうを見たら――その訳は、 なんとなく分かってしまった。] (244) 2022/12/19(Mon) 1:47:57 |
【人】 T『魔術師』 シン[ 最近洋館にやってきた、『正義』の証持ちのマドカくん。 教典の内容を知っていれば察することの出来る話、だけど、 ……証持ちたちが、過去に振り回されてしまうのは、 やっぱり、ちょっぴり、 哀しくなる。 ]マドカくん! 大丈夫? これ、あげるね! きっと美味しいから、気分も良くなると良いけど [ でも、そう、これくらいの嘘くらいはぼくには簡単で、 それはフォル兄さんの言うことを叶えるためでもあり、 マドカくんに受け取ってもらうため、だった。 そうすることが、きっと良いんだって、思ったから。 後日。闊歩する大型犬……?を見たら、 ]うん、たぶん、正しかったね、って、 思うことになったんだけど。 (245) 2022/12/19(Mon) 1:48:29 |
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。 (a58) 2022/12/19(Mon) 1:48:43 |
【人】 T『魔術師』 シン[ マドカくんは、よくヴェル兄さんについて回っていた。 それが、……なんというか、 ヴェル兄さんを取られた!みたいな 思いもなくもなかったんだけど、 ぼくももう、ヴェル兄さんにくっついて回るような 歳じゃなかったからね。 むしろ、年下の子が洋館に増えて、 自分にも兄という意識が、 芽生えてきていた頃だった。 ぼくの父さんは島群系の人で、 マドカくんも島群の方から来た、って聞いたから。 父さんから教わった折り紙に、 きみを誘ったこともあったかも? 島群風の衣装を頼んで、きみの前で着たこともあったかな。 あ、でも、島群も文化は色々らしいね。 だからマドカくんにはぴんと来なかったかも。 結局その服は、ぼくがなんとなく気に入ってしまって、 今でも着てるっていう、そういう話、なんだけど。] (246) 2022/12/19(Mon) 1:49:10 |
【人】 T『魔術師』 シン[ どころか――ちょっと、考えた。 例えばぼくが幸せなら、 ぼくにもいずれ不幸がやってくるのかな? ぼくだけが幸せなのはいけないから、 ぼくも不幸にならなくちゃいけない? ――『証持ち』は、不幸でなくてはいけない? ] (248) 2022/12/19(Mon) 1:50:34 |
【人】 T『魔術師』 シン[ すぐ答えられなかった、ぼくの 罪 。ずっと笑っていることで、 ぼくが不幸でないと思わせられたなら、 きみの考え、すこしは晴らすことができる? そんなぼくと、マドカくんの今がどうなってるかは、 さて――?* ] (250) 2022/12/19(Mon) 1:51:46 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a59) 2022/12/19(Mon) 1:54:00 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ……だけどね、その世界の中にいるのは、 『証持ち』だけじゃない。 父さんや母さん、職員さんみんなが居て、成り立つ世界だ。 考えてみれば、分かる話。 それをこの世界の危機に、ふと、思い出す。] (254) 2022/12/19(Mon) 1:54:06 |
XVU『星』 エトは、メモを貼った。 (a60) 2022/12/19(Mon) 1:54:07 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ――でも、それが世界を存続させる理由にならないぼくは、 どこかおかしいのかな? 生まれた時から、普通の人間でもなければ、 証持ちとして普通じゃないぼくには、分からない。] (255) 2022/12/19(Mon) 1:55:18 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ぼくと、父さんと母さん。 ……普通が何なのかよく分からないけど、 ぼくはこんなだから、ずっと二人と一緒に暮らしてた、 という感じではなくて。 時々三人で過ごすことはあったけど、 むしろヴェル兄さんの部屋に 居座ってた夜の方が多いと思う。 二人がぼくを大切に思ってるのは知ってるけど、 ぼくから見ると、……職員さんたちが向けるものと、 区別がつかなくて、 でも別に、それが寂しいと思ったことはない。 ぼくにとって、"普通"だから。 ] (256) 2022/12/19(Mon) 1:56:12 |
【人】 T『魔術師』 シン[ みんなが幸せならそれが良いし、 みんなと一緒に居られるなら、 それは幸せなことだ>>1:434。 例えみんなが仲良くないとしても、 それがきっと、ぼくの幸せではあるんだろう。 だからね、ぼくはここでぼくを終わらせることだけは、 選ばないだろうね。 でも……世界の滅びと一緒に終わりたいと思う子も、 中にはいるのかもしれない。 だけど、ぼくにはきっと、 ……それを止めることが出来ない。 ぼくのような人間を見て、不愉快だと思う人は、 あんまりいないのかもしれない。 だけど『信』じられるかどうかは別じゃない? ぼくが何かを言ったところで、 心の内を打ち明けてくれる子の方が、 もしかしたら少ないのかもしれない。 ……うん、だから、カルクくんと話せたことは、 良かったなってこと! 閑話休題! ] (257) 2022/12/19(Mon) 1:57:24 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ……さっき、カルクくんに話して思ったけどね、 もし、世界が滅びなかったとして、 「22人が揃っても世界は滅びない」というのが、 外の世界の当たり前になったとしたら、 ――みんなは、洋館から居なくなってしまうのかな。 でもぼくには、行く場所も、帰る場所もない。 "外の世界"にぼくの居場所なんて、最初からない。 "外の世界"はぼくのものじゃない。 やっばり、世界の行く末なんて、 ぼくにとっては他人事でしかないんだ。 崩壊する世界を知ったところで、それはそのまんま。 そこに暮らす人々のこと、……よく分からないから。 ぼくが会うことがない人たちに、特別傾ける心もない。] (258) 2022/12/19(Mon) 1:59:10 |
【人】 T『魔術師』 シン[ みんなが離れていくこと、 みんなから取り残されること、 それが一番、 寂しくて、怖くて、苦しくて、嫌だな。 じゃあ、やっぱり、いっそ――? ] (259) 2022/12/19(Mon) 2:00:10 |
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。 (a61) 2022/12/19(Mon) 2:02:06 |
T『魔術師』 シンは、メモを貼った。 (a62) 2022/12/19(Mon) 2:09:15 |
【人】 [『 力 』 フォルス――売店:マドカと [ 胡乱気な表情にまあまあなんて声をあげながら>>176 もしもマドカが大大吉を引いていたなら 俺はなんと答えたのだろう 開かれた箱は末吉だったなら、関係無い事か ] それがわかったら苦労しないんだけどな〜 幸せな世界とか? [ 言いつつ、とりあえず本人に答えは求めておく ] (262) 2022/12/19(Mon) 2:16:37 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ここから先を論ずる前に言っておくと 俺は今、マドカの箱の中を少しだが見た いや、見たというよりは まったく理解を超えていたのだが ありのまま今起こった事を話すと マドカと話していたと思ったら>>177 いつのまにかマドカと話していた>>179>>181 何を言ってるかわからないと思うが 俺もわからなかった ] (263) 2022/12/19(Mon) 2:17:15 |
【人】 [『 力 』 フォルス――回想:袖を引いた少女 [ 見えない場所にマドカの其れがあるということ 初めて知ったのはもう何年も前の話>>180 ] ――ん? ヒナギク どーしたの? [ 引かれた袖に笑顔を崩す事は無くとも 唐突な言葉に 少し戸惑ったのを覚えている。 それでも少女――ヒナギクが 学びを得ている存在の事、 彼女が実際にそう呼んでいる存在の事 知らない程に 暮らしの情報に疎い訳では無い ] (264) 2022/12/19(Mon) 2:17:54 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 目に見えるもの 見えないもの その言葉だけでは結びつける事は出来ず 痛みは、大なり小なり皆が抱えているもので けれど今日 少女がここに足を運んだ意味 そうではない何かが起きた事くらいは いくら適当男でも察する事は出来た ] (265) 2022/12/19(Mon) 2:18:10 |
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