165 【R-18】シュガートースト、はちみつミルクを添えて
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| [確実な事なんて、何一つありはしないのだ。 あの日、いつまでも続くと思っていた日常が、急に終わりを告げたように。] …………着いたぜ。ここが、俺ん家。 [気が付いたら、もう家だ。『旅行』の、終わり地点。 ここでお別れだな、と言おうとしたのに] (13) 2022/08/07(Sun) 12:20:22 |
| (14) 2022/08/07(Sun) 12:21:38 |
| >>15 とびっきりのヤツ、描いてやるからな。 [……なんて、実現するかどうかも分からない約束をして。] 全部、じゃないな。一部はそっちの倉庫に運んどいてくれ。 ………よろしく頼むわ。 [ >>16 外にある物置にを指差し、嵩張るものや荷車をしまい込む。その後、鍋などの物品を部屋へ運ぶ。] (17) 2022/08/07(Sun) 12:57:53 |
ただいま。
……ほら、あがってけ。
[部屋の扉を開けて、ジャヤートを家内へ招く。
母と、自分と、業者以外の人物が来たのは初めてである。]
俺、ちょっと片付けとかあるから……疲れてるだろうし、休んでっていいぞ。
[なんて。ただ、長居させるだけの口実を作る。]*
[あがっていけと言われて、少し迷い]
……んー、じゃあ、少しだけ休ませてもらうわ。
腹減ったし、あいつら心配してるだろうし、
早いところ待ち合わせ場所に行かないと。
[人を1人乗せた荷車は重かった。
だから休憩できるのは助かるのだが。
仲間を放置するわけにもいかず、
かといって彼女と別れるのも名残惜しく、
ジャヤートはどうしたものかと悩み続けていた]**
[悩みながらも、家に入ってくれて安堵したが]
あ、そっか……
お前にも、帰るところがあるんだったな……
[鍋類の片付けをしている間に、聞こえた声で思い出した。
彼には、待っていてくれる人たちがいるのだ。
そう、長くは持たない。引き伸ばそうとしたって途切れてしまう。『あの日』の事が、またフラッシュバックして。]
…………ヤだよ…………帰んないで…………
離れたく、ない…………
[本音と涙が同時に溢れて、止まらなくなる。]*
あ……、おいおい、泣くなよ……!
[彼女に泣き出されてしまい、狼狽えた。
その末に彼女に歩み寄り、抱き締めようと両腕を伸ばす]
帰るなって言われても、居候するわけにもな……。
俺みたいのがそばにいたら、
ユゼに迷惑かかるだけだしさ。
[言いながら、思いが固まるのを感じる。
やはりそばにいるべきではないんじゃないか、
そのほうが彼女のためになるだろうと]**
……じゃあ帰るなよぉ……
ずっと一緒にいろよぉ……
もう、一人、やだ……
[
伸ばされた腕の中に収まると、更に感情があふれて止まらなくなる。
独りになったあの時からずっと、隠した本当が止まない。
困らせると分かっていても、どうする事もできない。]
迷惑なんて言うなぁ……おま、お前のせい、お前、の…………
[子供みたいにみっともなく泣きじゃくった。
こんなに、こんな風になるだなんて思ってもなかったのに。]**
あー……もう……
泣くなっつーのに……
[泣きじゃくる彼女を抱き締めて、優しく髪を撫でた。
どう考えても、離れたほうが
彼女はまともな暮らしができそうなのだが]
じゃあ俺たちについてくるか?
俺の女になるか。
お前の飴、高く買ってくれそうな奴を
数人知ってる……。
[彼女が少年だったなら売り飛ばそうとした相手とか、
珍しいものなら盗品でも買う人とか。
ジャヤートには商売相手がそれなりにいた。
盗品売りより多少マシな生活になるかもしれない]**
[元々、母はここの出身ではない。「遠くから来たの」としか教えてもらえなかった。
単に、行く場所がどこにも無かったから。
それがずっと住んでいた理由である。
「絵」を描けなくなるのは嫌なので、売り飛ばされるのは御免被りたかったが。
「絵」を描いて、暮らしていけるのなら。極論どんな場所でだって生きていける。
この先がどうなるかなんて、分からないけれど。それでも迷うことなど無かった。]**
[即答で返事をするのを聞くと、
嬉しいよりも、少し戸惑ってしまった。
そんなに簡単に今までの生活を捨てられるのかと]
……独りで暮らすって、そんな辛いものなのか。
なら、ユゼ。
これからずっと一緒だ。
[彼女と離れずに済んだことに安堵が湧いて、
一度彼女を強く抱き締めた。
仲間が増えるきっかけなんて、いつも些細なものだった]**
うん。
嘘、だったら、許さねぇぞ……
[ 『ずっと一緒』
その言葉がひび割れていた心を埋めていく。
呼応するように、強くつよく、抱き締めかえした。]
こんな嘘つくもんか。
[彼女の髪を優しく撫でて、そっと顎に手を当てた。
誓いの印になればと、静かに唇を近づける。
彼女が応じてくれるなら、触れるだけの、
少し長めのキスをするだろう]*
[何も言わずに頷いた。
優しく触れる手が心地よくて、そっと目を閉じる。
了承の意だと、伝わるだろうか。]*
[彼女が目を閉じるのを見て、
静かに唇を重ねる。
触れるだけだけれど、
感触を確かめ合う時間をゆっくりと過ごして。
離れた後にはもう一度、
彼女を両腕でしっかりと抱き締めた]**
| [ーーーー数日後。]
ジャヤート、今日はどこ行くー?
[砂糖を煮詰めて溶かし、『金魚の絵』を描く。 調子は上々。
天気も良いし、きっと売り上げもいいだろう。 根拠なんてないけれど、そんな気がした。] (19) 2022/08/07(Sun) 21:06:32 |
| [あの日 >>$37から少し後。 俺は古住まいから出て、生活用具一式を荷車に積み込み、ジャヤート達の拠点へと引っ越した。 馴染みの店にだけ挨拶回りに行った。 出て行く事情は尋ねられなかったが、隣にいる男を見て薄々察されたらしく「お幸せに」という人もいた。 新生活は、慣れない事もあったけれど。今はなんとか落ち着いている。]* (20) 2022/08/07(Sun) 21:13:24 |
| [ジャヤートからの返事に >>22>>23自然と笑みが溢れる。] お、いーじゃん。 よっしゃ、気合いいれて行きますか! [静か過ぎた以前の生活から一転、思っていたよりもはるかに大所帯でびっくりはしたが >>21好きに「絵」を描けて、褒めてくれる人が多い環境というのは悪くなかった。 接客中の笑顔も、少しずつだが作り笑いではなく自然に笑えるようになっている。] (24) 2022/08/07(Sun) 22:02:09 |
| [……母が居なくなったあの日に、一人だけで生きていく事を決めたのに。今は、「助け合って生きる」という事を知りつつある。
先の事は本当に分からないものだ。]
(昔の俺が見たら、どう思うんだろうな)
[本心を隠して生きてきた日々が、たった一晩でひっくり返ってしまった。…………あんな出会いだったというのに。よくもまあ、心も体も許す気になれたものだ。我ながらチョロい、と思いつつ。
彼の優しさと温かさを知ってしまったから。 落ちる時は一瞬である。] (25) 2022/08/07(Sun) 22:11:32 |
| …………あ、花。
[そういえば花瓶に活ける花を用意するのを忘れていた。 前の家から持ってきて、とりあえず個室に飾ったはいいが。肝心の花はまだ用意出来ていない。]
ジャヤート、花を飾りたいんだけどさあ……お前、好きな花とかある?*
(26) 2022/08/07(Sun) 22:16:32 |
| >>29牡丹一華なあ…… 確かに、この辺じゃあ見かけないな。 あ、明日行くアイツに頼めば用意してくれるんじゃね? お代と一緒に掛け合ってみるか。 [意外な名前が出てきて、少し驚く。 牡丹一華。確かに綺麗な花であるが、そういう花を好んでいるとは知らなかった。 ……ジャヤートの事は、まだまだ知らない事の方が多い。 どうして、この場所にいるのか、女性を商品にしない理由だとか、好きな物嫌いな物など……知り合って数日だから当然といえば当然なのだが。 俺からもまだ、話せていない事の方が多い。 時が来たら、少しずつ語り合おうと思う。 ずっと一緒にいたいから。] (30) 2022/08/07(Sun) 22:53:29 |
| [雑談をしながら、今日の仕事の準備も抜かりなく行う。
一人では時間がかかるから、急いでいた屋台の用意も今では手伝ってくれる人達がいるからあっという間だ。]
よっしゃ、出発ー! いい客に出会えますように!
[拠点の人たちに見送られながら、荷車をひいて進む。
今日の売り上げはきっと良くて、帰ってきたらその事を子供たちに自慢したりして。そんな風に過ごすのだろう。]** (31) 2022/08/07(Sun) 22:59:28 |
| >>32決まりだな。 [了承の言葉を貰えたので、明日は「お得意様」に掛け合う事にする。すぐには手に入らないかもしれないが、まあ気長に行こう。] (36) 2022/08/08(Mon) 12:53:25 |
| [此方にやってきてから、屋台販売は格段に楽になった。荷運びや呼び込みをしてくれる人たちがいるから。 >>34その分、俺の「絵」を描く仕事が増えたけれど。手伝ってくれる人や、糖画をやってみたいと言う人たちもいるので疲れるけれど苦にはならなかった。 「ユゼが来てから、みんな明るくなってきたよ」と礼を言われる事も度々ある。 ……お礼を言いたいのはこちらの方だと、むず痒い気持ちになりながら礼を返す。] (37) 2022/08/08(Mon) 12:54:03 |
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