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【人】 2回生 ターコイズ― 後日談:好きな人を両親に紹介することを忘れていた頭花畑娘 ― [グランドの最後を締めくくる花火が、夜空を彩り。 咲いた光の華よりも、 満面の笑みの君の方に見惚れてしまうのよ。 指きりげんまん。嘘はつかないと信じてる。 来年の貴方とまたここで花火が見たい。 花火に目を輝かせる、君を見たい。 未来に想いを馳せる君がみたいんだ。 最後の花が空に散っても。 私たちは暫くは時計塔の上にいた。 私は、君に抱きしめられているから寒くないけれど 君はどうだったんだろう。 少しだけ、寂しそうに囁く君。] ――わたしもね、一緒にいたいなって 思ってたのよ。今夜。 [ね。今夜だけじゃなく ずっと一緒にいられないかなぁ。と囁き返す。 君を望んでいると、伝えたい。 楽しい思い出ごと、君を抱きかかえて眠りにつこう。 貴方の幸せを、私はとなりでみていたいから。] (122) 2023/06/28(Wed) 20:49:02 |
【人】 2回生 ターコイズ[そんなこんなで後日。 寮を超えてのルームメイトは可能だったのかどうか。 そうであるなら私は卒業までにお母さんになりそうだ。 そうでなくても。何だかなりそうな勢いである。 駄目なら、飼育場の着替え小屋に君を引きずり込んで 其処で夜を明かすこともあったかも。 さて。そんな冬に入るある日のこと。] ……あ。忘れてた。 [頭お花畑は継続中。 親には好きな人がいるから夏はすぐ帰る!とは 夏季休暇中に伝えて、それっきりだ。 ミミズク便も放置していた。 私は暫し目を泳がせて――] い、いっしょについてきて、くれるなら。 挨拶してくれたらうれしい、な。 ずっと一緒にいたい、家族になりたい人なのって。 紹介したいから。 [君といるのが幸せすぎて忘れていたなどと 私はちょっぴり、いえかなり反省しました**] (123) 2023/06/28(Wed) 20:49:18 |
【人】 2回生 ターコイズ― 後日談:家族に紹介するために ― [卒業と同時にデキ婚します!が最初の挨拶になるところだったかもしれない。 セーフである。ターコイズ・レムノはちょっと抜けたところがあった。 ずっと一緒にいたいと願ったのは互いにで。 君とルームメイトになれたことで再び頭がお花畑であったのも 一因なのではないかと思う。 君を抱きしめ返していれば、温かさに心がほっこりする。 抱きしめるだけで終わるわけは当然なく、 君が私の危険日に関して察しているがそのままベッドになだれ込み。 というのも多々あった。 ――そもそもどうやって察するの?と もしそのことを知ったら尋ねるかもしれないが。 匂いでと知ったら思わず赤面しそうである。閑話休題。 冬の年末年始含めた長期休暇。 当主と跡取りが他の魔法使いの家をあいさつ回りすることになるのが恒例だが 君の存在を手紙で送ったっきりだったものだから。 もし2人で挨拶に行くよと放置プレイしてる実家からの手紙に返信したら 我が家はそれらを後回しにしてご対面の状況を整えるに違いない。] (156) 2023/06/29(Thu) 11:47:02 |
【人】 2回生 ターコイズ そうね!しょうがないわね! [毎日ゆうべはおたのしみだったしね! 色々調べることがあったり、魔法生物のお世話をしたり 充実してたからね!!とあわあわしながら言い訳タイム。 私の机の上に放置されている大量のミミズク便のお手紙からは きっとり目をそらしながらであった。] 嬉しいわ。 ―― 一緒に、かえりましょ。 [私の家も、君の家理論である。 結局今日も難しい話の後は体同士でお話合い。 ところで今日は――……] あら。うさぎさん? ……ふふ。兎って年中発情期なんだっけ。 [しかしきわどい。お胸がこぼれおちないだろうかこれは。 君以外見ちゃいやよ?と言うから 恥ずかしがっていても結構ノリノリの私であった 君と今夜もおさかんな夜を過ごすことはほぼ、確実である。] (157) 2023/06/29(Thu) 11:47:14 |
【人】 2回生 ターコイズ[ところで。 我が家は北欧の森の中にある。 森の中というけれど、魔女や魔法使いの隠れ里的なところだ。 私の一族の人間らが密やかに住む場所ともいえようか。 人の世界や学院までの列車が通っている 駅に行く時には暖炉から魔法の粉使って 近場のスポットまで転移すればいいし 強ち不便に感じてはいなかったが。 ……もしかして、君は転移スポット使うの初めてかしら。 使って、光の渦が収まったら 某北欧の白いカバの家のようなものがあちこちにある 不思議な場所にたどり着くのだから。 今から君の驚く顔が楽しみね。と 私はうふふと、微笑んでいる。**] (158) 2023/06/29(Thu) 11:47:24 |
【人】 2回生 ターコイズ― ケモミミメイド喫茶の存在を知る ― え、そんなものがあるの? 素敵ね! [オベロン様はイイ女よね。出してくれるココア美味しいし。 私もいきたいわねぇ。と返す私は 嫉妬どころかうんうん、と君の言葉に頷いている。 うなずいて――] うんうん……うん??? [私の?みたいの? いいけど……と返したのが服飾クラブと君の共同作業の開始の合図か。 後日の私は、に、似合わないのでは…… とかいいながらもじもじと白ニーソを引っ張ったり 零れそうな胸をブラウス越しに持ち上げてたりという状態で 君専用メイドさんが爆誕するのでありますが。 ……その恰好の私がその後どうなったかなど 想像も容易でありましょう。*] (160) 2023/06/29(Thu) 12:02:09 |
【人】 2回生 ターコイズ― 後日談:隠れ里にご招待 ― [多分デキ婚挨拶だと周囲が大混乱になったろうから 一般論的にも良かった。セーフセーフ。 人の文化になじみのある私より、君が気づくということで 自分がどれだけ頭はッぴっぴになってたかに気付いてちょっと恥ずかしい。 だが元から少し抜けたところがあるので さもありなんと同じ部活の面々だと思うかもしれないが。閑話休題。 君と沢山家族計画を考えている私は 手を打つつもりもないので、来年の今頃はそうなっている可能性は高い。 寧ろ3人で里帰りとかありそうである。 ところで。 娘はやらんというテンプレート的なあれ其れに関しては 武力行使じゃないよ!?寧ろそれをしたら 父が地面に埋まってしまう。それくらい弱い!と 娘は力説した。戦闘技術は大丈夫だと念を押しておいた。 我が父の命は守られた……はず。きっと。] (166) 2023/06/29(Thu) 13:08:01 |
【人】 2回生 ターコイズ[色々充実した日々を過ごした結果、 家族のひっきりなしの相手は誰よ!?の催促のお手紙が 後回しになっても仕方ない。 サプライズもいいよね。ええいいはず。とってもいいはず。 ということで机の上のお手紙は 定期的に処分はされても沢山また山になっていた。] ほ、ほんと? ……最高なら、よかったわ。 [ぴょこ。とお尻についているしっぽ飾りを揺らして はにかむ様子も喜んでくれるのかしら。] (167) 2023/06/29(Thu) 13:08:13 |
【人】 2回生 ターコイズ[ストレイトシープの毛で作ったふわもこ防寒着を着て、 故郷に転移をするのは。自分にとっては何時ものことで 君にとっては色々初めての経験だったろう。 初めての転移は、知ってる人と手を握らないとできないが 次回からは1人でいける。とはいえ それを内緒にして手をつなごうとしたら怒られるかしら。 朗らかに笑う、君にこっそり思う。 ついた故郷は夏よりも冷たい風を吹かせ 針葉樹は未だ緑を保つが、広葉樹は纏っていた葉を腐葉土に変え 土地を肥えらせ、大地の匂いをこの地にもたらしていた。 雪の下であってもそれは、においたつ。 君が鼻をひくりとさせるのをみる。 君の目から、涙が零れるのを、見た。 私は。嬉しそうな君の声を なきながら、懐かしい場所だという君を見て。 思わず背伸びしてぎゅっと、抱きしめる。 ――ここも、あなたの故郷になればいい。 きっとなるわ。] (168) 2023/06/29(Thu) 13:08:38 |
【人】 2回生 ターコイズ 私も大好きよ。 ――ここを気に入ってくれて、嬉しい! [君が嬉しそうに笑う姿をみていた くるくるっと抱き上げられて回りながら、 私も嬉しくなっていっしょに、わらって。 ――その光景をじっと見ている10の瞳。 つまりは私の弟妹たちなのだけど。 彼らが両親を呼びに行く際に伝えたことはこうである。] ”ねえちゃんが、ぶんぶんされてる! すっごいでっかいひとに!” [報告に慌ててやってきた両親は バカップル状態の2人を見て。口をあんぐりさせるのであった*] (169) 2023/06/29(Thu) 13:08:48 |
【人】 2回生 ターコイズ― ケモミミメイド喫茶いこうね! ― [多分古書クラブの面々からの知識を総動員して ケチャップで♡書いてくれるオムライスとかあるんだっけ? ココアだけなの?ま?とか 何かメイドさんたちに質問してそうである。 あと、イイ子いい子はされてみたい。多分桃源郷だ。 体験した後に、完璧なおひざまくらないい子いい子を 君にしようと私は決意した。 君が挙げる良い女、は私の知る限り確かに。と思う。 審美眼が優れているのねと感心して。 アカツキに関してはリリス同様、ちっちゃくてかーわいぃ!と 私の何かのスイッチを押すことになるのは余談だ。 この学園には良い女が多いのね! でもその中で私を求めてくれているというのは、頭はッぴっぴにとって とっても嬉しい事、だったりする。閑話休題] そう、なの? ……その、ね。私もフォボスに、なら。 [見て欲しいな。ともじもじ照れながら言えるようになったのは 確実に君の肯定感をあげてくれる言葉たちのおかげである。] (181) 2023/06/29(Thu) 15:50:15 |
【人】 2回生 ターコイズ[メイド服を着た際には褒め続けられて 照れながらも嬉しいとなったあとは。 たっくさんご主人様にご奉仕してメイドさんのお洋服が クリーニングに直行したのはいつも通りである。 まさか自分のメイド服写真がかわゆネットワークを構築して 共有されているとは思いもしていないのだった。 さて。後日の執事服な君を見て。写真を撮りまくっては アルバムに大事に挟んで時折にっこにこしながら眺め 時に飼育クラブの2人に見せてかっこよさを共有したりするのは余談だ。 似たモノどうしである。*] (182) 2023/06/29(Thu) 15:50:28 |
【人】 2回生 ターコイズ―後日談:そしてレムノ家当主は失神したー [部活の面々がはっぴっぴモードの私の状態から 根掘り葉掘り聞いてはきゃーきゃー言ったりと コイバナ楽しみつつ天馬をお世話したりとか そんな日常が繰り広げられているころ 君は一生懸命牧草ロールを運ぶ手伝いをしてくれているのだろう 働き者ってかっこいいでしょ!と惚気る声までは 届いてないはず。多分。 3人が4人になり、時に2人いっぺんに増えたりとか 大体そんな感じで過ごしていけば はっぴっぴがうるとらはっぴっぴになるだろう レムノの家は多産の家系なのでどっちかがセーブしなければ そりゃもう大家族にすっくすくなることであろう。 肉体言語で語り合うの?オークって。 もし子供ができて娘なら。彼ぴっぴをつれてきたときに フォボスに一発でなぎ倒されることになるのだろうか。 私は子が女の子なら、筋肉教徒にするかと決意した。 そこでフォボスを止めず、精神でのどつきあいにさせないあたり 君に首ったけなのである。 相手はここよ! と手紙は散々無視され現地で紹介される両親の反応やいかに。] (183) 2023/06/29(Thu) 16:14:46 |
【人】 2回生 ターコイズ[目を離すとすぐ良い女ウォッチングに向かう君。 その目利きは正確で、キャメロットはそういうイイ女が多いものだから そうなっちゃうのはわからないでもないけれど あまりにふらっとしそうなら こっちを見てて?となるのも最近示すようになった我儘だ。 幾ら森におおわれていても、冬は冷たさと死を招く。 防寒対策をと伝えた結果、最初に七色ローブを示され 思わずすんっ……という顔になって止めたのは余談だ。 今のレッドローブでよかった。かっこいいし似合ってるし。 私は隣で手をつなぐ君を見てほっとしている。 次は腕に乗っての移動でもいいかも、とか内心思っていたりする。 ――今はどこにあるかわからない そんな君の故郷と私の故郷の香りは近くて。懐かしい。 君の様子があまりにも切なくて、かなしくて。愛しくて。 私は、ここが好きだと言ってくれた君が 大切でしかたない。] (184) 2023/06/29(Thu) 16:15:25 |
【人】 2回生 ターコイズ まぁ、ベリル、サフィー、ルビィ、アクア! マリン迄いるじゃない。どうしたの一体。 ……へ?フォボス? [お家で待ってるって言ってなかった? と思ったらこいこい、手招きするフォボスに近づく5人 ほいほい近づいてはきゃーきゃーとぶんぶんされて 喜ぶ弟妹たちは確実に私の弟妹である。人見知りさんはどこに。 基本隠れ里の一族の面々は多産である。 昔は成人まで貧困やらで育たなかったのが原因だとか。 それに、成人したら便利な都会に皆出て行ってしまうので 隠れ里の総人口はあんまり多くないのは余談である。 そんなこんなでわっちゃーしてたり バカップル状態になりながらしてたら両親がやってきて。 開口一番の君の言葉に。 あ、父さん倒れた。] (185) 2023/06/29(Thu) 16:15:42 |
【人】 2回生 ターコイズ[あらあらまぁまぁ。よろしくねぇ。と 母親の方はほほ笑みながら歓迎している。 因みに私の背を20pくらい低くして 胸とお尻をもうちょっと盛ったら母だ。 私と姉妹と言っても変わらないフェイスである。年齢どこいった。 歓迎の宴の前に私もぶんぶんしてー。とかいうあたり確実に私の母である。 弟妹らは、母さんの次もっかい僕やら私!やらいっている。 とりあえず私はある程度はフォボスらを見守った後 倒れた父親を担いで家に運ぶことにした。 レムノさんちにでかい婿が来たぞ。と 近所で噂になるのもあっという間であったとか*] (186) 2023/06/29(Thu) 16:16:15 |
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