人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

はあ…

[言っている事が分からないわけじゃない。
ただ、ついさっき自分の恋心に気付いた俺には
他の誰かとかいう話が全く響かないだけだ。
右耳から入って左耳へスルーなのだ。

言われるままにベッドに移動して
やっぱりまた失敗したらしい事に肩を落とす。
彼は二人でしたかったんだろうか。
じゃあなんで俺はまだここに置いてもらえてるのか。

考えても考えても全然分からないので投げた。
いいや。結果としてはいても良いって事になってるし。
それより宿題だ。なに食べたいか考えないと。]

あの、葛西さ――

[戻ってきた相手に声をかける前に引き倒され
また訳が分からないままベッドに沈む。

あれ、なんか前にもこんな事があったような。

……。

駄目だ。思い出せない。]
(-3) 2020/10/24(Sat) 23:27:04

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[ここで何か話しかけるほど空気読めない訳じゃない。
黙って抱き枕に徹してしたら寝息が聞こえてきて
そこでようやく身体の緊張がほぐれた。

ビビッて緊張してた訳でもない。
これ位の距離、今までだったら自分から詰めてたのに
今は彼の寝息が肌にかかるだけで気恥ずかしい。
自分の知能指数が急激に下がったような気すらする。
けど嫌な気はしなかった。

もうちょっと寄ってもいいかなとか
抱き締めてみてもいいかとか、
眠ってる相手の腕の中でぐだぐだやってるうちに
俺の方もいつのまにか眠っていたようだった。

結局宿題の答えは考えないままで、
もし起き抜けに聞かれたなら「牛丼」と答えるだろう。

彼がまた何か作ってくれるかも、とは考えたけど
手料理なんて俺には「欲」にあたるので
その可能性は封印されてしまった結果の牛丼だった。

牛丼。
それは店がどこにでもあって
簡単にすぐ食べられる物の代名詞。]*
(-4) 2020/10/24(Sat) 23:27:23

【人】 サラリーマン 御門 涼司

[最初は怒っているからかと思っていた相手の態度。
それが素なんだと気付くのには時間は掛からなかった。
言葉遣いや態度が職場でまるで違おうと、
そもそも一人称が変わっていようと根っこは変わらなく見えたので
俺には些末な事ではあったのだけれど。]

僕と俺、たまに間違ったりしません?

[そんな素朴な疑問を訪ねたのは
彼とプライベートで関わるようになってどれくらい経ってからだったか。]
(9) 2020/10/25(Sun) 0:02:51
サラリーマン 御門 涼司は、メモを貼った。
(a1) 2020/10/25(Sun) 0:05:05

【独】 サラリーマン 御門 涼司

/*
そういうことかー(猫飼い主
(-11) 2020/10/25(Sun) 1:12:13

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[週明け、何にもなかった顔をして会社で顔を合わせた。
宣言通りに本当に何もなかったみたいに。
そりゃもう完璧なまでに。

それから一週間、普段通り以上の何の接触もなく
何の連絡もなく過ごして、訪れた次の週末。]


 ・歯ブラシ
 ・下着
 ・豆腐
 ・もやし2袋
 ・大葉


[仕事の帰り際に唐突に送ったショートメッセージは
一目で仕事とは何ら関係のないものだと伝わるだろう。]
(-14) 2020/10/25(Sun) 2:02:10

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[お使いが上手に出来たのなら
豆腐はその晩、和風おろしの豆腐ハンバーグに化けただろう。
付け合わせには葉物のサラダ。スープはやたら具沢山に。

もやしは一袋は茹でてめんつゆと味ぽんと
ラー油ごま油その他諸々の薬味に漬け込んで
箸休め兼酒のアテに
もう一袋は翌日まで泊って行くならスープの具に化けて
提供されることになっただろう。

メインはひき肉の残りで作ったタコライス。
野菜を食わせる野望はどうやら継続したようだ。]


 プライベートでごっちゃになるときはあるな。
 仕事中はない。

 電話とるときだけ無意識に声変わる事あるだろ?
 あの感覚だな、殆ど癖だ。


[男二人顔を突き合わせて。
飯を食って、狭いベッドで寄り添って眠って
偶に気紛れにキスをしてみる。

そんな週末を繰り返す。
物足りないかと思ったが案外抱き枕で満たされたので
まぁこれでいいかと納得する。]
(-15) 2020/10/25(Sun) 2:03:14

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[材料費は家にあるものはそのまま使い
なくて使いに行かせるものは完全折半を強要した。
二人分くらい払ったっていいが
そうすれば遠慮しだすだろうし
かといって全部出させるのは俺が癪だったので。

2週ほど手本に勝手にメニューを決めて
続く二週は何が食いたいかある程度選ばせた。

ひと月ほどのお試し期間を繰り返したのちに、
これでいいのか尋ねようとしてそのまま忘れた。

何度目だったかに…いやこれなにしてんだろうって
里芋の皮を剥きながら、ふと、不意に我に返った。
因みにこれは今夜の豚汁になる]


 ……なぁ、お前これでいいの?


[タイミングがタイミングだったのでなんとなく
豚汁の芋は里芋かじゃが芋か、みたいな問いになった。

いや、そういうことではないんだ、そういうことでは。
なおメインおかずは総菜屋のアジフライになります。
誘惑されて衝動買いしてきた代物だ。
うちで揚げ物はしない。面倒なので。
なお千切りキャベツは山盛りがノルマである。*]
(-16) 2020/10/25(Sun) 2:03:50

【独】 サラリーマン 御門 涼司

/*
また深夜に飯テロされた
(-20) 2020/10/25(Sun) 2:24:38

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[自分で希望したにも関わらず
後輩よりも近い距離というのがいまいち分からず、
結局いつも通りの日常を過ごして。

週末に何の前触れもなく届いたショートメールが
買ってこいの意なのはすぐに分かったけれど、
遊びに来ていいって意味だと気付くのには時間がかかった。

買い物してご飯食べさせてもらって
添い寝して帰るみたいな週末が続いていく。
途中、おつかい以外にデザート買って行ったり
一緒に見たい映画を持ってく余裕も生まれて、
仕事用とプライベートの違いにもだいぶ慣れてきた。

自分を僕って言う優しくて紳士な彼は可愛いけど
俺って言う彼は少しぶっきらぼうでかっこいい。

それを知ってるのは今は俺だけだって思うと
優越感みたいなので嬉しくなった。]
(-21) 2020/10/25(Sun) 3:16:26

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

俺好きですよ、豚汁。

[調理中の相手の肩越しに手元を覗いて答える。

見当違いの答えなのは分かっている。
でもバカなふりしてわざと答えを外す。

最初に望んだ関係が続いている。
しかも行っていいかって聞くのは俺じゃなく
相手の方から連絡がくるのだ。
何なら一緒に過ごすのが当たり前みたいになっている。
最高じゃんって思うわけだ。

そりゃおうちデートだけじゃなくて外行きたいし
セックスしたいって気持ちが消えた訳でもない。
けど欲出して今の関係が壊れたら困る。
一歩進んで二歩下がるくらいなら俺は動かない。

もうこの部屋も慣れたもので、
お茶や食器の置いてある場所も分かっている。
それ以上言及される前にと食器の用意へと逃げた。]
(-22) 2020/10/25(Sun) 3:17:05

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[いつだったか、友人に虚しくないのかと聞かれた。
虚しくないよ。今だってそう答える。

でも彼の問いかけに「これでいい」とは答えない。
この関係に疑問を挟んではいけないのだ。
俺がこれでいいと思っていても
彼が飽きたり疑問を持ったら終わってしまうから。

だからバカなふりして話題自体を流してしまおう。
また的外れな事言ってるなって
めんどくさくなって彼も忘れてくれたらいい。]*
(-23) 2020/10/25(Sun) 3:17:48

【独】 サラリーマン 御門 涼司

/*
展開任せやろうになっている。どうにかせねば。
(-24) 2020/10/25(Sun) 3:24:55

【独】 サラリーマン 御門 涼司

/*
性欲処理に平日たまに男漁ってる事にしようかな。
付き合ってるわけじゃないしっていうクソメンタルで。

あ、でも葛西さんが同じことしてたら嫌だな。やめとこかな。
(-25) 2020/10/25(Sun) 3:30:51

【独】 サラリーマン 御門 涼司

/*
百合で触手…
(-26) 2020/10/25(Sun) 13:54:58

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[最近付き合い悪ぃじゃん、なんて
にやにやしながら友人に指摘されたから
別に女じゃないとまず否定して。
じゃあなんだと問われたから少し考えてから
犬を飼い始めたと答えた。

見せろ触らせろと騒ぐので、
うちじゃなくて姉のところでと付け足して
週末だけ遊びに通っているんだという事になる。
俺の友人は大体昔うちの姉に食われていて
今はもう別の男と結婚している姉に
こっぴどく振られているのでそれ以上は黙った。

女じゃなく犬でもなく男だと言っても構わなかったが
多分あれは付き合っているとはいわないし
俺が口説こうとしている訳でもない。

じゃあなんなんだろうって?俺にもわからん。]
(-27) 2020/10/25(Sun) 14:12:40

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[この関係性に対して
これでいいのかと尋ねた問いが、通じなかったのではなく
はぐらかされた事には何となく気付いたけれど
そ。と短く一音を返しただけでそれ以上追及しなかった。

ただ何となく近くにいるから。
それ以上の理由もないこいつに
これ以上を欲しがれと強請る理由もなければ
強要する権利もない。

初めて好きになったと、こいつは言ったが。
俺は特別誰かを好きになったことなんてない。
多少の強い執着は覚えても替えも効けば
性欲が満たされればなんとなく霧散する、
その程度の感情以外、しらない。

知らない以上こいつの『好き』を否定することもできないが
こいつの言った好きは距離感がバグってる以外は
家族に対するやつみたいなもんで
プラトニックな恋人関係を望まれた訳でもなければ
唯一を求められたわけでもなく

友人にしてはスキンシップが多すぎて
恋人にしては遠慮しなくていい。
家族にキスなんてしないし
抱き合って眠ったりしないから
時折本当に、飼い犬を愛でているような心地になる。]
(-28) 2020/10/25(Sun) 14:14:00

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[それ以上を求めてこないから
それでいいんだと解釈して。
特に望まれない部分は他で消費する。

平日の夜にはそれまでと変わらず女を抱いたりもした。

ただの処理とは別の満たされないその辺の
性的に求められたいなんて欲求は
若い雄として求めてくれる年上のセフレで解消した。
終わってしまえば虚しくなるのは別に今まで通りで
何が変わる訳でもない。]
(-29) 2020/10/25(Sun) 14:14:27

【独】 サラリーマン 御門 涼司

/*
姉どういうことなのw

平日のセフレ、どうしようと思ってたらすでに葛西さんにはいた件。
(-30) 2020/10/25(Sun) 14:24:46

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[女の気配を家に持ち込んだことはない。

恋人でもなければ、恋人前提でつるんでる友人でもない
俺が意識していないのと同じくらいに
何の意識もされていない男に対して報告義務もなければ
別段罪悪感もない身体の関係を含む交友関係は
多分このままずっと気付かれることも無いだろう。

そう思っていたが…
仕事以外では自覚がないだけで大分抜けているところの多い俺に
そんな完璧な切り替えができる筈もなく…]
(-31) 2020/10/25(Sun) 14:32:47

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

 ん?ああ、……
 すまんまちがえた


[配信サービスの中から探せばいいのに
目の前に並ぶジャケットから探して見つけるのがすきで
つい借りてきてしまうDVDを
お互いに寄り掛かったりする可笑しな体勢で見ながら
ちょっとそういう雰囲気になったときに

自宅で気が抜けきって少しのアルコールでも
意識が若干ふわふわしていれば
ない胸を揉もうとして空ぶったり
尻の肉を鷲摑んでその堅さに疑問符を浮かべたり
女に触れる様な手付きで触れては、中断する。

一緒にいる時間が当たり前になりすぎるほど
誰かの気配を感じさせることは次第に増えて言っただろうし
寝惚けて女の名前を呼ぶことに
気付かれることもあったかもしれない*]
(-32) 2020/10/25(Sun) 14:33:37

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[最高な週末を過ごしているとは言え
完璧に満たされているかと言えばそうでもなく。
落ち着くにはまだ早い年齢で
しかも今までそれなりに遊んでいた身体は
そのうち家で抜くだけじゃ物足りなくなった。

穴埋めを探しに行こうかって考えてみたけど
男を探す目線がどうにも変なフィルターがかかって
彼と比較して物色してる事に気付いてからは
何だか後ろめたくなって遊びに行くのをやめた。

その代わり、初めて大人の玩具というのを買った。
本物と比べると物足りなさはあるけど
なかなかに今の技術というのは優秀である。]
(-33) 2020/10/25(Sun) 16:34:11

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[幸せな休日に違和感を覚え始めたのはいつ頃だったか。
触れかけては引っ込む相手の手に
溜まってんのかなって思ったのは最初だけで
それが俺にない物を求めてるんだって割と早く理解した。

恋愛感情を挟まない関係。
たまにキスするくらいで、それ以上の事もない。
この人は何のためにこの関係を続けているんだろうって
頻繁に考えてしまうようになった。
俺は彼にとって一体何なんだろう。
いくら考えても答えは出なかったけど
怖くて相手にヒントを求める事は出来なかった。

今までだったら、幸せだしまぁいいかって
適当に忘れて良い事だけ考えられていたのに
彼が何か違うものを求める仕草をする度
モヤモヤが溜まっていって幸せが淀んでいった。

決定的だったのは寝言で聞こえた女性の名だった。]
(-34) 2020/10/25(Sun) 16:34:27

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[ごろんといつもみたいにベッドに転がって
俺が寝付く前に彼の寝息が聞こえてきた。
穏やかな寝息をBGMに俺の意識も落ちかけた時
腰へ置かれていた腕が不意に俺を引き寄せて
聞いた事のない名前が寝息の隙間から漏れた。

その時唐突に理解した。
俺が人の代わりなんだって事を。

実際のところは知りようもない。
けど今まで感じてた違和感が全部繋がった気がした。
その人にしてあげたい事を俺にしてくれて
触れたくなって代わりが女の身体じゃないって思い出す。
きっとそれの繰り返しなんだろう。

俺が女だったら、身体も必要とされたんだろうか。
女とは違うぺたんこで固い胸を撫で下す。

これが虚しいって事なんだろうかと
今になって友人の言葉が身に染みてくる。]
(-35) 2020/10/25(Sun) 16:35:01

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[自分の中じゃ抱えきれなくなって
友達に相談したらすごい面倒そうな顔をされた。
お前がどうしたいか分かんなきゃ、
どうとも言えないじゃんって当然な事を言われて
そうだよなってその場で考える。

気付かないふりして現状維持は無理だ。
俺がしんどい。現に友達に相談してるし。
別の名前を呼ばれた時の事思い出しただけで苦しい。

けど代わりは嫌ですって言ったところで
じゃあいらないって言われたら全部失うわけで、
それが一番避けたい展開だった。

無理ゲーって言われた。
はい。そうですね。
ほら見ろ。欲が出たからこんな気持ちになるんだ。
現状に満足しときゃ良かったのに。

結局、友人から受けたアドバイスは
「本当にお前が代わりなのか確認しろ」だった。

いや、確認するまでもなくない?
女の名前呼んでるんだぞ?]
(-36) 2020/10/25(Sun) 16:35:43

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[しかし俺は恋愛初心者なので
自称恋愛の達人である友人の提案に乗る事にした。

作戦はこうだ。
俺が別の男の存在を匂わす。
それで反応すれば少なからず執着心があるって事らしい。
もしいつも通りだったら御愁傷様。
俺は箸にも棒にも掛からない代わりの効く存在なので諦めろ、と。

諦められませんって言ったら無視された。
初恋に悩んでる友達にはもっと優しくしていいと思う。

作戦決行日はいつもの週末。
おつかいショートメールに友人の誕生会で遅くなると返し
匂いが残る程度に酒を飲んでから、
22時を過ぎたあたりで彼の部屋のチャイムを鳴らす。

襟の乱れた首筋には驕る代わりに嫌々協力してもらった
わざと見えやすく付けたキスマークが残っているはず。]
(-37) 2020/10/25(Sun) 16:36:06

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[なかなかドアが開かなければ
酔っぱらった風な声で名前を呼んでみるけど
頭の中はほとんど素面なので羞恥心は隠せなかった。

やば。
これ、作戦以前に追い返される気しかしない。

いつかの自分みたいにドア横でうずくまって
入れてくれますようにって祈りながら待った。]*
(-38) 2020/10/25(Sun) 16:37:05

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[飯食いにきてついでに泊ってる感覚だと思ってたから。
他に付き合いがあるなら別に
そのまま真っ直ぐ家帰ればいいのにと思わなくはなかったが。
来ると言うので待ってみる。

本当に来るかもしれないと思うのが半分
もう半分は、やっぱり直接帰るという
連絡を待っていたような気がする。

なお野菜の接触的な摂取に拘りのない夕食はピザになった。
たまにくうと無償にうまい。
明日胃薬が必要になりそうな予感を察知したが無視する。

ビールを飲みながらバラエティ番組を聞き流していた辺りまでは
辛うじて記憶にあるが寝落ちていたらしい。

インターフォンの音にびくりとして目を覚ます。
なんだっけ、ああそうだ御門だ。
いい加減合鍵を持たせようか考えては
その距離感が正しいのか悩んで
何度目かの試案はまた有耶無耶のまま終わらせた。]
(-40) 2020/10/25(Sun) 20:25:53

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[近所迷惑な呼び声に疑問符を浮かべてドアを開ける。
いらっしゃいといえばいいのかおかえりといえばいいのか
何時も解らなくて何時もと同じ挨拶を]


 おつかれ。
 まだ10時だろ…早かったな。


[まぁ入れと道を開けようとして
何時もはきっちり占めてるネクタイが緩んでる事に気付く
釦もいくつか外れて珍しいと思った視界に
魅せ付けるみたいな鬱血の後。

まるで見つけてくれといわんばかりだなぁと
思いながら、腕時計を見下ろした。
本当にパーティーならの大凡の時間を見繕ってみたら
その後に盛り上がってきたにしては早すぎやしないだろうか。
ならそもそも二人きりの誕生祝いだったら
まぁ、うん、無くはないかもしれない。

けど多分そういう事じゃないんだろうなぁと
あからさますぎる状況を鑑みて思う。]
(-41) 2020/10/25(Sun) 20:26:23

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司


 ……、……もう終いにするって話ならここで聞くが。


[こいつに他に新しく好きなやつができたとか
或いはこいつの事を好きなやつがけん制してきたにしても
男に添い寝するのなんてもう辞めたいと思うかもしれないし
付き合ってもいない男の部屋に上がること自体を
もう辞めたいかもしれない。

ゲイはその辺がフランクだなんて何時か聞いた気がするので
ただの挨拶みたいなものなのかもしれないが
つい見えてしまった、でなく、
明らかに魅せられている気がする違和感と
何となくよそよそしさを感じる相手を見て
念のためにと尋ねる。
こいつから始めるといった手前きっと言い出し難かろう。

漠然と、良い相手が居るなら良かったじゃないか、と思うのに
何となく心から喜べない自分を、薄情だな、なんて少し思った*]
(-42) 2020/10/25(Sun) 20:29:39

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

は?


何でそういう話になるんですか。

[突拍子もない言葉に思わず酔っ払い設定が崩れた。
だってこんなの想定していない。シミュレーションしてない。
予習してたのはキスマークアピールして
問い詰められるパターンとスルーするパターンだけだ。
酔っ払い面倒って追い返されるのはさっき予想したけど
さすがに関係自体を終わりにされるのは想定外すぎる。

慌てながらも顔だけはヘラっと笑って
とにかく酔ってるふりだけは継続いておく。]

寒いんで入れてもらっていいですか〜?

[答えを待たずに強引に相手を押し込んで
陽気な笑い声を演出しながら部屋に上がり込む。

頭の中はどうする?!の大合唱だ。]
(-43) 2020/10/25(Sun) 22:04:14