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【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>1 ルヘナ 「……ぁ」 ルヘナ、と口だけ動かせば ボロボロとこぼれた涙を拭い切ることができないまま あなたのことを前髪越しに見やる。 包帯を巻いているが滲んでいる赤はわずかで、 それさえなければ無事な様子が見れるだろう。 「も、う来たの……? おはよう、ルヘナ。 一日いるつもりだったけど驚いた、 朝から読みたい本でもあったぁ?」 盗み聞きをしていたあの部屋でだしていた甘い声。 子供らしさを隠さず懐っこく口元だけ笑っているが、 涙はいつまでも止まらない 「ごめんねぇ、ちょっと嫌なことがあってさー ……泣き止むまで待ってねぇ」 (-7) 2021/06/02(Wed) 17:08:26 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-8 涙を拭われながら不思議そうに首を傾げる、 何度か鼻をすすればだんだんと落ち着いてくるが かなりの時間泣いていたのが見受けられる 「だからなんで。幽霊でも見たような言い方をして。 食堂に行けないだけだって言っただろ」 どうして夢のようだと言われなければいけないのかわからない、 確かに暴力沙汰になるとして死ぬ可能性はどこかにあったかもしれないが、自分は約束は守ると言い続け無事に戻ってくることは説明はしたと思いこんでいた。 『大人に頼んで怪我を治してもらう』なんて、 狼のような真似をしていた自分達でないとできない褒美ではあったと思うけど 「頼んでくれたら、いつでも……ぁー……そういえば。 本当に早く来ちゃったね、みんなが『見』える日。 変なの、コロコロ指示変えてさぁ、 ここの大人は何をしたいのかわからないなぁ〜…」 へらへらと笑う姿は少しだけ痛々しくて、 とぼけるようないつもの様子ではなく 無理をしているのがわかりやすい 「……大好きだったのに…勝手で、 ずっと……信じてて、甘えてたボクが馬鹿だった。 構ってあげられなくてごめんねぇ?」 (-9) 2021/06/02(Wed) 17:37:58 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ「何を黙ってるかわからない」 ぽつりとつぶやいてあなたを見上げる、 潤んだ瞳がかち合い、また揺れた 「ボクは何を言っていない? ボクは何を隠そうとしていた? ルヘナに食べきってほしくないからああ言ったけどさぁ。 何が残ってるんだよ」 不安そうに確かめる手が求めているものがわからない。 あなたが知りたい自分がわからない。 震える手を好きにさせながら、力が籠もった手にすり寄った 「伝えていないことってなに? 知りたいことってなに? 言われたことしかやらなかったからわかんないし 嘘もついてないし、やりたいことしか見せてない。 わかったのは言われたことしかできない子は 愚かで馬鹿だったことだけ。 みんなを見ないのも大人に言われたからだけじゃない、 本当にみんなを見たくなかったから。 でも見たくなかった理由はすべて勘違いだった」 これが黙っていたことになるのか、シトゥラはわからない。 自分の感情や感想を知りたがっている気持ちがわからない なぜならもう、事実は知られきってると思っている 致命的に説明不足なのを理解していない (-11) 2021/06/02(Wed) 20:10:38 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-10 >>-11 「大人のためにやってきたことは誰のためにもならなくて、 やってきたことは求められてもいなくて、 悲しませたり苦しませることしかしてこなかった。 間違いだらけだった。 ボクは…これを隠しているの? みんなボクが何もしていないことなんて すぐに暴いて知っていた思う。 何もしてない、何もないよ。 隠そうとも隠せるものもなかったんだから」 ただ唯一話していないとするならば、 それについて 嬉しい悲しい苦しい を告げたことがないだけ。事実が皆知りたいのだろう、 そこにシトゥラ自身の感情を必要だと一切考えていないのだ 「……なにか言っていないことはある? ルヘナにいったことも、結構勘違いがあっただろう。 まともな大人になりたい内容は、少し変わったぐらいかな。 まだわからないから勉強するけどぉ」 (-12) 2021/06/02(Wed) 20:15:46 |
【赤】 徒然 シトゥラ いつの時間だっただろう、 シトゥラがここにたどり着いたとき 彼の頭には包帯が巻かれており、血がわずかににじんでいる。 少しぼうっとした表情だったが 誰かがいるとわかるとしゃんと身を引き締めた。 朝であったのなら泣くのはまだ早い 昼以降であったのならもう泣かせてもらった (/*正直時空歪ませるから語らずにいこう。) 「あ、裏切者だぁ〜♡ ブラキウムとは仲良くやれたかな? 突然大人の言うことが変わったから大変だったでしょ。 あの子が確かシェンを呼び戻したんだったっけ、 ……大人から聞けること断片的すぎて詳しくわかってないや。 少なくとも今は"裏切らなくて"すむようになっちゃったわけだ」 「浮かない表情は、なくなった? 裏切者じゃなくなるルヴァ 」セキレイのシトゥラは静かに、そして穏やかに告げる。 自分を加害者だとも、被害者だとも思っている姿は 本当にただの子供でしかないのだけれど。 それをもうすべて知ることができたから、 気分は複雑で、どことなく晴れている。 (*1) 2021/06/02(Wed) 22:15:32 |
【置】 徒然 シトゥラ 食堂の死体は、見ることはなかった。 だが大人たちから知らされた。 サルガスという少年は、忘れなさい。 口に出すのもやめなさい。 考えることもやめなさい。 『いい子』をしていた自分なら何も考えずうなずいた。 だが今の自分は問を口に出した。 怪訝そうな顔をされて真実を言われた。 「わかりました」 (本当に知ろうとしないだけだったな自分は) 大人にとって『いい子』を演じて、 大人にとっての『愚者』を演じて、その場をあとにした。 『いい子』だと思っていた今までは 真実によって間違いだと明らかにされた。 知ったとき虚しさよりも悔しさのほうがやっぱり強かった。 もうすっかり大人にすでに依存しきっている心が痛む、 少しずつ変わりたい。治したい。 最初から全ては無理だけど、かわれるはずだ。 このみんなのいる学校に戻れるように、 大人になるためにやらなくちゃいけない。 それは、本当に 『誰かの為になる人』になれることだと思うから (L3) 2021/06/02(Wed) 22:28:46 公開: 2021/06/02(Wed) 22:25:00 |
【人】 徒然 シトゥラ シトゥラはまだ食堂に顔を出していない。 多分眠っているか用事があるか それか、何かあったんだろう。 知っているのは数人だ (6) 2021/06/02(Wed) 22:30:31 |
【赤】 徒然 シトゥラ「大人みたいにかしこまりたくないし、 仲良くったって……この治療までの道を 辛いものにするかはあなたたちだったでしょ。 裏切者いい子だもん」 人の情や、愛。存在していることは知っている。 何かはできないのだろうかと少しだけ期待はしていたり。 「ん〜正解。 知りきってると思っていた世界があってさ 同時に見なくていいよ〜って言葉を鵜呑みにしすぎていた。 ちなみに俺はやっぱり"まだ"ここでは 年上ぶるの嫌だなぁって気持ち 卒業したくないなぁ、大人になりたいけど」 いいよ聞かせてぇと笑う。 そんな姿は知ってしまったあと変わらなかった頃には戻れない 幸せの時間は消えて待つのは先の見えない未来だ うなずきながらルヴァの『願い』を聞けば、 レヴァティの方を一度見やった。 でも手帳持ってるとあんまり視線合わせてくれないんだよな (*8) 2021/06/02(Wed) 23:18:33 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ「……、……」 言われたことしかできなかった自分は、 ああ。と、なにか心の中で答えを見つけた。 すぐに治るのなら苦労はしない病気だとも思ったが。 「まともな大人になりたいと思ったのは、 治療がひどいことも混ざっていると知ってしまったから。 それは、いい子のままのボクではどうしようもできない。 嫌な治療をされ続けないために辞めさせるか、 変えなければいけないと思ったんだ。 簡単なことじゃないだろうけど、言うことを聞きながら 正しい知識をつけていこうかなって思って」 一息。 「喧嘩しに行くって言ったのは、 ……復讐が無駄なことを教えてあげたくて、誘った。 だけど、様子は変らなそうだったから レヴァティと大人に頼んで迎えに来てもらった。 人を傷つける手のほうが痛いってわかってほしくてさ、 それに今にも死んでしまいそうだったから。 俺を殴ったら少しでも気が済むか死ぬ気は薄れるのかなって? 不安に思ってるなんて思わなかった、そんなに寂しかったの? あえなくて数日だったじゃないか。 あー……カストルたちも行ったから 寂しくなくなってればいいなとかは考えてたよ」 ▼ (-20) 2021/06/03(Thu) 1:34:51 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-17 >>-20 「ルヘナのほしい食事はこれ、だった?」 そうだったのかと、答えた食事の意味は 微妙にまだ何かずれている気がする。 そして続いた言葉に目を伏せて一度深呼吸をした 「殴られたことは全然いたくなかった。 辛くもないし、もしメレフのためになったのなら嬉しい。 メレフのためにならなかったのなら悲しいかな。 迎えに来てくれたことは嬉しかった。 レヴァティも……先生も親切で。 本当のことを教えてもらって……それで…… 泣きたくなるほど悔しかった。 悲しいことだった、今までの自分が間違っていたのも 今の自分ができることがほとんどないことも。 だけど泣いてる時間は、今だけでいい。 こうしてルヘナに話聞いてもらえてるから、 平気になってきたんだ」 よ。とつぶやいて、妙な気分になった。 はなしていないことが多すぎたが故 (-22) 2021/06/03(Thu) 1:48:54 |
徒然 シトゥラは、メモを貼った。 (a19) 2021/06/03(Thu) 1:59:40 |
【赤】 徒然 シトゥラ((*'▽')!!!!! 見た 多分偶然) 「……言いふらしたのはレヴァティのことを魔術師にかな。 まあ大丈夫かなぁ〜。 魔術師もボクたちの明確な味方で、ずっと傍にいる 協力する前に連れて行かれちゃっただけで」 ああ、もしその考えを聞いていたら 真っ先にこの大人を頼る甘ちゃんの鳥はこう告げていただろう。 ………ルヴァがきたければこの部屋、大人に借りるのに 今のルヴァはけじめをつけたいのだろうか。 いつまでも狼ごっこを続けられる仲ではないのは確かだが 彼なりに縁を持ち続けてくれるのならばそれに乗ろうか。 いつまでも裏切者達を見守りたい気持ちは変わらない。 「お菓子の次はティーパーティ? 赤ずきん、ワインやパンに飽きたら紅茶はどうかなぁ。 セキレイはその頃にはクルミぐらい食めるようになっているさ。 時計うさぎも女王もここには居ないけど、 裏切者だけが集まるお茶会に誘う甘い言葉はいつでも囁こう。 新しい口説き文句が欲しいかい? 最初からボクは裏切者達の味方、 あなたを守れていたのならそれだけで満足だ」 何もできなかった、が何かができていたにかわった。 それはまごうことなくルヴァのおかげだ。 多分この大きな実績は伝わっていないのだろうが、 ちゃんと話せる日は遠くない (*11) 2021/06/03(Thu) 3:24:42 |
【赤】 徒然 シトゥラ 小さく口を開いて親指に歯を当てる。 少し慣れない仕草で皮をちぎれば血が出てきて、痛みを感じた。 やっぱりこっちのほうがいたい。 「いつもいるよ、赤ずきんに、矛盾を抱えた裏切者達。 あなた達が居られる場所をボクは作り続る」 差し出された裏切者の指に、 血のにじんだセキレイの指を重ねた (*12) 2021/06/03(Thu) 3:27:15 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-24 「……」 「……? わかったよ」 なにかがわかったらしい。 レヴァティと先生にお礼をいう話は、 正直あまり勧めないといったが止めもしなかっただろう。 メレフはあんまり話をして欲しくないそうだ。 理由は、自分はできるだけ彼に問い詰める人は 少なくなって欲しいと手回しをしていると。 もう既に彼は傷ついてると思うので、 あまり怒りすぎないであげて欲しいらしい。 「お礼なんて言う必要はないよ、ルヘナ。 ルヘナが一番最初にくれたんじゃないか、 ボクを許してくれる場所を。 大好きな人を大人に奪われてしまったとずっと思っていて、 寂しかった。 それでもまた会いたいって思っていたし、 大人やそれ以外の誰かのことを好きになっていても あなたのことは大事に思っていたよ」 (-25) 2021/06/03(Thu) 3:52:57 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-24 >>-25 「ねぇ、ルヘナ。 もしかして―――― 本当にボクのものだと思ってくれているの? まだこんなボクでも欲しいと思っている? 心配していたのは死んで欲しくなかったから? 傷ついたら悲しいから? どこにも行って欲しくなかった? それって―――まるで恋みたいだと思ったんだけど これも勘違いかな。 あなたの中で そんなに大きなものになっているなんて思わなくて、 愛されていると気づかなくてごめんね。 俺でよければ貰ってください、ルヘナ。 できたら飽きないで、許し続けてくれたら嬉しいな」 髪を撫でられ心地よさそうに目を細めれば、甘く微笑む さらりと揺れた前髪から あなたを愛おしそうに見つめる双眸が覗いた (-26) 2021/06/03(Thu) 3:55:52 |
【人】 徒然 シトゥラ 寮の廊下。 現在はふたりっきり ―――誰か来るかもしれないそんな中。 頭に包帯を巻いていて血がにじんでいる。 「メレフ。 ボクで復讐をしきれて今どんな気持ち? 」 ※怒ってもいないし責めてもいないし、 ただただ興味で聞いております (27) 2021/06/05(Sat) 1:38:33 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-30 >>-31 「……。うん、貰って?」 おかしな巡りだ、そして、おかしな感情だ。 穏やかな嬉しい感情が言葉に乗る。不安なんて感じていない。 ただ、内緒にしようと思う感情がここにある。 ルヘナは恋をしたと、独りよがりで謝ってきたが ……そんなことはない。 俺が、ルヘナを変えてしまった。 与えてしまって、求めさせたのは俺だった。 恋をできていないのは俺だよルヘナ。 恋に落ちていないのに欲して愛して、 自分のものにしたのは俺だよ。 だから、全部あげるんだ。 これからの全部、ルヘナにあげられていない全部をあげる。 何もかも追いついていなくて 何もかもがわからない、 だけど唯一の感情もこの心と体が矛盾を抱くまで捧げよう あなた達裏切り者のために願いを叶えると決めていたから 「 全部貰って愛してあげる 、大好きだよルヘナ」 だから――いなくなるときはちゃんと言ってね。 真実を知ってどんな答えを出すのか、待っている (-76) 2021/06/05(Sat) 2:01:23 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-76 「……」 実は気になっていることがある、とてもある。 だけど自分から口に出すことはできなくて、 曖昧にしようかと思っていた 「ルヘナはその……あー。泣かないで? 今日は向こうに行くつもり無いけど、ルヘナは朝ご飯逃すよ」 親切心なのだが、多分本当に目の前の彼は 寂しがっているのだと察している。 抱き留めながら、はなしはしない、きくだけだ (-77) 2021/06/05(Sat) 2:09:25 |
【赤】 徒然 シトゥラ「……レヴァティー」 ルヴァが立ち去った後、残った人影にはなしかける。 「ボクとはお茶会してくれるぅ……? 裏切者が戻ってくるまで。月に1度ぐらい。 もっと注文つけてイイならねぇ〜 卒業しても寂しいからどこに居るか教えて欲しい。 ……ボクは卒業してもこのギムナジウムにいる。 レヴァティはどこにいくの」 (*17) 2021/06/05(Sat) 2:29:52 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 夢の続きを イクリール「………イクリール」 イクリールの部屋の扉の前。 真実をしってから彼女に会いたくて、 ようやく見ることができるようになったのが嬉しくて 包帯姿のままだがやってきてしまった。 「あー……食事に、誘いに来た。 大人に出してもらえないのなら、 ボクが出せるように声をかけてきてあげる。 この部屋に自分が来てもいいよ。 ……君に会えなくなるぐらいなら 大人の言うことを聞かないことにしたんだ。 だから、……一緒に食事をしよう、お話をしよう。 大人達に変えられてしまってボクのことを忘れていても、 何度でも会いにくるから」 愚かないい子をしていたシトゥラをあなたには見せていた。 だからほんの少しの偽りと、本音を混ぜて 小さな少女との会合を願った。 知ってしまったから―――あなたの病のことを。 居ても立っても居られなかったのが本音である (-81) 2021/06/05(Sat) 3:14:20 |
【赤】 徒然 シトゥラ「幽霊ってなあにぃ……?」 なんか少し物騒な呼び方のような、奇妙な感覚を覚える。 ここ以外に行かない理由もほかにありそうだが すぐにはわからなかった。 「進学しないの。ボクはできるだけここにいて、あー…… できる限りのことをするつもりなんだけどぉ」 あー……と、過去の話を思い出す。 もしかして彼が大人にされてきたことは 嫌なことだったのでは無いか。 自分の頭の狭さが今となっては恨めしい。 だが真実を知った今は何か他の者が見える気がした 「良くない状況続いていたりするぅ? ボクも、レヴァティより酷くはないけど すぐに終わらんこと多いから…」 (*19) 2021/06/05(Sat) 3:44:15 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 夢の続きを イクリール「えっ、あ………イクリール? 本当に、体調が悪いわけじゃ無くてよかった」 ちょっとだけ期待をしていた。 彼女は本当に自分に会いたがってくれていると。 だから構えてはいたが、 ……まさか飛び込んできてくれるとは思わなかった。 優しくて穏やかな彼女が飛び込んでくるのを優しく受け止め、 緩んだ頬を隠さずそっと頭を撫でた。 「あんまり詳しくは聞いていないんだけど、さ。 イクリールが閉じ込められているのかと思って迎えに来た。 今日はこっそり、いつかは堂々と。 あなたを連れ出してやろうと思って。 会えなくて……さ、寂しかったからさ。 どう? イクリールは悪い子を一緒にしてくれたりは…する?」 誰かに教わった感情を伝えること。 不足しすぎているので少し恥ずかしいが言葉に込めておく。 大人のお気に入りだとか関係はない、 イクリールの意思が自分にとって大切だった。 (-85) 2021/06/05(Sat) 3:55:19 |
【赤】 徒然 シトゥラ「………なんでそんなのが」 圧倒的にふせられた情報に、 "親切"な彼から告げられているヒント。 普段は風邪なんて引かない。 これ以上話したくはない。 みんなの前に出ない、こと。 「……、レヴァティ忘れないで。 何も期待しなくていい、ボクは今日の裏切り者たちのために生きる。ルヴァだけじゃない、レヴァティの願いも叶える。 大人たちが手出しをできない、 ……みんなが辛い思いをできるだけしないギムナジウムを作る。 それが僕の夢、……そしてやらなきゃいけない事だ。 たくさん助けてくれたお礼、じゃないけど。 ボクが 風邪を引かせないように 頼むことぐらいならできるから」 (*21) 2021/06/05(Sat) 4:54:10 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 夢の続きを イクリール「駄々をこねるなんて、君らしくないな。 もっとおとなしいと思っていた」 忘れないで。 覚えていて。 おいて行かないで。 「『過保護』かぁ、じゃあ『護衛する』からとでも 大人には説明しようかなぁ。 年長の権利くらいあるから、 きっと一緒にいられるようになるよ」 この程度ぐらいなら、 違う意味で大人に気に入られてる自分なら可能だろう。 もっとも愚か者としてだが。 「……ねぇ、イクリール。 これから先も『過保護』なことが続くと思う。 その時もし、ボクのことを忘れなさいって 大人に頼まれたらどうするかな? それでもし、……本当に忘れてしまったとしたら思い出したい?」 (-87) 2021/06/05(Sat) 5:19:13 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 夢の続きを イクリール「……大丈夫。 みらいの『せんせい』になるつもりのボクだよ? イクリール一人の面倒も見れないはずはない」 彼女の真の幸せはまだわからない、だが幼いこの希望も、 純粋な思いも汚したくない、壊したくなかった。 たとえそれがエゴだとしても 「嬉しいな、そんなに好きでいてくれるなんて。 今度、……図書室にも遊びにおいでよ。 イクリールの栞とカードでも作ってあげる。 何を読んだか忘れないし、なにを借りたかも覚えていられるんだ」 あなたが持っていないとは思っていない、 だが、作りたくなってしまったのだから仕方ない。 なにか残るものを、……いくらでも付き合う準備はできている 「……約束がやぶられたら、 ごめんなさいをして新しい約束をしよう。 僕も、『みんな』や『イクリール』が大好きだ。 そして、このギムナジウムからもいなくなってやらない。 いつだって、悪い子になってたまにお茶会をしよう」 我慢をしなくなったのか、たった数日で表情が見えないぶんも明るくなり元気になったように見える。 そして幸せそうにあなたとの未来を描いた。 忘却の先に絶望なんてつくらない、 この笑顔をあなたに送り続けるために (-91) 2021/06/05(Sat) 8:23:18 |
【赤】 徒然 シトゥラ「……赤ずきんの願いの権利は セキレイが貰っていいっていうこと? そう。わかった。 時間はかかる、それでも大人に潰させたりはしない」 ここで学んだことは目の前の男が親切であることと、 害がなければ本当にすんなりと頼み事を聞いてくれること。 甘えたの自分にぴったりで、 どうして彼がこうなったのか知らないことがもどかしい。 話したくないことだけしかわからない、それなら これから知っていくしかない。 そして、幸せになってほしい 「赤ずきんの願いができたら、 大人なんかじゃなくてセキレイに返せと言いに来てくれ。 ボクは、……やると決めたら何でもできる。 たくさん教えてくれてありがとう。 セキレイは壊れきっているけど、 俺は無事だったのはあなた達のおかげだよ」 『それではまた、お茶会で』 そう告げればホワイトボードに次回お茶会の日程を書き、 ペンをおいた (*23) 2021/06/05(Sat) 12:56:31 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-118 「そう? ならよかった。 んーボクは眠っていたから大丈夫。 ……、じゃあ、それなら部屋に来る?」 変えるには、変わらなければいけない。 知識を得るには知ろうとしなければいけない。 そこに無傷で得られるものなんてない。 無償で得られる愛情に依存してはいけない ――――まだ凝り固まった価値観が 未知の知識の快楽が山ほどある。 それを目の前の彼は永遠に引き立ててくれるだろう。 姿勢を正して、あなたをみやる。 お手をどうぞと手を出して、 早朝の誰も居ない静かな図書室の澄んだ空気を呑んだ (-120) 2021/06/05(Sat) 18:32:34 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ>>-122 あまりかわらないのだけれど、といいかけて辞めた。 そういえば部屋に呼んだのは"別の裏切者"だったか。 いつのまにかよんだと勘違いしていた 「ねぇ」 何もない部屋だけど、最低限の家具だけど これから君とまた新しい学びが増えていくと思う。 「俺のことを知って? 抱きしめて、……たくさん求めてね? 約束」 部屋に連れ込めば手を引いて抱き込む、 閑散とした寂しい部屋が 二人分の温度が入ったことにより暖かくなる 口寂しかった時間も、餓えていた孤独の時間も これからは愛する協力者ですべて埋めていこう。 だって俺はあなたのもので、あなたは俺のものだ。 「どうぞ召し上がれ」 あなたを見下ろしながら欲が籠もったした視線を寄越す。 重なる唇と、吐息はこの先を願っている。 与え与えられることを疑わない、共に生きると決めたのだから。 誘うセキレイの瞳は番を離さない、 旅立たぬ鳥たちは居所を見つけ、そしてすべてを手にいれた (-125) 2021/06/05(Sat) 19:55:20 |
【置】 徒然 シトゥラ大人を愛した少女に花束を。 あなたの誕生日はいつでも祝う。 あなたが覚えていてくれるという限り、 ボクは何度だって約束しよう。 盲目な魔術師に口付けを。 餌を与える方法はまだつたないけれど、 いつだってあなたの傍にはボクがいる 真実を見てもきっとあなたは傍に居る。 狂気を抱えた裏切者に愛を。 あなたが抱えた矛盾もすべて許そう。 あなたが居られる場所はここにある。 いつだってお茶会を開いて歓迎するよ。 親切な赤ずきんに願いを。 あなたの願いはボクが貰う。 必ず叶えてみせるから、だから忘れないで。 どうか、信じて欲しい。 その力が手に入るまで大人になるまで待っていて (L6) 2021/06/05(Sat) 19:59:37 公開: 2021/06/05(Sat) 20:00:00 |
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