情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク「睡眠薬とは……ちがうの?」 この粉は 元気になるが、一時正気を失う特殊な睡眠薬……という事でいいのだろうか? 自分が眠ってしまっては意味がない。 世間知らずの少年に麻薬の知識があるわけはないが、これを先生に飲ませていいものか少し悩んでいるようだ。 (-27) 2021/07/01(Thu) 3:25:07 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ「………、……──アキラ…?」 目が覚めるとそこはいつもの病室で、隣にいたはずの"友達"はいなかった。 夢だったのだろうかとしょげた様子で身支度を整える。 少年は貴方を探して病室を出るだろう。 (-28) 2021/07/01(Thu) 3:28:03 |
【人】 発熱 ニエカワ>>セナハラ 「……セナハラさん」 いつの間にか貴方の後ろにいた少年は、いつものように服の裾を控えめに引いて貴方を止める。 「今、忙しい……?」 (6) 2021/07/01(Thu) 10:59:57 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク「そっか……」 これしかないのなら仕方がない。 正気を失うというのがどんな状態を指すのかぴんと来ないが、疲れが取れて、そのうち眠ってくれるなら目的に支障はないだろう。 むしろ普通の睡眠薬よりいいものかもしれない。 「えっと、これじゃ足りないかな……?」 ポケットから子供の小遣い程度の金額の硬貨が差し出される。 (-34) 2021/07/01(Thu) 12:20:26 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ貴方を見つければほっとした様子で早歩きほどの速度で駆け寄った。 しかしその足取りは昨夜よりおぼつかない。 「おはよ……起きたらいないから、びっくりした」 そんなに歩き回ったわけでもないのに、ふう、ふう、と息を切らしている。 熱が上がっているようだ。 「うん、ぐっすり……アキラは?狭かったけど寝れた?」 それでも熱で体が重いのは慣れているのか、何でもないように笑う。 しかしグウ……とタイミング悪く腹が鳴り、恥ずかしそうに俯いた。 「あっ……、せ、セナハラさんもう食料配ってるのかな?」 /* なんて奴と友達になってしまったんだ!w でもアキラ君に殺されるのうれしいな〜♡ 襲撃了解!これから殺されフラグ立てさせてもらうね! (-74) 2021/07/02(Fri) 10:23:39 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク「ありがとう……」 治ってほしいのは本心だといわれると少しはにかんで頷き、薬を受け取ると、ポケットへと忍ばせた。 「つぎ会えるまでに、もっとお小遣い……ためておくから」 格言のようなものを口にする相手に不思議な魅力を感じながらも、そんな相手と形ばかりでも“取引”をできたのがなんだか嬉しかった。 子供相手ではなく、一人の人間として対応してもらえたようで。 「じゃあ、またね」 大人で忙しそうな貴方をこれ以上拘束するのも難だろう。 (-75) 2021/07/02(Fri) 10:32:18 |
【人】 発熱 ニエカワ>>9 セナハラ 「そうなんだ……」 いつもならば薬の時間になっても起きなければ優しく起こしてくれる先生も、今は自分を忘れてしまうぐらい忙しいのだなと思うと、可哀想と思いながらも少々寂しい気持ちもあった。 「セナハラさん、こんな時にまで勉強してたの……? えらいね……」 食料探しや治療などでも忙しいだろうに、へらへら怠惰な外見イメージとは裏腹に頑張り屋さんだなぁなどと思い、ひそかに尊敬の念を抱いた。 「そうだ、昨日より、少し熱……上がってるかも……」 そういって昨日より少し高めの数値を示す体温計をあなたへ差し出した。 呼吸が昨夜よりも荒い。 (16) 2021/07/02(Fri) 10:42:41 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ「早く目覚めてたなら、起こしてくれてもよかったのに……」 少し不貞腐れた様子だ。 「うーん……今日は昨日よりちょっと調子悪いかも……、まだ薬飲んでないからかな……」 ぱたぱたと自信を仰ぐ。 豪雨で湿気もあり、妙に暑いきがする。 「大丈夫、たぶん薬と一緒に先生がもってきてくれるんじゃないかな……」 いつも飲んでる薬はもともと食後に飲むものだ。 食料を見つけてきてくれたなら、きっと薬と一緒に持ってきてくれるはずだ。 「アキラも大丈夫……?早く目覚めすぎたんじゃない?」 目の下のクマに気付くと友達を心配そうに見やった。 (-113) 2021/07/02(Fri) 20:59:34 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ「雨……今日の夜にはやむってセナハラさんいってたから そしたらきっとすぐみんな助けに来てくれるよ」 きっと、と希望的観測を付け加えた。 不安がぬぐい切れたわけではない、でも信頼している人の言葉を縋るように信じている。 「うん……生まれた時から体が弱くて、心臓とか気管支とか……色々ダメな感じ」 具体的な病名は聞かされていない。 親に聞いても先生に聞いても教えてもらえなかった。 「でも……何の病気かって教えてもらえないってことはさ…… 多分"そういうこと"なんじゃないかなって……」 笑い話のように話しながら胸元のシャツをぎゅっと握りしめるその手は震えている。 「アキラは……?いっぱい包帯とか巻いてるけど……」 (-121) 2021/07/03(Sat) 1:57:32 |
【人】 発熱 ニエカワ>>33 セナハラ 「その良薬、全然効かないけどね……」 真に良薬ならば、この病気だってすぐに治ってくれてもいいのに。 そんな思いが込められていた。 現実はそんな簡単に済むものではないのはわかっているけれど。 「ポパイみたいに食べたら一瞬で効いたらいいのに」 小さくため息をついてボヤキながらも、小さな外出許可にパッと顔を上げた。 「ほんと?絶対…!約束だから…!」 思わず白衣を掴んだ。 グレードアップした約束に、楽しみが2倍だ。 「〜♪」 すっかり機嫌をよくした少年は熱で足取りがおぼつかないにもかかわらずご機嫌で彼の後をついていくのだった。 (34) 2021/07/03(Sat) 10:04:56 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 諦念 セナハラ「はいは……。!」 相手の言う通り扉を開ける。 しかし慣れ親しんだ消毒液の香りとむせ返るような血と脂の匂いに、ウッ と眉間にしわを寄せた。 そういえば昨日麻酔の勉強をしていたという話をしていた。 その片づけをまだしていないのだろうか。 貴方が通る間はそのにこやかな顔を見つめていたが、扉から手を放すと、その奇妙な光景に気付く。 ここは手術室だ。 自分も幾度も入った覚えがあるが、なぜこんなところに調理器具が……? 違和感を感じつつも貴方について部屋の奥へと進んでいく。 (-133) 2021/07/03(Sat) 10:13:01 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 諦念 セナハラ言われるままに椅子に腰かけ、三角巾で口元を覆った。 においがきつい。いつも使用後は麻酔で意識を失っているため見たことはなかったが、こんなものなのだろうか。 生々しい鮮血が拭われた跡とぶら下がる肉に、思わず目をそらして。 「……う、うん……」 肉が見つかったと聞いたときは、缶詰の肉の塊とかが見つかって、それを干し肉にしているものだと思っていたが、どうやらそうではないらしい。 この豪雨で弱ったイノシシでも迷い込んだのだろうか。 そんな事があれば、みんなが話題にしていそうなものだが…… 「………っ……」 持病故の動悸か、精神的なものか、鼓動が早まって息苦しい。 座っているだけなのに、全力疾走してきたかのように肩で呼吸しながら、チラリと片付け作業をしている背中を見た。 (……大丈夫、心配ない……。セナハラさんが、いる…から…) 漠然とした不安感を振り払おうと頭を緩く振るった。 (-150) 2021/07/03(Sat) 17:46:11 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ「……アキラって頼りになるんだね……ありがとう」 苦しい時お見舞いに来てくれたり、励ましてくれたりするのだろうか。 友達が自分を想って声をかけてくれる……きっとそれだけで気持ちが落ち着くに違いない。 「初めてできた友達が、アキラでよかった」 ニコリとほほ笑んで、握り返した。 「わかった……薬飲まないとゆっくりできないしね」 手を放して頷くと踵を返して 「セナハラさんのところいってくる。またあとでね」 ひらりと手を振って別れた。 (-172) 2021/07/03(Sat) 23:40:09 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 諦念 セナハラ「………うん…」 背もたれに体を預けて荒い呼吸を整えようと必死だった少年は、相手の言葉に生返事を返した。 ぼんやりと手術台を見ると注射器やら医療機器がみえる。 イノシシの解体に注射が必要だろうか。 しかしそんな事を考えてる余裕はなかった。 熱が、ますます上がってきているようで体が熱い。 早く、薬を飲まなければ…… (-177) 2021/07/03(Sat) 23:55:16 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 流転 タマオセナハラに会いに行く途中、何かを蹴飛ばしたきがして床を見る。 血痕を残しながら転がっていく目玉。 「……?!」 しかし、改めて見渡した限り何もない。 「…………」 今日は昨日より熱が高い。 きっと見間違いをしたのだろう。 深くため息をついて目的地へと歩みを進めた。 (-179) 2021/07/04(Sun) 0:28:19 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ少年は手術台の前に置かれた椅子に座っていたが、ぐったりとした様子で背もたれに身を預けている。 あらかじめ病気の事を聞いていた貴方なら、熱が上がっていることと、胸を押さえていることから心臓に何か異常を感じていることぐらいはわかるかもしれない。 「……っはぁ……、は…ぁ………アキラ……?」 心音の速さに合わせるように呼吸が荒い。 しかし貴方に名を呼ばれれば僅かに顔を傾けてそちらを見ようとする。 (-199) 2021/07/04(Sun) 3:32:17 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ「う、ん……苦し………」 体温が高いからか、頬に触れた手が冷たい。 その心地よさと、友達が心配してくれてることがうれしくて、苦しいながらも僅かに表情が和らぐ。 「ありがと……でも、……大丈、夫……薬、飲めば……」 自分が苦しい時、何とかするといった言葉を守ってくれた彼に礼を述べた。 「はぁ………はぁ……」 荒い呼吸を繰り返し、ぼんやりと貴方の瞳を見つめるた。 体調が悪化しているが、こんな風になったことは初めてではない。 むしろ、夜にはよくこんな風に体調を崩していた。 そんな時はセナハラさんか先生が薬を持ってきてくれて、それで…… 「……セナハラ、さん……は……?」 薬を取りに行くといってここを去ったまま帰ってこない。 早く帰ってきてくれるといいのだが (-222) 2021/07/04(Sun) 11:16:15 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ「そう、なんだ……」 いつもなら直接手渡してくれるのに、やはり忙しいのだろうか。 背もたれに預けていた体をゆっくりと起こす。 「………ありがとう、アキラ……」 友達の貴方を信用しきっているので疑いもせずに薬を受け取った。 ふらふらしながらもゆっくりと包みを開けて慣れた様子で口の中へ。 セナハラさんがおいて行ってくれた白湯を手に取り薬を飲み込んだ。 「ふう……、……」 息をついて、再び背もたれに体重を預けた。 きっとこれで、ましになってくるはず。 「なんか……ごめん。……みんな忙しそう、なのに……俺……」 本当は自分も、食料を探したりして手助けをしたいというのに、役立たずの体は自分の意思に反して人に迷惑をかけるばかり。 (-227) 2021/07/04(Sun) 13:08:00 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ「あは……いいね」 元気よく返事をしたいところだが、体のだるさから、ゆるく笑う事しかできなかった。 「秋に、なったらさぁ……新幹線にのって……五輪……みにいきたいなぁ……」 急激に落ちてくる瞼に、抵抗するように目をこすって 「まずは、あいすくりん……でしょ…? アキラは何食べたい……? やっぱりぱふぇ…かな…。 セナハラさんと先生にも、たべさせてあげたいなぁ……お土産って、できるかな……」 うとうとと、舟をこぐ。 それでもあなたの顔を見ようと顔を上げて。 「友達と旅行、……楽しいだろうなぁ……。できれば、……みんな……一緒に――………………………」 ついに瞼が落ちてしまう。 (-235) 2021/07/04(Sun) 16:27:30 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新