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【人】 黒崎柚樹[武藤は時々すごく、私の保護者のようになるんだ。 どちらかと言うと私の方が姉御気質(弟が居るのが大きいのだろうな、とは)だとは思うのだけど、弱っている時、疲れている時に的確に手を伸ばしてくれるのは武藤の側。 そして私はそんな武藤に甘えているという自覚はある。 "食べ物だけ与えておけばいい"とまでは思っていないけど、でも、"お腹いっぱい食べさせておきたい"とは思ってるよね? 食べ始めるともくもく、目の前の料理に集中しがちな私の代わりに、武藤はせっせとビールのおかわりを取りに行ったりしてくれていた。ごめん。 外で食べる御飯は初めてではなかったけれど、でも、"作って食べる"のは初めてだったから、とても楽しかったよ。 作った料理を家族に"おいしい"と言って貰えるのも格別なら、誰より好きな人に"めっちゃ美味い"と言って貰える >>1:153 のは、輪を掛けた嬉しさがあるんだなと、とうに知っていたことだけど、今日も改めて思うことになった。] (5) 2023/03/06(Mon) 22:31:07 |
【人】 黒崎柚樹[モンスターやっつけて(あれはもう正しくモンスターで良いと思う)、討伐記念に美味しく焼けた骨付き肉とお酒を前にして。] あのゲームにもお酒って、出てくるんだっけ。 [私はそのゲームをしたことはないけれど、やってた弟が、酒とチーズの組み合わせが云々とか騒いでいた記憶がある。武藤とやったあのアトラクションでは、お酒は出てこなかった記憶があるものの、でも売店でお肉は買って食べたよね。おいしかった。 ハンターさんは頑張ったのでいっぱい食べて良いんだよとばかり、テーブル端に置いたボウルの中には着々と太い骨が溜まっていく。] 武藤も茄子好きなんだっけ。……そっか。 [特に味のない野菜なのにね、なんでかすごく美味しいよね。 スライスして、油ちょっと多めで揚げ焼きみたいにしてトロッと柔らかく焼けたのに、おろし醤油かけて食べるのが一番好きだったりするけれど。 会話はとりとめなく、食材の減り具合もまた、とりとめなく。] あ……ごめん、ありがと。何度も立たせて。 [ビールのお代わりを取りにと立ち上がる武藤へ顔を向ければ、いつの間にか空には茜色が差していた。 新たな缶を飲み干して、もう1缶と言う頃にはもう薄暗くなってきていたし、合間にぽいぽいと口に入れていた1株分のにんにくも綺麗に消えていた。] (6) 2023/03/06(Mon) 22:31:48 |
【人】 黒崎柚樹[そして最終局面の私は、オムレツ作りに御執心。 本当に美味しいんだよ?でも火を通しすぎると固くなりすぎて、いまいちになってしまうので。 アルミホイルで作った器の底に溜まったにんにく風味のオイルを見て、この量なら卵2個かなあとぱかぱか割り落とし。 アルミホイル破らないように竹串でぐーるぐるかき混ぜながら、お醤油ひと垂らし。 あとは鉄板の端の方でゆるゆると火を通しつつ、途中でうまい具合にひっくり返し、表面ちゃんと固めるくらい火から下ろせば、にんにくオムレツのできあがり。 酔っ払い特有の執着心で仕上げたオムレツは、過去一番くらいの出来映えだった。] ふふ、美味しいでしょう。 ふふー。 [得意気に胸を張り、私もサンドイッチ食べる……と、コールスロー、ほぐしたスペアリブ、バーベキューソースを食パンの中央に積み上げて。 ぱたりと二つ折りにして齧り付いたらちょっとばかり異国な味がした。異国、まだどこへも行ったことがないけどね。] (7) 2023/03/06(Mon) 22:32:16 |
【人】 黒崎柚樹[多分私は、相当に酔っていた。 普段だったらビールだけ飲んで酔うことはない。 けれど今日の私は寝不足で。武藤が戻ってきてくれたことで、すごく気も緩んでいた。 自覚はなかったけれど、きっと疲れてもいたんだろう。] むとー。 温泉は、行かないの? [こてりと首を傾げたものの、じゃあ温泉に行こうとは、とても言えない状態だったに違いない。 温泉は明日にしようと言われ、ぶうぶう口を尖らせた私は、バーベキューの片付けをあらかたしたところで、お先にどうぞと言われるまま、バスルームへと消えたのだった。 ……そういえば、鍵をかけるの、忘れたな?] (8) 2023/03/06(Mon) 22:32:44 |
【人】 黒崎柚樹[髪、ちゃんと洗ったよ?顔も洗った。もちろん、身体も。 なんだか立っていられなくて、バスタブの中、ぺたりと座り込んだまま、ごしごし全身洗う感じになったけれど。 で、洗面台に乗せておいたバスタオルを手探りで取って、座ったまま、もそもそと全身を拭いて。 ────うん。寝ましょう。 今日は寝ましょう。 肩にタオルを引っかけ、バスタブを跨いだあたりで、どうやら私は限界だったらしい。 シャワーカーテンが最上の枕と言わんばかりに、私はバスルームの床に膝をつき、シャワーカーテンにしがみつくようにしながらすうすうと眠りこけてしまっていた…………ので、あるらしい。 おかしいな。 お布団でちゃんと寝ているつもりだったんだよ?**] (9) 2023/03/06(Mon) 22:34:11 |
【独】 黒崎柚樹/* 雅空さんの作るごはんが今日もとってもおいしそう、です……。 武藤柚樹組も、ちょうど、カレー作るかなあなどと言ってたところだったのでなおさら……おいしそ……。 (-2) 2023/03/06(Mon) 22:48:01 |
【独】 黒崎柚樹/* 虫の知らせおはようございます。 白発言だけ見て「あら平和」と思ったら窓続いてたあ……_(:3 」∠)_ どうしましょうと思いつつ流石に二度寝しよう(ねむい (-10) 2023/03/07(Tue) 3:33:16 |
【妖】 黒崎柚樹んぅ…………? [ゆずき、って優しい声と、背に回ったあたたかい腕と。 あ、そういえば私、寒かった……と状況も解らないまま、ぬくもりに身体と顔を擦り寄せる。 ふわりと持ち上げられた感覚は、記憶にはほとんどないものの、なんでかよく知るもので。 慣れた風に武藤の服をきゅ、と握りしめた。] ん…………む、とー……? [ああ、ここ、ベッド。 私、どこに居たのかな。 すみませんお手数かけましたありがとう……と、ふにゃふにゃ得体の知れないことを言いながら目を薄く開く。 うん、武藤だ。武藤。うさんくさい偽物じゃなく。本物の。 よかったねえ、頬を緩めながら、身体の線を辿る指のくすぐったさに、私はくすくす笑ってた。] ($3) 2023/03/07(Tue) 5:39:38 |
【妖】 黒崎柚樹[ ………………? おか??しても?? 囁かれた言葉 >>$1 は容易には頭の中で変換できなくて、んー?と困った風に首を揺らす。 ああ、"犯して"、か。ふおんだなあ、えっちだなあ。 でも、そう言いつつも、したことはないんだよね、武藤。 武藤は紳士で、臆病で、優しくて。でもときどき強引。そういうところ、ぜんぶ、好き。うん、好き。] すき、だよ。 [頭も心もぐにゃぐにゃのまま、武藤の首に抱きついた。 はふ、と吐く息がやけに熱いのは、きっと、アルコールのせい。] おかして、いいよ……? ────とら。 [そう囁いたら、きっと手や唇の動きはいよいよ本格的になるんだろう。] ($4) 2023/03/07(Tue) 5:40:18 |
【妖】 黒崎柚樹[けれど私は、武藤の手指や唇が胸に触れて来ようとした時だけは、それはいやだ、と首を振りながら身を捩ってた。 腿の間に伸ばされる指には抵抗することもなく、むしろ招くように足を緩く立てたし、やわく食まれる耳や首には、私もと言わんばかりにお返ししたけれど、でも、胸だけは、なんだか"そこはしないでいい"って、そればかりで。 ────だって。 だって、さ。] "これ"、もっとぺったんこだったら、 とらに、男だって思ってもらえてたかも、じゃん? でなきゃ、もっとおっきかったら、 もっと早く、女だって、気付いてもらえたかも、しれない……。 [中途半端すぎる、自分の胸。 ぜんぜん"かわいく"なんかないし、もっとこうだったら良いのにと思ってしまう、自分の身体の中で、一番にきらいな場所。 だからそんなところを愛してもらうのは、なんだか、とても、申し訳ない気がして。*] ($5) 2023/03/07(Tue) 5:41:00 |
【妖】 黒崎柚樹[武藤には無様なところばかり見られている気がするけれど、本当にお酒には強いんだよ? 部の仲間に"ザルどころか枠だけ"と言われたことがあるくらいには、顔色変えずに飲み続けていられるもの。 直近6ヶ月でそこそこ酔った記憶があるのは5回に満たないくらいで、それは全部武藤と一緒に飲んだ時。 それでも自宅か武藤宅以外の場所で飲んでそこまで酔うことはなかったから、(夢の中とはいえ)今日は相当に緩んでいたんだろうな、とは。 どうやらそもまま寝こけていたら全裸のまま頭まで布団をかけられるという >>$7 、布団団子と化す未来が待っていたようだけれど、幸いそれは回避されたらしい。] うん……好き。大好き。 [好きと告げたら、好きと答えてくれる。 やっと言うことが、言って貰うことができたよ、うれしいな……と、半歩くらいは夢の世界に足を突っ込んだ状態で、うっとり笑んで目を細めた。] ($11) 2023/03/07(Tue) 11:34:22 |
【妖】 黒崎柚樹…………? とめられなくて、いいよ……? [武藤が抱きたいなら、抱いてくれて良いし。 犯すなんて言い方は少しあれだけど……うん。別に、構わないし。 相変わらず頭の中、7割くらいはふわふわと夢の世界が広がっていたけれど、触れてくる指も唇も、ひたすらにきもちがよくて。 乞うように立ててごく緩く開いた足の間に差し入れられた指へも、もっと、という風に腰を揺らめかしかけたところだったのに。] …………っ……、 [胸に触れられた途端、頭より先に身体が勝手に強張って、火照る風にちりちり熱を持っていた皮膚から、すう、と熱が引いていった。] ($12) 2023/03/07(Tue) 11:34:59 |
【妖】 黒崎柚樹["嫌だった?"の声 >>$9 には、躊躇しながら小さく頷いて。 続いた言葉には、 ────それは、うそだよ。 なんて、思ってしまった。 "女だってことはもっと前からどっかで気づいてた"、とは、今初めて言われたことじゃない。 胸も好いてくれてるということも、こんな貧相なものでも、押し当てたらこれ以上なく解りやすく身体が反応することも、私はちゃんと知ってるのに。 心が納得しようとすると身体が否定して、身体が受け入れるように脱力しかかれば心が「ちがうもん」と否定する。 自分でも、このちぐはぐな感じがどうすれば終わるのか、ちっとも解らなくて、困惑しながら瞳を泳がせたら、"目、閉じてて"って。 >>$10 ] ……ぇ……っ、 [ふわりと手のひらで視界を塞がれ、でもすぐにその手は離れていき、両の胸を温かな手のひらで包まれた。] ($13) 2023/03/07(Tue) 11:35:50 |
【妖】 黒崎柚樹[武藤から告げられた事を、従順に守ろうとしてしまうのは、もはや私の癖のようなもの。 目は閉じたまま、手の甲を両方重ね、自分で目隠しのようにした。 触れてくる手指の熱に応えるように跳ねて震える身体は、でも快楽ゆえではなかったし、漏れる吐息も引き攣るような恐怖がいくらか混じっていたけれど、でも武藤が、その度、"柚樹"と名を呼んでくれて。 違う嫌だと首を振るようにしても、"かわいい"と"好き"を繰り返され、胸の下側、微かな膨らみが消えるあたりの境界に強く吸い付かれた時、背がひくりと跳ね上がった。] ぁ……っ、……ふ、 [ぞわ、と背筋を駆け上がったのは、紛れもなく、快楽で。] な、んで…………っ。 [なんで、きもちよくなっちゃうかなあ。 なんで、私の知らない私のきもちいいとこ、武藤は全部知ってるのかなあ。] ($14) 2023/03/07(Tue) 11:37:11 |
【妖】 黒崎柚樹ぅー…………。 [目を覆っていた腕を外し、ちら、と下方へと視線を投げたら、私の胸に武藤の赤い舌が押し当てられるのが見えてしまった。 そのまま見ててと言わんばかりに、胸の尖りに優しくキスされ、今度こそ背中が腰ごと跳ねる風な反応を返してしまう。] ……むとー、……ごー、いん……っ。 [ここまで煽り立てられたら、もう、嫌だ嫌だと身を捩ることすらできなくて。 太腿に幾度も触れてきた固くて熱いものを笑えないくらいに、私の足の間、奥が疼くようにずくりと熱を孕むのを感じていた。*] ($15) 2023/03/07(Tue) 11:37:32 |
【独】 黒崎柚樹/* もっといやいやするつもりだったんだけど、やっぱり武藤に触られるのは嬉しいし、「好き」も「かわいい」も嬉しいし、名前呼ばれるだけで腰にぞくぞく来るんだから、陥落しないわけはないのであった……って、思いました。(……という感想戦) (-19) 2023/03/07(Tue) 11:53:13 |
【妖】 黒崎柚樹[私の記憶は、欠片も失われていないはずなのに。 記憶を失った武藤に合わせているうち、なんだかまるで、武藤との間には最初から肉体関係なんて無かった……みたいな感覚になっていたかのようで。 触れられるあちこちに小さな灯がともって次々に飛び火していくようだし、さして意図的じゃない風な指の動き一つにも背が揺れ足が跳ねてしまう。 それを、私はどこか信じられないような心持ちで感じていた。 全部身体は知っている事で、武藤の家で最後に身体を重ねたのだって、何週間も前とかではないという記憶だってちゃんとある。 でも心のどこか一部分だけ、半年前に置いてきぼりになっているような感じがして、私は小さく困惑していた。 なんで私は、"目、閉じてて"とか"オレの触るとこだけ意識して"という武藤の言葉 >>$10 に逆らえないんだろう。 なんで私は、"いい子"って囁いている声 >>$17 に、背がぞくぞくするほどの嬉しさを感じてしまうんだろう。] ($20) 2023/03/07(Tue) 16:14:48 |
【妖】 黒崎柚樹……っ、ぅー…………。 [色気の欠片もない風に唸ってしまうのは、問いかけのようで問いかけじゃない"嫌じゃないよな" >>$18 が、その通り図星だったから。 触って欲しくないと思ってしまっているのは間違いないのに、強引に触れられれば、身体も心も悦んでしまう。] ……や、ぁ…………っ、だ、め……、 ["本当に嫌な時は蹴り飛ばす"という約束を武藤と交わしている以上、口から出る"嫌"も"だめ"も、結局のところ、嫌よ嫌よも何とやらの効力しかないとは、お互いが認識していることだけれど。 それでも、自分の足の間から漏れ聞こえてくる水音はどうにも恥ずかしくて、小さな拒否の声を挙げてしまう。 ぐり、と、中の好きなところ──それがどこかということも、私はちゃんとは知らない──を擦られれば、それだけでどうしようもなく下肢が重たく崩れていくような感覚が溜まっていった。] ($21) 2023/03/07(Tue) 16:16:03 |
【妖】 黒崎柚樹…………っと、らぁ……。 [酔いと眠気と混乱で、思考なんてろくに回ってくれてはいない。 柚樹、と呼ばれて返すのは、呂律が怪しくなって"むとう"が言えなくなった時限定の、武藤の愛称だった。 なんだっけ、普段、何でもない時に呼ぶと、色々やばい……んだっけ。 "とら"は武藤の家族や大学の友人たち(なんなら女子からも)呼ばれている呼称なのに、私が呼ぶとおかしなことになるんだって。] ……っ………………。 [理性は溶けているくせ、羞恥心はしっかり残っているものだから、"気持ちい?"にも、煽るような続く武藤の台詞にも、肯定とも否定ともつかない風に首を振るしかできなくて。 己の足が武藤の胴を挟んで大きく割り開かれるのを、どこか呆然とした風に見つめていた。] ($22) 2023/03/07(Tue) 16:16:40 |
【妖】 黒崎柚樹っあ……っぅ、ぁ……ッ。 [胸の弱いところを再び吸われ、足の間、敏感な肉芽を擦るように屹立がなぞりあげていく。 それだけでおかしな声が出てしまうほどの刺激が走ったし、びくりと沿った背が、まるでもっとという風に、胸を突き出させてしまって。 ────でも。足りない。 沸き上がった思いに、今度こそ否定に首を振りたくなったのだけど、求めるものは、すぐには与えて貰えなかった。 焦らす風に肉棒が前後し、その度、耳を塞ぎたくなる水音が室内に響く。] ($23) 2023/03/07(Tue) 16:18:50 |
【妖】 黒崎柚樹や、だ……っやだぁ……っ。 [なんでくれないの?と見上げ、交わした視線に浮かんでいた色は、お互い、どんなものだったんだろう。 私は相当に浅ましい顔になっていた気しかしないけど。] 好き、なとこ……っ、ちょ、だい……。 [ねだるように腰を揺らめかせたら、貫いてもらえるだろうか。 混乱は残ってるくせ、一番に欲しいのはこれということだけは疑いようもなくて、私はおずおずと腰を揺らしてみせた。*] ($24) 2023/03/07(Tue) 16:19:03 |
【独】 黒崎柚樹/* ………………ぁぅ……(照れる(というか恥ずかしい(うわあああああんって、なる……) R18ペア村は、どれだけ相方さんのえろいところを世界に発信いくかという場だと思って、おる、ので……がん、がんばり、ます……あうあうあ…… (-33) 2023/03/07(Tue) 18:26:26 |
【妖】 黒崎柚樹ぅ、ちが、くない、けど……っ、ぁ……、ちが、くて……ッ……ぅ。 [理性がある時は、武藤がねだること全部に従おうとする必要はないし、問うてくること全部に答える必要はない、とは、解っているのだけれど。 どうやら無意識下、武藤をリーダーと認識しているらしい私は、理性が溶ければ溶けるほどに、武藤の言葉に従順になってしまう。 "気持ち良くてダメって意味でいい?"なんて恥ずかしい問い >>$25 に、首を振るくらいの反応でも良いはずなのに、喘ぎ混じり真面目に答え、声を跳ねさせるくらいには。 身体の裡を容赦なくかき混ぜてくる風な指も、ちょっと意地悪な事を言ってくるのも、全部、私が知っている武藤。 なのに、戸惑う心だけが、未だ、心の真ん中あたりにぷかぷかと浮いているようで。] ($30) 2023/03/07(Tue) 19:43:05 |
【妖】 黒崎柚樹……?……ぉ、て、とか、ない…………ッ。 [まさか、武藤のご実家に遊びに行った時、飼い猫の虎千代さんを"とら"と呼んだ──だってお家の人皆がそう呼んでいたから──ことにすら、武藤が微妙な顔をしていたとまでは知らぬまま。 煽ってなんかない、呼んだだけだと、首をふるふると横に揺らす。 本当、なんで武藤は私が呼ぶ"とら"にそこまで過剰反応するんだろう。 他に数多そう呼ばれている場面を目撃しているだけに、未だに私は今ひとつ腑に落ちないでいる。 "むとう"って、だって、会話もままならない感じになってくると、とても呼びづらいものだから。 なんか、武藤、怒って……? いや、ほんの少しだけだけど、苛立って、る…………? 告げられる、もう十何度目か何十度目かの"かわいい"に、反射のように"そんなことないのに"という風な感情を瞳に乗せてしまうのが理由の一つなのだとは、全く思い至らない。 それでも、"ちょうだい"と口走るほどに切羽詰まっていけば、"よくできました"とばかり、漸くに欲しかったものが与えられたのだった。] ($31) 2023/03/07(Tue) 19:43:42 |
【妖】 黒崎柚樹ふ、ぁ……ッ!あ……あ、んぅ……! [焦がれるほどに欲しかった灼熱が、容赦なく身体の奥底を貫いてきて、背が浮き上がるほどに身体がひくひくと跳ねてしまう。 口を大きく開いたところでうまく呼吸も出来ず、過ぎた刺激に見開いた目からぼろ、と涙が零れていった。] ぅ、く…………っ……ふ。 [最奥で、武藤が脈打っているのを感じるけれど、その鼓動が武藤のものなのか自分のものなのかも、もうわからないほど、頭も身体もぐずぐずで。] …………?、の、まま……?……ぅ、 [問われた事 >>$29 に、何の事?と、もやのかかった頭をなんとか回そうとはしたんだよ。 でも、色々無理だったし、ここは夢の世界で、"このまま"では良くない何かというのも、ちっとも思い至らなかった。] このまま、が、いい……。 [離さないで、いっぱいして、という風に、武藤に強くしがみついた。] ($32) 2023/03/07(Tue) 19:44:25 |
【妖】 黒崎柚樹ぅ、く……と、らぁ……っ……、 [涙がちっとも止まらないのは、揺さぶられ、与えられる快楽に身体も心も追いつかなかったからだったのだろうと思う。 すごく。すごく今更ながら、こんな状況で"私の武藤が戻ってきた"という実感が沸いてきたというのもあったのかもしれない。 先刻とは比べようもないほどに、はしたない水音がずっと下肢から響いていたのだけれど、もうそれを恥ずかしいと思う理性も消え去って、私はひたすらに武藤にしがみついたまま、名前を呼んでいた。] き、ざんで……、っとら、……いる、て……、 [溺れたように零した言葉は、武藤に届いていたのかな。 "武藤が間違いなくここにいると、刻んでほしい"と。 私は多分、そう言いたかったのだと思う。*] ($33) 2023/03/07(Tue) 19:44:48 |
【妖】 黒崎柚樹[武藤とは幾度幾度も身体を重ねてきた。 当然、慣れてないわけでもないのに、ここ最近、していると涙が止まらないことが増えてきていて。 それはきっと、身も蓋もない言い方をすれば"きもちよすぎるから"なのかなとは思っている。 でも、過ぎる快楽の他にも、幸福感だったり、安心感だったり、色々な理由が絡まり合っている気はしていて。 最初のうちこそ武藤を狼狽えさせてしまったけれど、今はむしろ、どこか嬉しそうな顔をされてしまうのには、泣き顔の私なんてかわいくも綺麗でもないだろうにな?とは思ってしまうのだけれど。] …………ぇ……? ["昨日の夜もしたかった"、と >>$35 。 武藤の言う"かわいい"が"好き"と同義なのは知っているものの、でも、言葉を交わして2日足らずでそれは早くないかな?と一瞬、戸惑ってしまった。 いやでも、あの美術館で告白されて抱き締め合って、キスまでした(された)のはもっと短い時間でのことだったんだっけ……と思い返せば、そういう思いに時間の多少はあまり関係ないのかもしれない。 …………いや、でも、やっぱり早いよね?とは。] ($39) 2023/03/07(Tue) 22:11:33 |
【妖】 黒崎柚樹……ッ……ぅ、く……っ……ッ、 [このコテージは一戸建てだし、すぐ隣に別の棟が立ってるわけではないから、さほど声を殺す必要も無いのかもしれないとは思いつつ、それでもつい、声を殺そうとはしてしまう。 奥を突かれる度に涙はぽろぽろ零れてくるし、口から漏れるのは、獣の吐息じみた、ふー、ふう、というものばかりになってきて。 食い縛る風な吐息が増えてくる頃には、身体が勝手に頂点を求め始めてしまうのは、もういつもの事だった。 ずくり、と、胎内の奥が重く痺れた風になって、武藤のを搾り絡め取ろうとばかりに、蠕動するように蠢きはじめる。] ッ、ぁ……っ、ひ、ぅ……ッ! [武藤のものを己の身体で勝手に強く締め付けて、それに感じて身悶えしてしまう始末。 自分の身体の内側がぜんぶ武藤で満たされてるみたいな感じがして、それもね、大好きな感じだったりするのだけれど。] ($40) 2023/03/07(Tue) 22:12:52 |
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