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【墓】 清掃員 カミクズ「ちゃんと始末をつけるべきでしたね」 時は過ぎて、また話し合いの時間がやって来る。 今日も律儀に裁判場を訪れた清掃員は、 居ない人、居る人、その様子を見て。 多分、ずいぶん複雑そうに笑ったんだろう。 それから。 掲示された結果に、気掛かりそうな、でも。 それでも、信じていたい、ような。 (+0) 2022/03/01(Tue) 21:27:03 |
カミクズは、多分、今日も静観を選ぶ。 (c0) 2022/03/01(Tue) 21:30:09 |
【墓】 清掃員 カミクズ「…………」 連絡に目を通して、目を伏せる。 あとで……いや、他に会いに行く人が居るかも。 なんて思考の後。 今日の話し合いは、昨日よりも静かになりそうだな、と思った。 (+3) 2022/03/01(Tue) 22:55:25 |
【墓】 清掃員 カミクズ気分が悪い、という言葉に一度、気遣わしげな視線を向けて。 それから、続く話題に少々きまりの悪いような顔をした。 自分が発破をかけたのだとわかっている。 物事は結果が全てだとも。 (+4) 2022/03/01(Tue) 23:45:24 |
【墓】 清掃員 カミクズ「………難しいな…」 殆ど無意識下の独り言。 あちこち痛みはするけど、まだ自衛くらいはできる、はず。 問題は、そっちじゃなくて。 清掃員は、あらゆる意味で。 自分の立場が一番人を不安にしかねないとは、思っているけど。 極力誰かの記憶に残りたくないな、とも、思っていて。 誰かと一緒に居るというのは難しい事だった。 少しの例外の誰かに、ずっとついて回るわけにもいかないし。 まあ、極力自室に居れば、いいのか。 一人そんな事を思いながら、 きっと徐々に解散へ向かう話し合いをぼんやりと見ていた。 (+8) 2022/03/02(Wed) 1:29:36 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「お、おかしな事じゃないですけど… 心配だけど、同じくらい好きにさせてあげたくて…… あ"。 」ぽつぽつと話しながら歩いている内に、 辿り着いた部屋が自室である事に気付いて、でも。 あなたはドアの隙間から既に見えてしまったであろう惨状に 特に気にした様子もなかったから、いいのかな、と思って。 「…二人かもしれないし、三人かもしれないし。 四人かもしれないし、もっとかもしれませんね…あはは」 当然、そんなに大勢居るわけがないのだけど。 不意に怪我に触れられて僅かに息を詰めた後、 そんなふうに、少しだけ冗談めかして笑った。 無理に動かしたからか、ガーゼには随分血が滲んでいた。 (-48) 2022/03/02(Wed) 3:08:33 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワでも。 ベッドの上には脱ぎ散らかした衣類が散らばって、 テーブルの上には葉書や封筒、細々としたもの、 それから下手でも上手くもないような一枚の絵が放置され。 床ではケーブルが堂々と部屋を横切っている。 ごみはきちんと処分されているけれど、 とにかくあちこちものが出しっぱなし。 不衛生でこそないけれど、ただただ雑然としている。 そんな、控えめに言っても人を呼べないような部屋。 曲がりなりにも清掃員、のイメージにはそぐわないだろう。 それを見遣ったのちに沈黙が生まれれば、当然。 「ま、待ってください!」 立ち去ろうとするあなたを、反射的に引き留めようとして。 「や……やっぱり幻滅、しましたよね…? あの…ほ、本当はみっともないって、わかってるんですけど… どうしてもこれが落ち着くんです…」 「次までに片付けておきますから……」 今にも泣き出しそうな様子で、言葉で追い縋った。 これは多分、恐らくは。 あなたの様子を、言葉を大いに誤解しているのだろうけど。 そそっかしい男は、言われなければその意図がわからない。 (-50) 2022/03/02(Wed) 3:10:04 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 汚部屋真実開示せずに終わるかと思ったけどできちゃったな… 他にやりたい事なんかあったっけ…… あとは一人虚しくバースデーケーキ食うだけかあ〜? (-49) 2022/03/02(Wed) 3:13:01 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「うぐ……そ、」 そうですよね、と言おうとして、その先は言葉にならなかった。 不意に詰められた距離と、目元に触れた感触に 今では癖になってしまった笑顔も忘れ呆気にとられていたから。 「………へ、え。えっと。 あ……い、いない方がいい?なんで…?」 ふと我に返って、 でも言葉が見付からなくて、まだどういう事かわからなくて。 しどろもどろに言われた事を問い返した。 その言葉の意図がわからない事だけは判然としていた。 「な…なんで、そんな寂しい事言うんですか。 僕はきみがいない方がいいなんて、思ったことないです… ただ、僕はただ…きみが忙しいんじゃないかと思って…」 きみにはまだ、知りたい事が沢山あるはずだから。 人とあまり関わらない事を選んだ自分と違って、 自分ばかりにかまけているわけにもいかないだろうから。 だから別れを告げられれば素直に頷いていた、だけで。 「……ほんとは、一人は、いやですよ。 一人の時間は、憂鬱で、寂しくて、むなしくて いつもいつも、いやな事ばかり思い出して… でも…安心して一緒に居られる人、きみしか居ないんですよ…」 冷静になるにつれ悲しさがこみ上げて、視線を落として俯いた。 (-55) 2022/03/02(Wed) 5:18:08 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ自分が寂しがり屋の自覚はある。それを自称する程度には。 もしひとりで生きていけるような人間なら、きっと。 置いていかれる事に、こうも苦しみはしなかっただろう。 「きみと一緒に居たいんです」 離れていく手に寂しさを感じてしまう程度には、重篤で。 涙こそ出ないけれど、声色は随分と湿っぽいものだった。 「多分、今の僕は、きみの居ない所で死ぬのが一番怖くて。 きみの事を置いていくのはいやだけど、でも。 せめて最期がきみの傍なら、きっとそれでもいいと思えるから。 きみになら、何をされてもいいと思えるから。 でも、少しでも長くきみと一緒に居たいから」 「だから、一緒に居させてください」 なんだってしますから。 きっと何度だってそう答えて、手を伸ばそうとする。 縋れる人も、縋りたい人も、目の前のただ一人だけ。 「どんな形でもいいですから……」 その為なら、猟犬らしく何処までも追い求め続けよう。 その為なら、無防備な喉を晒して眠る事だって厭わない。 愚直な狼のなりそこないにできる事は、ただ一途に想う事だけ。 (-61) 2022/03/02(Wed) 8:08:45 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「わ、……」 手を引かれるままに、二人でベッドに入って。 帽子をどこかへやって髪を解けば、 普段後ろで括って纏める程度には長い髪がばらばらと散らばった。 撫でられるのは心地良くて、目蓋を閉じてしまいたいけど。 でも、同じくらい、もう少しだけこの微睡みの中に居たくて。 「…怖かった、のかも、しれません。これからも、ずっと。 あの場所で、きみではなく、他の誰かに殺されるのが… ……変な話、ですよね。 あんなに死にたいって言ったのに、自業自得なのに いざ殺されそうになったら、抵抗するんですから…」 だからもう少しだけ、今だけはとりとめのない話を。 自分でもおかしな話だと思っている。 それでも、自分の中では筋の通らない話、ではないけど。 人から見れば、およそ筋の通っていない行動なのだろうなと思う。 「僕は…飼えなくても、きみが、飼い主じゃなくても。 そばに居るって、言いましたよ…」 鼓膜を震わす声に、ぼんやりとそう答えを返す。 それも、いつ破れるとも知れない口約束だけれども。 今だけは叶わない夢を語ったっていいだろう。 夢の間近、眠りの淵に居るのだから、それくらいは。 「…ああ、きみと、もっと長く、一緒に生きてみたかったなあ……」 そうして目蓋はゆっくりと落ちていく。 (-68) 2022/03/02(Wed) 9:51:38 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワそんな束の間の休息の後。 笑いかけるきみには、迷いなく頷い、て。 「へ。 ……あ、あの、いいことってどういうニュアンスの… 邦幸さん!?ねえちょっと、邦幸さーん!!? 」きみの行動に慌てふためいたりも、したんだろうな。 (-69) 2022/03/02(Wed) 9:52:03 |
【墓】 清掃員 カミクズ話し合いが疎らに解散へと向かう頃。 清掃員は、少しばかりぼんやりと考えに耽っていたけれど。 周りが動き出せば、人の流れを追うように裁判場を後にした。 今日は一日、自室で過ごす事にしよう。 自室に居ても、メッセージを送る事はできるから。 一人は少し憂鬱だけど、それならきっと寂しくない。 (+20) 2022/03/02(Wed) 21:33:45 |
清掃員 カミクズは、メモを貼った。 (c18) 2022/03/02(Wed) 21:34:28 |
カミクズは、笑顔でいる事しかできない。 (c19) 2022/03/02(Wed) 21:36:38 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ『邦幸さん』 『無理は、せざるを得ないかもしれないですけど。 でも つらい時は、つらいと言ってくださいね』 その日の話し合いを終えた、少し後の事。 良くも悪くも気持ちばかりのメッセージと、それから。 『あのね』 『僕、今週末が誕生日で』 『けど 多分、この合議はそれより早く終わってしまうから』 『せめて 前倒しでケーキだけ食べちゃおうかなって』 『でも一人で食べるのはちょっと、寂しくて』 それは、今まで通り、ではあるのだけど。 味気ないケーキを一人で食べるのは、毎年のことだけど。 でも、どうせなら、最後くらいは。 『だから、時間がある時にでも。 休憩ついでに、付き合ってくれるとうれしいです』 今すぐじゃなくて、いいけれど。 決して無理にとは言わないけど、できたらその方が嬉しくて。 そんなささやかなお願い。 (-167) 2022/03/02(Wed) 23:08:46 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ多分、あなたがまだベッドの上で目蓋を閉じている頃に。 端末にはいくつかのメッセージが届いていて。 『エノさん』 『大丈夫、じゃないとは 思うんですけど』 メッセージとメッセージのタイムスタンプに、少しの間。 気の利いた言葉を探して、見付からなくて、結局そのまま。 『大丈夫ですか』 『自分にできる事、なにかありますか』 『返事、なくても大丈夫です』 ここで一度、メッセージは区切られている。 届いた時間は、話し合いが終わった少し後の事だった。 (-170) 2022/03/02(Wed) 23:16:56 |
【独】 清掃員 カミクズ/* 職と兄と18歳と笑顔と汚部屋と誕生日回収したからあと…… あと何だァ!? 仕事とか片付ける事へのお気持ちはもうちょい出してもええか… (-171) 2022/03/02(Wed) 23:33:13 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ清掃員はその日、一人自室で過ごしていたから。 送られてきたメッセージに気付くのにそう時間は掛からなかった。 返事が返ってきた事に、まず安心して。 その前の日も、半日ほどは 寮に居たから薬局ができていた事は知らなかったけど。 マップを見れば場所はすぐにわかるだろう、と思って。 『わかりました』 『掃除をしたら、会いにいきますね』 『それまで、もう少しだけ おやすみなさい』 そう返信をして、すぐに身支度を始めた。 (-226) 2022/03/03(Thu) 15:18:22 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ『つらい気持ちには、大きなものと小さなものがあって』 『死んで欲しくない人が死んでしまうのは、顕著に大きなもので それと同じ重みでは、ないかもしれないけど でも。 やりたい事の為に頑張っているのに、思うようにいかない時も 少なからず、つらいと思うんじゃないかなって』 『でも、どちらが重要とかじゃなくて』 『つらい時は、つらいんですよ』 それを定義しない事は、確かに幸福な事なのかもしれない。 感情に名前を付けてしまわなければ、何もかも曖昧なまま 些細な苦しみに囚われず生きていけるのだから。 それでも、少しだけ寂しい事だとも、思うわけで。 だって、喜びと苦しみは表裏一体じゃないか。 その前提に期待が、願望が、楽しかった時間があるからこそ 人は、それがふいになる事をつらいと感じるのだろうから。 だからこそ、報われた時に喜びを感じるのだろうから。 (-227) 2022/03/03(Thu) 15:42:37 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ『厳密には、多分 きみと同い年のままですけどね』 だってきっとその日付を生きて迎える事は無いから。 『なんて、あはは』 『ゆっくり来てください。 今年はどうするか、まだ考えてなかったんです。』 『それと。きみのこと、ちゃんと覚えてますよ。 でも、そうだな』 少しの間。好きな花は、思い浮かばなかった。 昔はそうではなかったかもしれないけど、 今の自分にとって最も印象深いのは、兄への献花だった。 それは相応しくない気がして、いいや、多分。 ある意味ではそれでいいのかもしれないけど、でも、今は。 ああ、そうだ。じゃあこうしようか。 『きみの好きな花がいいです。』 きっとこれがいい。きみを困らせてしまわないといいけど。 「……部屋、少しだけ片付けておこう」 返信したのち、一人そう呟いた。 せめて床と、それからテーブルの上くらいは。 (-228) 2022/03/03(Thu) 15:45:17 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス夕暮れ時。 いくつかメッセージをやり取りして、 頼まれごとの為に身支度をしていた頃。 不意に届いた連絡を見て、差出人に少しだけ意外そうな顔をした。 『いいですよ。 ちょうど薬局の掃除を頼まれたところでした』 『現地集合にしますか?それともどこかで落ち合いましょうか』 (-232) 2022/03/03(Thu) 16:15:37 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス『わかりました。多分、その方がいいですよね』 『じゃあ、待ってますね』 そう返信を送ってから、先日あった事をふと思い出して 部屋の前で待っていようと思ったとか、ないとか。 多分、あなたも気にする方の人ではないとは、思うのだけど。 (-235) 2022/03/03(Thu) 16:30:18 |
カミクズは、自室の前で待ち合わせ中。多分、夕暮れ時の事。 (c20) 2022/03/03(Thu) 16:31:11 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス所変わって部屋の前。 対する清掃員はといえば、いつも通りの作業着だった。 これからしに行く事を思えば当然ではあるのだけど。 「…あ、ユスさん。 いえ、お気になさらず。本当に今行くところだったので…」 掛けられた声に、ぱ、と顔を上げて。 相変わらず無愛想な事には大して気にしたふうでもなく、 そんなに待ってもないですよ、と続けた後に。 「……エノさん、大丈夫そうでしたか? 一応…連絡ができる状態なのは、わかってるんですけど」 ぽつり、気掛かりそうに零した。 口ぶりからするに、清掃員に掃除を頼んだのは彼なのだろう。 (-240) 2022/03/03(Thu) 16:51:41 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス「そうですか…少しだけ、安心しました。 あの人が寂しくないといいなって、それがずっと心配で…」 その答えに、笑みの形の表情にほんの少し安堵の色が滲んだ。 怪我の具合もそうだけれど、それ以上に、多分。 ただ、寂しい思いをしていないかが、清掃員は気掛かりだった。 寂しがり屋な人だと知っているから。 「…そういえば、ユスさんはどうして掃除を? いえ、誰かがやらなければならない事ですから… ユスさんがやろうと思う事は、あまり不思議じゃないですけど」 あなたはそういう事を率先してやる人、だと認識してはいて。 でも何となく、聞きたくなったから。 立ち話も何だから、と歩き出しながらそんな問いを投げ掛けた。 今は特に手荷物は無い様子。 現場に着いてから用意してしまうという事がここではできるから。 (-245) 2022/03/03(Thu) 17:16:19 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス「あはは…あの人はそんなに難しい人じゃありませんよ、きっと うん、でも…なら、よかったです。」 殆ど独り言に近い呟きに少し困ったように笑って、 それから、続く言葉に一つ頷いた。 自分も会いに行くとは約束したけれど、すぐには行けないから。 だからそれだけが少しばかり気掛かりだった。 「……うぐ、それはそう、なんですけど… あんまりじっとしているのも、何というか、気が塞ぐんです。 だから少しくらいやる事があった方がちょうどよくて…」 暫しの沈黙の後の返答、正論にやや痛いところを突かれて。 ほんの少し言葉に詰まった後、言い訳じみた…言い訳をした。 そんな薬局への道すがら。 「…自分の仕事は…役に立つこと、無い方がいいんですけどね」 僅かに目を伏せて、物憂げにそう零したのは 聞こえたかもしれないし、聞き取れなかったかも。そんな声量。 (-288) 2022/03/03(Thu) 22:25:21 |
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