情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
![]() | 【独】 ユスティ過去に起きた事故の程を はっきりと示されれば嫌でもその重みが伝わる。 火傷の痕は痛々しくのこっているというのに 火傷程度で済んでいる事実を 幸運だとさえ思えてしまう。 その歪さに拍車をかけたのが才能という強い個。 (-35) 2023/10/16(Mon) 0:40:00 |
![]() |
![]() | 【秘】 ユスティ → エウロパそれは魔法を扱えるかどうかよりも 誰かが傷つくということの方を指す。 当たり前のことだと思う反面 その当たり前の事が人よりも重いことを 目の当たりしてしまえば この訓練を通してエウロパが何を得るべきか 自ずとその答えも見えてくる。 (-38) 2023/10/16(Mon) 0:40:46 |
![]() | 【秘】 ユスティ → エウロパ「いいかいエウロパ。 力を正しく扱う努力を怠るのは 確かに罪かもしれない。 でもね、持って生まれた力には… 力そのものには、なんの罪もないんだ。」 (-39) 2023/10/16(Mon) 0:41:57 |
![]() |
![]() | 【墓】 ユスティ論より証拠と重ねた手が もたらすものは小さな成功体験。 力を抑えることを知ったエウロパの力で 蝋燭は倒れず火だけが消えない。 本当の成功とは呼べないかもしれないけれど こうした小さな成功の積み重ねの先に 大きな成功は待っているというもの。 ひとつ積み重ねるエウロパの傍らで ユスティもまた小さな成功を得ていた。 (+16) 2023/10/16(Mon) 0:43:45 |
![]() |
![]() |
![]() | 【秘】 ユスティ → エウロパエウロパに見せた掌は あの頃とは違って綺麗なまま。 それは努力によって得られた器。 彼女の才能と力を受け入れたという証。 (-41) 2023/10/16(Mon) 0:46:28 |
![]() | 【秘】 ユスティ → エウロパ「キミに出来ないことはボクがやる。 ボクに出来ないことはキミがやる。 いずれそれじゃ通用しない時が来るけど 今だけはこういうのもありでしょ?」 (-42) 2023/10/16(Mon) 0:47:36 |
![]() | 【墓】 ユスティとはいえエウロパから流れ出た魔力は ユスティ自身が生み出すものとは スケールがまるで違う。 慣れない魔力を身体に馴染ませる その訓練をずっと続けたことで エウロパの魔力を受け止めることだけは 自然に出来るようになるまで練り上げた。 エウロパのことを受け入れた日から 完成までほとんど時間がかからなかったのは この事が最後のピースだったのだと 今になって気づくことになるなんて。 (+19) 2023/10/16(Mon) 0:49:25 |
![]() | 【秘】 ユスティ → エウロパ触れるのを躊躇ったかのように エウロパから伸びた手が止まる。 その意図を察したユスティは 彼女の手を引くと頬に片手を添えて。 「ほら、もう大丈夫だ。今見せたろう?」 そう笑って手を離すと 掌に氷の花を咲かせてみせた。 (-43) 2023/10/16(Mon) 0:51:02 |
![]() | 【秘】 ユスティ → エウロパ掌に咲いたスターチスを あの日からずっと持っていた彼女の髪飾りと 共に掌の上へと乗せたまま魔力を込めると スターチスは髪飾りの装飾となって 新たな星となり輝きを放つ。 いつか返そうと思っていたけれど せっかくなら何かひとつでもと ユスティが必死に考えた末の選択だった。 (-44) 2023/10/16(Mon) 1:02:31 |
![]() | 【秘】 ユスティ → エウロパ「この花はキミの魔力を貰って咲いているんだ。 もし魔力が溢れ出そうになっても しばらくはこの花が受け止めてくれる。 せっかくだからキミのためにと思って。」 (-45) 2023/10/16(Mon) 1:03:25 |
![]() |
![]() | 【独】 ユスティ今の二人は鬼と金棒 いつか鬼が金棒を振り回せるようになった時 金棒はその役割を終えることになるだろう。 しかし金棒がいくら研ぎ澄まされようとも 鬼になれることは無い。 (-63) 2023/10/17(Tue) 22:46:32 |
![]() | 【独】 ユスティいつか金棒が役目を終えた時。 逞しく成長を遂げたキミに拍手と声援を送る 最初のエキストラはボクであってほしい。 今はただ、それだけ。 (-64) 2023/10/17(Tue) 22:47:08 |
![]() |
![]() | 【墓】 ユスティいつかは自分の魔力を正しく操り 誰が相手でも制御しなければならない。 それでも乗り越えるために今、 独りにならないことが必要なら これくらいでバチは当たらないはずだ。 (+26) 2023/10/17(Tue) 22:48:14 |
![]() | 【独】 ユスティ差し出した髪飾りは シトゥラから預かったものだった。 あの日からエウロパのトレードマークが消えて あまりにもしっくりこなかったせいで ずっと探し回っていたのだが 不覚にもシトゥラに先を越されてしまった。 しかし当の本人はこちらと張り合う気など微塵もなく ただこっちが勝手に負けた気になっているだけで 渡すのはボクであるべきだと譲られたというわけだ。 (-65) 2023/10/17(Tue) 22:49:49 |
![]() | 【墓】 ユスティ思い出が詰まった髪飾り。 二人の過去を鮮明に語れる唯一の生き証人。 だけど今度はいままで通りじゃだめで 皆変わっていかなければならない。 それでも変わらずにありたいという心は あの日から変わらず輝き続ける思い出に添えて 過去と今を愛するように花に飾って捧げよう。 (+27) 2023/10/17(Tue) 22:51:49 |
![]() |
![]() | 【墓】 ユスティせっかくだから彼女に似合うものにしようと 夜通し考えていた結果が功を奏した。 彼女を一度拒絶してしまった罪が消えなくとも これで彼女の助けとなれるのならいいと。 贖罪にも似た感情に光を注ぐように エウロパの手に添えられた花束が美しく輝く。 それはまるで花嫁に捧げるプロポーズのようで。 (+28) 2023/10/17(Tue) 22:52:58 |
![]() |
![]() | 【秘】 ユスティ → エウロパ枯れることがないスターチスを手に 秀才はその称号を手放し、恋人へと変わり。 紅に染まる顔を伏せる恋人と 満面の笑顔を咲かせる恋人の 華やかな未来はこの先も続いていく。** (-68) 2023/10/17(Tue) 22:56:07 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新