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![]() | 【人】 会社員 シロウ[サクライさんの指が唇に触れるのが見えた。>>178 ああ煙草かな、なんて推察する。 生憎ロビーは禁煙のよう。 煙草を吸う姿が見られないのは残念だと思った。] ……そうなんですか。 1晩で理想の恋人に出会える確率は、 0.00034%だそうですから、 なかなか大変なのかもしれませんね。 [随分方々手を尽くしても、と言う言葉が やけに耳に残る。 乙女チックな確率論を口にして、 こちらを見るサクライさんと視線を合わせた。 その瞳は、こちらを見ているようで、 僕を通り越してどこかを見ているような気もする。>>178 浮かぶ笑顔は、どこか誤魔化すような 憂いが共存している風で、 形の良い唇を指が伝う様子にまた ぞく、と背中が毛羽だった。] (208) 2021/03/16(Tue) 22:56:12 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ[崩れるように撓む目元。 きっとお相手も喜ばれますよ、なんて 返したのは紛れもなく本心。 喫煙のために席を立つことを わざわざきちんと断ってくれるサクライさんに こちらも腰を浮かせながら、] もちろんです。 お相手して頂いてありがとうございました。 緊張でガチガチだったので、 お話してくださって嬉しかった。 (209) 2021/03/16(Tue) 22:58:04 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ─── 良い一日になりますように。 [両足を揃えて立ち、頭を下げた。 彼も立ち上がっていたならその長身と すらりと伸びた足に感嘆のため息を 人知れず零して、背中を見送ろうか。]** (211) 2021/03/16(Tue) 22:59:01 |
![]() | 【独】 会社員 シロウ/* あぁぁぁぁすごい はーーーーすごい(崩壊した語彙力 若かりしサクライさんが可愛くて 榛原さんも雰囲気があって もうなんでこんな風に表現できるんだろうやっぱり神である (-81) 2021/03/17(Wed) 6:37:14 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ[去り際にサクライさんがくれた、 願いが叶いますように、という言葉がいつまでも 頭の中で心地よく漂っている。 サクライさんの願いはどんなものなのだろう。 あの人の隣に立つのは、美人でスレンダーで スタイルの良い女の人しか浮かばないんだけど、 とそんな下世話なことを思いながら、 踏み出される歩幅に(当たり前だけど)一分の 乱れもなく寄り添ってついていく スマイリーを目で追って。 そうしてゆっくりと踵を返した。] (279) 2021/03/17(Wed) 10:58:49 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ[僕の願い。 サクライさんに必要とされている 黄色のスマイリーに嫉妬に似た感情が ゆらりと首を擡げる。 あんな風に、誰かに必要とされたい。 身も心も支配されて、呼吸や拍動さえ 捧げることも厭わないと思えるような、 そんな人に。] (280) 2021/03/17(Wed) 11:00:07 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ[エレベーターに乗り込んで11、の数字に 人差し指で触れる。 音もなく、振動さえ感じない小さな箱は、 表示されている数字の移り変わりを 目で追わないと上がっているのか 下がっているのかわからない。 息苦しいな、と咳払いを無理矢理出した。 最上階には、部屋はふたつしか無いらしい。 豪華だなぁ、と、自分で選んでおいて そんなことを思う。 1101。 カードキーを翳して、足を止める。 肺の中の空気を全部吐き出してから、 静かに室内へ足を踏みいれた。] (281) 2021/03/17(Wed) 11:01:52 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ[……こんにちは、と声を掛けてみるけれど、 返事はないよう。 まだ、来られてないのかなとそっと歩を進め、] ─── なんじゃこりゃぁぁ! [馬鹿みたいな声が出た。 あんぐりあいた口から、ぐえぇ、と 踏み潰された蛙のような音も漏れた。] (282) 2021/03/17(Wed) 11:03:15 |
![]() | 【人】 会社員 シロウひ、っろ…… [いや確かに主催者から届いたメールにもURLは 添付されていて、画像も見た。 けれど実際足を踏み入れるとその豪華さと広さに 目を見張るばかり。 リビング、ダイニング、パントリーまである。 大きな窓際にはパノラマビューを一望するための 小さなテーブルとソファ。 当たり前のようにバスルームは大理石でジャグジーで。] ……ダイニング、これ椅子こんないる…? [恐る恐る室内を探索して、広すぎて どうしていいかわからない、という結論に至る。 とりあえずジャケットをハンガーにかけて、 バッグを無造作に置いたらやることもなくなって、 結局ソファの端にあるオットマンに ちまっと腰を下ろした。] (283) 2021/03/17(Wed) 11:04:59 |
![]() | 【人】 会社員 シロウま、いいか、僕のお金じゃないし。 [とっとと使い切りたいお金のこと、 支払いを済ませてもまだ少し残るなぁと、 清潔なリネンに視線を落として呟けば 歪んだ笑いが口元に浮かんだ。] (284) 2021/03/17(Wed) 11:05:53 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ[─────ところでサディストと一言で言っても その中身はさまざまで。 先日まで付き合っていたパートナーはまさに、 サディスト、で人が思い浮かべるそのままの イメージが服を着たような人だった。 征服欲が凄まじくて、欲望をぶつけ ただ屈服させるのが趣味。 それで家に帰れば、奥さんと子供が二人もいて、 会社では立場のあるポジションで、 良き上司、良き夫、良きパパだったと いうのだから笑えない。 人としてどうかしているとは思うけれど、 そんな男を愛して、あまつさえ愛されていると 信じていた自分もたいがいどうかしている。] (285) 2021/03/17(Wed) 11:07:00 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ[手切金、体よく言えば口止め料の意味も あるのだろう、かなりの金額を渡された、 いや無理矢理押し付けられて、 ─── 初めて、汚い、と思った。 あの人のことも、福沢諭吉の顔も。 いやまぁ福沢諭吉に罪はないのだけれど。 散々もっと汚いこともして、されて、 その時は汚いと思うどころか 幸せだとさえ思ったというのに。 とにかく一刻も早く使い切って、 僕の視界から消したかった。 そのためのスイート。 だだっ広い空間。 塵ひとつない室内に、きっともっとも ふさわしくない自分が、今はひとり。 さっきのエレベーターより、息苦しい。 ちらりと、時計に目を向けた。]* (286) 2021/03/17(Wed) 11:08:14 |
会社員 シロウは、メモを貼った。 ![]() (a19) 2021/03/17(Wed) 11:35:17 |
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![]() | 【人】 会社員 シロウ[こんな非日常の空間に身を置いて尚、 あの人のことを思い出すなんて 全く救いようがない、と、掌に額を預けて 目を閉じていた。 ぼんやりしていたのだと思う。 だからカードキーが解除される音にも、 ドアがかちゃりと鳴る音にも気づいてなくて。] (299) 2021/03/17(Wed) 19:23:30 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ[得体の知れない恐怖に鳩尾まで痛いほど 心臓が暴れ回る。 竦めた首を亀のようにそおっと伸ばして 様子を窺うと、両手で口元を覆って コントみたいなセリフを発する背の高い男性が、 そこに、居て、 ] ──────、さ、 [一度見たらきっと忘れない、 眩しく笑う黄色のスマイリー。 まさか、そんな、ちょ、え、 細切れの単語が幾つも弾幕のように 頭を駆け抜けて、どうにか捕まえたその人の名前を 紡ごうとしたけれど、言えたのは一文字だけ。 鼻歌というには少々ボリュームの調整に難がある、 はっきり言えば熱唱レベルの歌声が その場に流れ出したから>>293。] (301) 2021/03/17(Wed) 19:26:42 |
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![]() | 【人】 会社員 シロウ[どどどどうしよう、と焦りながら、 ともかく声を出さないように、両手でがしっと 口を抑えた。] 『生きている人間で最高の存在よ 誰にも負けない存在なんだ』 [あぁぁもう歌詞まではっきりわかります いい曲ですよねほんとに最高の存在ですね、 とモノマネ番組のご本人登場スペシャルの如く 立ち上がればいいのか、 あっ、それともいっそハモる??] (303) 2021/03/17(Wed) 19:29:13 |
![]() | 【人】 会社員 シロウ[けれどカウンターの下に消えていった サクライさんの、今度こそ 蚊の鳴くような声が>>295耳に届いて、 僕はそこでもう耐えきれなくなった。] ─── さ、サクライ、さん、あ、の、 なんか、ごめん、なさい、ぜんぜん、 気づいてな、くて、 [笑いを噛み殺すたびに、ひゅ、と喉が鳴る。 手を離してようやく立ち上がった。 気まずいのはわかるし、笑っては申し訳ないと 思うからなんとか笑いを抑え込んで、 そっとカウンターの方へ足を動かした。 耳まで赤く染まるサクライさんを見つけたら、 改めて、こんにちは、と伝えよう、と思って。] (305) 2021/03/17(Wed) 19:33:12 |
![]() | 【人】 会社員 シロウあ、の。 ───、びっくり、しました。 まさか、サクライさんだなんて。 [ へへ、と笑う。 どんな顔をするのが妥当なのか、 色々ありすぎてちっともわからなかった。]* (306) 2021/03/17(Wed) 19:33:58 |
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![]() | 【人】 会社員 シロウ[吸い寄せられる。 目が、離せない。] ……僕も、です。 ロビーでお会いした時から、 素敵だなと思っていたから。 [彼の手がそっと伸びて、甲が頬に触れる。 ぴく、と身体が反応して微かに跳ねた。 ゆっくり瞼を伏せて、撫でてくれる間 目を閉じていた。 喰みたいな、と思った。] (350) 2021/03/17(Wed) 23:21:32 |
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