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![]() | 【人】 転校生 矢川 誠壱* [ 7分間のリハーサルが終わる。 セッティングは問題なさそうだった。] 「あ、そうだ」 [ と祐樹が口を開く。] 「なんかさ、1組出れなくなったらしくて。 俺ら、もう一曲なんかできねーかって。」 え、 [ 裕也と智も目を開いている。 どうやら二人とも聞かされていなかったらしい。 ぱちくりと目を瞬かせて、無言の時間が流れる。] (265) 2020/06/16(Tue) 22:40:34 |
![]() | 【人】 転校生 矢川 誠壱「え、まさか、OKしてないよな?」 [ 裕也が心配そうに尋ねる。] 「え、OKした。」 [ 祐樹が悪びれる様子もなく答える。] え [ え?なんだって? だっ て、 おれは、 1ヶ月前に入ったばかりで。] 「あれやろうぜ、NAME。」 [ あっけらかんと言った。 言いのけやがった。 己が何かを言う前に祐樹の「はぁ!?」が 先にきた。思わず唇を結ぶ。] (266) 2020/06/16(Tue) 22:40:55 |
![]() | 【人】 転校生 矢川 誠壱「だって、イチが入ってから 新規の曲なんもやってねーじゃん。 NAMEもやろーっつったのに、 結局時間の都合で削ったしさ。」 [ まあ、たしかに。己がやっているのは、 以前いたベース担当の代わり、でしかない。 もともとバンドで練習をしていた曲ばかり。 つまりは、この1ヶ月で新しくなにか曲を 追加すると言うことはしなかった。 いや、正確にはしたのだけれど、 間に合わないと判断して削ったのだ。 それが、WNAMEWと言う曲だ。 ブラッシュアップできていない状態で 表に出すのは特に裕也が嫌がった。 隣で唸るのが聞こえる。 智はなんにもいわなかった。] (267) 2020/06/16(Tue) 22:41:19 |
![]() | 【人】 転校生 矢川 誠壱「でも、あれはまだ…」 [ 渋る。たしかに。不安しかない。 全員暗譜はしているとはいえ、まだまだ 擦り合わせられていない部分は多いのだ。 不安は、ある。 そう、不安はあるのだ。 ──────…だけど。] (268) 2020/06/16(Tue) 22:41:46 |
![]() | 【人】 転校生 矢川 誠壱あの、さ 俺やりたい。 [ 小さく主張した。 あの曲の歌詞を思い出す。 今、やりたい、とおもった。 ──きっと、口に出すのもおこがましい理由。 やるべきだと思ったから。 後悔、しないためにも。 後悔、させないためにも。 やるべきだと。] 「俺も賛成」 [ 智が相変わらずゆるっとした声で賛同する。 これで、3対1になってしまった。 また、裕也が唸るのが聞こえる。] (269) 2020/06/16(Tue) 22:42:13 |
![]() | 【人】 転校生 矢川 誠壱[ だが、祐樹が「なあ」と念を押せば、 もう折れざるを得ないと思ったのだろう。 「わかったよ」と頷いた。 練習する場所はない。 基本的に本番前に練習することは できない仕様になっている。 ほとんどぶっつけ本番になるだろう。 それでも、いい気がした。 祐樹の声がはずむ。 ライブの出番は、後ろから3番目。 まだしばらく時間がある。 一応譜面だけ軽く見返しておこう、 そう思いながらベースをまたケースに入れ、 体育館を一旦出るのだった。]* (270) 2020/06/16(Tue) 22:42:38 |
転校生 矢川 誠壱は、メモを貼った。 ![]() (a72) 2020/06/16(Tue) 22:50:09 |
![]() | 【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 自分が何組なのかわからないくらい、 授業には出ていないのだと言う。 それどころか、教室に入ったことすらないと。 自分のことをダメなやつだと話す そいつの顔は笑っていたけど、 なんとなくその笑顔の奥にある彼の何か 想像するのは難しくないように思えて。 ] (274) 2020/06/16(Tue) 23:55:48 |
![]() | 【人】 帰宅部 雨宮 健斗…ほんとにダメなやつは、あんな絵は 描けねーんじゃないのとは思うけどよ。 [ そう呟いた。 本心で。 それから思い出したように ] 俺は3-A、雨宮っての。 [ 告げるつもりはなかった名前をぽつりと添えた。 ]* (275) 2020/06/16(Tue) 23:58:02 |
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