人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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視点:


【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ そうしてヌエヌエのことを尋ねられれば、>>253
   機械は己らの予定を明かしただろう。>>1:168
   話が及ぶならば、その意味も。>>1:169

   何せ、孔雀革命に機密らしい機密などなく。
   あるのは、ただ"そのように在る"のだという形だけ。

   ……あるいは。

   "知る"という喜びと欲望が人にはあることを、
   機械は知っていたから。

   惜しむことなく与えてやりたいと思ったのだろう。
   知識は決して欠くことのない物故に。 ]*
 
(308) 2023/11/26(Sun) 6:27:22

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― ■ ―

 〈 草木は真白に染まり、
   線引くように僅かに溶けた雪が道を示す。

   冬の区画、その最果てにその梅はある。
   他の場所にも梅はあるが、ここだけは特別だ。
   この梅だけは、ただひとりのために。 〉
 
(310) 2023/11/26(Sun) 6:29:20

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 〈 ――このような場所では咲かない。
   友は反対していた。
   外界は近く、汚染は濃い。
   ましてやここが冬の区画である限り不可能だ、と。

   僕は笑って、友を相手にしなかった。
   そうなったらもう誰も止められない。
   彼らは機械で、僕は人間で、この孔雀革命の主だ。

   ……いや。友だけは止められた。
   だけど、そうするだけの心持ちがなかったのだろう。

   渋々、小さな梅の座標をデータに記録した。 〉
 
(311) 2023/11/26(Sun) 6:30:19

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   『断言します。咲きません。』

   我が友よ、君ならやってくれるだろう?

   『己は常に最善を尽くした前提で言ってます。』

   そうか。なら、試してみようじゃないか。

 
(312) 2023/11/26(Sun) 6:31:02

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 〈 小さな額に皺を寄せながら、友は僕を睨んだ。
   いいじゃないか。お願いだよ。

   そう返せば、友は己には理解不能ですと
   心底呆れたように言葉を吐いた。

   もっと困惑させてやりたかったな。
   もう少し時間があればやっていただろうね。 〉
 
(313) 2023/11/26(Sun) 6:31:37

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 〈 親愛なる我が友よ。
   僕は、君が思うよりずっと一途だよ。

   君と出会う前から、僕は君の友だったのだから。 〉
 
(314) 2023/11/26(Sun) 6:32:00

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 梅 ―

 [ そこには一本の梅がある。
   硬く閉じた蕾を人工の雪に晒しながら、
   ただ、春が訪れることを待っている。

   咲かない花の意味とは何だろうか。
   どれだけ世話をしようと、春が訪れなければ意味がない。
   理解不能だ、とかつて機械は口にした。

   今なら、何というだろうか。
   ……それでも"理解不能"になるだろうか。

   それ以外の言葉を当て嵌めようにも、
   我が友を表すそれ以上の言葉を機械は持たなかった。 ]
 
(315) 2023/11/26(Sun) 6:32:48

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
   まったく……。
   悪趣味なんですよ、あなたは。

   己が機械だからですか?
   それともその傲慢さ故ですか?
 
(316) 2023/11/26(Sun) 6:34:13

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 世界の総量とは常に一定だ。
   物事に因果が存在する限り、必ず。

   思いつく限りの可能性を機械は並べ立てる。
   ありったけの弱さ。それと同じだけの祈りと願い。

   その全てを機械は否定しない。
   捨て置くこともしない。
   己の身に適う限りの全てを受け入れようとする。

   それこそが、この『楽園』の原点。
   故に、機械はこの『楽園』の守護者だった。 ] 
 
(317) 2023/11/26(Sun) 6:34:47

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
   ……己とは、あなたの言葉そのものです。
   あなたの命令を聞き、あなたの目的に付き従う。

   機械とは、道具とはそういうものです。
   役目や目的は、己の心臓そのもの。
   故に、明快な情報を好み、不確かな推測を厭います。

   そこに我々の価値、存在意義、己の自我があるからです。
 
(318) 2023/11/26(Sun) 6:35:26

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ――だからでしょう。
   あなたがこの地を去ったのは。

   "あなたに付き従う道具"という役を取り上げるために。
   "己の存在意義"を選ばせるために。


 [ "Cogito, ergo sum"
       ――すなわち、"我思う故に我あり"。

   機械が決めたのならば、何でもよかったのだろう。
   必要な物は初めから用意されていた。
   二人過ごす時間の内に、全て。


   今なら分かる。友が何を視ているのか。 ]
 
(319) 2023/11/26(Sun) 6:36:16

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 
   ――"己にすべてを裏切れ"、と。


   その神経ごと、己は結論を疑いたくなります。

   あなたの残した庭を捨て、己が見出した役割を捨て、
   世界に何の価値を果たすかもわからない何か。
   誤作動、明後日の方向かもしれない予測。


   ……視ろというのでしょう。己に。
   存在するかもわからない選択肢、その真価を。

 
(320) 2023/11/26(Sun) 6:38:48

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 機械は振り返る。
   そこにあるのは背丈よりも大きな箱型装置。
   積み重ねてきた、ありとあらゆる選択の記録。

   コードを拾う。
   この身一つで持ち出せる記録データはごく僅かだ。


   ――構わない。

   煙に巻いては、機械を振り回す傍迷惑な言動を好み、
   それでいて、この世界の救いを真実考えている。

   それさえ分かっていれば充分だ。

   例え、己の全てを持ち出したところで、
   友の全てを推測するなど、初めから不可能なこと。 ]
 
(321) 2023/11/26(Sun) 6:39:17

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

  [ ――それでも、己たちは"友"だ。 ]

 
(322) 2023/11/26(Sun) 6:39:51

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
   『絶対的な神創造主が与える契約秩序か?』

   『それとも、新しい世へと導く救世主新人類か?』

   『――世界我々に救いはあるのか?』
 
(323) 2023/11/26(Sun) 6:40:15

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 
   ……"親愛なる我が友"よ。

   己は、答えを出しました。
   始めましょうか、問答。受けて立ちますよ。 *
 
 
(324) 2023/11/26(Sun) 6:40:58

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
どのルートに転ぶにしてもここまでは8割既定路線!の筈!

……のところまで闇鍋を食べたので、もうこれで終わってよくない?の顔をする。ロジックエラー滅茶苦茶やってるだろうな…。概念に壁打ちはいつもやってますが、お話を書いたのは初めてな気がする。

当機は闇鍋ガチャ。せやな。ご勘弁です。(懺悔)
でも楽しかった。本当に。

ひとまず先に。ありがとうございました。
(-214) 2023/11/26(Sun) 6:45:31

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
雷恩さんを投下待機させてた説。
prか1dのどこかでも同じ具合をやった気がするやつ…。

そういえば、]* の意味たぶんわかりました。交通整理。そのような認識でやっていた。
(-215) 2023/11/26(Sun) 6:48:11

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
箱開けたらいつログを読むか悩むな…。

読んだら読んだで文字降って来る説と、完全に読者モードから出ていけないついったーするしかない人間になる説で割れている…。

でも読みたい。僕は読者なので…。労働するので今日は相変わらず深夜コアだし、作業積んでるしと余裕はないけど…。
(-217) 2023/11/26(Sun) 6:52:05