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【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「ほーんと好きっすね……オレも好きっすけど」 表の顔だけを知る人がこの光景を見ればどんな顔するだろうな、 と胸中独り言ちつつ。 「もっと面白そうな人は居るでしょ、多分。 オレにはそういう話は一生無いね」 そうやって言い切るまでした。つまらない男で上等。 ロメオの理想は現状維持。そういうのは御免なのだ。 「ええ?そうなんだ……何も知らない人からはモテそうすけどね。 三十路でも相手作る人は居ますけど、まあ……職業柄っつーかなぁ」 「オレも今更他ンとこ行く気ないですし。 どーせ行くとこもねえし」 「ハハ。これからもよろしくおねがいしまーす、センパイ」 貴方のグラスが空になったなら、 酒を注ごうとウイスキーのボトルを持った。 (-112) 2023/09/15(Fri) 7:38:42 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「何日かかけねーと食べられないよな。 気前が良すぎんのも考えもんだよ」 なんて言って笑っている様子からは、 本当に困っている様子はないけれども。 「いいよ、好きなだけ。じゃあそれと……オレも食うかぁ」 そう言って自分の分も選び、運んでくれるのなら温めている間は皿やらバターを用意しよう。 全てのパンが温まったころには、皿の上は何とも魅力的な光景になった。 「折角だからなんか飲みもんも……何飲む?」 自分は適当にインスタントコーヒーを淹れようと、珈琲の瓶を手に持つ。 すぐにこうやってお節介じみた事をするのだ。 (-113) 2023/09/15(Fri) 7:45:29 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ/* どうも!とうとう始まりましたね…… こちらとしては継続でも全く問題ありません! 折角なので最後まで飲みたいな〜と思っています! 名前が公になる事も大丈夫かなと思います! そんな感じでこちらも続行していきたいです。 こちらこそよろしくお願いします! (-114) 2023/09/15(Fri) 7:48:33 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ「あー……性分なら仕方ねえやな」 そういう事なら、とようやく妙に素直に頷いた。 自分の性分にもその覚えがあったからだ。理解できる。 笑みにはいつもより幾分か柔らかい笑みを返した。 普段そんなに人には向けない表情だが、自覚はあまりない。 「食いつき良いな……」 「わかりましたよぉ。じゃあそん時はあんたの分も。 あんまり味に期待はしないでよ」 仕方ないなとでも言いたげに、約束の言葉にそう返す。 手作りの料理を食べたいと言われている辺り、 そういう信頼はされているんだろうと思う事にした。 ハナから薬も毒も盛る気は無いが。 「あ〜……あるある。そういうレストランのデカい部屋借りりゃ大丈夫でしょ。 持ち込みOKの所……」 「あ、それも良いな。せっかくだしそうしますか」 頭でいくつか候補を立てつつ、テイクアウトには賛同し。 ピザを食べ切れば手を拭いて携帯で店のページをブックマークした。 起こる波乱の事もまだ知らず。 呑気であるのか、それともそれだけ強引な法案であったか。 (-115) 2023/09/15(Fri) 8:03:54 |
【神】 渡りに船 ロメオ「あーはいはい。はいはいはいはい……」 朝からずっと端末とパソコンを傍らに、 アジトの隅で誰に言うでもない相槌を打っていた。 緊急連絡が回された後からずっとこうだ。 画面には『お手伝い』を依頼する文面が何件も並んでいる。 内容はどれも隠蔽や偽装を手伝えというものだ。 今回の件を受けて皆尻尾を出さないように必死なのだろう。 「馬鹿が権力持つとこーなんのね。いい勉強になったわ。 どうやったらあんな法案通るんだよ。 関係者全員脳味噌に蛭でも飼って常に啜られてないと無理だろ」 「ありえねーマジ……関わった奴早く剝製にされて 博物館に寄贈されて『稀代の馬鹿』ってタイトルで展示されねーかな。 コーラとチップス持って笑いながら見に行くのに……」 返事ついでに口からは呪詛じみた文句がずっと垂れ流されていた。 本人の様子としてはほぼいつも通りで動揺している様子はなく、 ただただ今回の件を不服に思っているだけ。 「オレが捕まったらどーすんだ?いや別にいいのか。 上の偉い奴が捕まるよりゃまあそらよっぽど」 貧乏揺すりを収めて、ノートパソコンを閉じ立ち上がる。 両耳に付けていたイヤホンを外せば、 アジトのざわついた空気を感じて億劫になった。 「ダル……」 #アジト (G29) 2023/09/15(Fri) 8:48:24 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「普通のビールで5〜7度くらいだから」 「もっとだな。ワインくらいかそれよか強い」 かな……とぼんやり、そこら辺の知識は自分もはっきりしておらず。 とりあえず強いという事を主張しておいた。 「そ?じゃあそうするよ。色々」 マスターの手際は良く、伝えてすぐ準備が始まる。 その手付きを眺めながら「ん? んん……」と生返事をして。 「菫のシロップが入ってる。スッキリしてて飲みやすいんだけど」 「あんまり人前で頼むなよって酒だな。青いから」 ……その言葉に合わせたかのように、一品目が頼んだつまみと共に届くだろう。 こちらにはブルームーン。 カクテルグラスに薄い青紫のアルコールが揺蕩い、 照明の光をキラキラと返した。 「飲むか?」 (=1) 2023/09/16(Sat) 17:24:09 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「正直それはちょっと面白いす。 本当にそうなったら眺めますね」 無い話に無い想像をしながら、 ウイスキーをショットグラスに注ぐ。 ついでにオイルサーディンももう一缶出しておいた。 食べるかどうかはさておいて。 「あー。そんな感じすね」 「食いぶち減らしで売られかけて……」 くつくつ笑いながらこちらも乾杯を。 それから質問には全然深刻そうじゃない語り口でそう返して、 父親が血迷っちゃったんすねー、とさっぱり付け足した。 「一回教会に拾ってもらったんすけど、オレ教会嫌いで…… あそこなんか気持ち悪くないですか?」 「そっからも逃げて最終的にここです。 神は居ないけどマフィアは居ましたねー…… 「センパイはなんでここに? や、嫌なら言わなくていいすけど」 (-278) 2023/09/16(Sat) 17:37:23 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「アハハ……本当にな。オレも好きだよ」 無論、ロメオも貴方を可愛がっているという事だ。 それについてはっきりと貴方に告げることは無かったので、 それに貴方が気が付くかは、さて。 「うーす。頼むわ」 それじゃあGrazieと伝えて、 二人分の珈琲を用意しよう。 コトリ、と音を立ててカップを二つ並べる。 牛乳と砂糖を持って来てもらったらお好みで入れて、 息抜きの軽食としよう。 * 「……最近困ってることとかない? なんか怖い人居るとか……」 フォカッチャのチーズを伸ばしながら、 なんとなく途中尋ねてみる。 (-279) 2023/09/16(Sat) 17:48:55 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペケチー、とわざとらしく拗ねたような声を出した。 子供っぽい戯れだ。 「そーそー。こんくらい悲劇のひの字にも入らねえす。 別に自分の事可哀想だとも思って無いし……」 頬をカリカリと掻いて、グラスを傾ける。 「う〜ん……無神論なんすかね。 居るか居ないかわかんないのも怖いし……。 その為に作られた建物でその為に祈ったりしてるのが」 「なんかヤで……よくわかんなくて」 わからないから、嫌。 簡単に言えばそういう事で、 ロメオは困ったように眉根を下げていたけれど。 「アルバ……って言ったら、ウン十年前の? このファミリーと一緒になったってとこすよね」 アルバ、と聞けば興味深げにそちらを見た。 昔の話はあんまり聞いた事が無かったので。 (-294) 2023/09/16(Sat) 19:23:12 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「それはまあ確かに……あ」 「もー」 貴方の指に抓まれて行ってしまったチーズを目で追って、 まあいいか、と思いつつ少し下唇を出した。とられたな。 「そゆことす。 だからって入れないって訳でもないすけど」 実際バイト先のおつかいでパンを持っていくことだってある。 ロメオは嫌ということもやる。嫌なだけだから。 祈るより動く方が性に合っているし不安にならない。 神を信じるくらいなら、自分と身の回りの人間を信じる。 目に映るものだけは確かだから、それがいい。 映らないものは怖い。 「──はあ。成程」 「そっか。抗争……デカかったんすもんね。 上下関係無く死んだなら、そーか」 「よくある話すね。残念ながら」 なんでもなさそうな口振り。そこにある確かな肉親の死。 過去の事で、よくある事で、それは事実で。 やっぱりちょっと困った顔で、 それでも同じようににっと笑った。 (-312) 2023/09/16(Sat) 21:09:58 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「ないの。そうなんだ」 「いい事だな。なんかあったら手伝おうかと思ったよ」 よかったよかった、と頷きながら チーズが未だ伸びるフォカッチャを口に詰め込む。 「お前そう聞くとすげえ幸せモンみたいに聞こえるな……」 「オレもな、無いよ。特に無い、いつも通り。 やや忙しいくらいが丁度いいよ……人間暇な方が堪えるから」 ロメオ自身は問題ないようで、 仕事振りも気楽そうなものだった。 やっている事自体は気楽にやってはいけないものなのだが。 「なんかあったら言えよ、マジで。 あとこれ美味いから食え」 そう言ってフォカッチャを一欠押し付けた。 この男はいつもこんな感じなのである。 (-314) 2023/09/16(Sat) 21:18:28 |
【人】 渡りに船 ロメオ「困ったな」 困っている事、その一。 今回の騒ぎで怖がっていないかと思い、 非番であるがバイト先を尋ねた。 怖い事ァ何もねえと袋いっぱいのパンの耳を持たされた。 困っている事、その二。 先程から足に黒猫が纏わりついて離れない。 公園。 徒歩で用足しついで、疲れたので 花壇脇のベンチに座っていた。 時はそろそろ日も落ちてこようかという頃。 こんな騒ぎがあってもマア子供は元気に遊ぶし、 秋の花は咲いているし、鳥は鳴いている。 あんな法律これらにはあんまり関係なくて、 それを感じたくてぶらりと立ち寄ったのに。 「マジ……」「なにがそんなに気に入ったわけ」 変に懐かれてしまったから、変に動けなくなってしまった。 流石に蹴り飛ばして歩いていく訳にもあるまいし。 ナアナア鳴いている野良猫を眺めながら、 パンの耳の処遇についてぼんやり考えていた。 #公園 (66) 2023/09/16(Sat) 21:47:25 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペお返しにオイルサーディンを一つ奪ってやろうかと 思ったけれど……思っただけだ。 「へえ……そうだったんすか。迷惑な話すね…… よそモンが勝手に縄張り荒らしてったのか」 「……センパイの言う通りっすわ。 オレたちの代は抗争なんかなきゃいいですねー。 世知辛い世界なのは知ってますけど、 オレセンパイたちに居なくなられるのは嫌す」 水のボトルは相も変わらず寂しそうに 端の方で佇んでいて、やっぱりまだ封は切られていない。 とはいえロメオもまあまあ飲んだのだし、 そろそろ人の事も言えなくなって来たか。 「まあ」 「オレもうっかり居なくなるかもしれないすけど。 その前にオレの事いいように沢山使ってください」 (-523) 2023/09/17(Sun) 18:12:20 |
【人】 渡りに船 ロメオ>>69 ダニエラ 「あ?」 「ん? ……あ。あー。朝客の」 足元の猫にやっていた視線は、 聞き慣れた声を聞いて上を向く。 その先にあったのは貴女の顔だった。 見慣れたはずの顔と記憶を一致させるのにやや時間がかかったのは、いつも見ない場所に居るからだろう。 「こんちは。今日もお日柄よく」 「オレねー……困ってんの」 なー、と足元に。ナア、と返ってくる。 「野良猫に懐かれて動けなくなっちまった。 コイツずっとオレの足元に居るんすもん。 動いても纏わりついて蹴りそうになるし」 「持って帰るわけにも行かねーし……」 「あんたは何してたんすか」 (89) 2023/09/17(Sun) 18:18:42 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「…………」 「マフィアにゃもったいねーなぁ。お前」 こんな悪党どもの巣窟に居ていい奴かね、なんて内心笑った。 実際悪党どもの巣窟に居る訳だし、 他所に行ってほしいわけでもないのだけれども。 随分まっすぐで素直に見えたものだから。 ロメオは貴方を『善人』だと思っている。 行いの正邪ではなく、人としての形が。 「うーす。いつも頼りにしてます……あ」 「なんだよ。あげようと思ったのに交換になった」 言葉こそ不服そうだが緩んだ顔でそれを受け取って、 カスタードの零れそうなパンの欠片を口の中に放り込む。 「……はあ。ずっとこんな感じだといいんだがね」 (-527) 2023/09/17(Sun) 18:27:51 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 黒眼鏡通知が来ればすぐに端末を開き、 文面に目を通して。 「……そりゃそうだよな〜〜。すっげ忙しそうだったし」 ふう、と息を吐いた。 朝からアジトでの姿を見かけていたので。 そんな事を言いながら店まで足を運び、 中に入れば聞いた通りの荷物、あとおだちん。 『お疲れさまです。今持ってきます』 『わざわざ用意してくださってすみませんね。 なんかあったらすぐ呼びつけて下さーい』 ……そんな文面と一緒に、 おだちん袋の前でピースサインをしている写真も送り付けた。 いい迷惑。 そんな感じで、貴方の用意した珈琲は つつがなく無事に送り届けられただろう。 (-528) 2023/09/17(Sun) 18:35:00 |
【神】 渡りに船 ロメオ「失礼しまーす」 バゴ 、とか文字にするならそんな感じの、ほぼ破壊音と言っても差し支えないドアの開く音。 両手が塞がっているので足で開けたせいだ。 裏腹に丁寧なあいさつを添えて食事会の席にやってきた。 「黒眼鏡の旦那から珈琲のお届け物。ポット何個分か」 「オレラスク揚げてきたんで食って下さい。 シナモンシュガーが嫌ならガーリックソルトのも 作ってあるんで……あ」 そのままつらつらと言葉を並べて、 持ってきたものの説明と一緒に開いているところに どんどんと並べていき。 「余ったニンニクでアヒージョとペペロンチーノも作ったけど」 「すごい量すね。ハハ」 そのまま自然な流れで着席した。 珈琲の為のミルクと砂糖も持って。 #アジト (G56) 2023/09/17(Sun) 18:48:36 |
【鳴】 渡りに船 ロメオその驚きには静かな頷きを返した。 そうなのだ。酒の度数は馬鹿に出来ない。 この世には99度とかいう度数の酒もあるのだから。 「うん。青い酒って言うか、青い飲みもんはあんま」 それだけを言って、貴方が飲みたい事を主張すれば 黙って一口目を譲る。 グラスが傾けられて透き通った青紫が注がれていくのを ロメオはじっと見守っていた。 「……アハ。大人だろ」 「ちなみに青い酒が駄目なのは薬混ぜられるからだぜ。 睡眠薬とか水に溶けると青くなるようになってるから、 万が一混ぜられても気づかないんだよ」 それからケロッと笑顔になって、 何故駄目なのかのネタ晴らしをした。 ちゃんと一口飲んでから告げる辺りに 少しばかりの悪戯心と悪意があるからこれは良くない。 「オレが悪い大人じゃなくてよかったな。フフ」 「良い酒だろ。オレは好き」 勿論そんな事するわけじゃないけれど。 貴方は敵じゃないのだし。 (=4) 2023/09/17(Sun) 19:20:26 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「素直なのが取り柄でーす。 この今の環境が気に入ってんすよ。アジトも、メンツも」 酒のせいかいつもより柔らかい笑い方をして、 確かめるように言葉にする。 特に素直なのもきっと酒のせい、という事にしておく。 「こんなデカい穀潰しが簡単にくたばるわけないでしょ。 貴方がそう言うんなら、オレはそうしますよ」 無理難題であっても、望まれるのであればそうでありたい。 そしてそれは自分の望みとも一致するかもしれない。 「ちゃんと隠居できるまで居てくださいね、あんたも」 「その為にはまずそこの水を飲んでもらわなきゃあ……」 そうして用意した物が無くなった頃合いに、 とうとうピ、と水のボトルに指を差した。 「その間に片付けときますんで」 (-540) 2023/09/17(Sun) 19:28:27 |
【人】 渡りに船 ロメオ>>91 ダニエラ 「ふ。そう、子供舌のね」 近付こうとしてやめた事にも、 仕事についてを言い淀んだ事にも、 小首を傾げるがそれ以上の追及はない。 今はバイトと客、それだけの繋がりで そこまで踏み込もうとはしない。 時勢柄、はお互い様だし。 「んお。はーい……」 待てと言われて何も聞かずに素直に待つ姿は、 大きめの犬のようだったかもしれない。 それからちゃんと帰ってきた貴女の手に持つものを見て、 「あー」と気の抜けた声を上げた。 缶が開けば猫はそちらに興味を示す。 またフニャアと鳴いて、やっとロメオの傍から離れた。 二人の間にちょんと座って見上げている。 (93) 2023/09/17(Sun) 19:34:13 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「これからだろ、多分。 貫禄の事を言うならオレもじゃねえの〜?」 コーヒーカップを傾けながら首を傾げる。 背丈である種の圧はあるだろうが、それは貫禄ともまた 違うものなのだろうし。 「負けたわ……トホホ」 そんなふうにふざけた返事をできるのも、 ロメオにとっては気を許した数少ない人数しかいない。 戯れにも相手が必要で、今回はそれに恵まれた。 「いやあ。別に? なんとなく色々考えてるだけ」 「人生って油断してると落とされるから」 世知辛い事をなんとなく気怠そうにぼやいて。 「や。やっぱ疲れてるのかもしれん。ちゃんと寝なきゃな。 昨日銃のメンテナンス頼まれてずーっとやってたから……」 (-548) 2023/09/17(Sun) 19:55:29 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「やった〜。センパイ大好き〜」 なんとも棒読みだが、一応心は籠っていた。 ふざけた返答でも返答は返答で、 長生きしてくれればいいという気持ちは本当なので。 「ちゃんと酒抜いて寝てくださいよ。 二日酔いでやらかしたら助けられませんからね」 それは自分もまあまあ同じなのだが。 貴方が水を飲んでいる最中に片付けは済ませて、 飲みかけのボトルはちゃっかり持ち帰るために袋に入れて。 「お駄賃ありがとうございました。話もできてよかったす」 またのご利用お待ちしてまーす、なんて気の抜けた挨拶をして、ロメオはそのままその場を後にするだろう。 背の丸まった後ろ姿の足取りは、きっと来た時よりも軽かった。 (-550) 2023/09/17(Sun) 20:02:55 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「ふーん……意外と今を生きんのね」 「そんじゃあ後悔させないように、 ちゃんと頼れる先輩でいましょうかねえ」 ロメオにとっては楽観的にも聞こえるその意見は、 それでも前に進んでいく上では正しい思想だと感じた。 今から後悔して立ち止まっていちゃあ、 いつかは何もできなくなる気がするから。 であれば自分が彼に出来る事は、後悔の材料にならない事だ。 「何丁……?何丁だっけか。 これ全部やっといてくれって雑に渡されたんで……」 「3時間半は寝たよ。 割と十分だろ、寝られねえ時に比べりゃ」 なんとなくコーヒーカップを両手で守りつつ、 こてこて首を傾げながら思い出しつつ答える。 その内容には……小言に値するいくつかの問題はあるのだが。 この男にとっては割と日常だし些事ではあった。 (-554) 2023/09/17(Sun) 20:20:58 |
ロメオは、頭上のハテナマークを増やした。何だったんだろ。 (a37) 2023/09/17(Sun) 20:22:02 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「はあい、揶揄いました。すみませんでした」 反省の色があんまり見られない返事をしつつ。 「新聞かなんかで見た。 護身のために気を付けろみたいな感じの……」 「嫌だろ。酒飲んでただけなのに事件に巻き込まれるとか」 ここにあるのは純粋なカクテルだ。そんな心配はない。 マスターの目がある限りはそんな事も許されないだろうけど。 そしてこれを知ったのも同じファミリーの先輩に 教わったからなのだった。 こういう細かい嘘の数はもう覚えちゃいない。 「それ甘いんだ。いいな」 「俺も次は甘いの頼むかな……頼んだ事無いのとか」 先輩ぶるのはそこそこに、 自分も冒険してみようかなんて気持ちにもなった。 二人で初めてのお酒を頼むのも悪かないな、と思ったので。 (=6) 2023/09/17(Sun) 20:52:24 |
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