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【独】 美術部 雨蓮 しずく…過去回想… (最初からテーマを決めて始めればよかった…) [ 後悔ばかりが先行する。 目の前のキャンパスには黒い背景と綺麗な星空。 その中には紫陽花が淡く輝くように描かれていた ] さみしい さみしい さみしい (-184) 2020/06/18(Thu) 23:08:46 |
【独】 美術部 雨蓮 しずく[ 絵から見える感情だ。 しずくは昔から絵から感情を感じた。それは、人の絵であっても、自分の絵であっても変わらずに…。] (はぁ…。私が描いた絵の感情は私の気づいていない本心…。寂しいんだわ…分かっていたけれど…) (-186) 2020/06/18(Thu) 23:11:21 |
【人】 絵描き 要時間飛んでアトリエ さて、お腹もいっぱいになったし、 とりあえず、描きたいことが沢山ある。 あんなに夢のようにキラキラで 嬉しくて、楽しかった感情。 やっぱり、絵にしないと、画家とは 言えないよなあ? 鼻歌を歌い、次は新しい紅茶をいれ、 キャンバスに色を足してゆく (142) 2020/06/18(Thu) 23:29:08 |
【人】 光学迷彩 もも[『わたしは壁。』 着地する。] スタッ… [窓から飛び降り一階の地に降り立つ。 透明の容器に入った両手の飲料は蓋の内に当たるまで跳ねたが場外に飛び散るほどではなかった。ふぅ、っと一呼吸してイチゴミルクが入った容器のストローに唇を添える。] […誰かの視線を感じた>>140。 人混みの中の誰かが、わたしの存在に気づいた? イチゴ味のタピオカを舌の上で踊らせながら視線を逆探知しようと試みる。校舎から出てきたばかりの男子と目が合った…気がした。その男子は特に特徴もなく、何だかわたしと同じ匂いがした、2年生の先輩のようだ。 よーく見ると…やはり姿勢はこちらに向いているものの目線の先は曖昧になっている。しっかりと見えていない。] [ストローを咥えたまま、その容器を持った手の人差し指を上に向けて立てた。『ひ』『み』『つ』『だ』『よ』と、声を発さずに唇を動かす。見えていなくてもそれはそれで。] [その後、フラッと方向を変えいつもの場所へと向かう。*] (143) 2020/06/18(Thu) 23:51:53 |
【人】 絵描き 要やっぱりよく見えなかったけれど、 人差し指を立てたのは分かる。 あれは、しぃー。ってこと、かな? その人影、というか雰囲気は、指を立て終わると満足したかのように、ふらり、とその場を去った。 とてもお腹の空いていた、僕にはそれを追う、なんてことは出来なくて。 さすがに女の子に食料をたかるわけにも…… あのこタピオカ持ってたな……。 いやいや、絶対飲みかけだって。 とりあえずこの人混みの中、どうやって外に出ようかと 思案する。 彼女のことはもちろん、誰にも言わない* (144) 2020/06/18(Thu) 23:58:42 |
【人】 絵描き 要こっそり、こっそり木の影なんかに隠れ、 下を見ながら、人混みをやり過ごす。 「ふう、やっとか」 そんな作業に没頭していたら、ようやく、 正門から外に出られた。 すぐ出た道沿いをぶらぶらと いや、ふらふらと歩いていると、こじんまりとした 喫茶店を見つける。 これ、人くるの?と思うレベルの寂しさだ 丁度、僕の出してる喫茶店、みたいな……? お腹の空いていた僕はとりあえず、扉を開ける。 カランコロン 子気味の良い音が鳴った。 すると、中から、同じ制服を着た男子生徒が、入れ違いに出てくる>>34 あれは……?顔はよく見えなかった。 いや、見えていたとしても、どうせ、判別はつかないだろう。 少し気にはなるけども、どうせ知らない生徒だし、 そんなことよりお腹がすいている。 メニューを手に取り、 書いてあるキーマカレーを頼んでみた。 (145) 2020/06/19(Fri) 0:06:07 |
【人】 絵描き 要頼んだ理由……は、かなり強調してあったから。 暫くして、運ばれてきたのは 湯気がほわほわと浮かんでくるような 熱々のキーマカレー。 ただでさえ美味しそうなのに、空腹は最高の調味料状態の僕にとって、それは、とてつもない威力を発揮した。 「お、美味しすぎる……」 ピリッとしたからさと、ひき肉の旨味。それから野菜の甘みが相まって、ああ、このご飯ともものすごく合う! この辛さも程よいバランスで、カレーだけで食べるともちろん辛いんだけど、ご飯と食べるとちょうど良くて、水が欲しくなる程も辛くはない。そんな辛さだった。 みるみるうちに皿のカレーはなくなり、 膨らんだお腹を見て、満足気に微笑むと、 店主に代金を払った。 さて、腹も脹れた事だし持ち場に戻るか* >>142に続く (146) 2020/06/19(Fri) 0:11:37 |
【人】 教育実習生 青柳 慶ー少し前の2年廊下ー [ お化け屋敷に行く前に、タピオカ屋の横を通った。 行く方向的にも、当たり前ではある。 稜が、タピオカに興味を示していたので ミーハー と呟いてみる。 しかし、稜自身は全く気にしておらず、 先に飲んで行こう、と引っ張られた ] 「慶先生!」 はいはい。飲んでんなぁ…… 「美味しいから飲みなよー」 先生甘いの苦手なんだよ。 稜くん、長い列は後からにしてマジ。 [ 店内でのんびりタピオカを楽しんでいた 生徒たちに別れを告げるように 稜のワイシャツを引っ張って2-A へ。 終わったらタピオカ屋に戻ろうと、 約束をして。 飲む予定はないが、 バンドまでの間の話し相手くらいは、 彼もしてくれるだろうと思っていたから ] (147) 2020/06/19(Fri) 0:28:41 |
【人】 教育実習生 青柳 慶ー2-Aをでて2-Cタピオカ屋ー [ というわけで、戻ってきた。 流石は流行りのタピオカ。 大盛況そのもの。 席に座ること自体は簡単にできたが、 オーダーをかけるのが一苦労だった ] 稜くんがんば。 「なんで???つか、なに携帯見てんの」 まぁ…色々? [ この学園にいる人間で、 慶の連絡先を知る人物はそんなにいない。 大学の友人たちからの連絡が ちらほらときているだけ。 教育実習に行っているメンツは、 息絶え絶えらしい。 みんな地元に戻ってるのもあって、 楽しんでいるらしいけれど、 苦労しかないと言っている彼らに、 文化祭の写真を後で送ってやろう。 そんな風に少しだけ考えて、 叔母に今度遊びに行く、と 連絡を入れる ] (148) 2020/06/19(Fri) 0:30:20 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 [ その間に、稜は何とか注文をかけることが できたらしく、慶に声をかけてきた ] 「よくお化け屋敷で全く驚かなかったな?」 稜くん見てたほうが驚いたわ。 ビビリな稜くん、モテるよ絶対 「学生に手を出すほどじゃねぇよ。 それより、市川とは?」 それなり。…それなりだよ。 「お前ら、僕が来た時から 校内で知らない奴いない系だったもんな」 勝手に、広まっただけ。 まぁ、でも……今となっては、 早い段階で言っててよかったのかも。 「校内行事、滅多に離れなかったの覚えてる?」 多分離れたの…修学旅行の風呂くらい。 「マジかぁ……」 (149) 2020/06/19(Fri) 0:30:59 |
【人】 教育実習生 青柳 慶ー独白ー [ 市川 唄 - Ichikawa Uta - 1-A,2-A,そして3-Aに籍があり 出席番号は3年間20番だった。 慶が、高校1年の5月はじめに、 初めて声をかけた女子生徒。 病院に2週間に1回行かなければ いけなかった、女子生徒。 そして、慶が3年間一緒に時間を過ごした ... 最愛だった 彼女 。慶が高校3年間で1番口にしたことは、 『唄、何がしたい?』 だろうと、自覚している。 文化祭、体育祭、修学旅行。 何をするにも、慶は唄と一緒にいた ] (150) 2020/06/19(Fri) 0:34:03 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 なぁ唄。 「はい、なんです?」 将来の夢とかってある? 「勿論。化学の先生!」 わー、唄先生すごーい。 「慶くんは?」 ……じゃぁ、俺は生物の先生。 「苦手なのに?」 [ 高2の2学期くらいの中間考査の勉強中。 化学教室で2人で勉強していたときがあった。 そのときに、ふと聞いてみたこと。 彼女は化学が得意で、 どうにかやってこの楽しさを教えたいと 思うようになって、教師になりたいらしい。 彼は、生物が苦手だった。 赤点はとらないけれど、苦手な分野だと 一気に覚えが悪くなるタイプ。 だからあのとき、彼女は不思議そうに 彼の返答を聞いていた ] (151) 2020/06/19(Fri) 1:31:21 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 同じ教科だと一緒の学校に 採用されない可能性あるだろ? 「だから、慶くんは頑張って生物の先生になると」 楽しそうに授業の準備してる、唄先生見たいし。 「なら、生物の勉強時間増やします?」 ………増やすしかないかも。 「それでは、今回の目標点数をもう少しあげましょう」 [ 成績が悪い方ではなかった彼も、 彼女のちょっとした意地悪な部分には お手上げだった。 でも、いつもはバスケ部の一員として 活動して、彼女と過ごすことができる 数少ないタイミングだったから、 試験も嫌な物だと思うことが 徐々に減っていた気さえしていた ] (152) 2020/06/19(Fri) 1:33:01 |
【人】 教育実習生 青柳 慶[ 昼休みに体育館に行って、 シュート練習をするところに、 彼女が一緒に遊びに来ることもよくあった。 彼女はコーチ向きで、 よく姿勢を見てくれていた。 知らないことも調べて次の日には 彼より詳しくなったこともあった。 試合には、体調が良ければ来るという約束で 10回に1回くらいの頻度で 応援に来てくれていた彼女。 両親の付き添い付きだったから、 彼女との付き合いも、 自然と家族ぐるみになっていった ] (153) 2020/06/19(Fri) 1:41:30 |
【人】 教育実習生 青柳 慶ー2-Cー [ はっとして、稜のほうを見ると、 彼は到着したタピオカに夢中だった。 お陰様で、慶が昔のことを思い出していた 数分の間のことは、誰にも気づかれていない ……はず。 タピオカ。 高校生の時に2人で並んで買った。 でも、あまりにも量が多くて、 2人でやっと1本を飲み干したくらい。 お化け屋敷は、流石に彼女の病気もあって 行くことは叶わなかったけど、 治ったら、行ってみようと言っていた場所。 バンドは、彼女の方が好きだった。 Two winsも、彼女から。 人混みを避けるために、 体育館後方から小さなバンドマンたちを 見ていたことが懐かしい。 コスプレカフェ。 2年の模擬店だった。 彼女が作ってくれた衣装に、 歓喜し、盛り上がった ] (154) 2020/06/19(Fri) 2:08:27 |
【人】 教育実習生 青柳 慶稜くん、めっちゃどうでもいいこと言っていい? 「あんまよくないけど何?」 タピオカって、砂糖の量にもよるけど、 1本300キロカロリーくらいあるヤツがあるんだって。 [ それを伝えると、 稜が少し飲むスピードを抑え始めた。 ハンバーガー1つ分のカロリーを 消費する運動量というのは、 馬鹿にできない。 面白い先生だな、と思いながら、 慶はこの教室で少し時間を潰す。 もし、玄森がタピオカ屋に来たなら、 一緒にバンドを見にいくだろうし、 彼女が現れなければ、 バンドが終わり次第、展示室の方に 向かうことになるだろう ]* (155) 2020/06/19(Fri) 2:16:13 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a24) 2020/06/19(Fri) 2:55:59 |
【人】 無表情 トオル[赤羽の肩を力強く抱かれながら体育館へ向かうトオル >>84] (離してくれねーのかな…) [体育館に入る手前で、不気味なほどに凛々しい顔でまっすぐ前を見つめながら、赤羽はトオルに告げる] 「とりあえず…締めることになるが、大丈夫か!?」 (しめる?しめるってなんだ…。ドアを閉める?俺を〆る…?さすがにそれはないか) [頭にハテナを飛ばしながら、その奥の部屋へと進み、更衣室へと入っていく。そこにはふんどしを締めた男たちがすでにスタンばっていたのだ] (ま、まじか…。しめるって、ふんどしを締めるってことかよ〜〜!!) ・ ・ ・ (帰りたい…) [トオルは更衣室で頭を抱えていた。ふんどし姿で…] (156) 2020/06/19(Fri) 5:32:01 |
【人】 無表情 トオル[ふんどし姿のまま、頭を抱えているトオル] (こんなことしている場合ではなかったんだが…はぁぁぁ…どうしたもんか…) [彼女に返すべき、紫陽花の白いハンカチを両手で優しく持ったまま、あの頃へと記憶が戻っていく] (157) 2020/06/19(Fri) 5:55:46 |
【人】 無表情 トオル〜回想〜 「お、お兄ちゃん…またしずくとあってくれる?しずくの絵を見てくれる?…」>>1:256 [俯いていたしずくが、急にトオルを見上げて目を輝かせていうものだから、トオルも反射的に「イイよ!」と言うが、勢いがありすぎて、その声は裏返ってしまった。それがとても滑稽で、2人で笑いあった。] [それから、しずくは通院の度に、トオルの病室に顔を出すようになった。 家族以外の誰かがトオルを見舞うことは、トオルにとって初めてのことで、誰かの訪れを待つという時間の嬉しさを知った。 しずくは、スケッチブックにたくさんの絵を描いて、トオルに見せてくれた。トオルはいつも彼女の絵を褒めた。 ある日、トオルは母親に頼んで、一枚のハンカチを買ってきてもらった。 白くて、右下に紫陽花の刺繍の入ったタオルハンカチだ。] (158) 2020/06/19(Fri) 5:57:03 |
【人】 無表情 トオル[ いつものように、しずくがトオルの病室を訪ねて来たが、その顔は暗い。] 「どうしたの…?」 [ しずくは俯いたまま、これからもうここに来られなくなってしまったと話す。 いまさっきの診察の時に、別の病院への紹介状が出たようだ。この病院はしずくの家からは遠く、幼い彼女は一人では来ることが出来ないのだ。 ポロポロと泣き出すしずく。] 「しずくちゃん、泣かないで。これ、あげるよ」 [ トオルは、白いハンカチをしずくに手渡す。] 「このハンカチ、最初見せてくれたしずくちゃんの絵に似てると思わない?ネットで見つけて、お母さんに買ってきてもらったんだ。」 [ トオルが優しく笑うと、しずくも涙目のまま笑った]* (159) 2020/06/19(Fri) 5:57:13 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一よし、準備は整った。 光明、行くぞ。 [「はい」と答える彼。 いつもクラスの隅で読書をしていた光明は どこか中性的で弱々しいイメージだったが 話してみると 赤羽の全てを見透かしたような言葉に 赤羽は随分と心を許し始めていた。 トオルを見やると その銀髪に白いねじり鉢巻とふんどしを 締め上げている。 頭を抱えているようで 赤羽は物腰の柔らかい光明と目配せをすると 光明がトオルに 「行きたいところがあるなら行っていいんだよ。」 と声をかける。 トオルが離れるならそこで別れて 一緒に行くなら舞台へと向かった。*] (160) 2020/06/19(Fri) 7:14:21 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一ポムペッシュ学祭ステージ 開幕!! [中央に立つ赤羽が太い声を上げると 赤いスポットライトが舞台に当たる。 裸に白いふんどしの男が15人。 天高くまっすぐと挙がった 男たちの右腕が 一斉に振り下ろされた。 ドドドドッドン ドドドドッドン 太鼓の音が鳴り響く。] (161) 2020/06/19(Fri) 7:16:09 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一[熱気でふんどし姿の男たちからは 白い湯気がたつ。 有志は運動部のリーダーが多い。 全員で同じ土俵に上がり 共にこうして汗を流すことで 一体感を作り揺るぎない関係を作る。 言うなればこれも選挙の策略。 僕は僕の國を作るためなら 何だってする。 それが修羅の道であろうとも 僕はその一歩を踏み出すだろう。 太鼓の音は体育館に響き渡っていた。*] (162) 2020/06/19(Fri) 7:19:02 |
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