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【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 二曲目の始まりを、ギターが告げる。 鳩尾のあたりが、ギュッと軋んだ。 ボーカルの声が、滑らかに伸びて、 俺に、届く。 ] 忘れないで、今までの道のりに、 自分の足跡があるんだから。 [ あ、やばい。 (213) 2020/06/19(Fri) 14:27:12 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗『自分のこれからを見つけるとき どうかまた息を吸って、 君の人生は君が作るんだから。 一歩踏み出すことに意味がないなんて、 誰が言った?そんなわけないだろ。 生きることは、愛することなんだから。』 [ 堪えきれずに天井を見上げて、目を閉じる。 腕で、顔を覆った。 ] (214) 2020/06/19(Fri) 14:31:39 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一―― 幕間 ―― [ふとスマホの画面を見ると 光明からのメッセージ。 「赤羽くんが気にしてたこと 彼にLINEしておいたから大丈夫だよ。」 光明は積極的に人と会話することが ほとんどないと思っていたが よく人を見ていた。 ふんどしを締め上げている時に光明に聞いた話。 旧校舎の理科室を通りかかると コーヒーのいい香りがしたこと。 ちらっと外から覗いた時の様子。 その話を聞いた時に赤羽は 少しだけ胸に引っかかったことがあって 眉を下げた。 その様子を見逃さなかった光明は 彼にLINEをしていたようだった。] (216) 2020/06/19(Fri) 14:46:26 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一[LINEは続く。 「そう言えば雨宮先輩、スーツだったよ。 ふんどし姿見たかったなぁ。 女子の注目間違いなしだったよね。」 3年の委員長に聞いてLINEした 💩を送ってきた先輩か。 綺麗に染められた前髪を揺らしながら にやにやとからかう雨宮先輩を思い出し>>1:17 ふんどし姿を想像して笑った。 顔を上げ、椅子を探していると ちあはこちらに気づき ぺこりとお辞儀をした。>>199] 隣いいかな?* (217) 2020/06/19(Fri) 14:55:26 |
【独】 教育実習生 青柳 慶/* さて、実況席の青柳さん。いかがなものでしょう 「ん?……知らない。他人の恋路ほど読めないとのないから」 /* にしても、男性陣拗らせてますなぁ。 「…………否定はしない」 (-233) 2020/06/19(Fri) 15:00:18 |
【人】 絵描き 要歌詞は(多分、恐らく?)英語で、何言ってるか、よくわかんなかったけど。 さすがに全部覚えてGoogle翻訳する訳にも行かないから。 って言うか無理だから。 何となくニュアンスを感じ取る。 きっと、大事な意味が、あったような、 気が、したから。 途中、ちょっと、先輩の雰囲気が変わったような気がしたけど>>214気にしないことにする。 うーん。 やっぱり雰囲気で読み取るのにも限界がある。 まあ後で、矢川先輩に意味聞いてみよう。 それに意味がわからなくても、感動できる音楽って、 やっぱり凄い。 その辺、絵画とかと似てるかも。 気がついたら、隣にいた先輩>>215 「落ちんなよ」 と注意されたけど。 「僕が落ちたら先輩が拾ってくれるでしょ?逆もそうだけど」 なんて、さっきと少し雰囲気が変わった先輩にいたずらっぽく笑いかけてみる* (218) 2020/06/19(Fri) 15:10:19 |
【人】 絵描き 要ぬう。なんと言う不平等。 まあ先輩がはしゃいで落ちる姿なんて想像も出来ないけど。 落ちたら、泣きながら引っ張りあげるであろう自分が容易に想像できる。それが少し悔しい。 「じゃあ僕はせいぜい落ちないように頑張りますよーだ」 と不貞腐れたような顔を作る。 別にほんとに不貞腐れてるわけじゃないけど。 ん。 大丈夫そうか?と尋ねる声。 この人はやっぱり優しい。普段は、こう、そんな素振りも見せないのに。 こういう、ふとした時に見える優しさに、惚れる女の子も少なくないよなあ、なんて考える。彼女がいないなんて信じられない。 こくり、と頷いてから、それじゃあ見にくいかもしれないなと、言葉を付け足す。 「凄い、いい場所貰っちゃったみたいですね。人の顔は見えないけど雰囲気は感じられる。ちょっとだけ、あの中に混ざりたいって気持ちは無くはないですけど、うん。大丈夫ですよ」 「あの中に混ざりたいって気持ちだけが強くならないのは、きっと、雨宮先輩が一緒についてきてくれたから。だから、ありがとうございます」 「あ、先輩も下に行きたくなったら、いつでも行っていいんですからね?」 と自分ばかりはしゃいでいたことに気づいて、 多少申し訳ない気持ちになり、言い出してみる。 どう受け取るかは知らないけど、これもれっきとした僕の本心だ* (220) 2020/06/19(Fri) 17:00:12 |
【人】 無表情 トオル「いよいよ時間だ!行くぜ!」 [威勢の良い開幕の発声に、更衣室内はにわかに活気付いた。そんな中でもまだ頭を抱えて座ったままのトオルに、光明と呼ばれていた男子生徒が声をかける。] 「行きたいところがあるなら行っていいんだよ。」 [トオルは一瞬考えたが、覚悟を決めることにした。…行こう! それは、幼い頃から病気を持っていたことで小学校もろくに通えず友達もおらず人と関わらずに生きてきたトオルの、初めての一歩への覚悟だった] [舞台の上に立つと、手足が震えた。和太鼓の演奏自体は授業の課題になっていたため、練習したことがあった。熱気に圧倒されながらも、音に合わせて手が動くのに任せて、必死に叩いた。 次第に薄れていく緊張感。それと同時に、今までに感じたことの無い高揚感を感じていた。] (222) 2020/06/19(Fri) 17:56:27 |
【人】 無表情 トオル[ 演奏を終えても、高揚感に包まれたままのトオル。更衣室に戻って着替えていると、あのハンカチが目に入った] ( うっかり忘れていた…!もう文化祭も終わってしまう…!彼女を探さないと…!) [トオルは、校舎の方へ走って行った。無意識に足は美術室の方に向かっている]* (223) 2020/06/19(Fri) 17:59:42 |
【人】 絵描き 要「ん。行ってらっしゃい」 自分で言っておきながら、少し、寂しさを感じたけれど。 僕は大丈夫。 「次の出し物はなんだろ……」 なんて何気なくつぶやく。 その頃には、先輩はあの人混みの中に紛れるのだろうか? もしかしたら先輩の頭なら見つけられるかもしれないけど。 ……流石に無理か* (225) 2020/06/19(Fri) 18:08:48 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−移動中− [ ライブを楽しんだあと、 どうやら何か他の演奏があるらしかった。 舞台の袖がガヤガヤと忙しく 機材を撤去しつつ、 舞台上を整備していたから。 どうしようかと考えつつも、 彼は約束を果たすために、 体育館を後にした。 もし、出番があのタバコの香りを 纏っていた生徒だと分かっていれば、 そこにもう少しだけいたかもしれなかったが。>>221 雨は、少し落ち着いていた。 それでも、微妙に風が吹くと顔にかかる。 それもまぁ、甘んじて受けとめれば 彼は待ち合わせ、とまではいかないけれど 約束していた朝会った展示室へと 彼は向かった ] (226) 2020/06/19(Fri) 18:17:54 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a26) 2020/06/19(Fri) 18:28:35 |
絵描き 要は、メモを貼った。 (a27) 2020/06/19(Fri) 18:36:23 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−理科準備室− [ 彼女はまだ来ないだろうと思い、 少し片付けの手伝いを始めることにした。 化学教師の馬渡が、化学部の研究ショーの 片付けをしていたのが目に入ったのも ひとつの理由である ] 「懐かしいなぁ。バスケ部だった青柳が、 まさか化学部の手伝いしたときのこと、覚えてるか?」 忘れた。 「市川、すごく楽しそうだったなぁ」 先生、マジで…… 「あれを見て、入部決めたやつもいたんだ。 だから、お前たちには感謝してもしきれない」 ……唄も、休みがちなのに部長させてくれた先生にいっつも感謝ばっかり言ってたよ。 「あれは、部員の総意だったから私がどうの、ということじゃぁない。少しでも楽しんでくれた、市川がうちの部の象徴になったわけで」 [ もし玄森が声をかけてきたら、 彼は適当なところで片付けを切り上げて 彼女に近くのだろう ]* (228) 2020/06/19(Fri) 18:50:16 |
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