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ナツメは、普通の少女だ。 (a50) 2022/02/28(Mon) 16:58:28 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ互いに相手をよく知らない。 だから、きっとその選択がちょうどいい。 「………ああ、だから。 少し自分と似てる部分があるなって、思ったんですね。」 誰のことだろうな。彼ら双方に、俺はそう思ったから。 たとえこの人物評が違っていたとしても、合っていたとしても意味などなくて。 この会話は、1から10まで無益だ。 だけど青年にとって、全くの無意味というわけでもなかった。 誰に対しても行っていた、ハリボテの父親ごっこをする相手が減った。 ほんの少し、勝手に背負っていた肩の荷が下りた。 「はい。僕も自分のコレが悪意じゃないって、信じることにします。 まあ、違ってても構わないし、何でも構わないけど。 どっちでもいいから… あなたがそう言ってくれたので、信じる方を選びます。」 (-375) 2022/02/28(Mon) 17:13:47 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ返事は返ってこなくとも、上葛は待っていた。 再度場所を聞かれれば、また同じように答えて。 そうしてあなたがやって来れば、へにゃりと笑って。 「……どうも、 フカワさん。」 今居る場所は、以前話した時と違って、まだ人通りのある場所。 だから、誰かが通り掛かるかもしれない、と考えて。 敢えて"今まで通り"の呼び方をした。 理解されたい、理解されたくない。 上葛は知っている。なぜそういった言葉選びに至るのか。 だって一度、本人からそのような事を聞いたから。 「……できることなら、知られたくはなかったですよ。 でも、心のどこかで諦めてもいました。 僕の事は誰にも教えようとはしないのに、 誰かの事を僕だけが知ろうとするのは公平ではないし、それに。 僕は嘘も隠し事も得意ではないから…」 全部全部諦めたように笑う。 笑顔はそれらを取り繕う為のものではなく、単なる癖だ。 だから貼り付けたような笑みでも、その顔色は雄弁だ。 (-376) 2022/02/28(Mon) 17:14:48 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「重荷に、なるじゃないですか。 これから死ぬ人の事なんて、知らない方がいいじゃないですか。 自分が、自分達が選んで死に追い遣るかもしれない人を その人の人生を、個人としてのパーソナリティを 知らない方が、楽でいられるじゃないですか。」 だからこれまでずっと、上葛掃守という個人をひた隠しにして ただの"清掃員のカミクズ"であろうとした。 名前を隠して、作業着を着て、プライベートを見せなかった。 人は、家畜の屠殺に思う事は少ないけれど。 共に過ごしたペットの殺処分には、強い抵抗を抱くもの。 上葛は、大半の人間はそうだと思っている。でも。 「でも、知らない方がいやだって思うのも、わかるんです」 「だから、思うんです」 「その重さを受け入れられる人なら、いいのかなって」 (-377) 2022/02/28(Mon) 17:15:08 |
【秘】 剣道 ツルギ → 清掃員 カミクズ今度こそ、青年は実際に数歩下がる。 背筋を伸ばして、音を立てず滑らかに。 試合の最後、対峙した相手へ敬意を示すときのように一礼をして。 「───…… ありがとうござい 。」ました ハッキリと、芯のある声で告げた。 踵を返して立ち去る間も、振り返ったりしない。 礼に始まり、礼に終わる。 勝っても負けても引き分けでも、礼節を何よりも優先する。 武道とは、そういうものだ。 君のことは、君たちのことは、もうどうでも良いのだから。 これ以上の詮索は不要でしょう。 試合が終われば他人ですから。 でもね、正面にいるその間だけは、他人じゃなかったんです。 ただ、それだけ。全部、過ぎた話です。 (-378) 2022/02/28(Mon) 17:15:50 |
ツルギは、別れを告げた。 (a51) 2022/02/28(Mon) 17:16:22 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 奇形 メイサイ 返事があったのはしばらく後。 『うわあR指定じゃん。了お兄さんのえっち〜〜きゃ〜〜〜><』 しょうもないノリが返ってきた。 (-379) 2022/02/28(Mon) 17:30:26 |
【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ「理解しようとしてくれてるよ。」 それだけで十分。 理解者のいない青年にとって。誰も歩み寄ってくれない青年にとって。 それはとても大きなことだった。頭を撫でられながら、口をあける。 「…ん………冷たい…………」 「……おい、しい…………」 案の定口の端から少しだけ零しながら。 つかの間の平穏のような、甘ったるい空気に身を浸す。 揺り籠の中がこんなにも気持ちいい。 今、どのくらい君を理解しているのだろう。 今、どのくらい君は理解しているのだろう。 この触れ合っている体の面積と同じくらいの割合だったならいい。そう願うばかりだ。 「ん………」 抱えられる。 誰かに抱っこされたことなんてない。 赤ん坊の頃にはあったのだろうけど。 だからやっぱり、温もりが心地良くて。 「………フカワくん……眠い………」 「……部屋に着いたら…………」 「……好きにして、いいよ…………。」 その言葉を最後に、背中からは。 か細い寝息が聞こえてきて。 きっとしばらくは、目を覚ますこともないのだろう。 (-380) 2022/02/28(Mon) 17:43:09 |
【人】 美術 エノ>>+24 ヒメノ 「うーん、痛み止めとかくらいはあった方が良いのかな。」 「怪我くらいはするかもしれないし………」 と、これと言って何の警戒もしていなかった青年は。 例え素人と言えど、気配を消す努力をした君を。 察知など、できるはずもなく。 「────っ!?」 体の中に感じた、冷たい感触。 から、すぐにそれを上書きするような、熱さ。 熱と共に感じる、痛み。 それらを背中に感じて、訳も分からないままに振り向いた。 「……ヒ、メノ、さん………」 振り向いた勢いすら殺せる力も出なくて。 よろ、よろと後退して、薬棚にぶつかり、派手な音を立てて倒れ込む。 ぬるりとした感触が背中を覆う。 「……っづ……ぅ………っ!」 倒れ込んだ衝撃で、傷口が酷く痛んだ。 君からすれば、無防備な人間が倒れ込んでるようにしか見えないだろう。 (7) 2022/02/28(Mon) 17:49:31 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「……暇つぶしだなんて」 理解されないと思っていたのに、断られると思っていたのに。 ああ、なるほどな、なんて。 ひどくあなたは、優しい人なんだとこのとき思った。 だから、驚かなかった。 自分自身にいれた票のことも。 想像通りだった、全て。 一緒に食べたカステラも、あの時間も。 『また一緒に、暇を潰してください』 そういった言葉もなにもかも偽りがなくて。 本当に綺麗に、すべて拾ってくれそうな人だと。 馬鹿みたいだって、思って、泣きそうになった。 なにもわからないと思ってた感情が、この瞬間に生えたんだ。 他人のもたらす感情が、過去の自分を思い起こさせて。 ああ、あのときは悲しかったんだ、嬉しかったんだなって。 今になって、全部わかるようになってきた。 (-382) 2022/02/28(Mon) 18:04:24 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ合議が終わって日も上った頃、 再び貴方へと連絡をした。 直接会えなくても良いから、教えてほしいことがある、と。 『投票のことです』 『ナツメさんにいれてほしくない理由と』 『あなたにいれても良い理由を教えてください』 (-383) 2022/02/28(Mon) 18:04:53 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 剣道 ツルギ無益な会話、一方的な気遣い。 それでも、清掃員だって、無価値だとは思っていない。 この場所で、与えられた時間で、誰かと居た事に。 何一つとして無意味な事は無い。 ただ、もう少し時間があったらな、なんて思うのだ。 「さようなら。」 でも、それは最初から叶わない事だから。 返す別れの言葉は短く簡潔で、確かな響きを持っていた。 それでも僕は、きみの、きみ達の事を。 赤の他人と思った事はこれまで一度も無かったし、 それはきっと、これからだってありませんよ。 「……随分他人事のように言うんですね…」 その背が、随分と遠くになってから。 答えの返らない、答えを求めていない問いを、ぽつり。 ──だから、死ぬつもりのあなたに聞きました。 それは単に、今は、というだけかもしれないけれど。 清掃員も、その言葉の意味は"どちらでもよかった"。 それはきっと、何れ答えのわかる事、だろうから。 (-384) 2022/02/28(Mon) 18:07:02 |
カミクズは、その背を見送った。 (c4) 2022/02/28(Mon) 18:09:39 |
【秘】 奇形 メイサイ → 涙眼 ユメスケ 大分時間が経った後──これは真面目に引かれたかもしれんな、と思った頃に返信が来た。 『あまりにもえっちだったので共有しときました』 『ありがとうございました』 僕、この子の事かなり好きかもしれない……。 (-386) 2022/02/28(Mon) 18:17:09 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「うそ?」 離れかける温度を追うように手は押して。 ソファに膝を立てるような恰好で詰め寄りました。 逃がさないように──縋るように。 「本当に嘘ですか?」 張り付いた笑みを浮かべたまま詰問します。 「あなたはまだ何か我慢していませんか? 怖い事じゃ全然ありません。変わっているんじゃないんです。 最初からずっと私はそういう人間なんですよ。 ここでなら、思ってる事を言っても怒られたり殴られたりしません。 初めて見つけたんです……誰にもはばかられずにやりたいって、何をされても構わないって思えた事なんです」 そのまま押し倒してしまいそうな勢いで前のめりになっていきます。 「私の為を想うなら──最後くらい、わがままを言わせてください。 これでも……これでも本当に無いのだったら」 (-387) 2022/02/28(Mon) 18:25:33 |
園芸 ハナサキは、メモを貼った。 (a52) 2022/02/28(Mon) 18:26:36 |
【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ「もう味方はやめます」 もう、どっちでもいい。 「次から私に投票してくださいね。 私を変えたくないんだったらそうすればいい。 誰にも恨まれず、目立たずこれからも普通に生きていけますよ」 あなたが賢い普通の選択をするのなら、もう私は不要です。 ……やっぱり2番にもなれなかったんですね。 (-388) 2022/02/28(Mon) 18:27:37 |
ハナサキは、どうして生きているのでしょうか。 (a53) 2022/02/28(Mon) 18:28:56 |
美術 エノは、メモを貼った。 (a54) 2022/02/28(Mon) 18:34:02 |
【秘】 美術 エノ → アイドル ヒメノ───青年の手には、拳銃が握られている。 今、データの海から作り出したのだろう。 手慣れているようだ。VRでの振る舞いに。 まるで。 まるで 初めてここに来たわけじゃないみたいに。 君が事前に危険を察知していないなら、 君の体のどこかに、穴が開く。 (-390) 2022/02/28(Mon) 18:38:16 |
メイサイは、乾いた音を聞いた。 (t24) 2022/02/28(Mon) 18:47:54 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 美術 エノパン!と乾いた音がして驚いた。 一瞬何事かわからなかったが、胸が熱くなるのを感じてその場に膝をついた。 「っ……な、……なに……?」 フリルのブラウスを染めていく鮮血に触れ、漸く今の状況を理解した。 「──はぁあ!?!? なにしてくれてんの!!?! 銃とか……!あんた、なん…なのっ……」 痛みに胸を押さえてその場に蹲った。 (-391) 2022/02/28(Mon) 18:50:36 |
【秘】 演劇 アクタ → 涙眼 ユメスケ──館内。 うろ覚えのひまわりの絵。 うろ覚えの叫んでいる人の絵。 美術館というよりは、贋作の展覧会に近いかもしれない。 「……なんか違うかもしれん」 生み出した当の本人は、 小首を傾げてそれらを見る。 「コタロー。 お前美術館行ったことあるか?」 無ければ、誤魔化せるかもしれない。 これが61%美術館である事実を……。 (-392) 2022/02/28(Mon) 18:56:49 |
アクタは、美術館を出た後。何かの音を聞いて。 (a55) 2022/02/28(Mon) 18:57:23 |
アクタは、「今何か聞こえたか、コタロー」 (a56) 2022/02/28(Mon) 18:57:56 |
【人】 美術 エノ>>+26 ヒメノ 「そうじゃなくてさぁ。」 よろり、火薬の匂いが漂うそれを投げ捨てて、立ち上がる。 幸い、女性の力ではそんなに深々とは刺さらない。 寒がりで、厚着をしていたのも功を期しただろうか。 「なんで」 なんでそんなことをするのだろう。 どうして、そんな思考になったのだろう。 人を殺してでも生き残りたいのか。 とかじゃなくて。 「人を殺そうって思う時、どんな気持ちなの?」 「背中を刺した気分は?楽しいのかな。」 「無防備な人間を見た時、テンションが上がった?」 「知りたいんだよ、君の事。理解してあげたいんだ。」 「教えてよ、一つひとつ、細かに。」 蹲った君の、その背中側に回る。 よろり、よろりとした足取りで。 滴る血が、地面に僅かばかりの縁を描く。 「それとも、実践するほうが早いのかな。」 あぁ、君のことを理解してあげられそうだ。 嬉しくて、楽しくて……気持ちいい。 (11) 2022/02/28(Mon) 18:59:22 |
【独】 清掃員 カミクズ/* そういや今回全然PL連絡してないな!? PL連絡しないのにバレる この世のおわりや 諦観と善性と死臭を出すとオレだとバレるんですねえ…… (-393) 2022/02/28(Mon) 19:00:09 |
ユメスケは、「紙袋を割ったみたいな音なら?」 そう返して、ヌンッ、マップを開いた。虚無に人が二人。 (t25) 2022/02/28(Mon) 19:00:26 |
【秘】 美術 エノ → アイドル ヒメノ「何をしてくれてるの?」 君の言葉を、おかしそうに鸚鵡返しする。 くす、くすと笑う。 「急に切ってくるから。」 「同じことをしたら、君を」 「理解してあげられるのかなって。」 でもナイフじゃ届かなかったから、と。 作った銃は彼方へ放り出した。 君への報復とか、そんなのじゃない。 ただ、理解してあげたいから。 だから、作った銃で追撃なんて、しない。 「あぁ、聞いてくれてありがとう。」 「おかげで、伝えられた。」 「俺の事を、理解してくれてありがとう。」 恍惚の顔で、君に言う。 君は、痛みをこらえて走って逃げ去ることはできる。 無論、反撃してもいい。 (-395) 2022/02/28(Mon) 19:02:56 |
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