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![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[音声アナウンスが聞こえる。 どこをどうとかじょうずだとか。 これ何だっけって思いながら、 先っぽだけしゃぶってたものを口から引き抜く。 うん、いい感じに勃起したじゃん。 いいぞ、つよそうだ。 封だけ切って投げっぱなしだったノルマ分を取っり出して 少々もたつきながら被せて根元まで下ろして行く。 ラテックスだったかポリウレタンだったかの 透明なやつに包み込まれたグロテスクな肉は 窮屈そうで気の毒にみえて。 わかる、めっちゃわかるわ。 イきたいよなぁ、って心の中で語り掛けて 今楽にしてやるからなって良く解らない使命感で 自慰の続きをするつもりで扱き始める。 液だまりに先走りが溜まり始めてぷくりと膨らむのなんて 普段あんまり見てないからなんか面白くて 弄ってみたり、舌を這わせたり好き放題だ。 競り上がってくる睾丸を皺をのばして転がして遊んでたら びくびく震え始めたから、あ、これイくなって 理解して、駄目押しに薄い膜越しにじゅ、っと 先っぽをきつく吸い上げてやった。] (!28) 2020/10/23(Fri) 13:26:57 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[いつの間にか重なってた手が強引に 狙いを定めるみたいに角度を変えたから。 顔に掛かる覚悟をしてぎゅっと目を瞑ったけど 薄い膜に阻まれたそれが飛び出してくるはずもなく 無事に済んだ目元を、あれ?と不思議そうに瞬かせた。 きょとんとしながらも手癖で外して片付けて。 中身が零れないよう結んだそれをティッシュに包んで ゴミ箱に捨てるまでの一連の動作の間 漸く理解したみたいな顔になる] なるほど… [神妙な顔で頷く。 さてはおまえ、俺のチンポじゃないな? それなら気持ちよさそうにイってたくせに 全然気持ちよくなかったのも納得だ。 ひとりしみじみと頷いてる間に 転がされて尻が涼しくなったがよくわかっていない。 芯を持ち始めてるけどまだぐにゃっとしてるのが ぽろんと下着の引っ掛かりから零れて。 シーツに触れるのがちょっと気持ちよくて腰が揺れたら 相手からは誘うみたいに 尻を振ってるようにも見えたかもしれない。] (!29) 2020/10/23(Fri) 13:28:17 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[なんかきかれた。こんなのってどんなのだ。 聞き返す前に微妙に閉じ切ってない腿の間に何かの感触。 擽っては逃げて行くそれを捕まえようと 腿の内側に触れた瞬間足を閉じて挟んでみる。 けどまた逃げられた、なんだこれ。 よくわからないけどちょっと気持ちよくて ん、って鼻から甘えた音が抜ける。 気持ちいいけど、全然足りない。 入る穴を求めて無意識に、マットレスに押し込もうとして シーツに擦り付けるかたちに腰が揺れる。 顔を覗き込もうとして被さる影に何度か目で気付いて のろのろ見上げてみたら、何か知ってる顔が在った。 こんな近すぎるバグった距離感なのはこいつしかいない。 そんな観点であんまり見えてないけど間違いなく認識する。] 御門……? なにしてんだ、これ。 [なんか、気持ちいいけど物足りなくて。 けどお前が居るとこでそんなことはしない筈だ。 何となくそんな気にならなくて自分でも処理してなかったから シーツに擦り付けただけでももうがちがちなのに。 このまま気持ちよくなりたいのに、お前が居るならだめだね。 うん、しゃかいじんとしてしぬ。] (!30) 2020/10/23(Fri) 13:29:28 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[あれ?でもここは俺の家で俺のベッドだ。 おまえがいるはずがない。 自分で連れて来たくせにすっかり忘れているようで そう自分に断言できる妙な自信があった。 というか、このまま気持ちよくなりたいから 居ないで欲しいという願望に大分負けている] ……ああ、なんだ。 ゆめか、これ。 [よかった、御門はここにいない。 よって続けてもしゃかいてきにしなない。 だいじょうぶだ、もんだいない。 そうか人肌恋しさに可笑しな夢を見ているんだ。 思い返せば確かに最近一番感じる他人の体温は こいつのちょっとやりすぎなスキンシップくらいだ。 距離感バグってんだよなぁ、こいつ。 ならしかたないね、おれはわるくない] (!31) 2020/10/23(Fri) 13:30:22 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[夢なら好きに触れていいですね、って 誰かに言い訳しながら体を捻って 唇を重ねてみたがちょっとずれた。 あれ?おかしいな。 やりにくいので殆どラリアットみたいな勢いで ベッドの上に引き摺り倒す。] うん、御門だ。ゆめだな。 [近くで確認して、再度納得。 半端にずり下ろされて引っ掛かった 邪魔なスラックスと下着を足でけって脱げば 片足だけしつこく残ってた靴もついでに脱げて自由になる。 脱げ掛けの靴下が引っ掛かった足で もっとこっちに寄れと口で言う代わりに力技で引き寄せた。 改めて唇を重ねるけれど まだどこかへ行ってくれない眠気に捕らわれたままなので 唇を擦り合わせながら時々一時停止する。 夢なんだから都合よく女みたいな穴がないものか 適当に腰を揺らしてみたら棒にあたった。 なんだよ、リアルだな。まぁいいか。] (!32) 2020/10/23(Fri) 13:30:42 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[どっちがどっちかよくわからなくなって 二本まとめてひっつかんでみたら 熱くてつるつるしたのが擦れて気持ちよかったから 擦り合わせるように捏ね合わせながら興が乗って腰を揺する。 重量オーバーのベッドが揺れて マットレスのバネが支えきれずちょっと軋んだ。 もっと、密着させたくて足を絡めなおしたら 押し込む様に揺らすたびに乾いた肌と肌が当たって ぱつぱつ鳴るようになって聴覚から犯されて 頭の中まで完全にその気になっていく] は ……っ、…ふ 、ン…… ふふ、なんか、…せっくす、してるみてぇだ。 ね? へんなの。 っ、……あーー…きもち… [こっちは何もつけてないから、だらだら漏らしてるみたいに 溢れるカウパーがかぶせてあるつるつるの表面に擦れて ぬるぬるするのが堪らなくて。 段々腰を振る速度が早くなってゆく。] (!33) 2020/10/23(Fri) 13:32:35 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[まずい、まずい、このままじゃシーツ汚す。 まだ我慢してるつもりでもいまいちその辺の感覚が 普段より若干緩い自覚はあって 手探りに定位置のティッシュを探すが、 さっき床に落としたようで指に触れない。 焦れば余計に、変に焦れて。 良く解らない拍子に一気に堪らなくなったから さっき足で脱ぎ捨てたスラックスを手繰り寄せた。 シーツを汚すよりそっちを汚す方が厄介な事くらいは 理解しているので目当てはそれ自体じゃない。] はあ……っ、あ、あ……っ、も、出す、出る…… [譫言みたいに吐息で喘ぎながら 間一髪で手繰り寄せた下着で先端を包み込んで、吐き出した。] (!34) 2020/10/23(Fri) 13:33:19 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[濃いのが数回に分けて、どぷどぷとあふれ出す感触を 息を詰めてやり過ごし、はぁ、と充足の滲む溜息を零す 汚した下着はゴミ箱辺りに放り投げた。 多分音的にちゃんと入った気がするので確認はしない。 じんわり額に滲む汗に前髪が張り付いているが もう払い除けるのも面倒くさい。 けど幾分か、瞬間的に目は醒めた。 多分この後倍になって雪崩みたいな眠気に襲われるけど] なぁ、これ…つぎ、どうするか、しってる? [セックスみたいなこれの終わりが良く解らないので 目の前の男に聞いてみる。 返事を待つ傍ら唇に唇でじゃれつく。 なんかほんとにセックスしてるみたいだ。 とくとくと少し早くなった心臓の音が 摺り寄せて重なった相手の胸にも伝わっただろう。*] (!35) 2020/10/23(Fri) 13:33:43 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[ふつう、言われて考える。 襲われたら返り討ちにしたらいいのではないか。 別に目の前にいるのはゴリゴリのマッチョでもないし。 うん、眼鏡の優男だ。 犯す気でいる相手と殴って沈める気でいる俺なら 間違いなくこっちが勝つ。 向こうはケツという一点を狙うし こっちは何処に当ててもいい分的が大きいから。 改めて真面目に考えてみてから ツッコミに、良く解らないという顔で首を傾げる。 俺に勃起してるチンポは訳が分からなくて怖いが しょげてる眼鏡の犬は別に怖くない。] (-61) 2020/10/23(Fri) 14:04:15 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[俺はしたかったんだけど。 って言葉を飲み込む。 なんだこいつも見返りを求めるのか。 まぁそうだよな。普通そうなんだろう。 愛されたいよね、わかる。俺もだ。 ついでに言えばなんとなく入れることに拘る気持ちもわかる。 今日はオーラルでいいじゃんって言われても そうじゃねぇんだよと納得できない気持ちは大いにわかる。 ので。特に何も言えないまま帰り支度をするのを眺めてた。 なんとなく、漸く、こいつは俺のじゃなかったなって 思い出したので引き留める権利もない。 背後では銃撃戦と派手な爆破シーン。 BGMがまるで似合わないななんてどうでもいいことを考える。] ………僕は、無かったことにできるけど。 君は出来るの? [靴を履いてる後ろ姿がこの上なくしょぼくれて見えたから 週明けに引き摺りそうだと思って。しまって。 つい、余計な声を掛けた。 別段、往生際悪く引き留めたかった訳でもなく 純粋な疑問と、あとは…] (-62) 2020/10/23(Fri) 14:04:56 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[自分がそこまで凹ませたんだなっていう ほんの少しの後ろめたさ。 それに、うぬぼれでなければ… そんなに拒絶されてる気がしなかったから。 それでも振り返らずに帰るなら それ以上追いかけたりはしないけれど。 少しでも振り返るなら、腰を上げて玄関まで向かうだろう。 おう、ぱんつ姿の家主が玄関前にいる状態で 玄関あけやしねぇだろうな? 運悪く外に誰かいてみろ、もれなくしぬぞ?おれが。 そんな脅しにもならない脅しを込めて。*] (-63) 2020/10/23(Fri) 14:05:49 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[腕を組んで、玄関傍の壁に肩で軽く凭れて。 小首を傾げる所作で先を促す。 何かが変わるかと問われても、しらん、としか言えない。 何を変えたいかがさっぱり伝わってこないし 変えるより投げ出すことを選んだおまえが 何を如何変える事を望んでるかなんてさっぱりわからない。 まぁ一番望むのは俺と両想いでハッピーエンドなんだろう。 まずない、くらいは理解してると思う。 じゃなきゃ尻尾巻いて逃げ出したりしない。 じゃあなにがどうなるのが望みなのか どの辺までで納得するのか、その線引きは 俺に判る筈もない。] …………、何か勘違いしてるみたいだけど。 別におまえの性的指向がどうだろうと なんならSM通り越してスカトロ齧ってて 俺の小便飲みたいとか血迷ったこと言い出しても 別に、俺は今まで通りで居られるけどな。 そんなもん、仕事するうえで、関係ないし。 (-70) 2020/10/23(Fri) 17:51:36 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[いっそ幻滅させてやった方が良いのかなぁなんて あえて取り繕うのをやめて。 がしがし頭を掻きながら面倒くさそうにぼやく。 多分こいつが好きだなんて思ったのは 猫かぶりの余所行き用の俺だろうし。 自己完結しておわりにして、ちゃんとこいつのことを 好きになってくれる誰かに乗り換えられるならそれでいい。 けどなんっか引き摺りそうなんだよなぁって 特別親しい訳でも詳しい訳でもない相手に なんとなく思ってしまうから、どうしてやるのが最善か 面倒くさいながらも考えてみる。わからん。 ものの15秒程で終わった] その程度の事で態度変えられると思ってるお前の方が 余程、意識して可笑しなことになりそーな気が ……するんだよな、俺としてはさぁ。 というか。 何か変えたいと思うなら多分 その辺だと思うぞ。 わかる?今、俺に意識されてねぇの。 今というか、今迄?んでこのまま帰るなら、今後も。 まぁ、きれいさっぱり忘れて次の恋探すんなら それもいいかもな。 (-71) 2020/10/23(Fri) 17:52:24 |
![]() | 【人】 サラリーマン 葛西 聡[言葉にしてみたらしっくりきて、 成程そういう路線かと納得したので。 奇跡的に端に揃ったままのサンダルをつっかけて 彼の向こうの隙間を顔を出せるだけ開けて、覗く。 開きかけのドアとの間に男一人閉じ込める様な 奇妙な体勢で外を確認してみて… よし、無人だ。 帰すなら今だ。 そう思った瞬間に問答無用で蹴りだした。 思い切り、靴底で。] 今度は記憶失くすほど飲んじゃダメだよ? じゃあね、御門くん。 また週明けに、会社で。 [蹴りだした靴底をそっちに向けたまま 寝ぐせの髪の癖にいっそ爽やかさすら醸しそうな 普段の穏やかな笑顔で挨拶を。 蹴りだされたことに驚いていそうな顔を 見送ることなく目の前で扉を閉めた。] (153) 2020/10/23(Fri) 17:53:15 |
![]() | 【人】 サラリーマン 葛西 聡はぁ…ぁ。シコってねよ。 [思い切り深い溜息の後に、ぼそり、低く呟いた声は ドア越しの相手にも聞こえたかもしれない。 あいつの知る「葛西さん」のイメージがぶち壊れそうなことを、 わざわざ聞こえるように言ったのは子供じみた腹癒せだ。 なんだよ俺のみたいな顔してたくせに、がっかりだ。 やっぱり面倒でも女なのかなぁと 映画の終わりにヒロインを抱き寄せる主人公を見て 今夜口説けば抱けそうな女の事を考えるけれど 億劫になって、投げ出した。*] (154) 2020/10/23(Fri) 17:53:42 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[キスしながらなんか聞かれてなぁって思い返して 溜まってるのかと聞かれたことを思い出す。 どうしたもこうしたも溜まってんだよこっちは。 こんな夢みるくらいには] うん、してない。 女途切れたのが3…4か月前?でぇ… 最後にヌいたのいつだ…やばい、おぼえてない…。 最近朝勃ちすらどーにかすんのめんどーで… って思ってたらだんだん、すくなくなってきたし 枯れてんなぁっておもってたけど。 わりとあるもんだなぁ、性欲。 やばい、あったかくて、きもちい。 [若干呂律の怪しい声でぽやぽや応えて。 ぜったいいまより、なんて聞こえた言葉を繰り返す。 いまよりか、すげぇなそりゃ。 でもいまはいまでたりてるな。 でもいまよりきもちいいのはきになる。 何と応えるのが正解かわからなくて、んー、とか ぼんやりした音で相槌かどうか微妙な返事を返す] (!42) 2020/10/23(Fri) 19:12:02 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[今はいい、という結論が出る頃には ちょっともうそれどころじゃなくて。 もうちょっと…待てと言われたことは理解したが なんならもう擦らなくても無理だった。 だめだ、むり、もうでる。 まてっていわれたのに、無様にイってしまう。 そう考えたら余計に興奮して無理だった。 全部気持ちよく吐き出したのに背徳感に背筋がざわつく さいこうにきもちいいのに今より上があるなんて ちょっと俄かにはしんじられない。ので。 訊ねたうえでされるがままに身を任す。 俯せになればふにゃふにゃに戻ったやつが 柔らかく押しつぶされて形を変えた。 さっきここに入る穴がなかったのは確認済みである。 つんつん何かで突かれるさっきの続きかなって考えてたら 太腿の合間にずるりと勢いよく入って来た。] (!43) 2020/10/23(Fri) 19:12:49 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[ちがう、これはセックスではない。 素股だ。 予想外過ぎる事態に思い切り虚無顔になった。 え、素股じゃん、え?教えてやった方が良いの? うそ、素股をセックスだと思ってんの?え? なにそれどういうことだってばよ。 困惑している間に打ち付ける動作に リズミカルに下腹が圧迫されて ポンプの仕組みみたいに、 良くないのがまた競り上がって来た。 あ、やばい、はきそう。 ごきゅ、と喉を鳴らして一度目の衝動をやりすごす。 ベッドの上に沈んだ男を押しのけて這い出る。 大人しくなったやつが正しく呼吸してるか 確める優もないまま、二度目の生唾をごくりと飲み下… しても尚込み上げてくる口元を抑えて 転げるようにトイレに駆け込んだ。] (!44) 2020/10/23(Fri) 19:14:45 |
![]() | 【念】 サラリーマン 葛西 聡[落ち着いてよぼよぼ戻ってきたら ベッドの上が占拠されていた。 え、おれのなのに。え、じゃま。 押しのけようとしたらゴロンと転がって 仰向けになった勢いで局地がぶるんと震えた。 めっちゃ勃起してるやん。 若々しくぴんと天井を仰ぐ切っ先が なんだか無性に笑えてきて その辺を探して漸く見つけてきたスマホで記念撮影しておく。 操作が一瞬良く解らなくなったのは 自分のじゃなかったからかもだし酔ってる所為かもしれない。 安らかな寝息が聞こえるのにバッキバキなのが 最初は楽しかったけれど、 なんだか取り残された哀れなチンポに見えてきたので 慰める意味でちょっと扱いてやる。 上手にイけたら綺麗にしてねかしつけてやろう。 なんてやってる間かやった後に仲良く一緒に寝落ちた。 未だ封を切っていない筈の3つはずり落ちかけてる ベッドカバーと一緒に床に落ちて ベッドに下に滑り込んでいるのかもしれない*] (!45) 2020/10/23(Fri) 19:16:39 |
![]() | 【人】 サラリーマン 葛西 聡 何か変わるんですか、ね。 [忘れる事が出来ないと。 自己完結で終われた片思いを終えて 恋を始めることになるのではないのだろうか。 今迄俺が如何だろうとただ想って気にせず居られたのに 思い出しては意識するようになるのだから。 変わらない方が良いと思うよ。多分ね。 俺と恋愛始めようなんてのがそもそも不毛だ。 なんせ一方的に搾取する気しかない。 そう…… 一方的に搾取してやりたかったのである。 繰り返す。 一方的に搾取してやりたかったのである。 しかし悪人にもなり切れず、手に入れる努力もせず 『手放した方があいつのため』なんて 楽でちょっと気分がいい方に逃げた訳だ。 うん、これだけですでに我ながらクソだな。] (189) 2020/10/24(Sat) 1:38:03 |
![]() | 【人】 サラリーマン 葛西 聡[別に何もかもをあけすけにして全てを曝け出すことが 恋愛だとは思わないが。 それでも入れる入れない拘る前にちょっとくらいは 『俺』を知ったほうが良いと思うよ、お前。 そしたら幾らでも次に行けるから。 間違いない。 ゲイなだけで「一緒にいると襲われる」と思う事を 「普通」だと受け入れる環境で生きてきて 未だ人間好きになれてワンチャンあるんじゃねぇかなんて 期待できるガッツがあんならいい男なんて幾らでも居そうだ。 性的指向の対象と同じ性別なだけで 「理性で抑えきれない程欲情するんじゃないか」 なんて意識過剰に性的な目で見られる事は 割と普通じゃない。 俺だって周りにいる女から 二人きりになったら犯される、なんて言われることが 普通だと思う位言われ続けたら ストレスを感じるし女なんて信じられなくなるだろう。 それなのになんで俺の事好きだと思っちゃったの? ……そこまで考えて不毛だなってやめた。] (190) 2020/10/24(Sat) 1:39:30 |
![]() | 【人】 サラリーマン 葛西 聡[好きになったことがなかったなんて 吠えていたのは聞こえている。 どうせなら其のままで居りゃよかったのに。 なんで俺だったのかがわからない。 あれかな、ムキになるタイプなのかな。 日々の諸々が何某かのアプローチだったんだとしたら 全部躱し続けた自覚がある。 なるほど、どMか。 やばいじゃんそんなの敵わない恋程熱くなっちゃうじゃん。 次はもっとましな男捕まえて 片思い拗らせる前に良い恋愛しろよって 送り出したつもりでいたが、何か間違えたかもしれない。 他人事みたいに考えながらエンドロールを放置して スマホで登録してる有料サイトで適当なお供をさがす。 何のって、ナニのだ。 ちょっと始まりがイレギュラーだったが今日は休日だ。 なら一発抜いてすっきりして二度寝しても何の問題もない。 まぁいいや、しらね。 週明けのあいつがなんかよそよそしくなっても 週明けの俺に対応は任せよう。任せた。] (191) 2020/10/24(Sat) 1:41:00 |
![]() | 【人】 サラリーマン 葛西 聡[気に入りの女優のを流して適当に飛ばしてたら 画面の上の方に新着受信の通知が出る。 なぁ、週明けにって言い出したのはお前じゃなかったか? このクソ早漏野郎。] (192) 2020/10/24(Sat) 1:41:33 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[皺になってるスラックスを適当に引っかけて。 部屋着のカーディガンを羽織ってもう一度玄関の扉を開けた。 思い切り蹴破る勢いで。 流石にもういてくれるなよと思ったが あーやっぱりいちゃうのかぁって 子供みたいに座り込んでるのを残念なものを見る目で見下ろす。 まぁいる気がしたから開けたんですけどぉ。 どうするかなぁって溜息を零してから 無言のまま邪魔になりそうなそれの襟首をわしっと掴んで 人目につく前にもう一度部屋に引きずり込んだ。] ケツの拡張工事したことねー俺に 即席でぶち込もうとしたら事故るの そっちつかってんならわかるだろ 女相手にもそっちの穴はやってねーんだよ俺は しかもスカトロ趣味もない よって昨日から今朝まで飯も普通に食ってて 何の支度もしてない状態でぶち込むのも 慣れりゃ行けるかもしれないが 今は生理的に無理です。 ここまで理解できるか?できるな?しろ。 (-84) 2020/10/24(Sat) 1:42:45 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[出来の悪い生徒にも笑顔で繰り返し懇切丁寧に指導してた 経歴なんてあんなの賃金が発生してこそ成り立つもんだ。 よって賃金が発生している今現在の会社でも出来る。 けどこれはもう完全にプライベートなのでやる気はない。 できるかもしれないが、やる気がないので出来ないのである。 殆どノーブレスで捲し立てて、ぎろりと睨み付ける。 ちょっと酸素が足りなくなった肺に 深呼吸して呼吸を整えてから 獣の仔でも運ぶみたいに掴んでた襟首を放してやる。] そのうえで。 抜きあうくらいなら行けるって。 俺最初に提示したよな? それ聞いたうえで、じゃいいです、って言ったの お前だよな? ちがったか。 結局何を如何したいのよ、おまえは。 俺を巻き込むならキャンキャン吠えては尻尾巻いて逃げる前に 何でもいいから答えを寄こせ わからないじゃない、考えろ。 正解じゃなくていい、後で変わっても良いから ……今、どうしたいのか言ってみろ。 (-85) 2020/10/24(Sat) 1:44:15 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司 ちなみに俺はムラムラしてるから さっさとシコって二度寝したい。 よって、繰り返しになるが、手で抜きあうくらいなら可だ。 オナニーのついでにつきあってやるのもやぶさかじゃない。 だが許容できんのはそこまでだ。 未知の領域アナルプレイを開拓するまでの気力体力はない。 入れるのも、入れられるのも、その辺考えるのも、全部だ。 [言葉を挟む隙を与えずに一方的に捲し立てたら 喋り過ぎでのどが渇いたので冷蔵庫を開ける。 水を取り出すときに見た気がするが 見覚えがなくて何時増えたのか考えることを放棄してた 缶ビールをひとつ取り出した。 もうのまねーとやってらんねー、なんて気持ちで 足で冷蔵庫の扉を閉めながら開けて勢いよく喉に流し込む。 ぷは、と一息つく迄にまだ返事がなければ その行儀の悪い足で小突いて返答を急かしたりしただろう*] (-86) 2020/10/24(Sat) 1:45:16 |
サラリーマン 葛西 聡は、メモを貼った。 ![]() (a9) 2020/10/24(Sat) 1:51:18 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[呆れてるのと、面倒だなと思っているのが出てるだけで 別段怒っているわけでもないのだけれど。 普段褒めるに極振りして穏やかににこやかに過ごしているのが 眉間に深く皺を刻んで凄めばそう見えるのはわかる。 わかってるのに隠していないので萎縮されるのも想像できた。 けど委縮される以上に怠かったので仕方ない。 その怯え切った勢いでそのまま「じゃあいいです」を もう一度繰り返せば解放してやるというのに。 あ、だめだこれ。 なんかちょっとにやけはじめた。 恋は盲目なんてよく言いますよね。 でも現実見ろ。 お前の好きになった猫被り『葛西さん』は存在しないのに…… まぁいいやもうめんどくさい。ねたい。] じゃあ何喰いたいか考えといて。 もうそれかんがえるのが、最近、だるい。 (-93) 2020/10/24(Sat) 9:02:37 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司 あんまり意味わかってなそーだけど… お前がやたら気にしてそうな、 普通はぁーとか男同士だからぁーとか 別に気にしないやつなんていくらでもいるぞ。 俺がそうなんだから、確かだ。 [いやじゃなかったらとかまだうじうじ言ってるのに 盛大な溜息を零しながら伝えながら でもどうせ通じないんだろうなぁという気持ちになってくる。 今迄抱えて生きてきた価値観なんて そう簡単に変えられるもんじゃない。 それでも、次探せばいいのに。と、思う訳で。 まぁいいやそのうち気付くだろう、と投げ出した。] (-94) 2020/10/24(Sat) 9:02:54 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[だめだこのこ本格的に理解してねぇ。 なんか脱力してシンクの縁に両手を突いた。 どうしてこうなったの?ゲイってそうなの? 訳も分からず排水溝に何かを叫びたい気持ちになったが 下水に流すのは飲み干したビールの空き缶を 漱いだ水だけにしておいた。 付き合う訳でもない恋人未満で 告白したのにYESもNOもない相手に ご奉仕しますなんてずるずるセフレにされるやつだ。 そしてすてられる。 ……そこまで考えてから、ふと そうだった俺はこいつをそれにしようとしてたんだったと 思い出して、納得した。 ならいいんじゃん?] いい。排泄くらい介助なしでできる。 その気もない相手に見せて興奮する趣味もないし…。 なに、今日暇なの? じゃあ、そこ…いろ。 [ぐしゃぐしゃのベッドを指さして指示し、 自分はスマホを拾ってトイレに消えた。] (-95) 2020/10/24(Sat) 9:04:01 |
![]() | 【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司[なんかもうそんな気分じゃないけど もう何もかも考えるのが面倒だったので 決まってたヌいて寝るを変更せず忠実に実行することにした。 小便にしては少し長い程度の時間で戻ってきて ねるぞ、とだけ短く伝えれば。 殆どラリアットみたいな勢いで引き摺り倒して、 二人一緒にベッドに沈んだ。 出すモン出してきたおかげで惰眠がすこぶる捗って 起こされなければ昼を大幅に過ぎるまで そのまま眠って過ごすことになっただろう。 ぬくい抱き枕のお陰でそりゃもうぐっすりと。*] (-96) 2020/10/24(Sat) 9:05:00 |
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