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【教】 コピーキャット ペネロペ「別に。頼んだんなら謝るなよ、堂々としてろ」 それほど簡単に割り切れる話でもないから、 そうなっているのだろうが。 少なくとも、礼を言われた方がこの男にとっては快いというだけ。 「『誰が』までは夢は教えちゃくれないみたいだな。」 頬杖ついて、移り変わる場面を横目に。 そこにあるのは、重要そうな情報から、日常の一幕まで。 「優しいから見せしめにされる、ってのは無くもない話だ。 ま、俺ぁ別に警察じゃねえし、手柄にも興味は無いからな。」 「"家族"が連行されて落ち込まねえ方が無理だろ、普通」 (/4) 2023/09/18(Mon) 2:06:51 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「おう」 ありがとう、には、それだけを返して。 気を損ねているわけではなく、元来そういうたちなのだろう。 「ダニエラ……ってえと、そっちの巡査殿か。 こっちで部下を可愛がってそうなのはルーカスくらいだな」 「肝心の逮捕・摘発をやってる方は全然声がねえな。 見えるモンから推測するにも限度がある。 だが……イレネオの野郎が身内にやられたとは驚いた」 「それ以外は『わからねえ』が答えだな。それにしても」 ハア、と大きな溜息。 (/6) 2023/09/18(Mon) 2:44:02 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「次にウチから引っ張られるのはそこか。 まあ、妥当なところだろうが…仕事が増えるな」 「俺が上手いこと無能のフリできてるって証拠でもあるが」 (/7) 2023/09/18(Mon) 2:44:32 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「忙しくなるからだろ。 こっちとしても最後のまともな休憩かもわからん」 「あー嫌だ嫌だ、これで昇進なんぞさせられたらどうしてくれんだ 神様ってヤツが居るなら相当底意地悪いに違いねえ」 これ見よがしに溜息を吐いた。 これは現状だとか情勢だとか時代だとかへ向けた溜息だ。 「手前には愛されるより嫌われた方がよっぽど響きそうだな。 そのよく回る舌も今のうちに回しとけよ」 ポケットから指先で車の鍵を取り出して。 キーホルダーの紐に指をかけくるくると回しながら、 「行くぞ」とだけ声を掛けた。 どうせ互いに忙しくなる。たった数十分のドライブだ。 (-116) 2023/09/18(Mon) 3:13:14 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「ロメオ」 誰ぞアソシエーテが告げ口でもしたのか。 白黒の猫は不機嫌そうなあなたにも気後れせずやってくる。 少しばかり大股で、少しばかり急いて。 「あまり早まるなよ。 俺の握ってる情報が確かなら、お前はまだ目を付けられてない。 お前の身軽さは俺にとっては隠し玉も同然だ。 現状維持、いつも通りを装え。いいな」 「目の上のタンコブ……あの署長代理殿さえ退かせば、 ボスさえ戻って来れば、 とっ捕まった奴も出してやれるだろうよ。」 ボスさえ戻って来れば。幹部を一人失った現状の、 そして確たる希望と言えばやはりそれだ。 「今は耐えろ。ボスが戻ってくる前に総崩れになれば終わりだ。 そんでもって身内パクられた怒りは忘れんな」 キレてる時間すら惜しいくらい忙しい俺の分まで。 情勢とかにキレとけ。そんな事を付け足した。 (-118) 2023/09/18(Mon) 4:58:08 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「お前の嫌そうな顔が見れるだろ」 半分以上は冗談だ。 この猫被りは誂う事こそ好きだが、同時に対立を嫌っている。 嫌そうな顔が見たいだけで嫌われたいわけではないだろう。 「色男もサツや看守の前では形無しか。 お得意の金もあの法案が通っちまう今じゃ効きも悪いだろうな。 ま、ボスが戻るまでの辛抱だ」 叩けばあちらこちらから埃の出るあなたの事だから余計にそうだ。 とはいえとっ捕まれば良い事は待っていないだろうが、 それが確実になったわけでも、まして永劫に続くわけでもない。 ちゃっかりと人気のない道を選んで行く。 車を留めている所まで来れば、キーを差して運転席に乗り込んだ。 「どうぞ、助手席でも後部座席でも? 何ならどっか送って行ってやろうか、寡黙なルーカス君」 (-119) 2023/09/18(Mon) 5:17:23 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「考えがありゃいつでも飛び出して行けるってわけだ」 軽口半分、それがこの猫被りのいつも通り。 自分が一言行けと言えばあなたは行くのだろう。 それが最善だと判断したなら。 聞き分けの良い犬は好きだ。 それを使い捨ての走狗にするのは好まない。 この猫被りはそういう人間だった。 「ま、何かありゃ お手伝い に奔走してもらう事になるだろう。部下に有事の引き継ぎなんかは任せてるだろうが、 アレさんが居なくなった分 情報もブツも確実に滞り出すだろうしな」 そして、それらの隠蔽も。 ヴィットーレちゃんの部下の面倒も見なきゃならねえ、 人気者は困るな、そう呟いて大袈裟に溜息を吐いて見せた。 まだ元気らしい。今のところは。 「酔っ払ってられる暇がありゃいいなあ、お互い」 労りにはどーも、と返し。 引き留めなければ、また大股で何処かへ向かうだろう。 (-204) 2023/09/18(Mon) 19:09:12 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「さてなあ、死にたくなった事が無いからな」 エンジンを掛け、シフトレバーを引く。 足をアクセルに掛け、ゆっくりと景色は動き出す。 特に目的地も無いのであれば、本当にただのドライブとして。 あなたの見立て通り、 ペネロペ・ベリーニを名乗る男はファミリーを裏切らない。 多少気を抜いた所でこいつ気抜けてんなと思われるだけだ。 寝ていれば叩き起こされるはめになるだろうが。 「生きてないとできねえ事でも考えてみたらどうだ。 アレさんの横っ面張り倒すのは生きてねえとできんぞ」 すっかり昔のようにしょぼくれた様子を見て、 これはマジだな、と内心思うなどしつつ。 随分機嫌を崩していた事から名前が挙がるのはその人だ。 とはいえさて、それで後悔や失敗が清算できるかと言えば。 「手前さえ生きてりゃ手前の可愛い部下が路頭に迷いもしない。 俺に任すだとか甘えた事は抜かすなよ、最悪の場合だけにしろ」 「死ぬ度胸があんなら何だってできるだろ。 死ねばそこまでだ。死ぬならもう何もしたくねえ時にしときな」 結局の所、繋ぎ止めるものは自分で探すほかない。 同期とはいえ他者にできる事はそれらしきものを挙げるくらいだ。 (-234) 2023/09/18(Mon) 21:43:11 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「なんかやらかす気になったら言えよ」 場合によっちゃ一枚噛んでやろうじゃねえの。 そんな言葉を付け足して、 見送るあなたを振り返りはせず、背中越しに手を振った。 (-256) 2023/09/18(Mon) 23:08:34 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「おう、相当重症だな」 以前のそれは、時間が解決してくれたのだろうが。 今は状況が違う。そんな悠長な事は言っていられない。 何もしない事も死ぬ事も、 選ぶにはあなたの手の中にあるものは多すぎる。 「さあ。あの人の所には当然情報も集まるからな。 自分で探し出したのかもしれん。 過ぎた事は本人にでも聞かねえ限りはわからん事だが」 裏の物流を取り仕切る元締めの元には情報も集まる。 至極自然な流れと言えるだろう。 「ただ、イレネオの野郎が槍玉に挙げられたのは…… A.C.Aつったか。どうも連中の目論見通りだったらしい 勧善懲悪が過ぎて身内からも睨まれるとはな」 そこに属しているのが警察ばかりと限った話でもないのだが。 全部は教えてくれないのが夢の不便な所だな、と溜息ひとつ。 (-273) 2023/09/19(Tue) 1:04:01 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「……ダヴィードか」 挙げられた名前には、苦々しい声で。 まだ年若いアソシエーテ。 子どもの頃からこちら側に身を置いているとはいえ、 我が身可愛さに身内を売ってもおかしくはない立ち位置。 「俺ぁ昨日あいつに言ったよ。 『尻尾巻いて足抜けするなら今のうちだ』ってな」 「そしたらあいつ、自分の命は俺とアレさんのものだってよ。 身内の贔屓目が無いとは言わないが…… 素面であんな馬鹿な事言える奴が裏切者だとしたら、 あいつは俺以上の演技派だな」 もう一度、溜息。 「A.C.Aの主導連中は俺にもわからん。ちっともだ。 何せあいつら殆ど名前も声も出しやがらねえ。 ディスプレイでのやり取りだから覗き見はできたが… 文面にも個性がねえ。徹底してんな、まったく…」 (-275) 2023/09/19(Tue) 1:06:19 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「ヴィットーレちゃん管轄の仕事は一部こっちでも引き受ける! さっさと片付けなきゃならんものは持って来い!」 「例の件の隠蔽は終わったか?そりゃ結構! 終わったんなら休んで次に備えとけ!」 「ああその件に関しては幹部様がたから今連絡が来た! 『今は置いておけ』だそうだ!連絡・周知しとけ!」 「ビビって身内売りかねない輩は舌ァ引っこ抜いとけ! 見付けたらでいい、探そうとはするな!始末もだ! 後片付けが面倒だ!」 「俺ぁ夜は居ねえぞ!要件があるなら今言いな!」 暫しの休憩を終えれば激務が待っている。 次から次へと舞い込む報告を仕事用の端末片手にいなしつつ、 上との連携を忘れずに。この男はきっと夜までそうしていた。 #アジト (G22) 2023/09/19(Tue) 18:46:26 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「Imbecile!」 補佐はしているため引っ叩かれはしなかった。 引っ叩かれる代わりに口汚いスラングが出た。 表の顔しか知らない者からすれば卒倒ものだろう。きっと。 「暇ならそのクマ公の台詞でも増やしておくんだな!」 #アジト (G24) 2023/09/19(Tue) 19:02:00 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「そりゃ結構!もっと仕込みしてますよって顔してりゃ 俺だって褒めてやらんことも無いんだがな!」 テディベアを盾にしても声は届くのでバリア無効だ。 そして仕込みをする人間は往々にしてそんな顔はしないし、 この男に褒められたいかもまた別の問題である。 #アジト (G26) 2023/09/19(Tue) 19:14:27 |
【神】 コピーキャット ペネロペ (G28) 2023/09/19(Tue) 19:25:42 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「手前がお上に話を通すなら考えんでもない」 つまり、却下。 しかしうっかり通ってしまえばアジトはクラブと化すだろう…… 「親機ってなら子機もあんのか。 順調だそうで何よりだ。」 「あーはい承認承認…」 #アジト (G30) 2023/09/19(Tue) 19:38:37 |
【神】 コピーキャット ペネロペ (G32) 2023/09/19(Tue) 19:46:27 |
【神】 コピーキャット ペネロペ (G34) 2023/09/19(Tue) 19:56:20 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「褒めろと言われたから褒めてやっただけだが? なんで俺が誤報に沿わなきゃいけないんだよ 何もかも手前が始めたんだろ手前が」 不毛な責任の押し付け合いが始まった。 なおこの間も仕事用の端末でのやり取りは続いている。 無駄に器用な。 #アジト (G36) 2023/09/19(Tue) 20:05:54 |
【神】 コピーキャット ペネロペ (G38) 2023/09/19(Tue) 20:26:49 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「……あいつの親は、サツの撃った流れ弾で死んだ。 その後も引き取られた先で散々な扱いを受けて、 保護者がアレさん達にシメられて漸くこっちに転がり込んだ」 彼の面倒をこの男が見る事になった経緯には、 この男の父も関わっている。 だから父伝いに、或いは自分で、それらを知る事は容易にできる。 彼がマフィアに恩義を感じている事も。 「あいつももう自分で考えて動ける歳だ。 ある程度は…手前の親がどうして死んだのかだって。 調べる事だってできるだろう。」 「知っているとしたら、少なくとも身内は売らねえだろうよ」 少なくとも、自らの意思では。 それが彼が裏切者ではないと判断できるもう一つの理由。 (-449) 2023/09/19(Tue) 20:50:54 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「…ヴィットーレちゃんか」 その名前はまさに今日姿を消した人物のものだった。 そこに何の思惑があったかは、今は推し測る事もできない。 「俺から見ても連中から名前の出た手前らと ロメオ、フィオレは『違う』な。他はグレーだが…… 俺としちゃ遺言よか生きて働いて欲しいもんだがね」 「おう、その意気で気張れよ。 ボスが戻ってくる前に連中解体して機能不全にしてやれ」 無理難題を言う。 とはいえ現状こちらに取れる手段と言えば持久戦かのどちらかだ。 ある程度的が絞れている現状、それも多少は現実的だろう。 (-450) 2023/09/19(Tue) 20:51:47 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「んあ、いやルチアーノだよ。愛称。 猫か酒場ねえ……ま、間違いではないわな」 「俺達が向こうの立場でもそうしただろ。 念には念を入れて損は無いってね どうしても後手に回らざるを得ないのもままならん所だ」 カクテルがテーブルに置かれれば、 遠慮なく一口、グラスを傾けて。 「有能だと思われれば単純に仕事が増えるしな。 そう思われて良い事なんて少ねえよ」 少なくとも、周囲の信頼は得られるのだろうが。 それと同時に厄介事も舞い込む事になるだろう。 それをこの男は厭っている。 (/9) 2023/09/19(Tue) 21:19:22 |
【人】 コピーキャット ペネロペ「──お待たせしました、ビーフシチューですっ」 #バー:アマラント は今夜もいつも通り。 雨時々曇り、生憎の空模様ではあるけれど。 実はマスターの得意料理はシチューだったり、 なんて耳打ちする店員もいつもと変わりない。 「空いたお皿、お下げしますねっ」 #バー:アマラント (26) 2023/09/19(Tue) 21:44:07 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「あいつ、顔が広いからな。人気者の宿命ってやつかね」 盗み見た話では耳聡い者から順番に、と。 名前と長所が知れ渡っているという事は弱点にもなり得る。 凡庸である事のメリットもまた、そこにあるのだろう。 「あんたにとって敵でいいのか?穏健派だしまあいいのか。 ま、強引且つ唐突に施行された法案とはいえ 流石に優秀な奴が集められてるだろうしな」 「まあ実働部隊ともなれば色々恨みも買うだろう。 そのうち尻尾は出てくるだろうさ」 (/11) 2023/09/19(Tue) 23:42:43 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「法案に賛同したか、単に仕事としてやっているか、 何らかの取引、弱みを握られたか……思惑はそれぞれだろうな」 「間違いないのは例の法案が街を荒らしてるって事だ。 マフィア、警察、一般市民を問わずな」 誰彼構わず向けられる矛先は街の日常を壊していく。 それは誰にとっても本意ではなかったはずだ。 少なくとも、件の法案に賛同した者以外にとっては。 「この夢も予知夢までは見せちゃくれないらしいな。 ま……急いても事は動かない。次を待とうじゃねえの」 夢の景色は移り変わっては薄れ、消えていく。 そして、そのうちにまた、目が覚める。 (/13) 2023/09/20(Wed) 0:24:00 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「ま、覚悟が決まってんのは良い事だな」 死ぬ気は無いが、万が一の際死ぬ覚悟は決まっている。 そういった人間は、こちら側の世界には少なくないだろう。 この男も例外ではなく。 「おう」 短い返答の後、車は静かに路肩に停められ、一時停止。 「何だ急に。俺はお前じゃないからわからんが。 まあ……それなりに情はあるんじゃねえの。 あんな法案にしっちゃかめっちゃかにされて荒れる程度には。 少なくとも俺は軽口叩き合える程度の仲だと思ってるが」 「お前も所属して長いしな。 俺にとってファミリーがもう一つの家であるように、 お前にとってもそうなんじゃねえの」 知らねえけど、と無責任に付け足される。 それが合っているのか間違っているのかは、 あなたにしかわからない事だ。 けれど、合っているか間違っているかのどちらかはわかるだろう。 (-570) 2023/09/20(Wed) 10:51:49 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード『やりたいようにやれ』 『クソ忙しいから代わりに伝えといてくれ』 『喧嘩売りに行ったなら後が怖いぞ 以上』 (-621) 2023/09/20(Wed) 18:30:57 |
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