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名前 | ID | 生死 | 勝敗 | 役職 |
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遊城 憲義 | master | 襲撃死 (2d) | 敗北 | 村人陣営:村人 村人を希望 |
4274 素崎 真斗 | eve_1224 | 生存者 | 敗北 | 村人陣営:骸糾問、宝玉 骸糾問を希望 |
1117 闇谷 暁 | osatou | 後追死 (3d) | 敗北 | 恋人陣営:片想い、宝玉、恋人 片想いを希望 恋人だった 運命の絆★迷彩 リョウ |
少年A 迷彩 リョウ | wazakideath | 処刑死 (3d) | 敗北 | 邪気陣営:決闘者、宝玉、邪気 決闘者を希望 邪気だった 運命の絆★闇谷 暁 |
5635 朝倉 弘 | aaaa | 舞台に居た | ||
5634 有楽 澪 | oreoreo | 舞台に居た | ||
0251 鏡沼 創 | sym | 襲撃死 (3d) | 敗北 | 村人陣営:魔女、宝玉 狂学者を希望 |
9949 普川 尚久 | Vellky | 生存者 | 勝利 | 妖精:凍て星、宝玉 凍て星を希望 誘われた |
8435 黒塚 彰人 | 榛 | 処刑死 (6d) | 敗北 | 人狼陣営:人狼、宝玉 笛吹きを希望 元々は笛吹きだった |
4432 貴戸 高志 | もちぱい | 襲撃死 (4d) | 勝利 | 裏切りの陣営:深林之民、宝玉 深林之民を希望 運命の絆★闇谷 暁 |
0043 榊 潤 | toumi_ | 襲撃死 (5d) | 勝利 | 裏切りの陣営:狂学者、宝玉 狂学者を希望 誘われた |
3839 南波 靖史 | poru | 処刑死 (5d) | 敗北 | 人狼陣営:皇狼、宝玉 皇狼を希望 |
市川 夢助 | kotorigasuki | 生存者 | 勝利 | 裏切りの陣営:鼠人、宝玉 鼠人を希望 |
(n0) 2021/10/01(Fri) 21:11:24 |
![]() | 【置】 0043 榊 潤【プロフィールカード】 番号:0043 名前:榊 潤 年齢:18(中学から学校通ってない) 異能:未記入(本人の自覚症状なし) 収容歴:1年目 犯罪歴:薬物(覚せい剤及び大麻及び麻薬及び向精神薬)取締法違反 (所持をして取引をしていた罪) ――かけられている異能。 ・ネバーランド 外的要因で眠ることが許されない。18から歳を取ることが出来ない。 19の誕生日を迎える度に、彼は18の頃の身体と脳に全て戻される。 他人から聞いた情報が正しければ、正しい年齢は、25歳ほど。 同時に本人が異能の存在を認知していないことから、外的要因で記憶を失われている可能性が高い。 身体的損傷はもちろん、生命までもよみがえるとされているが未検証。 よって、榊潤の記憶は、この期間を超えると18になったばかりの頃に戻る。 収容期間は延びないらしく、しばらくすれば身元引き受けを申し出ている叔父の元へ引き渡される予定である。 (L0) 2021/10/01(Fri) 21:11:49 公開: 2021/10/01(Fri) 21:15:00 |
![]() | 【神】 0043 榊 潤>>闇谷 「――料理するか、闇谷」 突如発せられた言葉に呼応するのは誰だったか。 とりあえず。突如はじまったのは料理の時間だった。 「審査員はそこら辺を通った奴。旨いって方が勝ち。 負けたら――負けた奴か、リョウちゃんが脱ぐ。 断っても、リョウちゃんが脱ぐ、やるか」 思い出作りか、なんなのか。 今ここに居る榊潤の記憶がどうなっているかなど。 ここでは、関係ないことだ。 (G0) 2021/10/01(Fri) 21:46:43 |
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![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>3:-35 >>3:-54 >>3:-108 >>3:-141>>3:-142 >>3:-202 >>3:-239 >>3:-258 >>3:-291 >>4:-56>>4:-57 >>4:-75 >>4:-107>>4:-108>>4:-109 >>4:-131 >>4:-135 >>4:-149 >>4:-151 >>4:-295 >>4:-317 >>5:-10 >>5:-76 >>5:-174 >>5:-191 >>5:-219 >>5:-227 >>5:-233 (-1) 2021/10/01(Fri) 22:22:32 |
![]() | 【神】 9949 普川 尚久「ん? なんかするん?」 そこら辺を通った奴だ。 「そういえば結構料理してたんだっけな、二人とも」 誰が作ったものかわからず食べた物は程々にある。企画も終わり、思い出したくらいに施設側に聞いたら二人の名前が出ていた。料理好きなんだなぁ(こなみ (G1) 2021/10/01(Fri) 22:26:46 |
![]() | 【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創「……頼んだだけで、ね、そうしてもらえたら、苦労してないよ」 その抑揚は少し苛立っていた。貴方の声が不理解を伝えてきて、しかし嘲笑よりはましだと諦める。 上体を転がし、貴方へ向ける。短い鎖が鳴った。 「罪がないとねぇ、……はは、殺せないって。死刑にしすぎると、色んな国に怒られるんだってさ」 指し示された先を一瞥する。既に誰かを見上げる気分では無くなった。 どちらかと言えば、煮えたぎっていた腑が冷めたような心地が近いだろうか。 もういいよ。 そう告げようとした。 しかし、付き合ってくれた友達に対する言葉にしては冷たいかもしれない。他の言い方は無いか、と思っていた矢先のことだった。 (-2) 2021/10/01(Fri) 22:47:42 |
![]() | 【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創「え?何、 ────あ゛ッ!? 」ぐ、と押し込むような動きが伝わる。 直後入り口に充てがわれていた玩具が、最奥を突き上げる。 不意打ちの快感が、奥底で爆ぜたような気がした。 「ひぐ、……ゃ、だ!も、ッ!ぁあ、んっ、……やだぁ!」 トモダチじゃない。どうしてだろう。 死んでも親子は親子のままだ。 なら友達だって同じではないかと、そんな考えを言葉にする余裕はあっという間に無くなった。 「っ、そ、……そこ、ッ、ぁああ゛!……ゃ、むり、ひ、」 拘束具が食い込むのも構わず、必死に逃げようともがく。その度に鎖が鳴り、革が軋む。 最奥の先にある快楽を知ってしまった身体は、乱暴な責めでも快楽を拾い上げてしまう。 (-3) 2021/10/01(Fri) 22:48:45 |
普川 尚久は、なんかよろしくお願いされました。なんだ・・・・・・?? (a0) 2021/10/01(Fri) 23:06:37 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ「え、何呼んだ?」 そこら辺を通りがかった奴その2だ。 「まあ二人の料理好きだから良いけど、 今あんまし脱ぎたくないな〜」 今日……というよりは、とある日から黒いハイネックのインナーを着ていた。サイズが少し大きいのか、手首まで全て布地で覆われている。 別に脱いでも構わないが、そこの保護者に色々咎められそうなので気が進まないのである。 (G3) 2021/10/01(Fri) 23:07:02 |
迷彩 リョウは、オムライスにケチャップをかけることができる。 (a1) 2021/10/01(Fri) 23:14:06 |
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普川 尚久は、オムライスにケチャップでねこちゃんが描ける。 (a2) 2021/10/01(Fri) 23:15:29 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ>>料理対決 「オムライスって作れんの!? あのあれ、ふわふわのやつがいい!!」 多分旗を立てたら喜ぶ精神年齢をしています。 (G7) 2021/10/01(Fri) 23:19:30 |
![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決 来てしまった迷彩の腕を引き そっと自分の方に寄せる。危ないからね。 「俺を脱がせても面白くないと思うんだが………。」 本当によく分からない、と首を振る。 しかし断る理由も無いので水場で手を洗い、準備完了。 オムライスになって良かったね。 シュールストレミングを押し付けられた普川へ密かに手を合わせた。 「和食なら最近作れるようになって来たが オムライスか…………洋食……。」 ふわふわが良い、とはしゃぐ友人が可愛らしくて ひとつ頷いて承諾を示す。 コンドームがあってたまるか。 「よし、やるか。」 (G8) 2021/10/02(Sat) 0:13:47 |
![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「……っも、使ってるくせに何言ってんの」 はぁ、と熱い息を吐く。 62%ほど媚薬に反応して発情しただろう。 首筋を撫でられれば、わかりやすくふるりと震えた。 「じゃ、榊の好みに合わせてくれていい。 俺の思考が残ってるのと残ってないの……どっちが好き?」 どっちにしても乱れさせられるのだけは確かだ。 手を伸ばしてあなたを誘えばその行為に溺れていくだろう。 (-4) 2021/10/02(Sat) 0:20:40 |
![]() | 【神】 9949 普川 尚久 作られなかった非実在シュールストレミングは架空の素崎に押し付けられていたので普川の元へは届いていない。安心だ。 「闇谷さんを脱がせるんは楽しいと思うけど」 脱いだ結果は求めていないが、脱がせる過程はきっとそう。 (G9) 2021/10/02(Sat) 0:25:38 |
普川 尚久は、がんばれ〜、気の抜けた応援をしている。 (a3) 2021/10/02(Sat) 0:26:07 |
![]() | 【神】 0043 榊 潤>>料理対決 「……何を間違えればオムライスが不味くなるだろうな」 何か良からぬことを考えている、お米たくところからします? しますね。それはそうと、出来はフォーチュン一発だろう。 「ときに、俺はここを出るのが早まった。 お前ら差し入れしてほしいなら何がほしい」 お前ら、の“等”の対象は適当です。 今から作られるオムライスの出来(未来なのでまだみなは知らない)。 32点 (G10) 2021/10/02(Sat) 0:39:53 |
![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決 そっと自らのパーカーのファスナーを閉めた。 それからちら、と弟分を一瞥。 あんなに厚着だっただろうか? 「えっ…… 下準備とか……? 」何をどうすれば失敗するかの問いにマジレス。 何かあの人米から炊き始めてるので、仕方ないなと此方も炊飯器の蓋を開けた。 「……嗚呼、おめでとう? 俺は多分……ずっとここで過ごすだろうから、 そうだな、適当な老舗のみかん大福でも差し入れてくれ。」 しれっと好物を要求。 未来のオムライスの出来は(29)1d100点ぐらい。作るぞ! (G11) 2021/10/02(Sat) 1:03:14 |
![]() | 【神】 9949 普川 尚久「さあ・・・・・・米研ぐのに洗剤入れたりとか、そんな?」 流石にそんなことは二人ともしていない。料理の腕前は可もなく不可もなくレシピ通りに作れば食べられる勢は、作業の手際から出来の想像は今のところつかない。 (G12) 2021/10/02(Sat) 1:12:37 |
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![]() | 【秘】 市川 夢助 → 9949 普川 尚久「ふぅん……そうなんだ。今度使ってみようかな」 いくつか取り出していた小瓶を自分のポッケへとしまい込んだ。 「奴隷におさんぽは必要ないかもしれないけど、今は僕が所有者だからね」 ネクタイをリードのようにグン!と引っ張って 「向こうのお部屋でもっと実験台になってもらおうかな♡」 (-5) 2021/10/02(Sat) 2:35:41 |
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![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決 炊飯器には昨日炊いた白米が残っていた。これを使おう。 次に野菜を食べやすい大きさに切る。 ケチャップよし、バターよし、塩胡椒よし。 この辺があれば大丈夫な筈。きっと。 レシピがあればな、と無いものに思いを馳せつつ、 弱火で温めておいたフライパンに具材を入れ炒めていく。 狐色になればご飯を投入。さくさくと混ぜて、 全体的に赤くなるよう、バターとケチャップを回し入れる。 そうして塩胡椒を少しだけ掛けて─────「あっ」 ボトッダバババババ…… 自然に手が滑った。闇谷暁は後にそう語る。 気付けばビンの中身が丸々投下されてしまった。 「……作り直しってレギュレーション的にアリですか?」 きっとナシ。 仕方ないのでどうにか取り除いて仕切り直し、 味の保証はどこにも無くなった。そこに無ければ無いですね。 どうにかなってほしい思いを込めつつ玉子に包んだ。 「可能なら迷彩には後で作り直してやるから これは絶対に食べないで欲しい……」 29点のオムライスを 普川の前に出して完成!最悪だ。 (G14) 2021/10/02(Sat) 4:43:51 |
![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助 (-7) 2021/10/02(Sat) 8:11:47 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ>>料理対決 ずっとここで過ごす。その結論に至るまでの経緯に心当たりはある。だから疑問は抱かなかった。 代わりに少しだけ悲しくなり、少しだけ安心した。 「……あ、そうなん?わかった」 自身の名前に顔を上げたが、生返事に近い。 作り直したのなら、少年は喜んで食べるだろう。 (G15) 2021/10/02(Sat) 8:16:37 |
![]() | 【神】 0043 榊 潤>>料理対決 ピロリン ――なんか米が固く炊けた気がするな、まあいいか。 ジュー…… ――なんか材料が焦げっぽくなった気がするな、まあいいか。 ブチュッ ――なんかケチャップを入れすぎた気がするな、まあいいか。 ――塩こしょう入れ忘れた気がする、多く入れるよりマシだろう。 ――ケチャップは、美味しい。 卵はきれいに包みました。 旗も載せちゃう。ぐさ。 「……間違ったもんは、いれてない」 32点ぐらいの、味がケチャップのみオムライスの出来上がり★ あとは普川くんがジャッジしてくれるらしいです。 (G16) 2021/10/02(Sat) 8:54:41 |
![]() | 【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「そうなんだ、がんばったね」 ぽんぽんと背を撫でた。 貴方が手酷くされたりしていないか心配したいたらしい。 「僕は結局、真斗としかしてないからご褒美は無理かな 別に後悔はしてないけど」 (-8) 2021/10/02(Sat) 9:31:30 |
![]() | 【神】 9949 普川 尚久 普川は闇谷のボトル丸ごと投下の現場は見なかったが、迷彩への発言を聞くに闇谷的には満足のいく出来ではなかったのだろうか。そういう時もあるよね。 二人とも無難に作れていたように思う。どちらの方から先に食べようか。 普川は榊のオムライスから先に食べることにした。 (G17) 2021/10/02(Sat) 10:57:58 |
![]() | 【神】 9949 普川 尚久>>料理対決 「いただきます」 旗はなんとなくそのまま。 端の方の卵とご飯をすくい上げてひと口。咀嚼。 「・・・・・・、・・・・・・?」 なんか……こう……物足りないような。そして全体的な若干の焦げ味をどうにかできていない。 「とりあえず米硬くない?」 もう数口食べて、うーん。 「……なんか混ざってた方が、人間って味に飽きないよ。 卵の具合はいいんと違うかな」 あとでマヨネーズでもかけて食べよう。 水で口直しをしてから、次は闇谷のオムライスだ。 (G18) 2021/10/02(Sat) 11:08:51 |
![]() | 【神】 9949 普川 尚久>>料理対決 「いただきます」 炒飯とかって残ったご飯使うよなぁ、榊との大きな材料の差と言えばその程度だろうか? そんなことを考えながらひと口。 (G19) 2021/10/02(Sat) 11:12:37 |
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![]() | 【神】 9949 普川 尚久>>料理対決 「え、何………辛くない? からいしつらくない?? 入れ過ぎたにしても限度があるでしょどうしたの????」 「たまごとって榊さんのとご飯混ぜて炒めて分けてからくるみ直したらマシになりそう……それでも味濃い目だろうからもうこのままでいいけど、え? から…」 びっくりしちゃったな。 (G21) 2021/10/02(Sat) 11:19:52 |
![]() | 【神】 9949 普川 尚久>>料理対決 もう数口食べて。から……。 「……からいのに全部持ってかれたけど、 炒めた感じとか、米の具合は悪くないと思う」 こっちの辛いのもマヨネーズでマイルドになったりしないかな。特にマヨラーでもないが、解決策がぽんぽん出る程の経験値もなかった。 (G22) 2021/10/02(Sat) 11:23:17 |
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![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「え、そうなの、か?」 夢助が? と、少しだけ目を丸くした。珍しい表情変化だ。 「ペット……にしたい奴、居なかったの」 自分の行為を思い浮かべ。 なんか全部媚薬とか異能とか、そんなのばかりだったなと額を抑えた。 (-9) 2021/10/02(Sat) 11:28:13 |
![]() | 【神】 9949 普川 尚久>>料理対決 こう、こう・・・・・・ だいぶ、 けっこう、 かなり、 考える時間が要りそうでしたが、 結論は変わらなそうだなとも思ったので、 実際にはそれほどかからずに結論は出された。 (G24) 2021/10/02(Sat) 11:28:42 |
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![]() | 【神】 9949 普川 尚久>>料理対決 それはそれとして料理の皿はふたつとも改めて自分の方に寄せて、食べる気でいるようだった。まあなんとかかんとか食べられます。無理をしているわけではなく、単純に食べられる範囲なので。 10点以下なら食べなかったんじゃないかな……。 (G26) 2021/10/02(Sat) 11:35:02 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 市川 夢助「あ゙ッ!?、 ……いや、ですけど… 」いやどす……。 「 ……その語尾にハートマーク付けた感じのどうにかならん? 」とかなんとか言いつつ、物理的に綱引きを始める気はないので起立した。大人しく着いて行く構え。鞄はぎゅ。実験て何されるんろなと考えたが、具体的な内容は形にしなかった。 (-10) 2021/10/02(Sat) 12:05:01 |
![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決 「それは本当に悪かった。」 辛いものを食べさせてしまった罪悪感は結構ある。 食べようとしてくれる普川へそっとお水を差し入れた。 この後ちゃんとレシピ本を探して来て真面目に作り直す予定だ。 「…………」 さて、敗者は脱衣だったか。 本当にかなり凄く嫌だが、勝負に乗ったのは自分。 装飾を解き、パーカー、ネクタイまで手を掛けて─── 「……どこまで?」 脱ぐのか、と、勝者である榊へ視線を向けた。 (G27) 2021/10/02(Sat) 12:12:29 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史 捉えどころのない言葉に眉を顰める。瞳に滲む欲の気配にたじろいだ内心を捩じ伏せて。 押し黙ったまま、唇を合わせる、それだけのことを躊躇う。その間にも、身体は無理やりに高められ続けている。 そうして――不意をつく、軽い衝撃。視界が揺れる。気がつけば、鮮やかな青緑に、見下ろされている。 降ってきた言葉を咀嚼するより、先に。明かりを背負う少年の手が、肌に触れる。滑らかな、白い手。 ――――あっ、と情けない声が漏れた。 「……ふ、ぅ、――っあ、……っ!」 唇を噛み、それでも止まらず、口元を手で抑える。 少年の細い指が微かに動くだけで、過剰な程に肩が跳ね、噛んだ親指に鈍く痛みが走った。 擽る手を掴み、引き剥がす。一切の加減を忘れた、強い力で握りしめて。 その折にまた首元を掠めた指先にすら、びくりと反応した。 (-11) 2021/10/02(Sat) 15:11:29 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗「……じゃあ意識は残してもらおうか」 珍しかった、現に自分ですら薬を飲んだのだから。 「――薬は飲むのは嫌いなんだがな、一緒なら悪い気はしない。 ちゃんと、取り高になってくれ。 俺も叶えてもらないと、困ることができたからな」 粗野な口調の中に、熱い吐息と擽るような刺激を混ぜあなたにふり掛ける。 決して丁寧ではない乱暴な行為と、水音、快楽に咽ぶ喘ぎが響き。 始終感じられるのはまるで同意の上でしているかのような優しい手付――それは、この後取り上げられる無機質なカメラに録画され続けることとなる。 「……悪く無いな、あえて至近距離で撮るのも」 声は抑えめにして、快楽を感じられるソコをぐりっと潰す。 付けずに押入った中は拒むようにうねったあと、緩んだ隙に置くまで貫かれ熱で包んでしまっているだろう。 あとは適当に囀る場所を擦ってやればいいと言わんばかりに、果てて気を失うまで、片手を不自由そうにしながらあなたを写し続けた。 (-12) 2021/10/02(Sat) 15:49:50 |
![]() | 【神】 0043 榊 潤>>料理対決 「米が悪かったか」 敗因:いろいろなものの積み重ね。 勝因:余計なことをしなかった事。 「……」 迷彩はいつもならさっと脱ぎそうなものだが、今は何かとワケアリのようだ。後日気になれば知れるのだろう。 どうせ、ここの録画は全て見させてもらえる程の成果は貰えているはずだ。 「……、……脱げるところまで?」 一体どこまで脱げるというのか。 その眼帯まで取れるのかがちょっと気になる……一番恥ずかしいところ何処なんだろう。 保護者が来る前に済むといいな、と椅子に座って足を組んで見守った。 その際32と29オムライスを3分の1程とっていったが、一口食べて。 「不味いなこれ」 とりあえず2つを全力で混ぜ合わせてマヨネーズでも掛けておいた。 (G28) 2021/10/02(Sat) 15:58:19 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ>>料理対決 「全部脱ぐ?脱ぐなら隠す係していい?」 クソデカフライパンを持ってきた。 これで股間を隠そうという試みらしい。 一体闇谷何%になるだろうか……。 (G29) 2021/10/02(Sat) 16:20:57 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久ちなみに報酬についてはこれだから、全くご褒美がもらえないんもないんと違うかな市川夢助も。本番なくても普川にえっちなことはしたでしょうし、それもカウントされていていいと思うわ。 【報酬について】 ・企画への貢献度によって、聞いてもらえるお願いが増えたり大きくなったりします。 ・ただし、『どれくらいヤったらどれくらいのお願いが受け入れてもらえるのか』がPCにもわかりません。 →通したい要望があるけど、何回ヤったらいいのか、 そもそも人数じゃなくて質が問われるのか、そこらへんがPCに不明瞭なかんじです。 →PLは都合よくその権利を描写すればOK 例:『全員抱いたから出所して好きなあの子を閉じ込めるワンルームを貰ったよ♡』 『ハンバーグ一年分貰った』 (-13) 2021/10/02(Sat) 16:47:34 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久当方はなんかめっちゃいっぱい励むことになってしまったのでもらえそうなご褒美は一通りもらって行きま〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!! (-14) 2021/10/02(Sat) 16:49:45 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人「声、我慢しなくていいのに。恥ずかしいから?俺、人間じゃないし良くない?」 目の前の男からこんな声が漏れるのは、少し心地が良い。 先ほどの様子とこの掴まれた手を見るに『他者に抱かれる』ことを想定していなかったと見た。 別に掴まれた手はそのままにしている。力を込められても、例え爪でも立てられても退く意思も辞める意志もないとばかりに、その手が傷付こうと行為を進めるのをやめない。 こちらの指か触れるたび、掠る度に跳ねる動作を間近で感じて、「かわいいね」と思わず、嘲笑でもなく純粋な愛おしむ本音が口をついて出る。 相手が声を抑えている隙に、手慣れた様子でベルトを引き抜いて、この行いもこの催しの中で何度目だろうか。下着ごとズボンをずり下げようとする。 抵抗が見えたならその瞬間今のこの感度の状態で布越しか直接か。あえてやや乱暴に掴んで上下に擦り、妨害を防ぐから結果は同じだろう。後は足の上に乗って、自分も膝までズボンを降ろすだけだ。 「痛いでしょ、指。 気持ちいいは悪いことじゃないよ、彰人くん」 最低限の挿入ができる程度に互いに肌を晒し終えて、それでもまだ口を抑えてるならその手を降ろさせようと、トントンとその手の甲を叩く。 (-15) 2021/10/02(Sat) 16:56:34 |
![]() | 【独】 0043 榊 潤頼んだ褒美は、今回の馬鹿げた舞台の録画記録の持ち出し。 公開されれば多分俺のせいにされるが、流石にバカもしないだろう。 ついでに収容期間の改ざんを本人の意図なしにしないように。 俺は近いし、他の奴等は出たいのならば出て行ってほしいと思う。 不正は、良くない。もっとも、ここにいたがる酔狂なやつが多いことを後で知る。 頼めるのであればここの彼らとの面会と、差し入れの受け渡しぐらいすんなり済んで欲しい。 麻薬は犬にすぐバレるだろうしやるつもり無いから。 さて、―――告げたほうがいいのだろうか。 任せてしまうのも気が引けるが……手紙でも残しておこうか。 どうせ、あまり、変わらないから。 またお前たちを知ることができる。 ただのバカか、セックス好きと勘違いしそうだが。 (-16) 2021/10/02(Sat) 17:01:42 |
![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決 「脱げるところまで?」 復唱した。 眼帯はファッションなので普通に取った。 「いや全部は流石に………」 迷彩に脱がせる選択肢は欠片も無い。 オトメでもないので脱衣に抵抗はないが 人に強要されるのって何だか嫌だし 何よりこんな企画を終えた後なので気恥ずかしさが出てきた。 脱げるところ (74)1d100% → (G30) 2021/10/02(Sat) 17:06:41 |
迷彩 リョウは、26%隠せました。 (a4) 2021/10/02(Sat) 17:13:31 |
![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決 オムライス、まずいらしい。 「そうだろうな」としか思わなかったし、美味かったら怖い。 「恥ずかしく………ない。 恥ずかしい訳ないだろ、男だぞ俺は。 別に恥ずかしいところなんて無い…………………! 」自分にそう言い聞かせながら 首や腕の包帯、下着以外は取り払う。 黒い眼帯(カッコいい)は榊の顔へ投げ付けた。 両目隠しになれ。青い髪の奥。 片側よりも薄い紫色の瞳が眩しそうに開かれた。 「………いつまで?」 このチップ非準拠の状態で居れば……? (G31) 2021/10/02(Sat) 17:25:00 |
闇谷 暁は、チップ非準拠となった。 (a5) 2021/10/02(Sat) 17:25:51 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ>>料理対決 「なんでケガ無いのに包帯してんの?」 ファッションとかよくわからない子供からド正論がお出しされた。 (G32) 2021/10/02(Sat) 17:35:06 |
![]() | 【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「ペットにいいなと思った子はいたけど、嫌そうだったからね」 肩をすくめてみせるがそれほど残念そうにはみえない。 「同意がないとペットは飼っちゃいけないらしいから」 カウンセリングという名の教育の賜物である。 「真斗はエッチで嫌なことされなかった?気持ちよかった?」 (-17) 2021/10/02(Sat) 17:36:35 |
![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決/迷彩 「 カッコいいからだが。 眼帯と鎖も……カッコいいからだが…………。」 素だった。 男は未だ、中二の夢を拗らせていた。 (G33) 2021/10/02(Sat) 17:44:26 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ>>料理対決 「へ〜、そうなんだ」 答えさせたくせに、微塵もそう思ってなさそうな返事である。 自分にはよくわからないが、きっと世間的にはカッコいいのだろう。そんな雑な納得をした。 「つーかソレでオムライス作ったら火傷しねぇ?」 エプロンをした所で防御力低すぎると思います。 (G34) 2021/10/02(Sat) 17:57:15 |
![]() | 【秘】 市川 夢助 → 9949 普川 尚久その後、部屋で奴隷さんに玩具やら薬やらを使って貰い、興味深そうにそれを眺めたりなどして楽しんだ。 視姦といえばそうだが、完全に興味本位の実験台だ。 貴方が嫌がっても奴隷に拒否権などない。 変わった玩具の使い方がわかって大満足のご主人様なのでした。 (-18) 2021/10/02(Sat) 18:09:12 |
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![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決 「え…………………………!?」 流されたので ちょっとしょんぼりした。 「火傷か。いつもしてないし、 多分大丈夫だ、あまり確証はないが。」 いけるいけると言いつつ包帯と下着姿にエプロンを纏って オムライスを作り直し始めた。あんまり嬉しくない光景だ。 流石にこの失敗を活かし、ちゃんと作れるだろう。 炒めて包んで完成!ケチャップはお好みでどうぞ。 ただし火傷はした。 (G35) 2021/10/02(Sat) 18:33:03 |
闇谷 暁は、熱ッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!! (a6) 2021/10/02(Sat) 18:33:30 |
迷彩 リョウは、あーあ。って顔をした。 (a7) 2021/10/02(Sat) 18:34:38 |
普川 尚久は、闇谷の醜態を笑った。可哀想……。心配や手当は他にする人がいると思っている。 (a8) 2021/10/02(Sat) 18:35:02 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ>>料理対決 「も〜だから言ったじゃん! 火傷って何すればいいの!?氷!?」 冷蔵庫に向かうと、氷を手掴みで持ってきた。 口調こそ呆れているが、何やかんや心配はしているのだ。 (G36) 2021/10/02(Sat) 18:38:07 |
迷彩 リョウは、冷たッッッッッッッッッッッッ!!!!!! (a9) 2021/10/02(Sat) 18:38:48 |
普川 尚久は、リョウちゃんのところにとりあえずボウルを持っていった。ここにお水入れとこうね。 (a10) 2021/10/02(Sat) 18:41:53 |
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![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決 「油跳ねただけだからセーフだ! 油跳ねただけだからセーフだ!」 その身は、アウトだった。 衣服とは我々を守護っている、大切な存在だと気付けた。 「おいやめろ! そこまで深刻な火傷じゃないから! 水で冷やせば治るからッ─────」 (G37) 2021/10/02(Sat) 18:43:47 |
闇谷 暁は、熱ッ冷たッッッッッ!!!!!!!!!!!! (a11) 2021/10/02(Sat) 18:44:04 |
普川 尚久は、闇谷を笑った。おもしろ〜い (a12) 2021/10/02(Sat) 18:45:32 |
迷彩 リョウは、水を張ったボウルに氷をボチャボチャボチャ!!! (a13) 2021/10/02(Sat) 18:45:59 |
榊 潤は、なんで闇谷はその格好のまま料理しようとしたのかわからなかった。馬鹿なのか? (a14) 2021/10/02(Sat) 18:50:21 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ>>料理対決 「じゃあほら!!コレ!!!」 火傷した箇所をボウルに無理矢理突っ込んだ。 もし火傷箇所が顔だったら水責めになるし、足だったら足水になるし、胴体ならバラエティ番組と化す。 手だといいね。 (G38) 2021/10/02(Sat) 18:52:26 |
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![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理対決 「気持ちは嬉しい、ありが───」 どうしてそのままオムライスを作り始めてしまったんですか? 胴体に氷水がバシャー! (G39) 2021/10/02(Sat) 19:26:02 |
闇谷 暁は、ギャーーーーー!!!!!!!!!!!!!! (a15) 2021/10/02(Sat) 19:26:21 |
闇谷 暁は、チップ準拠とは程遠くなった。 (a16) 2021/10/02(Sat) 19:26:47 |
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普川 尚久は、流石に、タオルを持ってくるくらいはしてあげた。 (a17) 2021/10/02(Sat) 19:29:44 |
闇谷 暁は、普川 尚久からタオルを受け取った。有難う。 (a18) 2021/10/02(Sat) 19:57:41 |
![]() | 【秘】 0251 鏡沼 創 → 3839 南波 靖史「あたりまえ、でしょぉ……」 後孔に与えられる刺激に身体は跳ね、もっと欲しくて貴方を引き寄せるように足に力が入る。 怖い。恥ずかしい。 気持ちがいい。 きもちがいい。 「っ、あっ……? ひッ―――!」 問いかけに返ったのは吐精と、言葉の形を取れなかった嬌声と、突き立てられたものへの締めつけだ。 余計な思考は全部吹き飛んだ。ただ、『気持ちいい』を与えてくれるそれを覚えている。縋ればいいと、教え込まれている。 反応を返せばしっかり応えてくれる貴方に甘えて、声も腰の動きも隠しようがないほど激しくなる。 顔を隠していた腕も伸ばし、もっと与えて欲しいと強請るように貴方の首元に回した。 なにかを、問われた気がした。 『気持ちいい』が『幸せ』であるなら。 間違いなくこの瞬間、鏡沼創は『幸せ』だ。 腹を満たす熱さに吐精を伴わない絶頂を迎えて、尚も湧き上がる衝動に後孔を締め付ける。 ―――そうして、何もわからないほど乱れに乱れて。 次の日、行為を全部覚えていた彼は先日同様機嫌悪そうにしていただろう。カメラはちゃんと提出しました。好評だそうです。 (-23) 2021/10/02(Sat) 20:30:27 |
![]() | 【秘】 0251 鏡沼 創 → 7734 迷彩 リョウ「それもそっかぁ」 苛立つ声に、いつも通りを返す。 世間体というものがあるのだろう。どうせ防げるはずだったのに何故とか、後から騒ぐのに。 貴方の口が言の葉を紡ぐ前に、蹂躙は再開される。 ひと時だけ、全部忘れてぐちゃぐちゃにかき混ぜられるような快楽を。 もし貴方の疑問が言葉になっていたのなら、この少年はこう返していただろう。 『生きてないならトモダチではないよ』 『生きてても死んでても、親子じゃなくなる事はあるんだよ』 『少なくともオレに親って言える奴らは、もういないよ』 『―――そんなに、いいものでもなかったよ』 「うんうん。やだで無理なのは、イイんだよね」 貴方の調子を窺う事なく、ひたすらに反応がある場所を責め立てながら奥を貫いていく。 「ほら、もうちょっと頑張っとこうね」 跡になっちゃうかもなぁと他人事のように思いながら軽い口調で励ました。ふぁいと〜。 ―――貴方の反応が無くなるか、疲れたと突然手を止めるまで一方的な行為は続いただろう。 結局少年が自分から貴方に突き立てるような事は、なかった。 (-24) 2021/10/02(Sat) 20:44:06 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ>>料理対決か? ビシャビシャになった闇谷を見ながら、 何やってんだ…… と言いたげな顔をした。「ねえオムライス食べていーい?」 既にケチャップをかけている。ネコチャンを描こうとしているらしいが…… ネコチャンの完成度49点くらい (G40) 2021/10/02(Sat) 21:16:56 |
迷彩 リョウは、上手いとも下手とも言えないまあまあなネコチャンを描いた。 (a19) 2021/10/02(Sat) 21:17:27 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 3839 南波 靖史「ん……」 重ねられた唇には、受け入れるように少し動いただけだった。なんとなく、されなれているように思えたかもしれない。 そんな思い出はもう遠くだ。 「ひっ、──ッ〜〜〜〜〜〜!!!!」 実際、その唐突に普川はよく反応した。真っ暗な視界が真っ白になるくらいのきもちいいのがどこからきたのかわからなくって、消えないでずっとあって、息が詰まったのはほんの一瞬。 声を抑えるだなんてそんな思考はなかったし、あったとしても抑えようなんてもうなかった。 「は、ぁッ、あ、あ、ひッ、あぐッ、も、むり、あぅ、ん゙ッ、」 身体は素直に動いて、仰け反ってるのかなんなのか、もう自分ではどうなってるかなんてわからなくって。きもちい、きもちいの。何の為だとかそういうのもぜんぶぜんぶどっかにいっちゃって。容赦なく襲い来る快楽の海に溺れさせられる。おぼれたい。 (-25) 2021/10/02(Sat) 22:48:08 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久当方は今から己の発言を遡り、既出設定と未出設定の整理及び「この時の描写って何?」というのと向き合う作業をします。探さないでください。探したらいます。探さなくてもいます。 (-26) 2021/10/02(Sat) 22:54:08 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 遊城 憲義【設定】>>3:-192 そう、ここ不足があるんでした。近しい人間で母は寿命を迎える前に殺されたけど、普川の存ぜぬところで行われた(普川や影くんが原因ではない)ので、普川母の生命エネルギーはもらえなかったけど、普川兄のものは普川や影くんが影響したのでもらっていっています。 宿主以外の生命エネルギーを吸うのは初めてではなく、影くんからすれば普川兄は全く特別ではありませんが、普川兄の魂があるとすれば「そばにいられないと思っていたのにいられてラッキー」くらいの何かはあるのではないでしょうか。あ、普川兄は同担可です。 普川は「宇宙から飛来した謎生命体が自分の実父に寄生していて、実父が事故で死んだ時に乗りかえられたが、害はないしむしろ便利」くらいの認識。普川は自分に傾倒している存在からの無条件の奉仕はあんまり疑問に思わないので、全く疑っていない。預かり知らないが、子どもができる予定もないし、影くんに依るもの以外の事故死も避けられるから程々に生きるんだと思います。 この辺の事出る機会ありましたか? 世界の情報を見られる存在でなければ知り得ないかな…………。 (-27) 2021/10/02(Sat) 23:17:19 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 遊城 憲義【設定】性経験について 作成経緯が特殊性癖からです。犯人はお前(黒塚PL)。>>0:-6 中一の内に、異能と影くんとをあわせての異種姦まがいのことをひとりでこっそりやっています。自分がどうすると気持ちいいのかって、大分結構しっかり理解しているのだわ。 壮汰くんには自分のヘキは内緒にしてて、好きにヤらせてあげてたけどイきはしないで終わるまで耐えるだけで。でも壮汰くんは普川を気持ち良くしてあげたいから色々していて、薬を盛ったところ効きが良すぎて意識なくしたところにそのままヤったら勃ったし気持ちよさそうだしイかせようと思えばイかしてあげられたしで、知って以降は概ね睡姦だった。壮汰くんは「尚久くん意識ない状態じゃないと感じられないんだな」って思っています。特殊性癖なのはそうなんですけどね。 事前設定で榊がヤったのに気付くくらいにはヤってました。 >>3:-290>>4:-9 そんなで経験は沢山あって。性的快楽は自身の幸福ではないのは確実にわかっている。それが自身の幸福だったのなら、父親を殺して路頭に迷ったりまた命を脅かされるような恐怖と付き合うことになっても影くんがいて異能が使える限り幸福だから、こんなしなくてもいい回りくどいことをして自分を可哀想に扱う必要なんてなかったし、自分のことが好きで仕方がない壮汰くんに全部全部打ち明けて気持ちいくしてもらってしてあげてそれで幸福に至れていたはずで。 それはそれとしてきもちいのは好き。 (-28) 2021/10/02(Sat) 23:57:25 |
![]() | 【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創苦痛を上塗りする程の快楽が、嵐のように意識を滅茶苦茶にしていった。視界が輪郭を失い、もうこのまま溺れてもいいか、と目を閉じて。 ……直ぐに鎖の音で目が覚めた。ほんの僅かだが気を失っていたのだ。 しかし拘束を貴方に外してもらうまで、ずっと文句を吐き続けたに違いない。 「もうカガミンには頼まない」 「確かに頼んだのはオレだけどさぁ」 「いや、絶交まではしないって……」 ……最終的に少し言いくるめられつつも、示談は成立しただろう。 きっと、貴方と深く言葉を交わしたとして。 理解し合うことは難しい。 少年の知る世界は唯一つ。 比較対象も少年は持っていない。 とある男の生い立ちにそうしたように、同情を向けるだけで精一杯だ。 そうして部屋を出る頃には、元の『トモダチ』に戻っていた。 (-29) 2021/10/03(Sun) 0:10:47 |
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![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「あ……っは……」 自分とて、薬が好きなわけないだろうと反論する余裕はもうなかった。 強制的に高められた性感は普段の何倍も敏感だ。乱暴に暴かれているというのに喜びの声をあげ、身体をびくびくと揺らす。 至近距離で録画されているというのに、頭では恥ずかしいと思っているのに、快楽の波に流されて抗うことは出来ない。 「ひ、あ、……ああっ」 低い声が耳に響いて、奥まで貫いて来たものを咥えこんでしまった。 無意識に吸い付くように反応しながら、飽かずあなたを締め付ける。 一度ならず二度、三度、犯し尽くせばぐったりと気を失ってしまうだろう。 目を覚ましたのはきっと、それから暫く経ってからだ。 (-31) 2021/10/03(Sun) 0:49:52 |
![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「まぁ、ペットって言われたら嫌がる人が多いだろうね」 誰に声をかけたのだか知らないけどと、付け加えた。 表情は動かなくても、あなたに対する声は随分と柔らかい。 「俺は……嫌なことは、されてないかな。 薬使ったりとかばっかりだったから……嫌も何もなかった、けど」 あなたとの行為ですら、ポップコーンを食べた後だったので始末に負えない。 とはいえ、一番素面に近かったのは確かだし。 食べてなかったとしても同じようなことをしてたように思うのだけども。 (-32) 2021/10/03(Sun) 0:54:17 |
![]() | 【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「そういうものかなぁ?真斗もそうおもう?」 可愛がるのになぁ、とめちゃくちゃ不服気だ。 「よかった、真斗が気持ちよくなれて」 貴方の隣に座ると肩にもたれかかった。 本当にほっとした様子だ。 「心配だったんだ、エッチで乱暴な事されたら助けてあげられないしさ」 (-33) 2021/10/03(Sun) 1:06:32 |
![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「飼い主とペットの関係になりたいっていうと……」 相当なドMだし……と思い。 自分がそうなりたいかというとやはり否だったので、曖昧に頷いた。 「いくら夢助が可愛がりたいって思ってても、相手が夢助と対等でありたいとか、幸せにしたいとか、なんかそういう風に思ってたりしたらアウトだし……。 俺の場合は、夢助とは親友がいいから」 だからペットにはならない、そう思っている。 「そんな風に思ってくれてたの。 俺は、夢助なら誰でも優しく抱いてるんだろうなって思ってた。 ほんの少しだけだけど……面白くはなかったな」 もたれ掛かってきた頭に自分の頬を寄せ。 隣にあなたがいる安心感が心地いい……と、小さな独占欲を自覚しながら、目を閉じた。 (-34) 2021/10/03(Sun) 1:31:11 |
![]() | 【神】 1117 闇谷 暁>>料理……? 「あっ食べて良いぞ。」 ネコチャンオムライスも 美味しく食べて貰って嬉しそう! タオルを貰ったので濡れた体を拭いつつ 水を吸ったエプロンを水場で絞る。既視感。 ヘクシュッ 「………着替えてくる。」 突発的に開催された料理バトルは 敗者がズタズタになって幕を下ろしたのだった。 そうして廊下を 下着一丁の包帯男 が闊歩した。 (G41) 2021/10/03(Sun) 1:42:04 |
闇谷 暁は、迷彩 リョウの頭を撫でて行った。 (a20) 2021/10/03(Sun) 1:43:03 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤『俺のため?』 『俺に伝えたかった?』 つまりは快楽と幸せの事は否定されたが、それ以外は最初からずっと、見ていてくれたということ。 どうしてそんな好意を向けてくれていたのか。 それこそ『君を見た』ことしか心当たりがないから、『与えるのは当然』でも『与えられる事はない』自分には不思議でならなかった。 けど、彼が嘘をついてるようにも思えない。だからきっと本当なのだろう。 ──でも、 それが本当であればあるほど、 貴方の言葉が、不吉で、怖くて、思い出しそうになる。 これは、 この言葉の流れを、 何故か 俺は知っている。 『ふみちゃん』 『諦めるなとは言わない。でも、』 『私は君の人生が『私を見る』以外の他にあると──』 これは、 同じだ。あの時と、同じ。 お別れを、告げられる時の言葉だ。 ▼ (-35) 2021/10/03(Sun) 4:23:17 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「やだ」 「やだ、やだ…… やだやだ やだ嫌だ!」 「どうして語ってくれないの!?何かの人質になってるってことじゃないの!?」 「『また』説明も何もなしでいなくなるんだ。何で?何で?俺悪い事した?したなら謝るよ。治すように頑張るよ。ごめんなさいをいくらでも言えるよ。 だから、ねえ、潤くん。潤ちゃん。──お願い、だから、」 「また、」 「君まで、」 「──俺を、置いて、いかないで」 (-36) 2021/10/03(Sun) 4:32:42 |
南波 靖史は、『記憶にある限り』はじめて、縋るように泣いた。 (a21) 2021/10/03(Sun) 4:41:30 |
南波 靖史は、でも、掴んで、縋って、幾ら離さないと決めた腕が (a22) 2021/10/03(Sun) 4:42:28 |
南波 靖史は、解かれる事があるのを知っている。知っていた。 (a23) 2021/10/03(Sun) 4:42:54 |
![]() | 【神】 7734 迷彩 リョウ>>料理ではある 「いってらっしゃ〜い」 頭を撫でた人の姿が見えなくなってから、食事を再開する。 咀嚼しながら美味しいなあ、と考えて。 自分でも作れないだろうか、と考えて。 手料理を食べさせたい相手には、もう会えないことを思い出した。 「……、あーぁ」 時々、水を飲む。 直後、口内に広がっていた味覚が薄まっていく。 再び、食べる。 ちゃんと味がして、自分が生きているのだと思えた。 作り手が帰って来る頃には、殆ど食べ終えているだろう。 そして危なっかしい手付きで食器を洗う少年と、 それを見守る少年の姿があったはずだ。 (G42) 2021/10/03(Sun) 8:41:21 |
![]() | 【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「そっか…………」 僕が父親のペットだった時はあんなにも幸せだったのに。 疑いのない瞳はどこか淀んでいる。 「僕も、真斗は親友がいい」 寄せられる頬に嬉しそうに破顔したがすぐにムッと顔を顰めた 「ちょっと。僕をなんだと思ってるの? まぁ、ご褒美は欲しかったけどさ」 (-37) 2021/10/03(Sun) 11:43:35 |
![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「ペットになるのだって……そうなってもいいと思える相手に限るだろう」 恋人にしろ、親友にしろ、そういうものだと思う。 すぐ理屈に繋げてしまう悪癖があるため、あまり感情論で話すのは苦手な男は、バツの悪い顔をした。 「ご褒美欲しいって言ってたし……割り切って出来るタイプだと思ってたから。……ちょっと誤解してたかも、……ごめん」 そうでもなかったんだなぁと思うと、ゆるゆるとあなたの頭を撫でた。 何を差し置いても、親友でいてくれるのは嬉しいのだ。 (-38) 2021/10/03(Sun) 12:32:29 |
![]() | 【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁無機質な日常が戻ってくる前の、悪趣味な企画の残滓が残る時間。 「暁」 貴方が自室に戻ってくるタイミングで、少年はおもむろに口を開いた。 (-39) 2021/10/03(Sun) 15:07:14 |
![]() | 【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「……貴戸?」 自室の扉の先。 ここが変わらぬ日常になると疑わずに開き 貴方の姿を認めれば、どうかしたかと正面へ腰を下ろす。 「どうした。 腹でも減ったか? オムライスなら食堂にあるけど、何か作って来ようか。」 (-40) 2021/10/03(Sun) 15:27:33 |
普川 尚久は、オムライスをご馳走様でした。ご馳走様でした。 (a24) 2021/10/03(Sun) 15:47:03 |
普川 尚久は、 「おい榊潤」 後日、企画中の食事に薬を入れた犯人を知って珍しく大声を上げた。 (a25) 2021/10/03(Sun) 15:58:05 |
普川 尚久は、声が出ただけである。当人の在不在は関係なかった。あいつよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (a26) 2021/10/03(Sun) 15:59:24 |
![]() | 【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「いや、オムライスも他の料理も後でいただこう。 それよりも話がしたい」 貴方が正面に座ったのを確認して背筋はぴしりと伸びて正された。 「……暁。もしもの話なんだが。 もし、俺が優柔不断な選択をする人間だったらどうする? お前の決意を無駄にするかもしれない人間だったらどうする?」 改まって切り出された話は、なんとも要領を得ないものだった。普段きっぱりとした物言いが多いから、きっと珍しく見えるかもしれない。 (-41) 2021/10/03(Sun) 15:59:39 |
鏡沼 創は、後日なおひーが大きい声出してるなぁと思いました。 (a27) 2021/10/03(Sun) 15:59:45 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>1:$13 参加者側にいたらやり返そうと思っていたけど、薬使われるの嫌って言ってたから出来ないじゃんか。は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (-42) 2021/10/03(Sun) 16:01:15 |
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![]() | 【独】 9949 普川 尚久 (-44) 2021/10/03(Sun) 16:08:39 |
![]() | 【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志同じように姿勢を正し、貴方の話に耳を傾ける。 何とも不鮮明な言葉ばかりで違和感を感じたが この企画の終わりという節目だ。何か思う所があるのだろう。 「……どんな人間でも良いんじゃないか? 何でもかんでも迷わずに決められる方が少数だし 人とは分かり合えない事の方が多いだろ。」 瞳を伏せ、頬を掻く。 「その、……何か迷ってるのか? お前が考えて決めた事なら、 なんだって信じて背中押してやる。 俺のこと気にして悩んでるって言うなら とりあえず、話して相談して欲しい。 俺は……貴戸とは、分かり合いたい。」 (-45) 2021/10/03(Sun) 18:12:18 |
![]() | 【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁ああ、貴方はいつだって真っ直ぐだ。 その真っ直ぐさに、いったいどれほど救われたのだろう。 「……そう、だな。ありがとう暁」 息を吸う。ほんの少し体が強張っていることに気付く。 「結論から言おう。 暁── ──俺と共に外に出ないか? 」▽ (-46) 2021/10/03(Sun) 18:32:55 |
![]() | 【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁小豆色は真っ直ぐ貴方を射抜いたまま。 「俺一人だけならずっとこの少年院にいるだけでよかった。 元の家を捨ててようやく自由を得て、何一つ縛られることなく生きられる世界を手放す理由がなかったから。 ……でも、お前と、暁と共に過ごすのであれば。 この箱庭は危険すぎる」 人を傷つける者がいる。 人に無体を働く者もいる。 そして何より──この施設の人間達自体が、少年たちを食いものにしているではないか。 一人なら耐えられる。自分の事などどうでもよかったから。 けれど、今は一人で前を歩いているわけじゃない。隣に寄り添ってくれる者がいる。 彼の涙を何度も見た。傷つく彼を何度も見た。 そちらの方が……よほど、耐えられない。 ▽ (-47) 2021/10/03(Sun) 18:33:21 |
![]() | 【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「暁。俺はお前のおかげで、俺らしくいられる。 暁のおかげで、きちんと呼吸することができる。 きっと外へ踏み出しても、貴戸の人間という肩書きでしか見てくれない者たちの視線を浴び続けても、この先何があったとしても。 俺も、お前がいてくれたなら、きっと。 ──何処でも、幸せだ」 ▽ (-48) 2021/10/03(Sun) 18:33:42 |
![]() | 【秘】 貴方と共に暁の空へ 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「だから、俺は。光のある場所に行きたい。 暁があたたかな場所で笑う姿が見たい。 重いだろうか。きっと、この感情は重いかもしれない。 ああ、でも。お前の生涯の幸せを望むこれは。恋という一過性の感情と呼ぶには軽すぎる」 「俺はお前を愛したいんだ、暁」 (-49) 2021/10/03(Sun) 18:34:31 |
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![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗「……いじめに合いやすくないかお前…」 あなたが目覚めると最低限身は整えてある。 いじめをしていた張本人は、勝手にシャワーを浴びて完全に身を整えてカメラをいじって再生していた。 喘ぎ声が聞こえてくる……。 「まぁ、いいものがとれた。 これでまた評価が上がりそうで助かる、……お前は結局何を願うんだったか。 刑期を短くすることか?」 (-53) 2021/10/03(Sun) 19:09:30 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「……置いていくが」 「俺はここにいられないからな」 縋られた腕は外す気になれず、掴んておいてやった。 お前が離れたければ離れろ。今の俺は放っておかないでおいてやる。 (-54) 2021/10/03(Sun) 19:11:26 |
榊 潤は、南波 靖史の頭を撫でた。 (a28) 2021/10/03(Sun) 19:11:47 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「お前からもらったらしい幸福も忘れる。 誰かに語った幸福も忘れる。 残るのは18年間の記憶と。 お前たちと話を紡がなかった過去の俺だ。 身体は残る、縋られていたら離されん。 まぁ、抵抗はするし同室は普川になったらしい。 常に一緒にはいるな、邪魔だ」 冷静に、淡々と、ふざけたような。 そして普通では理解できないようなことを言う。 聞こえることが正しいのならば、榊はかなり部分的に記憶が消えるのだ。 「そんな俺が意味があると思わなかった。 偉そうにお前に幸福と未来を考えさせて。 答えを出させられなかった俺はいなくなる」 お前に関わろうとして手伝おうとした俺はもういなくなる。 「病気だというには、彼らに不謹慎だな。 これは、外的要因らしい。 俺を、成長させようとしない、止めようとする存在がいる。 ……これ以上他人との絆を作らせないようにか、別のことか。 たかが1年、されど1年、されど数日だ。 身体もお前に抱かれる前になってお前が残らない。 まだそこに俺がいて気が向いたら抱いてやれ。 感想は変わらないが……場合によってはお前を食ってやる。 やり返す、それで思い知らせてやるよ。 お前がその幸福と言いやがった行為と快楽の内訳を」 (-55) 2021/10/03(Sun) 19:19:54 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史だからとは言わんが。 「泣くな、これまではお前に手を出したいと思わなかったんだ。 気安く抱かれてくれなさそうで。 五月蝿そうで、あんまり気にかけたいと思わなかった。 だけど、ここ数日観察していて。 名前を呼ばれて、色々悪くはなかったぞ。 お前の幸福が見つかるように祈るぐらいはな」 後悔してしまうじゃないか、他のやつもそうだ。 まだ忘れたくなかったと思ってしまうじゃないか。 仕方ないことなのに。 面倒なやつだ、とため息をついて適当に泣き止むまで見ていたが…途中でデコピンをして置いた。 早く泣きやめ (-56) 2021/10/03(Sun) 19:21:27 |
闇谷 暁は、────、 (a29) 2021/10/03(Sun) 19:22:42 |
![]() | 【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志瞳孔が縮まる。 驚いた紫が貴方を見た。 「────ッそれは、」 外に出る? あんなに頑なだった貴方が? 出来るだけ長く。可能な限りずっと。 俺はこの罪を生涯かけて償わなければならないからな。 あの時の重い声色を、貴方の覚悟を覚えている。 自分にそれは覆せない。ならばせめて寄り添おうと提案した事も、忘れてはいない。 だからこそ、貴方の決意がよく伝わった。 「……そ、じゃあ、 俺もそうする。外に出よう。」 そうして、容易く言葉が返される。 貴方の葛藤を、貴方の心情を理解して、さらりと。 隣を歩く貴方が笑って過ごせるなら 何処でも、貴方が居るなら幸せだ。 → (-57) 2021/10/03(Sun) 19:24:46 |
![]() | 【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「貴戸………高志。 俺はお前のおかげで、前を向ける。 こんな世界でも、きちんと笑って居られる。」 腐り切った箱庭──少年院だとしても、 ここだから生きられる者が居ると知った。 ここですら救いになる者が居ると知った。 ……外は、安全ばかりではないと知った。 外も内も、大差はない。 確かなものは、弱者を食い物にする強者が居る事実だけ。 貴方もそれは承知だろうし、茨の道が約束されていると言って過言ではない。 けれど貴方が望むなら、 それを望んでくれるのならば、 決して重くはない。 二人で背負って丁度良い重量。 → (-58) 2021/10/03(Sun) 19:25:35 |
闇谷 暁は、貴戸 高志に微笑んだ。 (a30) 2021/10/03(Sun) 19:26:08 |
![]() | 【恋】 1117 闇谷 暁「ずっとお前が好きだ、高志。 俺もお前を愛してるよ、だから……… これからは、愛してくれ。」 紫色と小豆色が、かちりと絡み合って 共に生きる幸せを誓った。 (?0) 2021/10/03(Sun) 19:27:03 |
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![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>?0 当方の画面(標準スタイル)でめちゃくちゃハッピーな恋の色でマジでおめでとうしあわせになれるねふっふ〜〜〜〜〜↑↑↑って感じ (-59) 2021/10/03(Sun) 19:30:20 |
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![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>2:-10 壮汰くんを思い出していました。普川としては別に好きでなかったから何もなかったけど、そう思ってただけだったみたいなので、リョウちゃんとの会話後(さみしかったの自覚後)だったら泣きそうになったかもしれません。 (-61) 2021/10/03(Sun) 19:56:14 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久は、と短く息を漏らした音が背中越し、耳に入るだろう。 膝を曲げ、しゃがみこむ。寝転がる少年に影が差しかかる。手を伸ばし、黒髪をわしわしと撫でた。 「大人しく得をしておけばいいだろうに」 言いつつ、よいせ。脇から手を差し込み、軽い身体を持ち上げ、後ろから抱えて座り込む。 壁に背凭れ、回した手を薄い腹の前で組んだ。 「そうだな……褒美は決めましたか」 世間話です。 (-62) 2021/10/03(Sun) 19:57:19 |
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![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人「? ???」 ぴ。と跳ねて。その後の動作に対しても借りてきた猫のように大人しかった。あなたの行動の意図が全く分からない普川くんです。 「と、りあえず外での生活である程度不自由しないくらいの保障…? 住む所や仕事のあてとか。スポンサーさんとの縁結び、今回できそうだなとも思ったし」 ぴ。ぴ。身を固くしつつも聞かれた事には答えていく。 「あとは、今回の参加者の情報をもらえるとこまでもらう」 これは、企画中に追加で欲しくなったものだった。 「最後くらいで、出来たら刑期を短くする感じ。って言っても もう少しなんかおまけがつけられそうなくらいには 貢献したと思うわ。でも今のところはそんなくらい」 (-64) 2021/10/03(Sun) 20:15:50 |
普川 尚久は、畳を足で、すり、すり……ざらざらしたり、すいーってするね。 (a31) 2021/10/03(Sun) 20:17:16 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史下着の中は先走りでぐずりと濡れていた。染みをつくった下着ごと、スラックスを脱がされる。 身を捩って抵抗を示すも、少年の片腕であしらわれる。直接的な刺激を与えられ、くぐもった声が漏れる。 掴んだ手をきつく握りしめる。爪が滑らかな手の甲に食い込んだ。 顎の力を緩め、口元から外した手を首元へだらりと落とす。唾液が糸をひいて、口の端に垂れた。 「……ゃ、めろ、」 いれるな、と熱に浮かされた声で拒む。 のろのろとした動きで、先ほどまで咥えていた片手を曝け出された下肢へ伸ばす。隠そうとしたか、押しのけようとしたか。ほとんど意味を持たない動きだった。 (-65) 2021/10/03(Sun) 20:19:54 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>2:-13 少年院に来てから普川をストレス解消に使った人とか、罪を押し付けてきた人とか。かつてのいじめっ子たちも浮かべています。誰かしらはこっそりヤバいこと(誰かの人生を台無しにする)をしていると思って。外に出たらいくらでも調べられる自信があります。足りなかったら全然関係ない悪い人を調べて数に入れます。 (-66) 2021/10/03(Sun) 20:30:58 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤「さあ」 人と比べようとしたことなぞ無いからな、と呟く。苦々しい響きが籠った。 基準点三つはまあまあ、それなりに満たしているのでは無かろうか。及第点程度には。作業染みた抱き方をする男ではあるが。 「ああ……お前が上でもいいが。 とりあえず準備はしてやるから、寝ろ」 敷布団を叩いて、ざっくばらんにそんな返答。寝転んでくれますか。 なお、この男も見下されるのは嫌いです。 (-67) 2021/10/03(Sun) 20:39:15 |
![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウはあ、と窓に吐息を吹きかけた。 薄く曇ったガラスに指で輪を描く。 「……」 輪の上部に一本の線を生やした辺りで、 絵は消えて見えなくなった。 (0) 2021/10/03(Sun) 20:51:20 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久小さな頭に顎を乗せ、口を開く。発声とともに、少年の頭頂部へと振動が伝わる。 「ああ……励んでいたな。おつかれ。 どれも叶うんじゃないですか」 知らんけど。そう続きそうなくらいには他人事だった。 その口ぶりに疑問を呈されれば、多少上の手伝いをしていたと、さらりと明かすだろう。 「情報。……知りたいことでもできましたか」 畳の上を滑る足へ、何とはなしに視線を向けつつ。 (-68) 2021/10/03(Sun) 21:04:21 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人「だめ」 「俺達セックスしないとでしょ?」 「いい子なら守れるよね」 こんななってるし、大丈夫だよね。と、抵抗の意味もない手を掴んで、逆にその手で相手の陰茎を掴ませて、その上に手を重ねて扱くように抜かせる。自慰に近く思えて、不規則な読めない動きで、ぐりぐりと何度も責め立てる。強引かもしれない。 だってこのまま、相手が射精した精液を多少後孔に何度か出し入れするだけで、あとはそのまま同じように興奮して勃起している己の先走りを塗りつけてから、グッと最低限の前戯だけで挿入する早急さは、この男に関しては珍しい事だった。薬が、多分回っているのもあるけれど。 こう言う『駆け引き』めいた事をされると、自分が乱れないと、犯されないと疑ってもない存在が拒否するのを見ると、正直クるのも仕方ない。……そんな感性を、一番わかってくれそうな相手に見えたけど、どうだろうね?いつかこういう事、話してみたいな。 その上で、俺を叩き潰してくれる気概があるなら、それもそれで好きだけど。 ▼ (-69) 2021/10/03(Sun) 21:44:42 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人「……っ、狭……、……?」 いつもよりも前戯を減らしたのもあるが、やはり経験が少ないのか中がキツイ。ただ、勘は未経験と言う風には見えなくて、少し疑問符を浮かべつつも、辛うじて腰を掴んで引けば、ばちゅん、と音が鳴る程度に腰を打ち付けて前立腺か、弱い部分を探す。 癖のようにMっケ…被虐心とも言うそれを感じるタイプか少し確かめた後、その結果その傾向が見られるとしても、『あえて』痛覚を殆ど切る。つまり、純粋な快感しか与えないようにする。だってその方がきっと楽しい反応を見せてくれそうだから。あとは。 「……溺れられるなら、溺れちゃおうよ」 貴方の声色が、身体の跳ね具合が明らかに違う箇所を探り当てれば、あとは執拗にそこを責める。泣かせて、鳴かせて、啼かせたくて仕方なかったし、実際する気だけれど、その前に。 散々感度を上げられて疼くであろう相手の腹に手を当てて優しく撫でてから、唇は嫌がるからその黒髪に愛おしむキスを落とした。そうして欲望のまま、中に白濁を流しこんだ。零れて溢れるまで、快感を教えこませるように、その後何度も行為は続いた。 (-70) 2021/10/03(Sun) 21:46:41 |
貴戸 高志は、柔らかく小豆色の瞳を細めて恋人に視線を一瞬見やった。 (a32) 2021/10/03(Sun) 22:08:58 |
![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ (2) 2021/10/03(Sun) 22:10:15 |
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![]() | 【恋】 1117 闇谷 暁恋人と視線を合わせて、笑って、 それから柔らかい紫色に、貴方を映した。 「───ありがとう、リョウ。 お前のおかげだよ。」 → (?2) 2021/10/03(Sun) 22:26:10 |
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![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人「ほんとうに色んなとこに見られてるな………」 舌噛ませたろかな。思っただけです。 ぶちぶち文句はたれていたので、それを拾われてのさらりとした呟きを聞くことになった。こいつよぉ。 「叶ってもいいなと思うことを叶えるんに、 知ることは知らんと出来んから、もらうだけよ」 「黒塚さんのこともね。そっちはご褒美なにもらうん」 体温の中に納まっているのは、案外心地は悪くはない。相手があなたである事を除けば。 (-73) 2021/10/03(Sun) 22:33:39 |
普川 尚久は、腋の下の腕ごと、鞄をむぎゅー。 (a33) 2021/10/03(Sun) 22:33:57 |
![]() | 【人】 4432 貴戸 高志>>3 >>?2 >>4 闇谷/迷彩 隣で話を聞いて静かに納得する。成る程、あの時の告白は目の前の少年が背中を押してくれたのか。 「迷彩」 コツ、と一歩進み出る。 「俺は何より大切なものを見つけた。きっと一人のままでは感じることのできない"幸せ"を見つけた。 それは暁が想いを伝えてくれたから見つけられたものだが、お前の支えによって暁が行動できたのであれば。俺もお前に感謝しなければならないな」 ▽ (5) 2021/10/03(Sun) 22:37:11 |
![]() | 【念】 4432 貴戸 高志少年は微笑む。今まで仏頂面ばかりでいた男は、恋人のおかげで笑えるようになった。 それから柔らかい小豆色に、貴方を映した。 「──ありがとう、迷彩。 お前のおかげで、俺は幸せを知ることが出来た」 ▽ (!0) 2021/10/03(Sun) 22:37:48 |
![]() | 【人】 4432 貴戸 高志 (6) 2021/10/03(Sun) 22:38:04 |
![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「知らないよ…… 俺、学校殆ど行ってないし」 ぐったりとベッドに横たわったまま大きく息をついた。 ビデオから自分の声が聞こえれば、すごく嫌そうな顔をするだろう。 「聞きたくないんだけど……自分の声とか。 確認するなら部屋に帰ってからにしてくれないかな。 …………。 俺の願い? ……、刑期はどうせそんなに長くない。 一つだけ願いたいことはあるんだけど、それが叶うかはわからないな」 (-74) 2021/10/03(Sun) 22:50:36 |
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![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>5 >>!0 >>6 闇谷/貴戸 その言葉がひとつ紡がれる度に、胸に温かい染みが広がった。 これは喜びだ。他者の幸いを祝福する、尊い気持ちだ。 「……へへ。どういたしまして?」 貴方たちは、変われたのだ。それもとびきり良い、幸せな方へ。 視界が霞む。目の奥がつんとして、鼻を一度啜る。 少年は母と離されてからというもの、泣いてばかりだった。 けれど、あれは人の為の涙じゃない。自分の為の独りよがりな悲しみだ。 それを、今知った。 (7) 2021/10/03(Sun) 23:10:59 |
![]() | 【魂】 7734 迷彩 リョウ堰を切ったように、大粒の涙が溢れていく。 少年は泣いた。 喜びから泣いたのは、人の為に泣いたのは、初めてだった。 「ありが、とう。こんな、こんな温かい気持ちを、教えてくれて。 二人のおかげで、オレは。 ……自分を、ちょっとだけ、許せた」 (_0) 2021/10/03(Sun) 23:11:30 |
![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>5 >>!0 >>6 闇谷/貴戸 目元を擦ると、くしゃくしゃの顔を上げて笑う。 「ずっとここにいるなんて、許さないからね。 外に出て、たくさんキレイなものを見てね。 そんで、たくさん笑ってね。約束だよ」 この箱庭に本当の幸いが無いことは、自分でもわかる。 貴方たちにわからない筈がない。 きっとこんな場所を飛び立って、明るい日向で、生きていくのだ。 (8) 2021/10/03(Sun) 23:12:00 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>2:-105 影くんを操る異能よ 自分単体だと、よくてちょっとした目くらましになる程度の異能だと認識している。影くんが影くんであるから、だいぶけっこう強い異能になっていると思っている。 ところで普川にとって「くん付け」ってちょっと特別だったりします。壮汰くん。影くん。自分のことを好いてくれてると思っている子ら。 (-76) 2021/10/03(Sun) 23:15:35 |
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貴戸 高志は、少し考えた。彼が泣いた時はどうしていただろうか。 (a34) 2021/10/03(Sun) 23:22:21 |
貴戸 高志は、一歩進み出て、泣いた少年の涙を拭い、そっと抱きしめた。 (a35) 2021/10/03(Sun) 23:23:35 |
貴戸 高志は、大恩ある少年にそっと告げる。「ああ、約束しよう」 (a36) 2021/10/03(Sun) 23:24:18 |
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![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>-78 効果的に使っているお前らにLoveを送っているだけなので、当方が特殊窓をつかえるつかえないいかんによらないあれそれの叫びです。Love. (-79) 2021/10/03(Sun) 23:27:18 |
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![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史己の手で、知らない動きで追い立てられる。やっと正面から与えられた刺激に、半ば自発的に手を動かしていたかもしれない。ぬるついた性器を扱けば、呆気なく射精して。 放ったものを塗り込めるように後孔へ触れられれば、往生際悪く、いやだ、やめろと譫言のように繰り返す。 けれども入り口を解す指が止まれば、あるいは抜かれれば、切なさが勝って、みっともなく腰が揺れる。苦しい、痛い、いやだ、やめろ、 やめるな、足りない、はやく、はやく。 ▼ (-84) 2021/10/03(Sun) 23:39:37 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史「……っ、ん゛、……ぅ、」 捩じ込まれる質量に呻きながらも、無意識のうち、背が反り返ってしまう。数年ぶりに男を咥え込んだ後孔は異物を拒んで、けれどもその先にある快楽を知っている。 痛覚すら興奮を駆り立てる材料と成り果てて、けれどもばらばらに解けた思考を手放そうとするたび、走る痛みに引き戻される。 「ゃ、そこ、……っ、〜〜〜〜!!」 ばちばちと弾ける、脳を揺らす。穿つものから逃れようとするように腰を引く。快楽が追いかけてくる。 ……この一時、痛みが失われたことに気づく余裕もなく、その動きはいつしか、追い求めるものに変わっていく。▼ (-85) 2021/10/03(Sun) 23:43:18 |
黒塚 彰人は、 愛おしむような行為に首を振り、消え入る声で、「とうさん」と漏らした。 (a37) 2021/10/03(Sun) 23:43:59 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤 (-86) 2021/10/03(Sun) 23:44:44 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史――…… どれほど経った時分か。 「あ゛〜〜〜……ああ゛っ、あ、あ、」 揺さぶられ、知り尽くされた性感帯を責め立てられる。 意味のない音が、律動に合わせて口から押し出され続ける。 ――不意に、シーツの上、爪の先がかつんと何かに触れる。小さく硬いそれは、幾らか前にこの手で投げやった装飾品だった。 摘まみ上げ、震える手で少年の手を掴む。縋るように、その指に輪を添える。きっとその行為は上手くはいかなかった。 そうしてまた、溺れていく。今度こそ、指の一本も己で制御できなかった。もう何度目になるか、体内で脈打った熱を感じながら、理性の手綱を手放した。 (-87) 2021/10/03(Sun) 23:45:08 |
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![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人>>-67 「……?」 寝ろといわれて、首をかしげる。同じ空気を感じた。 こいつもしかして―― 「大人しく寝るのはどちらだ? 身体を好き勝手にされるのも、まさか俺だけだと思ってないだろうな」 61ぐらいの力で、あなたの足を引っかけてから押し倒そうとする。足りなかったら、多分転がされるんだが。 大人しく『はいどうぞ』と、身体を受け渡すきになぞならなかったのだ。 (-89) 2021/10/04(Mon) 0:00:28 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗「学校にほとんど行けていないのは揃いだな、まともに通えたのは小学生までだ。 親が死んでからは叔父の仕事の手伝いをされていたからな。 それでパクられるなんて、面倒極まりない」 いじめに遭っていないのなら良かった、と的外れな返答をする。 嫌そうな顔に対してはちょっと気分良さそうに口端をあげた。 「それはどんな願いだ……? ついでにきかせてくれないか。 まあ、聞かせてくれなくともこのビデオを再生しながら廊下を歩いて帰るだけだ、お前に損はないだろう」 最悪。 (-90) 2021/10/04(Mon) 0:04:12 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「そうか、難儀だな」 察していなくもない。ただ、不機嫌の内容がその口から自分のしでかしたことだと知れたらどれほど嬉しいだろうなと思っただけだ。 「あれほど名前を呼ばれたら気づくだろう。 ――明日には、もう言えん」 (-91) 2021/10/04(Mon) 0:09:19 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久文句を垂れる様子をちょっと面白そうに聞いて、それから、訝しがる声。 「……何に使う気ですか」 「戸籍と、住所。……できるだけ、人の少ない土地が良いな」 少年の髪へ鼻先を埋めるように俯いて、呟く。初めてはっきりと口にした願いだった。 指を組み替える。他人の温度、知らない匂いはただただ、心地が悪い。 だのに何故か、腕の中のこれを離しがたかった。 (-92) 2021/10/04(Mon) 0:12:13 |
![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>9 闇谷/貴戸 「うん、……うん、うん」 二つ抱擁の中で、何度も頷いた。 忘れかけていた温もりが肺を締め付けて、吐息が震えた。 本当にほしい物があることを、思い出してしまいそうになる。 「……オレ、は。ここを出るよ。出て、」 生きる為には、誰かの命が必要だ。 殺して、誰かの命を奪わなければならない。 「……出て、」 死刑 同じになりたい。 自分で死ぬ勇気が無いから。 他者にも、自分と同じように心がある。 どんな人間にも、その死を悼む人間がいる。 そう知ってしまえば、どちらの夢も叶えることに躊躇いが生まれてしまった。 (10) 2021/10/04(Mon) 0:12:27 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>10 ここにおねえさんがいたら、いやなさそいかたできたなぁと思いました。こっちは死ぬ方に誘う側なんよなぁ。そこの夜明けも一緒にいるからどれにしろ起こらないのだけども。焼かれます。 (-93) 2021/10/04(Mon) 0:17:36 |
南波 靖史は、黒塚が行った動作と、漏らした声を、聞き逃さなかった。 (a38) 2021/10/04(Mon) 0:17:50 |
南波 靖史は、聞き逃せ なかった。 (a39) 2021/10/04(Mon) 0:18:10 |
![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「最悪……」 最高の嫌がらせを受けて、酷くげんなりした様子を見せた。 「俺は学校に行かせてもらえなかっただけ。母さんが行くのを嫌がったから……その母さんは今精神科に入院してるよ」 判決の際に母親との会うことを禁じられた事を説明して、ちらりとあなたを見た。面会を禁じられたということは、ここに来る原因となった事件において、母親が酷く悪い関わりをしているという証左だ。 「願いってのは……母さんへの面会の許しを一度だけでいいからもらうこと」 叶うかどうかは、わからない。 (-94) 2021/10/04(Mon) 0:18:19 |
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![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「言われるまでも。 なして仕込むかな企画が企画だから以上にないだろうけどさぁ 」は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。キレそう(キレてないです) 「……何? 今の内に言いたいことがあるなら聞くし、 言われたいことがあるなら言ってやるけど」 普川の言う今の内は、通常の形態に戻るまでの間のことだ。 報酬はまだもらっていない。 (-96) 2021/10/04(Mon) 0:21:51 |
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![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗「――時間が経てばどうにかなるように見えなくもないが」 面倒だな、それは。 酷く、面倒だ。なまじ理解が出来る部分と出来ない部分があるが故に。 「なんで会いたいんだ……? 手紙や言づて。写真等で済む話にはならないのか。 それとも、出会って殺しでもしたいのか?」 この最中も素崎の喘ぎ声が漏れている。 そうリピート再生だ……最近のビデオカメラは多機能である。 (-98) 2021/10/04(Mon) 0:28:12 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人事後。こんな状況だが後始末をしなければらならない。 取り掛かろうと動こうとしつつ、 「ねえ」 「俺、君が出した言葉の意味、わかるかもしれない」 「──── 靖史 」外れたまま転がっていた──一瞬、貴方がもう一度着けようとしているように見えた──指輪を拾い上げて、指輪とあなたを交互に見た。 「──どうして、君は、」 「どんな気持ちでこれをはめ直そうとしてくれたの」 上を見上げた。どこを見ても同じだ。 多分この間、これすら彼は話してくれないだろうから。 あなたの意識が落ちている間に全部を済ませて、大きすぎる抱きまくらにでもするように背中に顔を埋めて、その日は眠りに落ちた── (-99) 2021/10/04(Mon) 0:30:42 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤制服の胸ポケットから錠剤のシートを取り出し、一つ舌に乗せたところだった。ごく軽い、催淫剤の類。 「――っ、」 不意を突かれ、布団の上。どさりと尻もちをついて、天井と少年の顔を見上げることになる。 含んだ薬を飲み下し、舌打ちを漏らした。 (-100) 2021/10/04(Mon) 0:31:33 |
![]() | 【人】 4432 貴戸 高志>>10 迷彩/闇谷 夢、応援して貰えたの初めてかも。 いや、何があっても叶えるつもりだったけどさ。 自分のことは自分でやる。もう失敗しない。自分の夢は、自分で叶える。 嘗ての少年の声が脳裏に響く。 外に出たなら、彼は夢を叶える為に動くのだろう。 けれど、目の前で言い淀む姿を小豆色は捉えた。 理由は分からない。事情を何一つ聞いていないのだから。 「……迷彩。もし、やりたい事を変えたいなら。変えてもいいんじゃないか? 覚えているか?俺が企画初日にお前に話したことを。施設にずっといるということを。 それが今はどうだ?俺は頑なに決めていたことを変えて、共に少年院にいると言ってくれた暁の決意も無駄にして、外へ出たいと選択した」 体を少し屈める。貴方ときちんと話すには、少しだけ距離があったから。 「──好きに生きてくれ、迷彩。 お前が俺たちに沢山笑ってほしいと願うように、俺たちだってお前に沢山笑ってほしいと願っているのだから」 (11) 2021/10/04(Mon) 0:38:19 |
闇谷 暁は、迷彩 リョウの頭をそっと撫でた。 (a41) 2021/10/04(Mon) 0:45:06 |
闇谷 暁は、貴戸 高志に微笑みかけた。 (a42) 2021/10/04(Mon) 0:45:58 |
![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「壊れた心と性癖と……両方まともにならなきゃでてこれないなら、あの人は一生病院の中からでられないんじゃないのかなと思うよ」 多分ね、と付け加えて呟く。 刑罰を受けない代わりに入れさせられた病院は、檻と何ら変わらないだろう。 「会わないと何も確かめられないから……かな。 俺もまだ、トラウマが解消したわけじゃないけど……それでも少しは―――――…………。 …………。 リピート再生はやめてくれないかな 」遠い目になった。 (-101) 2021/10/04(Mon) 0:46:43 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「先に一つだけ教えて」 「置いていくのって、さみしかった?」 「しなくていいなら、したくなかった?」 (-102) 2021/10/04(Mon) 0:56:20 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人「人が少ないとこより、人に興味を持たれない とこのがよくない? 田舎は田舎で微妙に面倒よ、不便だし」 「ベッドタウンの中の都会じゃないとこ寄りくらいが適度かもな」 さらさらと述べながら、あなたの動作が一々落ち着かない。なんだこいつ。 この人僕のこと別に好きなわけじゃないはずなのにな。 はあ、ため息ひとつ。逃げるわけでない程度に少し沈んだ頭からは、石鹸のにおいがする。バラの香りのシャンプーだとか、そんなのにはちっとも手を出していない。 「知ったこと何に使うかは、言ったまんまよ。 黒塚さんらのそういう、 何かしたいとか、何かしてほしいとか」 「そういうのが、叶っていいと思ってんのさ」 「自己満足で勝手にやるけど、見当外れはしないでいる気。 だから知るんですよ。言ってることそんなに分からない?」 (-103) 2021/10/04(Mon) 0:58:15 |
![]() | 【赤】 8435 黒塚 彰人 ――少し前までは何時でも煌々と照らされていた場所。 様々が撤去された院の中、明かりは消え、ただの部屋へと戻ったそこで一人、腰掛けている。 いくらかの考え事と、疲労感。静かな場所を求めていた。 足を組み替える。 ぎぃ。古びたパイプ椅子が軋んで音を立てた。 (*0) 2021/10/04(Mon) 0:59:46 |
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![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗「俺から言っても、あまり参考にはならないと思うが」 ――――独り言になりそうだ。 彼はどうやったら救われるのかわからない。 「事情を知って、手助けしてくれる人間が後ろに一人居るだけでも変わるだろう。 母親がお前を愛してきても、逃げられる場所。 母親がお前を見なくなっても、行ける場所だ」 だから独り言だ、俺が欲しいとおもった人間の話だ。 「少しは融通聞かせられるように俺から頼んでやってもいい、俺は、まあまあ貢献した方だからな。 そうか、まあ、……お前が一番素直に抱かれてくれたからありがたくてだな。大事にまた見ることにする」 薬剤テロという広範囲攻撃により―――貢献度は高い。 そして謎の好感度も高かった、よかったね。素崎くん――。 (-105) 2021/10/04(Mon) 1:00:55 |
![]() | 【独】 0043 榊 潤独り言だ。 半永久的に異能をかけられ、制限されてる身。 この事実だけで犯罪にも思えるのに。 異能の原因である叔父は捕まらない。 今頃何処に逃げているのだろう。 ペットに首輪をつけているつもりなのか? 躾と変わらないのだろうか。 所有物である俺は、 普通に生きることすら許されないのだろうか。なんて。 少なくとも自分の"誰かに決めつけられた生き方"は。 ――世界にみとめられている。 俺に向けられた異能を裁く法がどこにもない。 異能のせいか、文句を言える口もない。 なんて馬鹿げた話だろうか。 せめて愛せていたら、これぐらい。 何も不満に思わなかったのに。 愛させてくれないんだ。 (-106) 2021/10/04(Mon) 1:03:11 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「さみしくなかった」 ――真だ。 「したくなかったなんて考えたこと無かった」 ――真だ。 「だけど、今は、きっとそう思っている。 誰かさんに弱音を吐くぐらいには、俺は終わりたくなかったよ」 死んで消えた方が、よっぽどでは無いかと思うほどには。 残して、何も出来なかった事実が残るのは。 それを償えないのは、償いたい自分で居られないのは。 嫌だな、と思った。 (-107) 2021/10/04(Mon) 1:06:08 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「言いたいことはないが。 言われたいことはある……」 だがそれを言いたくは無いな。十分言ってもらえているのだが。 「俺を助けてくれるのなら。 もう少し手を貸して欲しい……?」 これは言いたいことではない。 言われたいことで間違いではない。 知られたくないことの二つ目じゃないだろうか。 ちなみに知られたくないことの三つ目は、あのキッチンでの情事が想像以上悪くなくて困ったことだ。 (-108) 2021/10/04(Mon) 1:09:09 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史返ったのは、寝息だけだった。 翌日は昼過ぎまで寝ていただろうし、 起きてからは過去一レベルに不機嫌だったろうと思われる。 散々、無様を晒した後なので。 それでも最低限の会話は成り立っていただろう。それが美徳であるうちは。 (-109) 2021/10/04(Mon) 1:12:13 |
![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>11 >>a4 闇谷/貴戸 屈んだ小豆色を見て、ああやはり他人なのだと思って。 自身の頭を撫でる手に、他人だからこんなに温かいのだと思い知る。 オレは、好きに生きるよ かつてそう言っておきながら、本音を奥深くにしまい込んだ。 好きに生きられないけれど、それを認めたくない。 これが自分にとっての、好きに生きることだと言い聞かせてきた。 「…… す 、好きに。生きたい、よ」そうして貴方たちへ返ってきたのは、 答えでもなく、決意でもなく、願いだった。 「生きたい、けどさぁ……そんなの、できないじゃん」 僕にとっては一緒だけど、世間様にとっての上からでいいね? 悪い奴を教えてほしいと告げれば、彼は言った。 世間様の思う、悪い人間。 その中に自分がいることに気付いたのは、数年前のこと。 人が死ぬというのはな、迷彩、それと同じで悲しい事なんだ。 自分 ──悪い人間を殺せば悲しむ人間がいるなんて、知りたくなかった! 「オレは生きるなら、誰かを殺さなきゃいけないの」 (12) 2021/10/04(Mon) 1:15:14 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「え、何? 榊さんのこと知って僕に出来そうなことなら勝手に 僕なりにやってく気だったけど、なんか具体的にあるん」 「手を引かれて、答えたから。それなりにするさ」 それで? あなたの胸中なんてなんにも知らずに、自身の当然を放り投げた。 (-110) 2021/10/04(Mon) 1:29:23 |
![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「ライト、もう点かなくなったね」 この部屋には何もいない。誰もない。 貴方に最後に祝福を授けた者も、もう姿は見せない。 ここに居るのは『異能』である存在と、貴方の一人とひとつ。 或いは──二つ?それとも、貴方はふたりと表すだろうか? 「ここならもう誰にも聞かれないよ。 文字通りの“舞台裏”だ。お話ししてくれますか。 俺に近くて、遠い。 『靖史』を助けてくれた、不思議な“あなた”。 ──君に、俺からも感謝を伝えたかった」 (*1) 2021/10/04(Mon) 1:32:01 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人今この瞬間に様々なことが脳裏によぎった。 ここで南波や普川を呼んだら、それこそ秩序が乱れる酷い祭りが繰り広げられるのではないだろうか。 この黒塚はいい餌になり得るのではないだろうか。 だが、収集が付かないどころか、自分自身まともで居られる気がしない。 だから、口元に薬を含んで、お前に口づけた。 それは、液体だった。 口内の熱と、お前の熱とで、生ぬるく、互いの口を汚し喉元までやってくるだろう。 「――いい子で眠れ、愛しき出演者。 俺がその舞台を見下ろしてやる。お前を持ち上げて、飾ってやる」 まぶたがだんだんと落ちてくるだろうか。 襲いかかるのは眠気だ。 はらりと、眼帯をあなたの前では外して。 また酸素を奪うように口づけて。 耳と首元を一度だけ撫でれば、暗闇へと誘う。 ▼ (-111) 2021/10/04(Mon) 1:48:57 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人「A drowning man will catch at a straw. 誰でもいい、俺を眠らせてくれ」 どうせなら今だけは俺の舞台に、引きずり下ろしておこうか。 お前の主張は受け入れてやる分、眠ってその快楽を享受していろ。 「ああ、やっぱり――黙っている人間は。 目を閉じて眠っている人間は、愛おしいな」 そういや、誰にも理由を語ったことが無かったか。 まあ、いい。 せめて俺の代わりにでも願いを叶えて、勝手に悦に浸らせておくれ。 (-112) 2021/10/04(Mon) 1:51:19 |
![]() | 【赤】 8435 黒塚 彰人「何をしたつもりも、無いんだが」 頬を一度撫ぜたこと。あれは何気ない仕草だった。 特別、深い意味など持たなかった。 「そうだな。話をしようか、靖史。 ……で、お前。アレを見ていたのか?」 あの時とは呼び名を反転させて、問う。 目の前のこれが見ていないうちに顔を出したと、そう言っていたのを思い出して。 (*2) 2021/10/04(Mon) 2:03:48 |
![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「彰人くんは意図していなかったんだろうけど、 “靖史”は両親以外に触れられた経験が無い。 ……俺が、その前に対話するようになって。 俺が──俺を、“僕”を、止める為に姿を消した。 靖史は小学校すら通い終えていない。学歴もない。 その上で俺が身体を持ち続けていたから、 例え誰かに『触れられた』としても、異能である俺だ。 だから、多分。あの子は宗教が、聖句が嫌いだったのに。 君の幸せを『祈る』と言うくらいには、 ──幸せに感じる行為だったんだよ」 ▼ (*3) 2021/10/04(Mon) 2:22:23 |
![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「俺はその時、見ていた訳じゃないよ」 「 “思い出した” 」 「大好きな大好きな、誰を殺しても何をしても愛されたかった“靖史”に。 去られた事が、置いて行かれた事が。その理由が。当時の俺は全く理解できなくて、悲しすぎて、耐えきれなくて、……自分の記憶から、抹消していた」 「まさか、靖史が残っていたなんて知りもしないまま」 「でも、消し切れるわけなかったんだ。当然だよね」 「 それだけ、“靖史”を愛していた」 「──思い出した切っ掛けは、他との会話でもあるし、君とのここでの接触行為でもあるし、きっと、靖史にとっても賭けだった。最も、時間の問題でもあったと思う」 そう、淡々と語れるくらいには、記憶を受け止められる程には。 賭けには勝ったのだろう。下手をすると狂乱の末自殺でもしていてもおかしくない。己を愛しすぎるとどうなるかなんて、……語らずともいい話か。 (*4) 2021/10/04(Mon) 2:30:30 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「―――……」 「人殺しは、良い奴だとおもわないんだが」 「人を殺すことは、悪い事ではないと思うんだ」 どっちも変わらない、と人はいう。 言葉に含まれた悪意と、理由が全てだろう。 許される、殺しがあっていいのだろうか。せめて、これだけは。 「だから。 俺がいなくなることを、今だけ一緒に恨んでくれ」 負の感情を抱くことは面倒くさいだろう。 だが、"普通に愛すこと"よりは。 簡単でそれらしくできるんじゃないかと、投げかけた。 想像以上に、今の俺からいうべき言葉はなさそうだった。 ――どうしてかわからないが、届いてしまった。 次もきっと、明るい部屋は俺は気に入るだろう。 (-113) 2021/10/04(Mon) 2:31:29 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「え? 急に何の話さ。 だからに繋がる理由もようわからんけど、 ああいや、んー……? 」「…………」 「とりあえず言うんは、そうね。っていうのかな。 わるいことじゃないよ、わるいことじゃないのを 思ってるから、僕は今ここにいてて」 多分、壮汰くんにとってはいいことだった。そう信じてる。 「そうなあ、僕は君を死なす誰か何かを恨むよ。泣いてやるとか、そういうんはないけど。そういう事実が来るのが決まってて、それが来るんは、いやだなあ」 すい、目の前まで来て。踵を床から離して。 (-114) 2021/10/04(Mon) 2:58:17 |
普川 尚久は、榊の唇の端に口付け。すぐにはなれて、胸に寄りかかった。ぽすん。 (a43) 2021/10/04(Mon) 2:59:24 |
普川 尚久は、「いやだなあ」 もう一回、呟いた。 (a44) 2021/10/04(Mon) 3:01:06 |
普川 尚久は、 だれもしなんくていいのになあ 。呟かなかった。 (a45) 2021/10/04(Mon) 3:03:37 |
![]() | 【人】 4432 貴戸 高志>>13 >>14 迷彩/闇谷 ──生きる為なら知らない人間など死んでも問題ないだろう。 そんな言葉が、自然と溢れてきて。だから口を噤んだ。己は自分の為に他人を、他人の死を、他人の尊厳を壊して利用して逃げてきた。だから、これは言ってはいけない。 そんな事はきっと恋人が許さない。隣にいる人間は、誰かが傷つき苦しむことを自分の痛みのように抱え、寄り添い、涙してくれる人なのだから。 だからこそ、自分は救われたのだ。 ──それなら、やる事は一つだ。 ▽ (15) 2021/10/04(Mon) 3:05:07 |
![]() | 【人】 4432 貴戸 高志恋人の判断には微笑んで返した。 貴方と居られるなら何処でも幸せなのだから、問題はない。 外に出られるまで、自分が死ぬ気で恋人を守ればいいだけだ。 「 俺の報酬分を闇谷暁の望みに上乗せさせる。 同じように迷彩の為に使ってくれ。 ……俺は迷彩の事情を知らないから、このような形になるが……そこはすまないな。許してくれ」 澄ました顔で告げた。 自分はどこまでも身勝手だから、自分の守りたいものしか守れない。 でも……赤の他人と呼べないくらいには少年と近づいた。そして、絶対に自分の世界から消えさせはしないとも約束をした。 助けてと望んだ時に必ず助けられるかは分からない。 けれど。 助けられる可能性があるのなら、手を伸ばさない理由なんてないだろう。 「迷彩。言っただろう。俺はお前を応援すると。 生きたいのなら──それを、応援しよう」 (16) 2021/10/04(Mon) 3:05:57 |
![]() | 【赤】 8435 黒塚 彰人「そうか」 手を伸ばす。届かなければ、立ち上がって。頬を撫でる。 馬鹿だな、と呟く。 思いのほか、柔らかく響いた。 「『うまれつき他者の事を正しく愛せなかった』。 ……ただしい人間は、難しいな」 お前のことだとも、俺のことであるとも――あるいは、両方とも、示さず。 草臥れた声でもう一度、難しいよ、と言った。 (*5) 2021/10/04(Mon) 3:22:56 |
![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「ん……」 嬉しそうに目細めて、その感触を受け取る。 本当はこれを受け取るのは俺じゃない筈だ。 でも、あの子が好きなモノを俺が好きじゃない訳がない。 「──そう。難しい。 “コッチ側”と言ったよね、この舞台で。 俺はその辺りの感性を含めて、近いんじゃないかなと思った。 勿論勘が殆どだったけど、君の異能を考えると強ち間違いじゃなかったんじゃないかな。 俺達は、 『他者の事を正しく愛せないし、 社会の倫理にも適応できなかった』……違う?」 (*6) 2021/10/04(Mon) 3:44:50 |
![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>15 >>16 闇谷/貴戸 「……──な、ぁ?」 言葉を直ぐに飲み込めず、呆けていた。 意味を理解するまでに、数秒を要した。 「……い、言ったじゃん。助けてくれなくていいって」 他人とは、もっと冷淡な生き物だと思っていた。 かつての自分と同じように大切なもの以外どうでも良くて、内側にしか目を向けないものだと思っていた。 それは、よくある話。 自分たち 迷彩が透明になったのも、よくある話。 「見てくれるだけでいいって」 本当の願いはどうせ叶わないからと見つけた、代わりの目標。それを夢だと自分に言い聞かせて、死ぬまでの少しの間、生きる糧にするつもりだった。 (17) 2021/10/04(Mon) 3:56:55 |
![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>15 >>16 闇谷/貴戸 俯くと、床が涙で濡れた。 自分の生が望まれていないことに察しが付かない程、少年は幼くない。 「……ほんとにいいの?」 少年の景色は狭い。 家族と、それ以外。このふたつ。 世界 それ以外に許されなければ生きてはいけないのだと、教わる通りに学んだ。 けれども、教科書は生きろと宣う。 独りだった子供はどうすれば良いのかわからずに、死ぬ為に生きようとした。 「…………ありがとう。うれしい」 世界に許される必要なんか無かった。 自分を見てくれる人の赦しだけ、在ればいい。 ──それだけで、生きていいんだ。 (18) 2021/10/04(Mon) 4:00:27 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「ありがと、潤ちゃん」 “だけど、今は、きっとそう思っている” 同じ事、君も思ってくれてたかな。 ずっと“靖史”が 理由もわからないまま居なくなった時、 辛くて悲しくて迷子になって、 「全部、思い出した」 “誰かさんに弱音を吐くぐらいには、” 君が彰人くんに、姿を現すのを避けていたのに話しかけていたのは、 多分後悔も心配も、罪悪感もあったから故の、つまりは、僕の為だった? 「思い出しても、まだこうして君と対話し続けられている」 “俺は終わりたくなかったよ” 僕があの頃、君の気持ちを理解できていたなら、別れる事はなかったのかな。 それを嘆くには遅すぎたけど、嘆く事ができるそれを、教えてくれた人がいた。 ▼ (-115) 2021/10/04(Mon) 4:07:18 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「それが凄く幸運で、恵まれていた事を。 今の俺は“理解”できる」 記憶を思い出すと言うのは、もっと劇的なものかと思っていた。 例えば、叫び狂うとか、衝撃に耐えきれずに自殺するとか。 ──実際、その未来も普通にあっただろうな、と。 どこか他人事のような気持ちで、あり得たであろう自分の末路の一部を俯瞰した。 「話してくれてありがとう。そう思わせてごめんね。 俺、もう潤ちゃんを悲しませたくない。だから、もう泣かない」 記憶を取り戻した事による、他者から見える劇的な変化はない。 故に、早く泣き止むのが、君を安心させられるのではと。 その不安を取り除く方法は、まだ未熟な俺にはそれしか浮かばなかった。 だから、代わりに笑顔を浮かべ返した。 (-116) 2021/10/04(Mon) 4:08:17 |
![]() | 【赤】 8435 黒塚 彰人手を離し、だらりと体の横へ下ろして押し黙る。 ……横たえた沈黙が答えに等しかったものの、口を開いて。 「――違わないな」 ゆったりと紡ぐ。 この男は、言葉にはなるべく、言葉をもって返す人間であった。 ▼それが美徳であったからそうしたのか、元々そういう人間だったのかは、 記憶の奥底に沈んでしまったけれども。 (*7) 2021/10/04(Mon) 4:33:36 |
![]() | 【赤】 8435 黒塚 彰人「だから、死を望まれたんだろう。 ……おかげで、“あの人”は死なずに済んだが」 肉体の死と記憶の死は同一ではなく。 殺された己の記憶のみを引き継ぎ続ける、短命の生き物。 “黒塚彰人”の劣化コピー、上書き保存を繰り返し続ける、かつては人間で――今となってはもはや、何であるか、定かでないもの。 詳細を問われれば、そう言葉にして説明を返しただろう。 (*8) 2021/10/04(Mon) 4:38:40 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久唇の端にくちづけ しあわせになってていいのにね。普川は彼らに「可哀想な自分」を見ています。僕ができるくらいの、君らの欲しいものはあげるよ。基本は肯定マンだけど、否定がほしそうなら否定をあげるくらいではいたと思う。それほど読み取れはしないから、大体言葉通りの欲しいを返すことになりますが。 キスは敵じゃないよの表示。味方じゃないけど手は貸したげる。唇に直接じゃないのは、口づけが愛によるものだと思っているからじゃないですか。別に素崎に薬飲ませた時みたいに簡単にできるけどね、気分的にね。そこの南波の>-25も愛っていうか、良感情からなのはよくわかって。 いやぁ、乾いてるなぁ…………みずがほしいね。 (-117) 2021/10/04(Mon) 4:42:53 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久しあわせにしてくれる誰かがいたら、それでいいんですよ。おめでとう、よかったね。愛してくれてるわけじゃないわるいおねえさんじゃなくて、ちゃんと愛してくれる人に手を引かれな。 (-118) 2021/10/04(Mon) 4:49:21 |
![]() | 【人】 1117 闇谷 暁「あと、だからって、 ここに残ってやる気は無い。」 元々、ここに滞在するのであれば 『私がテロを企てました』と言うだけで叶うのだから 報酬はくだらない事に使ってやるつもりだった。 腕から二人を解放すれば 廊下の監視カメラの位置を確認し、 手元にハンディカメラを用意する。 性行為の様子を自ら記録しろと、先日与えられた物だ。 「えー……、 録画開始ってどこ押してたっけ……」 ───かち、とカメラが鳴って、 小さなランプが赤く灯り、容量を消費し始めた事を示した。 (21) 2021/10/04(Mon) 6:25:09 |
![]() | 【独】 1117 闇谷 暁「……俺の話をしよう。 番号1117、闇谷 暁。 警察官の父を持った探偵───元、と名乗った方が良いだろうか?」 つらつらと、時に臨場感を出して語る。 その内容は己の生い立ちから、携わった事件の話が殆ど。 「父は幼少期に、仕事に出かけてそのまま帰らなかった。母は俺を産んですぐにこの世を去っていた。 俺は祖母と、やけに人懐っこい幼馴染と共に育った。」 なるべく面白く、『見せ物』になるように。 要は、この映像を公共の電波に流させれば良いのだ。 「人懐っこいそいつは、名ばかりの助手だった。 家庭環境に問題のあるそいつは、時々寂しそうな目で俺を見た。俺は幼馴染をよく家に招いた。」 金になるなら、少年院側は何でも行う。 それは、この数日でよく理解させられていた。 「……気付いていたんだ、本当は。 幼馴染の家庭を壊したのは、俺の父だった。とは言え、父は仕事を全うしたに過ぎない。 ……逆恨み、と言おうか。それが息子の俺に向くのは、当然の事だった。」 (-119) 2021/10/04(Mon) 6:25:43 |
![]() | 【独】 1117 闇谷 暁「 お前が俺を陥れたんだよな。 」瞳を伏せる。 レンズ越しに、幼馴染の名前を呼んだ。 「……本当は、告発するつもりじゃなかった。 洗わせて、褒美とやらでお前の事も守りたかった。 ……過去形だ。もっと大事な人が出来た。」 ハンディカメラのボタンを押す。 赤いランプがちかちか点滅して、それから消えた。 「───さよなら。 大切な、俺の助手だった者よ。 孤独なお前もきっと寂しくなくなるような素敵な人に、 会わせてやりたかったよ。」 国中に、そして画面の向こうの確かな誰かへ向けた大きなW独り言Wは そうして紡ぐことを終えた。 (-120) 2021/10/04(Mon) 6:27:21 |
![]() | 【人】 1117 闇谷 暁>>貴戸/迷彩 独り言を収めたカメラに軽く触れて 録画された内容を確認すれば、ふ、と息を吐く。 恋人へ、お前も使うかと視線を向けた。 半分くらいは冗談だ。 「……高志、リョウ。 外に出たら行きたい場所、考えておけよ。」 三人分の『報酬』があれば 空論も叶うと思えるような気がする。 そんな未来に想いを馳せられることが どれだけ幸せなことだろう。 (22) 2021/10/04(Mon) 6:28:09 |
![]() | 【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「事情……」 ここを出ても近くに居てくれそうな人は、居る。 事情を少し話した相手は、居る。 だけどよくよく考えればそれは同一人物ではなく、なんとなく、頭が痛くなった気がして額を抑えた。 「外に出ても一緒に居てくれる親友ならできた。 アイツと俺は似た境遇だけど……明確に違うところがあるから、全部話すのは難しいな」 決定的な違い。 夢助は父親を愛している。 だけど俺は、母親を愛しながら、畏怖しているんだ。 「母さんを嫌いになることは出来ないけど……、愛されなくても一人で生きていけると確かめたいんだ。今の母さんをこの目で見ないと……俺にはわからないから」 だから、一度でいいから会いたいのだ。 今、あの人がどんな状態なのか目に焼き付けておきたくて。 「自分の権利は自分のために使いなよ。俺もまぁ、少しは貢献できてると思うし……。 だいたい数より貢献高いと思わない? 罰ゲーム受ける必要もない俺がキミにハメ撮りされたんだよ」 大事に見なくて良いんだけども。 少しだけ、ハメ撮りを許した事を後悔せざるを得ない。 (-121) 2021/10/04(Mon) 8:14:14 |
![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「──何で皆すぐ消えたり死んじゃうのかな」 ぽつり。もう暴れはしないけれど。 遥か彼方の自分から、つい最近の潤くんまで。 出会って好きになった相手は、みんな何処かで消えてしまう。 「でも、引き継げるんだ。コピーのコピー(35)でも。 感情じゃなくて、記憶だけを引き継ぐのかい。 ……これさ、今元気に記憶もってる俺の目の前が君が、新しい子を作ったとして。そっちが先に死んだ場合、真っ白上書きコピーとかになったりしないの?」▼ (*9) 2021/10/04(Mon) 14:18:45 |
![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「死を望んだのは“ただしい人”達でしょ。 同じじゃない事を酷く怖がる人達。或いは異端に害される前に排除したい人達。……単に“多数派”って言うだけの存在なのにね? 「俺、ずっと思ってたんだけどさ。 “ただしい人”とや、一緒に生きる必要あるのかな。 彰人くん、ただしい人を目指してたのって、ここから出る為じゃないの?ここを出た後もそれを目指して生き続けるの?」 「俺、君がここを出た後何をしたいか聞いたことが無いや」 「俺はね。結局のところ、“ただしい人”と相容れないから。 別にわざわざ害する気はないけど、不干渉でいられる──彼らを邪魔しない場所を探して、ただしくなくても、自由に過ごせたらって思う。……彰人君は、ここを出てどんな生き方をしたい?」 (*10) 2021/10/04(Mon) 14:22:00 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久 (-122) 2021/10/04(Mon) 14:24:41 |
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![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>闇谷/貴戸 きっと自分が生きていけるのは、この腕の中という小さな世界だろう。 だけど。 それだけでいい。 だから。 この小さな世界を守りたい。 ……守ると、今決めた。 「──、うん、 生きる 。二人と、……母さんに、報いたいから」 顔を上げる。そうして、新しくできた本当の夢を告げた。 少年が受け取った贈り物は、他者の幸いだ。 しかしそれは、決して奪った物ではない。 望まれ、自らの意思で分け与えられた物だ。 (23) 2021/10/04(Mon) 14:40:02 |
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![]() | 【魂】 7734 迷彩 リョウ【独白:愚者の贈り物】 少年の世界は狭かった。 自分と、鏡映しの母。登場人物は二人だけ。 少年の世界は幸せだった。 肯定と、愛情。苦痛や憂いなど存在しない。 そんな世界が誰かの幸福の上に作られていたと知るのは、12歳の朝のことだった。 数年に一度貰えた誕生日プレゼント。窮屈な身体を脱ぎ捨て、新しい身体を貰える大好きな日だ。当たり前だと思っていたし、窓の外を歩く人もそうだと思っていた。 ────それが、誰かに愛されていた筈の人間だったなんて。 ────誰も、誰も、教えてくれなかったじゃないか! 知らずに食べた食事に、人の肉が混じっていたとして。 何気なく歩いた一歩で、虫を踏んでしまったとして。 その人間は悪人だろうか。しかしそれは、間違いなく悪行だ。 お前が笑って生きられる世界になれば良いのになあ…………。 昔は、母に守られていた時分は、そうだった。 何一つ憂うことなく、この幸せが続くと思っていた。それが世界だと思っていた。 ──母さんはね、アンタが笑って生きられる世界にしたいの。 母が本当に守りたかったのは、きっと自分の心だったのではないかと、今になって考える。 真実を知ってしまえば、他者の心を知ってしまえば、笑って生きることなど不可能だ。 無知という幸福は、失えば二度と手に入らない。 少年が受け取った贈り物は、他者の幸いだった。 (_1) 2021/10/04(Mon) 14:42:42 |
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![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>闇谷/貴戸 どこかの誰かへ向けた大きな独り言を見守りながら。 世界の広さを思い、 自分の世界の狭さを想い、 どちらの方が重いか見比べた。 比べるまでもないと、内心気付いてはいたけれど。 「オレは二人が行きたい場所についていくよ。 そんで、そこで写真撮りたいな。 その景色を見せたい人がいるんだ」 机上の空論が理想である理由。 それは、社会の平等を崩しているからだ。 誰かが選ぶのならば、空論は容易く叶う。 それが得られない程に立場の弱い人間が、世界にありふれているだけで。 無知という幸福が無くとも、少年は笑った。 (24) 2021/10/04(Mon) 14:44:37 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久 (-129) 2021/10/04(Mon) 14:45:55 |
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![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>3:24 これは撫でているつもりはなく、煽り。おおよしよし、よくやってきたつもりですか? 感心ですね。この後勝手にカウンター喰らいます。 (-131) 2021/10/04(Mon) 15:47:17 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久「僕はなんもしとらん」 虚言でいいの。言うことを信じてもらえないでひどいめにあうんでなくて、ちゃんと嘘吐き野郎だから、こんなところにいるんですよ。それで自分の心を守ってる、保ってる。 (-132) 2021/10/04(Mon) 15:52:09 |
![]() | 【独】 9949 普川 尚久朝倉秘話は二か所くらい最下部反転術式をしたように思います。えっちでした。暴力ありがとう。すこしすっきりしたけど、普川にとっての麻薬や煙草みたいなものだから、なにかたりなくなって黒塚に「なぐって〜」をしに行くことになりました。 (-133) 2021/10/04(Mon) 15:58:12 |
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![]() | 【独】 9949 普川 尚久>>4:26 泣きたい気分を暴力を受けることで発散させてきたから、それくらいのことです。鏡沼さんに泣かせてもらえてよかったね。でもどんどん弱くなるね。どうやって立っていたんだったかな。 (-135) 2021/10/04(Mon) 16:05:33 |
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![]() | 【独】 9949 普川 尚久 (-137) 2021/10/04(Mon) 16:15:34 |
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![]() | 【魂】 7734 迷彩 リョウ【独白:透明なチップ】 夕日が差し込む職員用の給湯室に、二人の男がいた。 カウンセラーのひとりとして働く初老の男と、異能研究所で働く中年の男だ。 初老の男は以前少年が蛾の交尾を撮影し始めた際、駆けつけ彼の頭を叩き叱った者たちのひとりである。 缶コーヒーを飲む中年の男は、報酬の調査票に視線を落とす。 指先でとある欄を指し示し、とん、と指で叩いた。 「どうするんです、これ。Yさんのご両親が黙っちゃいないでしょ。 あなたの責任になるんじゃないですか?」 少年は本来、この企画に参加する筈ではなかった。 当然だ。映像に映る肉体に罪は無く、肉体の遺族も罪を犯していない真っ当な国民なのだから。 無実の人間の醜態を晒すなど、人権が失われつつある国でも非難は免れない。 そこにひとりの少年を加えたのは、初老の男だった。 彼に夢の口外を禁じた、最初の人間である。 「ま、そうだろうね。懲戒免職の前に辞めるよ」 競馬新聞にマーカーペンで印を付けながら、男は言葉を返す。 それは子供の未来など、彼らにとって世間話でしか無いことを如実に表していた。 (_2) 2021/10/04(Mon) 17:35:27 |
![]() | 【魂】 7734 迷彩 リョウ「あなたが迷彩のことを気に入ってるとは思いませんでした」 男は中身を飲み干し、空になった缶をゴミ箱に向けて投げる。 空き缶は壁に当たり、床に大きな音を立てて落ちた。 その音を片や眉間に皺を寄せながら聞き、片や小さく笑いながら聞いた。 「気に入ってるというか、賭けだよ。 他人の人生を賭けるやつ、一度やってみたかったんだ。 こういうドラマみたいなの好きだろ、世間様は」 「賭け?物好きですね、あなたも。 ……で、これは勝ったんですか。それとも、負けですか」 嘆息しながら空き缶を拾い、男は振り返る。 視線を受けた男は、印刷された騎手の目をペンで潰した。 「さあ。見方次第だろ」 どのカメラにも映らない部屋で行われたその会話は、誰の耳にも残らず消える。 独り言のような会話は、その内二人の記憶からも消え失せる。 ──少年は選ばれた。 ひとりでは叶わない夢も、誰かと共に挑めばそれは容易い。 その事実を示す黒いインクが、紙面に残る。 (_3) 2021/10/04(Mon) 17:36:25 |
少年A 迷彩 リョウは、メモを貼った。 ![]() (a46) 2021/10/04(Mon) 17:40:12 |
![]() | 【独】 7734 迷彩 リョウ>>3:c4 初老の男はこのハゲです。少年院に勤めるカウンセラーの内のひとり。 どんなに社会が腐敗しても、 人間はハッピーエンドが好きですから、ね…… こっそりとその可能性に賭け、そして勝ち、負けた人。 モブの描写ガッツリしてごめんな (-139) 2021/10/04(Mon) 17:45:35 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久「ああ……そのくらいが、ちょうど良いのかもな」 鼻を掠める、似た色の髪が擽ったい。 何だろうな、これ。……猫? 思って、くつりと喉を鳴らした。 不気味かも……。 回していただけの腕に、僅か、力が籠る。 据わりが悪い。 本当に、何だろうな、これは。 「うん。……理解し難い」 背を丸める。ずるーっと肩の辺まで頭がずり落ちる。 耳元で、「眠い」と呟いた。 (-140) 2021/10/04(Mon) 17:57:54 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人「おもたい」 何笑ってんだと思っていたら、勝手に腑に落ちられた。 理解し難いというのはそっくりそのまま返せるぞ。 「眠たいなら、寝たらいいじゃないか。 もっと寝やすくはしなよ、布団敷くくらいはしてやる」 「・・・・・・・・・・・・・・」 「もしもし?????」 (-141) 2021/10/04(Mon) 18:06:47 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「……死にはしない、終わるだけだ」 何度も言い聞かせた。いなくなる、わけじゃないと。 「なかったことには、ならない」 何度も言い聞かせた。だけど到底、自分でも受け入れられない。 「過去はなかったことにはなれない」 何度も言い聞かせた。それは、真である。 「この俺が、……」 「……、また俺が実ったら」 次こそ俺を構築するすべてを思い出す。 だからそのときは、酒でも奢れ。 いやだと、代わりにいってくれる声が聞けただけで。 きっと、成功だ。普通ができなくとも、成すことができた。 時間を与えてしまうが、大丈夫だろう。 俺か俺であることの、種は蒔いた。 帰る場所が、あることは悪くないな。榊潤。 そこは誰か特定の場所ではないが、この喜劇を耕したかいがあった。 (-142) 2021/10/04(Mon) 18:20:22 |
榊 潤は、普川 尚久の左瞼に口付けを送った。 (a47) 2021/10/04(Mon) 18:21:12 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久その日は、あなたに眠らされずとも心地よさそうに。 明るい部屋の中で、深く深く。 誰かに起こしてもらうのを待つかのように。 あなたの音を聞いて。 「……おやすみなさい、ご機嫌よう」 榊潤は眠りについた。 (-143) 2021/10/04(Mon) 18:24:05 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「……悲しくなんて」 通り越した、とは言い切らないが。 お前のほうが随分厄介なものに捕まってるじゃないか。 「とんだわがままをこちらも押し付けていた。 お前が笑えているのなら、少しはましだというものだ」 他人の不幸を見ていると落ち着くな、自分のことが些細に思える。 他人が大変なのを見ていれば、本当にこれは。 些事であったのだと、思い知らされる。 「……靖史」 「また、苗字に戻ったら。 しつこく怒ってくれ」 厄介事が嫌いな俺が起こしたミスが、今となっては合図になってしまう。 (-144) 2021/10/04(Mon) 18:33:45 |
普川 尚久は、榊 潤の眠りに、おやすみ。ほかのあいさつはしませんでした。 (a48) 2021/10/04(Mon) 18:34:26 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「だから、」 だけど、じゃない。 これを必然思おう、作られた舞台ではなく新しい確かな再演だ。 「お前にまた会う日まで」 笑えているといいな、悩んでる姿は似合わんぞ。 次はお前を可哀想だと思わないことを祈っている。 たとえ、記憶が戻らなくてもこの際、どうでもいい。 この世界が正しくないことを、 お前が、改めて俺に思い出させてくれた。 それだけで、俺は俺の世界を取り返しに行く。 (-145) 2021/10/04(Mon) 18:34:57 |
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![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗「……よかったな?」 (ハメ撮りの)出来栄えよくて。 「そうか。お前も外出てくるのか、……たまには会いたいな」 なんだか珍しそうなこの男から出てこなさそうな言葉が飛び出して。 「性欲処理に困らなさそうで」 最悪な言葉を付け加えて。 「……せいぜい、嫌がるか酒か食事でもおごれるぐらいになっているといいな」 社会に生かされることを。 社会に生きることを許される人間で有りたいと思う。 ここには、閉鎖的な世界にいた人間が多すぎる。 (-147) 2021/10/04(Mon) 18:44:45 |
![]() | 【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗「またな、素崎」 お前とは、またあと数度の別れをするが。 きっとお前は、傷付きはしない。 だが、またか。といい、"またか"と、落胆をして。 今日のことを思い出すのだろう。 それは、きっと、榊潤にとって心地よいいことになる。 「今日もいい夢が見れそうだ」 この日は眠らなかったか。 眠りたくて影によって眠らされた日だった。 「お前も風呂は入れよ。 補助してやるほど年寄りではないだろう?」 ひらりと手を振って、ご機嫌よう。 背を向けて、部屋を出ていくために歩き出した。 (-148) 2021/10/04(Mon) 18:45:08 |
![]() | 【赤】 8435 黒塚 彰人椅子に腰掛けた膝の上、指を組む。右手の親指のはらで、左の親指の爪を擦る。 そうやって、言葉に迷うような、言い渋るような、何とも表現し難い沈黙があって。 「ここを出て――大切な人と生きたいと、言っていた奴がいるんだが」 「…………心底、羨ましいな。 俺の大切な人は……あの“俺”は、もう、いない」 目の前の少年から視線を逸らしたまま、ぼそぼそと言葉を吐く。 己の声が、遠い。……あの人の声は、もっと、低かった。 「……記憶だけは、ここにある」 とん、とこめかみを人差し指で叩く。 今となってはもはや、この記憶だけが、あの人の存在を残している。 「まっさらにはならないな。 そいつの見た景色を、俺も見るだけだ」 は、と自嘲するように笑う。 降り積もって、いつまでも残り続ける。便利で、不便な仕組みだろう?▼ (*11) 2021/10/04(Mon) 18:47:35 |
8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/10/04(Mon) 18:48:14 |
8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/10/04(Mon) 18:48:36 |
8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/10/04(Mon) 18:49:05 |
8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/10/04(Mon) 18:49:37 |
8435 黒塚 彰人(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2021/10/04(Mon) 18:49:58 |
黒塚 彰人は、ただ―――― (a49) 2021/10/04(Mon) 18:50:18 |
黒塚 彰人は、 冷たい死の感覚が、いつまでも、いつまでも。忘れられなかった。 (a50) 2021/10/04(Mon) 18:50:45 |
![]() | 【赤】 8435 黒塚 彰人 (*12) 2021/10/04(Mon) 18:52:20 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤少年の胸を突き飛ばす。口元から飲み込み切らなかった液体が垂れる。 いくらかの文句を口にしたろうか。 起き上がることはたぶん、叶わなかった。 じき、重くなる瞼に抗えず、抗わず。 吐き出す息ごと吞み込むような口づけを拒む力も失せ、齎されたぬるい眠りの中へ沈んでいく。 後のことをその眼で見るのは共演者と、モニター越しの観客。 この男が目覚めるのは、この一幕が終えられてからのことだったろう。 (-149) 2021/10/04(Mon) 19:11:34 |
![]() | 【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久うん、はい、あー……などの相槌 (誤。正:生返事) を差し挟みつつ、長い手足で巻き付いた少年ごと横へ傾ぐ。「…………」 脇に置いてある畳まれたままの布団へもたれかかり、規則的な呼吸を立てはじめた。おやすみなさい。 (-150) 2021/10/04(Mon) 19:23:51 |
黒塚 彰人は、迷彩リョウたちの部屋の扉を叩く。 (a51) 2021/10/04(Mon) 19:31:19 |
![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>a51 黒塚 扉を開ける。 最初視界に飛び込んできたのは、人間の胴だった。 視線を上げる。自分を見下ろす双眸と目が合った。 「……何か用」 僅かに身構えた。 首にかけられた手を思い出す。貴方にとっては戯れでも、少年にとっては殺されかけた記憶だ。 (25) 2021/10/04(Mon) 19:41:24 |
![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「そう。羨ましいな。仲間だね、彰人くん。 ──俺も、一番大切な自分には“二度と会えない”し、 “誰も、その存在を証明も観測もできていない”から。 彰人くんは最期に話せたみたいだけど。 俺は未だに自分の中に“靖史”がいるのを認識できない」 「……生きてるのか死んでるのかすら、不明で、」 「俺と言う“自我を持った異能”が存在する事すら、証明ができない。 創くんの記事見た?異能が自我ってマズいらしいね色々と。 でも俺こうして普通に生活してるのって、普通に見逃されてるのか、ただの多重人格者の狂人 の“戯言”と思われてるのか」「──実は、最も存在があやふやなの、俺なんだよね。 記憶だけが、『私』と『僕』の存在を証明してくれる。俺にだけ、ね」 君はコピーがあるから。肉体があるから。 同時に二つの個体が存在する限り、『外部の観測』によって証明がなされるだろうけど。俺の答えは誰一人観測ができない。『ただの多重人格者の妄言』を否定できない。 「……俺は死んだ事がないから、羨ましいとは言わないけど。 ただ、『最も大事な自分を、他者から認められなかった』」 「その一点は、君と共感できると思っている」 ▼ (*13) 2021/10/04(Mon) 19:42:23 |
![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「彰人くんの異能は、寿命と記憶の問題で、死体と苦痛が出るんだよね?」 「──俺の異能、使えないかな。」 「結局の所、俺の“1番”は俺から変わらない。 普通に誰かの傍にいるならこれはハンデだけど、彰人君も同じでしょ。そして、俺は“君の為に君を無痛で殺すことができる”」 「昔の俺の『自分が1番』で『他の全てが2番』が、此処で変わった。今の俺には、2番も3番も付けられる。」 「だから、君に声をかけている。俺、“ただしい人”に紛れて生きていける気がしないよ。だから、……ここから出たら、」 「“ただしくない人”のままで生きられる世界を、 一緒に、探しませんか」 「例え1番が自分でも、“独り”は寂しいから」 (*14) 2021/10/04(Mon) 19:46:06 |
![]() | 【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人「おい。 なあおい何このまま寝てんのさ黒塚彰人 」キレそう(キレません)。 「 はあ……いいけどさあ 」少しの間、内心でだけで騒いで。 喧しくするのはそれでおしまい。 あとはなんにも気にしない。 逃がされないのは、いやじゃない。 ずっとほしい。 電気は消してしまおう。鍵も掛けておこう。 慣れた調子で影を使って。 おやすみなさい。僕は寝ないけどな。 (-151) 2021/10/04(Mon) 19:46:57 |
普川 尚久は、温度を感じていた。 影の中よりいいかもな。 (a52) 2021/10/04(Mon) 19:47:28 |
![]() | 【人】 8435 黒塚 彰人>>25 迷彩 開かれた扉。 視線を置いていた位置ちょうどに、少年の顔が現れた。 「顔を見にきた」 用件らしい用件はここに来る途中で耳に挟んだ噂話によって消えたので、本気でそれだけ。 顔を見るために他に用件を作るような殊勝さを持っていなかったので、これで目的は果たした。 「…………」 見慣れているであろう仏頂面で、少年を見下ろす。 その実、一つの事実を伝えるか否か、迷っていた。 (26) 2021/10/04(Mon) 19:52:05 |
![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>26 黒塚 「はあ?」 最初の出た感想は、その一言だった。 しかし以前別れ際に向けたような、敵意までは含まれていない。 「……オレ、別にもう死ぬつもり無いから」 お前、報いてやる気がないんだな あの日激昂したのは、隠していた本音を指摘されたからだ。 隠す必要の無くなった今、怒る理由はもう無い。 その視線を、死地に向かう人間に向ける物だと勝手に解釈して告げた。 「お前の言う事、ほんとはわかってたよ。謝るつもりはないけど」 (27) 2021/10/04(Mon) 20:00:47 |
![]() | 【赤】 8435 黒塚 彰人少年の顔を見上げて、目を細める。 眩しいライトはもう無いというのに。 「……つくづく、似ているな」 人間のなり損ない。 一番を自身と定める、ただしくないものたち。 「だが、お前は『俺じゃない』。 お前と違って、……違うものを、愛せる保証は無いぞ」 手を伸ばす。指輪の嵌ったそれに、指先を絡める。 交じり合う温度はやっぱり心地が悪くて、けれども少しばかり、マシになっているような気もした。▼ (*15) 2021/10/04(Mon) 20:03:48 |
![]() | 【独】 7734 迷彩 リョウ★リョウちゃんの資料室★ 【ある号外】>>3:c15 書くの大変だった。新聞って書くの難しい。資料探しに一番時間かかったな… 【週刊新世界】>>4:-128 >>4:-129 書くの大変だったPart2。元々メモで出す予定でしたが、せっかくなのでここで出しました。 【ある速報】 【ZRNニュース速報】2XXX年 児童連続殺人事件 迷彩サリ被告 死刑確定 最高裁 『最高裁が上告を棄却した為……、死刑が確定ですね』 『この事件は2XXX年から2XXX年にかけて発生した児童連続殺 ……コマーシャルに切り替わる。家族が車に乗り、海の見える道路を走っていた。 >>4:c17 >>4:c20 >>4:c21 >>4:c33 >>4:c35 書くの大変だったPart3。 特に速報部分。色んな速報画面の画像を漁った時間が長かった。 【診断結果】>>5:c30 >>5:c32 これ1番書くの大変だった。 古細菌が現代科学で解明しきれてないモンだからですね。 だからこそ解釈と可能性の余地があると思って採用したんですが、もうなんか……未知の世界すぎてヤバかった (-152) 2021/10/04(Mon) 20:14:02 |
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![]() | 【人】 8435 黒塚 彰人>>27 迷彩 変な顔をした。変な顔、としか形容しようのない、どの表情を選ぶべきか決め損ねたような顔だった。 「ここに来る途中で、聞いた。 ……お前が生きる気になったらしいと聞いて、」 つい、と合わさった視線を一度逸らして、また戻す。 それはたぶん、少年とのこれまでには、あまりない仕草だっただろう。 「……。……リョウ、」 手を伸ばして、ニット帽にぽすんと置く。 ふ、と笑う。こぼれたそれは案外、柔らかい。 「前から思ってはいたが――」▼ (28) 2021/10/04(Mon) 20:25:43 |
![]() | 【独】 8435 黒塚 彰人死ぬ必要もないくせ、死にたがって―― ――そのうえそれは本心ですらないときた。 馬鹿な子どもだ。 死ぬほどに愛した人間に、同じ道を――苦しい終わりを辿ってほしいと思うものなど、そうはいないだろうに。 愛した“俺”が、踏みにじられるようだったよ。お前の言うことは。 そんなお前が、生きる気になったらしいと聞いて。 よかったな、お前。 お前が嫌う、俺と同じにならなくて。 そんなことをはじめに思ったのは、たぶん、気の迷いだろうと思う。 (-154) 2021/10/04(Mon) 20:30:06 |
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![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「知ってるよ。その上で、そこも似てるから誘ったんだ。 俺もまだ、2番も3番も生まれただけで── 『自分以外を愛せてはいない』のは同じ。保証なんて俺もない」 指を絡められた手を見て、少し考えた後に。 もう片方に常に嵌めていた自分の右手の薬指の指輪を取る。 「凄くない?記憶ない状態で“それでも誰にも渡したくなくて”自分の両手の薬指に婚約指輪代わりに嵌めてたの相当だと思う」 「なのに一回、彰人くんこれ外して来たでしょ。君だけだぞ」 だから、責任取ってよ。冗談めかしてそう言って、 取った指輪を貴方の右手薬指に着けようとしてくる。▼ (*16) 2021/10/04(Mon) 20:39:32 |
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![]() | 【赤】 3839 南波 靖史「……保証も証明もないない尽くしだね、俺達。 だから考えてくれるって言ったから、それ、あげる。」 「気が向いたら別の指に着けてくれたらいい。 或いは、誘いもそれも不要と思えたなら捨ててくれていい」 「俺も、今着けている“この指輪の意味”が、 変わる事があるのか──1年、2年?もっとその先?わからないけど、」 「互いに、賭けてみよう。 それでも苦しかったら、終わらせよう。全部」 俺は幾らでも、『居てくれるなら』答えを待てるから。 本当に『ただしく人を愛せなかった』俺達なのか、 それを確かめる未来への誘いへの返事を、俺はずっと待ってる。 (*17) 2021/10/04(Mon) 20:40:03 |
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![]() | 【人】 7734 迷彩 リョウ>>28 >>-154 >>a54 黒塚 視線が逸らされるのは、いつものこと。 しかし。 再び合わさったのは、記憶する限り初めてだった。 手を伸ばされた瞬間、体が強ばった。 ぐ、と逃げそうになる足を踏ん張り、きつく目を閉じる。 手は頭に置かれた。 恐る恐る目を開ける。初めて見る柔らかい表情が、そこにあった。 「……、」 ぐりぐり、大人が子供にするような撫で方をされる。 これも、初めてだった。 初めてのことだらけで、少年の思考は数秒硬直してしまう。 ようやく言われた言葉を理解したのは、その手が離れた頃だった。 「── はああああ!? ケンカ売ってんのかテメェ!!」上書きするように自身の頭を撫でる。 体当たりで貴方を押し出し、勢いよく扉を閉める。 そうして、廊下には再び静寂が訪れた。 貴方が何故こんなことをしたのか、少年が理解する日はきっと遠い。 しかし、いつかその日はやって来る。 ……彼は、この先も生きるのだから。 (29) 2021/10/04(Mon) 20:43:01 |
![]() | 【独】 0251 鏡沼 創企画は終わり、馴染みかけた日常にもうすぐ戻る。 ―――出所が早まっただとか、早めようとしているだとかで、周囲はそれとなく慌ただしい。 『褒美』の申請はもうした。出所後の生活の保障。十分それが為されるならば、このような企画にもう参加しなくていいように。 早く出れるに越した事はない。 そう言った事に嘘偽りはない。しかし、急いて出る必要性も鏡沼創は感じていなかった。『異能』が通じるこの閉じた空間は、窮屈ではあるけれどその分身の安全も保証されていたから。 ……まぁ、またこのような企画があるならばその考えは改めるけれど。 そもそも、半ばこじつけ気味に入所した鏡沼創の少年院での生活は、それほど長い期間設定されていないのだ。 (-158) 2021/10/04(Mon) 20:49:26 |
黒塚 彰人は、扉を軽く叩き、閉ざされたままのそれへ向かって、 (a56) 2021/10/04(Mon) 20:49:27 |
黒塚 彰人は、「おはよう。おやすみ」 (a57) 2021/10/04(Mon) 20:49:37 |
黒塚 彰人は、言い損ねた挨拶を投げ。踵を返し、自分の部屋へ戻っていった。 (a58) 2021/10/04(Mon) 20:49:47 |
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![]() | 【魂】 少年A 迷彩 リョウ【独白:何故人を殺してはいけないのか】 少年は倫理を除かれ育てられた。 幸福になる手段は数多存在するが、概ね難しいことに変わりない。 幸福になる為の最も簡単な手段は、 他者から奪うこと である。腹が減ったのならば、誰かから奪えばいい。 居場所が欲しいのなら、誰かから奪えばいい。 本能のままに生きることは悪とされ、規律に従うことは善とされる。 性善説というものが生まれてから、人間は性悪なものとなってしまった。 人として生きる為に必要なものが日々増えていく中で、人為的な淘汰が生まれていく中で、とある親子は小さな幸いを手にした。 人を殺してはいけない理由。 それは自分と、大切な誰かが殺されない為に。 自分 誰かから、幸福を奪わない為に。 共感 他者を思いやる気持ちを得た少年は、漸く人間と成った。 ────幸福になる為の最も困難な手段は。 ──── 他者から与えられること 、である。 (_4) 2021/10/04(Mon) 20:54:21 |
![]() | 【秘】 市川 夢助 → 4274 素崎 真斗「ペットショップで犬買うとき、その犬に了承とったりしないのに……なんかめんどくさいよね」 根本的にあまり理解できていないらしく苦笑いしたが、撫でる手には心地よさそうに目を瞑った。 この親友がずっと隣にいてくれたらいいのにと 「割り切れなくはないんだけど……愛のないえっちってあんまり乗り気にはなれなくて あぁ、でも真斗は別だから。親友だし」 (-160) 2021/10/04(Mon) 20:54:34 |
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![]() | 【独】 0251 鏡沼 創―――鏡沼創は愛がわからない。 正確には他者へ向ける愛がわからない。 一定のラインを越える好意は束縛だ。 押し付けられ見返りを求められる愛情というものは泥濘のようだ。 鏡沼創は、ほどほどに長生きするのだろうなという確信がある。 鏡沼創は、死ぬ時はひとりであるのだろうという確信がある。 ずっと誰かの傍で生きてゆき、最期は誰にも知られずに死ぬのだろうと思う。 それが自身の普通なのだと、思っている。 誰になんと言われようと、『鏡沼創』はそれを当然と思って、ふらりと日々を生きていく。 それでも。 どこかの探偵の冤罪が晴れたというニュースを見て。 誰かの死刑が執行されたというニュースを見て。 身体の奥に一瞬燻る熱を思い出して。 ふと、ここを思い出す事もあるのだろう。 (-162) 2021/10/04(Mon) 20:56:12 |
鏡沼 創は、昨日も今日も『鏡沼創』だ。きっと、これからも。 (a60) 2021/10/04(Mon) 20:56:59 |
![]() | 【人】 0043 榊 潤目が覚めた、看守に頼んでキッチンを借りていた。 誰に食わすわけでもないのに、適当なパンを作っていた。 誰もいない食堂を見た。 誰もいない談話室を見た。 ひどく違和感を感じて、首を傾げて。 これは叔父に作ってあげたときの癖だろうか、と思い出す。 家事をすべてやっていたときの癖。 片付けも、食事も、外で買い物もさせてもらえなかったから。 家にあるもので何かを作らなければならなかったときの知恵。 (30) 2021/10/04(Mon) 20:57:15 |
![]() | 【独】 0043 榊 潤『潤は優れている』 異能を自覚していないのに。 『潤は賢い』 お前のためにしか動いていないのに。 『『潤は』』 会いたい二人はもういないのに。 また彼らの声がリフレインして、 (-163) 2021/10/04(Mon) 20:58:33 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「いいよ」 「“靖史”じゃなくて、ちゃんと“靖史”って呼んでね。ふみちゃんでもいいよ。それ、俺個人が付けて貰った名前だから」 「名字とか、戸籍に登録されてる“靖史”だと、俺が愛した人の方になっちゃうんだよ。だから、言われなくても怒るよ。 『あれだけ言ったじゃん!』ってさ」 “再演”と言う事は、つまりは一度幕引きだ。“終演”が訪れる。 「俺本当は物凄く執念深いから。 “ただしい人”のまま生きるの、認めるつもりないから」 「それを腹立たしいものだと、最初に教えられた潤ちゃんの事、置いていくつもりもないから。嫌って言われても助けにいくから」 (-164) 2021/10/04(Mon) 20:58:34 |
![]() | 【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「だから、今度会った時は、」 「半端に俺に 希望を与えた責任を負って貰うので」 「半端に私に 「証明に付き合って貰うよ。俺達に見つけられるべき── “ただしい”と違う、新たな“答え”がこの世界にあると」 「またね」 『さよなら』 (-165) 2021/10/04(Mon) 20:59:18 |
![]() | 【人】 0043 榊 潤「……」 足音がした、振り返った。 いつの間にか同室にされたやつだろうか。 この間適当に犯したやつだろうか。 やかましく笑いながら騒いでるやつだろうか。 笑って。真面目で。個性が強い。あいつ等だろうか。 「……食べるか?」 なんて、声をかけた。 なんだか、無性に美味いオムライスが食べたくなってきた。 (31) 2021/10/04(Mon) 20:59:20 |
迷彩 リョウは、これからも生き続ける。 (a61) 2021/10/04(Mon) 20:59:21 |
南波 靖史は、『南波靖史(やすし)』は、今度こそ終幕を見届けた。 (a62) 2021/10/04(Mon) 20:59:50 |
![]() | 【妖】 9949 普川 尚久「暗いところに行きたいな」 最初から、ずっとそれがあったのさ。 愛してくれる人がいて、食事や寝床に困らないくらいの、 高望みしない普通の幸せって、自分の幸福に思えなかった。 多分これがもっといっぱいいっぱい…… ──誰も彼もからあいされて、贅沢がいっぱいできて。 そんなふうになっても幸せにはなれないのが、漠然と感じられて。 それでも、きっとそれは決まっていることだって確信があって。 だから、幸せって言えない方に向かってみた。 結果としては、幸せとまでは言わないけど、 それまでの人生よりは満足感があると思えた。 ひどく扱われて、なんだか生きている心地がした。 自分が可哀想な立場になったり、不幸に見舞われる方向に 行こうとするのを止められないのは、知っているけど形にしていない。 ($0) 2021/10/04(Mon) 20:59:50 |
![]() | 【妖】 9949 普川 尚久 こんないびつな存在は、自分のほかになくていい。 だからなくそうとするんですよ。 可哀想な君らに、ほしいものをあげるよ。 ぼくだったらほしいから。 たすけたげるよ、他に引く手がないのなら。 ぼくはたすけてをずっと言えない。 自分で立ってられるだなんて、ただの意地だろうから。 ひとりはさみしいだろ? だから、手を取る誰かが現れるまでは、勝手に手を引いていたげる。 だれかができたら、ほどいていいよ。 たすけてが聞こえたら、そう思ったら、 ぼくもいつかいえるかな。 僕は好きに振る舞いますよ。 さみしいな だれかたすけて ($1) 2021/10/04(Mon) 20:59:52 |
9949 普川 尚久は、メモを貼った。 ![]() (a63) 2021/10/04(Mon) 20:59:55 |
![]() | 【赤】 8435 黒塚 彰人指輪の話……大概重たい、それを聞き。 いや、知らないが……? という顔をした。手慰みの行為で、何か意味を込めたつもりもなかった。そしてそれが己の指へ嵌められ、節のあたりに引っかかるのをぼうっと見ている。 「……心中する気はないからな」 そんなことを言いながら指を曲げ、関節のあたりに光る銀色を暫し眺めて。 不意に、そこへ口づけを落とす。 やっぱりそこに深い意味も、思慮も無かった。とりあえず、今のところは。 (*18) 2021/10/04(Mon) 21:00:00 |
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