人狼物語 三日月国

192 【半突発R-18】ダンジョン オブ イシュノルド【飛び入り、見物解禁】


【人】 液状生物 レマーン

―ある日 ダンジョン グラヴィーアと―


彼女の言葉からは、明確に敵意を感じる。
少なくとも、素直に言う事を聞いてくれる気はなさそうだ。

「――僕は、方法を提案に来たのさ。
おねぇさんが雇い主に『穴なんて本当はありませんでした。』と言ってくれればいい。
僕達は誰を手に掛ける事もなく、おねぇさんが傷つくことも無い。
どうだろう、おねぇさんにも損の無い話だと思うんだけれど。」

彼女を進んで害する事を望んではいない。
かといって、これ以上に住む場所を追われるハメになるのは避けたい。
この二つを両立させるなら、『穴』を嘘偽りで覆い隠してしまう事が一番都合がよい。
(22) 2023/01/03(Tue) 21:45:03