人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【人】 巡査長 清和

>>19 鬼走 添木

これから聞こえてくるであろう悲鳴を想像して、
清和は気品のある優雅な態度でくすりと微笑んだ。
こうなっている直接の原因だというのにまるで他人事のようだ。

昨晩はそこの後輩に飲ませるだけ飲ませ、自分も飲めるだけ飲んだ。
どちらが先に潰れるか、勝負しようじゃないか。だなんてバカをやって、
未成年たちには絶対に見せられない醜態も晒したような気もする。

本当のことを言えば、こうして涼しい顔している清和だって、
二日酔いで頭痛が酷いのだが、そんなことなどないように振舞っている。

清和は昔から、見栄と意地を張って涼しい顔するのは得意だった。
(35) 2021/08/13(Fri) 14:43:39