人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【人】 白昼夢 アルレシャ

>>76 ラサルハグ
敵2人の普段を知りはしないが、よくもまぁこんなに似たような声色で言葉を紡ぐもんだ、と思う。

2回3回と転がった先、背を向けての隙は作らないようにする。だから、止まるときには腹を踏まれているのだろう。
小さく脆い、けれど異性ほどの柔らかさはない身体に、二回りほども違う体格の踏み付け。

「かっ……!」

大丈夫、まだ死なない、まだ死ぬほどの痛みじゃない、無理矢理でもまだ動ける。

空気の塊が口から飛び出し、踏みつけるそのものの力もそれによって身体に入った力も、全てがさっきの銃創に響く。
けれど、踏み潰そうという動きではなく押さえつけようという動きならば。

ラサルハグの鳩尾に向けて、思い切りサブマシンガンの銃口を叩きつけるように突き上げようと。
つっかえ棒のようにするにはやや長さが足りないが、避けないならば抉り込めるだろうし、避けるなら殴りつけくらいはキャンセルできるはずだ。
横から邪魔が入らない限りは、だが。

(79) 2022/02/23(Wed) 0:24:30