人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 神崎 紅葉

「……うわあ、おれ神崎さんと喋っちまった」

[坊主頭の男子は耳まで顔を赤く染めて蹲る。
……その姿を見て、黒髪の男子生徒はどうしても口に出せなかった]

“神崎さんなんて生徒、うちのクラスにいたっけ?”


[いや、違う。確かにいた。覚えている。
クラスのマドンナだ。明るくて快活で、みんなの人気者で。
そんな人のことを忘れるなんてーー存在を疑うなんて、自分はなんて失礼なんだ。

きっとこれも全部暑さのせい。
もう帰ろうぜーー黒髪の男子生徒は友達に声をかけて、立ち上がった]
(83) 2021/07/21(Wed) 15:19:08